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試用期間中に退職したい!切り出し方や理由の伝え方とともに例文を紹介
更新日
この記事のまとめ
- 試用期間中に退職したいときは、最低でも2週間前までに上司へ申告する
- 試用期間中の病気やケガなど、やむを得ない事情がある場合は即日退職が可能
- 試用期間は1~6ヶ月程度が一般的で、企業が採用者の適性を判断するために設けられる
- 試用期間中に退職する際は上司へ相談のうえ退職届を提出し、業務の引き継ぎをする
- 試用期間中の退職を繰り返さないために、転職エージェントを活用するのも一つの方法
「試用期間中に退職できる?」「退職理由として会社と合わない旨を伝えても良い?」と疑問に感じている方もいるでしょう。試用期間中も退職は可能ですが、基本的に即日退職はできないので2週間前までに上司へ相談する必要があります。退職理由は自分の反省点を述べるのが賢明です。
このコラムでは、試用期間中に退職するメリットやデメリット、退職理由の例文を解説します。参考にしながら、退職すべきかどうか考えてみましょう。
試用期間とは
試用期間とは、企業が採用した人材の適性を見極めるために設けられている、本採用の前のお試し期間のことです。正社員・アルバイト・派遣などの雇用形態に関わらず、本採用の前に1~6ヶ月ほど試用期間を経験するのが一般的です。試用期間の長さに明確な規定はないものの、長くても1年間という考え方が主流といえます。理由のない試用期間の延長や度重なる延長は、社会通念に反するとされています。
試用期間中の待遇や研修期間との違いは「試用期間とは?解雇されやすい?給料や社会保険についても解説」で解説しているので、あわせてご覧ください。
試用期間が設けられている理由
試用期間が設けられているのは、企業が対象者の試用期間中の働きぶりを見て、採用者を本採用するか否かを判断するためです。判断基準は企業によって異なりますが、業務スキルだけでなく人柄や勤務態度、自社の風土に馴染めそうかなどを見られています。
なお、試用期間中に正当な理由なく解雇されることはありません。職種によっては能力不足を理由に退職を勧奨されることもあるようですが、一般的には試用期間中に高度なスキルを求められる仕事は少ないでしょう。
試用期間中の退職勧奨は自己都合退職にはならない
退職勧奨を受け入れ退職する際、会社が提示する合意書に自己都合退職と記載されていないか確認しましょう。「自己都合退職」とすると、失業保険の受け取りや転職活動に影響をおよぼす可能性があるため、会社都合としてもらうのがおすすめです。「試用期間は解雇されやすい」というわけではない
試用期間であるからといって、些細な理由で解雇されることはありません。たとえば、「仕事でミスをしたから」「社風に合わない人材だったから」などの理由は、正当な解雇理由とはいえないでしょう。「本採用されるまでは絶対にミスをしないようにしないと」と必要以上に気負うことはないので、安心してください。
ただし、経歴を詐称した場合は解雇を言い渡される可能性があります。ほかにも、もっていない資格を保有していると嘘をついたり、勤務態度が著しく悪かったりすると、解雇になる場合があるでしょう。
試用期間中に解雇されるケースについては「試用期間中にクビになる可能性はある?主な理由や前兆も解説」で詳しく紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
退職しても勤務した分の給与はもらえる?
試用期間中に退職する場合も会社と雇用契約を結んでいるので、働いた分の給与は受け取れます。ただし、試用期間は本採用とは異なる給与額を設定している企業もあるようです。退職する前に試用期間の給与額や出勤日数などを調べておき、退職後は念のため契約どおりの給与が振り込まれているか確認しましょう。
試用期間中の退職は可能?
