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中途採用面接における自己紹介の役割とは?注意点や例文も紹介!
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この記事のまとめ
- 自己紹介の役割は、「場の雰囲気を和らげる」「基本的なプロフィールを伝える」など
- 中途採用面接の自己紹介では、氏名・前職・意欲を伝えるのが基本
- 中途採用面接で自己紹介をするときは、要点をまとめて簡潔に話すのがポイント
- 中途採用の面接では正しい敬語を使うのが、社会人としてのマナー
「中途採用面接で自己紹介をするのはなぜ?」と疑問に思う方もいるでしょう。自己紹介は、場の雰囲気を和らげたり、自分の情報を企業に伝えたりするために行います。また、自己紹介をするときは、氏名と前職の業務内容、面接への意気込みを短くまとめて伝えるのがポイントです。このコラムでは、中途採用面接における自己紹介の役割や注意点、例文を紹介しています。
中途採用面接における自己紹介の役割
中途採用の面接において、自己紹介には「挨拶をして雰囲気を和らげる」「基本的なプロフィールを伝える」という役割があります。以下で詳しく解説します。
雰囲気を和らげる
面接における自己紹介の役割の1つが、雰囲気を和らげることです。中途採用に限らず面接の場では、緊張で体がこわばったり上手く声が出せなくなったりする傾向があります。そのため、面接官は、最初に自己紹介を行って応募者の緊張をほぐし、本来の魅力を引き出せるようにしています。
応募者の基本的なプロフィールを企業側に伝える
自己紹介には、自分の基本的なプロフィールを企業側に伝えるという役割もあります。氏名や職務経歴、前職での実績、業務で活かせるスキルなどを簡潔に伝えましょう。また、自己紹介の時間は1分程度が目安です。自己紹介の時間に、職務経歴を詳しく説明したり自己アピールしたりするのは避けましょう。面接官に「自己紹介の意味を理解していない」と思われる可能性があります。
自己紹介はどのタイミングでするの?
自己紹介は、開始の挨拶として、面接の最初に行うのが一般的です。面接官は、自己紹介の内容のほか、声の大きさやスピード、話しているときの表情・視線・姿勢も見ています。本番で失敗しないよう、自宅で鏡を見ながら自己紹介の練習をしておくと良いでしょう。「中途採用面接の流れやマナーは?要点を押さえて就職・転職を成功させよう!」のコラムでは、中途採用面接の流れや成功させるポイントを解説しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。中途採用面接の自己紹介で伝えたい3つのこと
中途採用面接の自己紹介では、「氏名」「現職(前職)」「面接への意気込み」の3つを伝えると良いでしょう。以下でそれぞれ解説します。
1.氏名
自己紹介では、最初に自分の名前をフルネームで言います。気持ちを落ち着けて姿勢を正し、面接官の目を見てはっきりと伝えるのがポイントです。緊張のあまり、早口になったり声が小さくなったりしないように気をつけましょう。
2.現職(前職)について
中途採用面接の自己紹介では、現職(前職)の仕事内容を説明します。業務に就いていた年数と担当業務、実績、スキルなどを簡潔に伝えましょう。職務経験や資格が複数ある場合は、入社後に業務で活かせるものに絞ってアピールするのが効果的です。
3.面接への意気込み
自己紹介の最後に面接への意気込みを伝えます。企業の魅力を伝えるとともに、「入社後どのように会社に貢献したいか」という言葉で締めくくると良いでしょう。一方で、自己紹介は自己PRをする時間ではないので、長くならないように注意が必要です。
自己紹介と自己PRの違いは?
自身の氏名や職務経歴など、基本的な情報を伝えるのが自己紹介です。一方、自己PRはこれまでの経験やスキル、長所、強みなど自身の魅力を企業へアピールするために行います。自己PRについて詳しくは、「自己PRとは?面接で話せる効果的な書き方を例文とあわせて紹介」のコラムをご覧ください。中途採用面接の自己紹介の例文
中途採用面接における自己紹介の例文は、以下のとおりです。
「●●(氏名)と申します。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は4年間、不動産会社の営業所で事務職に従事しておりました。前職では、主に見積書や請求書の作成、データ入力、顧客対応などを担当していました。お客さまと直接関われる仕事にやりがいを感じていましたが、マニュアル化された受動的な業務が多く転職を決意しました。お客さまの要望に応えるために、ときにはマニュアルを超えた発想や行動も必要だと考えており、主体的に提案・行動を起こせる御社に魅力を感じ、応募させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします」
中途採用面接の自己紹介では、氏名を名乗ったあとに前職で担当していた業務内容を簡単に説明しましょう。また、転職の回数が多い場合は、すべての職務経歴を話すのではなく応募先企業の業務に活かせる経験に絞って伝えるのがポイントです。
自己紹介の例文は、「自己紹介の例文6選!面接や履歴書で上手にアピールするコツを解説」のコラムでも紹介しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。
中途採用面接で自己紹介をする際の5つの注意点
自己紹介をするときの注意点は、「要点を押さえる」「無表情にならないようにする」「敬語を正しく使う」「専門用語を多用しない」「ほかの項目について語り過ぎない」の5つです。以下で詳しく解説します。