試用期間中でも退職はできます。ただし、「退職の意思を伝えたら翌日から仕事に行かなくても良い」というわけではありません。以下では、民法第627条の内容を参考にしながら、退職を申告するにあたって知っておくべき基本的な決まりごとを解説します。
退職希望日の2週間前までに伝えるのが基本
試用期間かどうかに関わらず、仕事を辞めたいときは退職希望日の2週間前までに上司へ伝えるのが基本です。民法「第627条」でも、雇用期間が定められていない場合は、退職の申告から2週間経てば契約が終了になる旨が記載されています。
ただし、試用期間とはいえ、退職までには自分の業務を引き継いだり、会社が人材を募集したりする時間が必要です。会社側に迷惑をかけないためにも、「2週間前までに言えばいいや」と考えるのではなく、退職を決意したらなるべく早く伝えるようにしてください。
また、就業規則で「退職は1ヶ月前までに申告すること」と定められている場合は、それに従って申し出ましょう。なお、契約期間が決まっている有期雇用の場合は、原則として契約期間が満了する日まで退職できません。
試用期間中でも即日退職が可能な場合もある
試用期間中に体調不良やケガなどによって仕事ができなくなってしまった場合は、即日退職が認められます。ほかにも、パワハラや給与の未払いなど会社から不当な扱いを受けた場合も、即日退職が可能です。
このようにやむを得ない理由があるときは、退職を申し出てから2週間待たなくても仕事を辞められます。
試用期間中でも退職理由ははっきりと伝える
試用期間中に退職を決意したら、円満退職のためにも理由をはっきりと伝えましょう。退職理由をあいまいにしていると、誤解を招いたり会社側から引き留められたりする可能性があります。労働条件や職場環境に不満がある場合、上司や同様に改善の余地があると判断され、説得を受けるケースがあるでしょう。しかし、個人的な事情ややむを得ない理由がある場合は明確に説明し、自分の意志を伝えることが大切です。退職時にトラブルが発生すると、その後の転職活動で伝えづらくなり不利になってしまう可能性があります。円満退職ができれば、その後の転職活動にも良い影響を与えられるでしょう。
参照元
e-Gov法令検索
民法
試用期間中に退職したい場合の適切な流れ
試用期間中に退職したいときは、「上司に伝える→退職届を提出する→業務の引継ぎをする」の流れで進めるのが社会人としてのマナーです。以下の解説を参考にしながら準備をしましょう。
試用期間中に退職したい場合の適切な流れ
- 直属の上司に伝える
- 退職届を提出する
- 業務の引き継ぎをする
1.直属の上司に伝える
退職の意思は、直属の上司に口頭で伝えます。同僚や取引先など上司以外の人に先に伝えてしまうと、トラブルの原因になる恐れがあるので注意が必要です。
上司に伝える際は、仕事中にいきなり退職したい旨を伝えるのではなく、アポイントを取って相談の時間を設けてもらいましょう。試用期間中の所属部署や直属の上司が明確でない場合は、会社の人事担当者に連絡をします。
2.退職届を提出する
上司に退職したい旨を伝えたあとは、試用期間であっても退職届を提出するのが一般的です。指定のフォーマットが用意されている場合は、氏名や退職日などを記入し退職手続きをします。
退職届の書き方の指定がない場合は、「試用期間に退職届は必要?即日で辞められる?書き方と提出マナーの基本」を参考にしながら自分で作成しましょう。なお、退職届を会社が受理したあとに退職を撤回することは基本的にできないので、本当に退職すべきなのかを慎重に考える必要があります。
3.業務の引き継ぎをする
退職日が決まったら、試用期間中に自分が担っていた業務の引き継ぎを行います。業務の進行状況を書類やデータにまとめておくと、後任者が理解しやすいでしょう。文字だけで伝わりにくいことは、引き継ぎ作業を行う際に口頭で説明をします。
試用期間とはいえ、退職日を迎えるまでは会社の一員です。退職の際は周囲の人へ感謝の気持ちを伝えるとともに、自分の仕事に責任を持って引き継ぎを行いましょう。
退職までの流れや手続き方法についてさらに詳しく知りたい方は、「退職までの流れと手続きを解説!上司にはいつ伝える?転職活動はいつ行う?」を参考にしてください。
退職したい旨は電話やメールで伝えても良い?
退職について上司に相談するときは電話やメールではなく、相手の顔を見て伝えるのが社会人としてのマナーです。たしかに、退職したい旨を面と向かって話すのは勇気が必要です。「電話やメールのほうが手軽に伝えられて良いのでは」と感じることもあるでしょう。しかし、表情が見えないと自分の気持ちが相手に伝わりません。円満に退職するためにも、直接顔を見合わせ誠意をもって伝えることが大切です。
試用期間中に退職を申し出るときの例文【理由別】
ここでは、試用期間中に退職を申し出るときの例文を理由別に紹介します。退職理由をどのように伝えれば良いか迷っている方は、以下を参考に考えてみましょう。
希望していた業務に就けなかった場合
試用期間の立場で大変申し訳ないのですが、退職のご相談をさせていただけますでしょうか。
試用期間中に担当した業務が、入社前に希望していたものと違ったという方もいるでしょう。その場合は、会社や業務内容を批判するのではなく、あくまで自分の主観と自分の都合で退職する旨を伝えることが大切です。
社風が自分に合わない場合
まだ試用期間中という立場で、大変申し訳なく思っています。ただ、退職するなら早い決断のほうが良いと思い、お伝えさせていただきました。
試用期間中、社風が合わず精神的に苦痛を感じて退職を決意する方もいるでしょう。事前の調査をしていたとしても、会社の雰囲気は実際に働いてみなければ分からない部分が多いものです。
しかし、試用期間の退職理由として、自分が感じた苦痛やストレスを上司にそのまま伝えるのはおすすめできません。試用期間中に社風が合わないと感じた理由を詳細に伝える必要はないので、自分が会社に順応できなかった旨を端的に説明すると良いでしょう。
病気やケガで働けなくなった場合
試用期間中にこのようなお話をすることになり大変申し訳ありませんが、退職させていただきたく、ご相談させていただきました。
試用期間中に病気やケガをして就労が困難になってしまった場合は、正直に理由を伝えます。医師の診断書を提出するとともに退職の意思を伝えると、よりスムーズに受け入れてもらえるでしょう。病気やケガが理由の場合は、退職ではなく休職を提案されることもあります。
しかし、退職したいのであれば、うやむやな返事はせず「ご迷惑を掛ける訳にはいかないので、退職させてください」とすでに意志が固いことを伝えましょう。
家庭の事情で退職せざるを得ない場合
試用期間中に退職することになってしまい大変申し訳ないのですが、サポートできる家族が私しかいないため、ご理解いただけますと幸いです。
試用期間中だったとしても、家族の介護やパートナーの転勤にともなう引っ越しなど、家庭の事情で退職せざるを得なくなった場合も、正直にその旨を伝えれば問題ありません。
試用期間中に会社を円満退職するコツや伝え方の例文は「円満退職するための伝え方は?上司への切り出し方や注意点もご紹介」のコラムでも紹介しているので、こちらもチェックしてみてください。
ハタラクティブ在籍アドバイザーからのアドバイス
「試用期間でギャップを感じた」「希望していた業務に就けなかった」など試用期間中に退職を考えることはあるでしょう。試用期間で退職することは大きな決断になるので、今後のキャリアをふまえて慎重に行動するのがおすすめです。退職するか悩んでいる方は、どうして退職を考えているのか、その理由を整理してみてください。退職する理由を考えることで、今の会社で改善できることはないのか、今後どのような仕事をしたいのかを知るきっかけになりますよ。
ただ、退職や今後のキャリアについて一人で考えることはなかなか難しいので、転職のプロに相談するのがおすすめです。自分だけで悩むよりも、相談することで解決につながる具体的なアドバイスをくれる場合もありますよ。
ハタラクティブは、完全無料で就職・転職のサポートを行うエージェントです。今後の仕事の方向性を見つけるための自己分析や求人情報の提供、応募書類の添削、面接のアドバイスなどを幅広くサポートしています。退職するか悩んでいるなら、ぜひ私たちに相談してくださいね。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
試用期間中に退職するメリット・デメリット
試用期間中の退職には、メリット・デメリットの両方があります。退職を検討している方はそれぞれを把握し、本当に辞めるべきかを判断できるようにしましょう。
メリット
試用期間中に退職すると、「ストレスから開放される」「第二新卒として転職活動ができる」といったメリットがあります。退職すべきか悩んでいる方は、以下を参考に検討してみてください。
ストレスや苦痛から開放される
仕事内容や人間関係が辛い場合、退職すれば苦痛やストレスから解放されるのがメリットです。ストレスを抱えたまま働き続けると、体力的にも精神的にも疲れが溜まってしまいます。
試用期間が終了し本採用になってからでは、退職を言い出しづらい・契約期間満了まで退職できないということもあります。どうしても仕事がつらい・限界を感じている場合は、業務に支障をきたす前に退職を考えるのが良いでしょう。
第二新卒として転職活動ができる
新卒で入社後、試用期間中に退職した方は第二新卒として転職活動が可能です。第二新卒とは、就職後3年以内に退職した人を指します。短期間であっても正社員として社会人経験がある第二新卒は、近年の転職市場で需要が高い傾向にあります。