1.要点を押さえて話す
中途採用面接で自己紹介をするときは、要点を押さえ短くまとめるよう心掛けましょう。中途採用を行う企業では、未経験の新卒者を採用するときとは異なり、入社後即戦力となる人材を求める傾向があります。そのため、自己紹介の際は、前職での経験・実績・スキルを分かりやすく簡潔に伝えることが大切です。
2.無表情にならないようにする
自己紹介のときは姿勢を正して笑顔で話しましょう。無表情な自己紹介で良い印象を与えるのは難しいです。また、下を向くと、面接官に声が届きにくくなってしまいます。中途採用面接において自己紹介は、第一印象を判断する重要な時間なので、適度に相手の目を見てハキハキと話せるよう練習しておきましょう。
3.敬語を正しく使う
中途採用の面接では、正しい敬語を使うのが社会人としてのマナーです。たとえば、自分を指すときは男女ともに「わたし・わたくし」と言い、応募先企業のことは「御社」と呼びます。ほかにも、「とても」は「非常に、大変」に、「読みました」は「拝読しました」に言い換えるなども、面接前に覚えておきたい敬語です。「面接で言葉遣いを間違えたら落ちる?気にしすぎ?マナーや敬語一覧も紹介!」のコラムでは、就職・転職の際に間違えやすい敬語を一覧で紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
4.専門用語を多用しない
中途採用面接の自己紹介では、専門用語を多用しないように気をつけましょう。専門的な知識や技術を持っている方は、無意識のうちに普段使い慣れている専門用語や略語などを使用してしまうことも考えられます。しかし、面接官へ内容が正確に伝わらなければ、十分なアピールは難しいです。特に、前職の業務内容や実績を説明するときは、理解しやすい言葉を選ぶことが大切です。
5.ほかの項目について語り過ぎないようにする
自己紹介のときに、ほかの項目について語り過ぎるのは避けたほうが良いです。転職理由や自己PR、志望動機を伝える時間は自己紹介とは別に設けられています。自己紹介の時間を多く取り過ぎると、「要点をまとめる能力がないのでは?」「質問の意図を理解していなのでは?」と、ネガティブな印象を与える可能性があるので注意しましょう。
話すことを忘れてしまったらどうする?
自己紹介で話すことを忘れてしまったら、氏名を名乗ったあとに面接の機会をもらったことに対する感謝の言葉を伝えて、焦る気持ちを一旦落ち着かせましょう。中途採用の面接は、覚えた文章を発表する場ではなく、面接官とコミュニケーションを図る時間だと心得るのがポイントです。面接で緊張する方も多いでしょう。焦らず普段どおりの力を発揮するには、練習を重ねることが大切です。自己紹介の文章を声に出して読んだり、鏡の前で自分の表情を確認したりしておくことをおすすめします。
中途採用面接の自己紹介を1人で考えるのが不安な方は、第三者の意見を聞いてみるのも方法の1つです。若年層に特化した就職・転職エージェントのハタラクティブでは、「未経験で実績がなく、自己紹介で何を話したら良いか分からない…」といったお悩みにプロのアドバイザーが答えます。また、「新卒と中途採用で自己紹介の文章を変えるべき?」「転職回数が多いときはどうすれば良い?」などさまざまな疑問にも対応。マンツーマンでカウンセリングを実施し、面接対策から応募書類の添削、スケジュール管理まで幅広くサポートします。サービスはすべて無料なので、ぜひ一度ご相談ください。
中途採用面接に不安がある方向けのQ&A
ここでは、中途採用面接に不安を抱く方の疑問にQ&A形式で回答します。
面接官に好印象を与える身だしなみのポイントは?
面接時の身だしなみのポイントの1つが、清潔感です。スーツやシャツの皺と汚れを取り、髪型を整えましょう。中途採用面接の服装や小物の選び方に迷ったときは、「中途採用面接の服装のポイントは?スーツの選び方や好印象を与えるコツ」のコラムを参考にして、準備を進めてみてください。
中途採用面接の選考結果はいつ届く?
一般的に、選考結果は1週間程度で届くことが多いです。ただし、企業によっては10日~2週間ほど掛かる場合もあるようです。一方で、中途採用面接を行った当日や翌日など数日以内に結果が分かることもあります。面接結果の連絡がなく不安なときの対処法は、「中途採用面接の結果が遅いときは不合格?連絡が来ない場合の対処法を解説」のコラムを参考にしてください。企業への連絡方法についても解説しています。
逆質問が思いつかない…
「入社までに学んでおくことはありますか?」「入社後すぐに参加できるプロジェクトはありますか?」など、入社意欲をアピールできる質問をするのがおすすめです。逆質問が思いつかなくても、「特にありません」という回答は避けましょう。また、待遇や福利厚生に関することばかり質問したり、会社案内に記載されている内容や面接中に済んだ話題に関する質問をしたりするのも同様です。「中途採用面接の逆質問で好印象を与えよう!6つの注意点や例文を紹介」のコラムでは、中途採用面接で好印象を与えられる逆質問の例文を紹介しています。
自己紹介で話すことがないときはどうすれば良い?
休日に何をして過ごしているかを考えてみるのも1つの手です。継続的な趣味がない場合は、一度体験して楽しかったことや一時的に夢中になったことでも問題ありません。これまでの自分を振り返って自己分析をしてみましょう。「ハタラクティブ」では、自己分析のやり方や中途採用面接のアドバイスを行っているので、お気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。