また、試用期間は残業が少なく面接の時間を確保しやすいので、退職前に転職活動を始めるのがおすすめです。
第二新卒の転職のコツは、「第二新卒の転職準備でやるべきこととは?面接対策や企業研究のコツも解説!」で解説しているのでご一読ください。
デメリット
試用期間中に退職すると転職活動の際、企業へマイナスな印象を与える可能性があります。退職する場合は、以下のデメリットも知ったうえで慎重に検討しましょう。
転職活動時にマイナスな印象を与える可能性がある
転職活動の際は、試用期間内に退職した職歴も履歴書に記入する必要があります。そのため、選考の際に短期間で退職した事実をマイナスに捉える採用担当者もいるでしょう。また、「根気がなくすぐにあきらめてしまう性格なのでは」と懸念される可能性もあります。
正社員は長く勤めることが前提です。試用期間中に退職した場合は、採用担当者が感じる不安を払拭できるようなアピール方法を考える必要があるでしょう。
雇用保険未加入の場合は履歴に残らない
試用期間中に雇用保険に加入しなかった場合は、働いていた事実が記録として残りません。雇用保険加入履歴を残したくない人にとってはメリットともいえますが、その間を「何もしていない空白期間」と捉えられてしまう場合もあります。また、短期間であっても雇用保険に加入していたならば、履歴書に書かないと経歴詐称になるので注意が必要です。
転職時の注意点と成功のコツは、「転職のありがち失敗例を紹介!後悔しない選択と成功のコツとは」をチェックしてください。
在籍期間が1年未満だと失業保険をもらえない
自己都合で会社を退職する場合、在籍期間が1年未満だと失業保険(雇用保険の失業手当)をもらえません。退職後の生活のことも考えて退職日を検討し、その日を迎える前までに転職先が決まるよう準備を進めることが大切です。仕事が合わないことが理由で試用期間中に退職したくなった場合は、「仕事が合わないとすぐ辞めるのは甘え?理由は?転職前にできる対処法を解説」を参考に本当に退職すべきかどうか考えてみましょう。
試用期間中の退職時に知っておきたいこと
試用期間中に退職する際、スムーズに進めるためにいくつかのポイントを理解しておきましょう。
勤務日数分の賃金は受け取る権利がある
試用期間中であっても、働いた分の賃金を受けとる権利は保障されています。退職を伝えたからといって、会社側が給与の一部を差し引いたり、入金をしなかったりする行為は法律上認められていません。
退職時は最終的な給与明細や振込金額を確認し、不当に差し引かれていないか必ず確認しましょう。最終日までしっかり勤務していたのであれば、給与は全額受けとることが義務付けられています。
もし、給与が振り込まれなかったり一部しか支払われていなかったりする場合は、すぐに会社へ連絡して支払いを求めましょう。
指導料の名目での支払いは受ける必要がない
一部の企業では、試用期間中の退職者に対して指導料という名目で金銭を請求するケースがあります。
しかし、会社側から退職者に対しての請求は違法の可能性があります。労働基準法「第16条」では、違約金や損害賠償の予定を禁止しており、退職者に対して指導料を請求するのは法律違反になる可能性が高いでしょう。
もし、会社から指導料といった金銭を請求されても、支払いに応じる必要はありません。万が一支払ってしまっても返還請求できる場合があるため、弁護士に相談して適切な対応をとりましょう。
参照元
e-Gov法令検索
労働基準法
会社から損害賠償請求は認められない可能性が高い
試用期間中の退職に対して、会社側から損害賠償を請求される場合がありますが、認められる可能性は低いといえます。民法「第628条」では、「当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。」と定められています。
やむを得ない事由が従業員側にあり雇用契約が解除になった場合、やむを得ない事由が従業員のみの過失によって生じた場合は、会社側から損害賠償を請求できる可能性はゼロではありません。
しかし、試用期間中であっても法律に従った手続きを踏んで退職をすれば、会社側からの損害賠償請求は認められない可能性が高いでしょう。必要であれば弁護士に相談し、適切に対処することが大切です。
参照元
e-Gov法令検索
民法
試用期間中の退職を繰り返さないためには
試用期間中の退職を繰り返さないためには、転職活動の際に自己分析や企業研究を徹底することが大切です。また、就職・転職エージェントを活用し、サポートを受けてみるのもおすすめです。転職後のミスマッチを防ぎたい方は、以下を参考にしてみてください。
自己分析と企業研究を行い情報をまとめる
応募する企業を選ぶときは自己分析を行い、「どんな仕事をしたいか」や「自分の強み・弱み」を客観的に知ることが大切です。今まで努力したことや得意な作業などを振り返り、「なぜ頑張れたのか」「なぜ楽しいと感じたのか」を深掘りします。
自己分析のやり方が分からない方は、「自己分析のやり方が知りたい!簡単にできる方法や就活に活かせるコツを紹介」を見ながらノートに書き出してみましょう。
企業研究では待遇や給与だけでなく、求められる人物像やスキルなどについて調査し、自分の能力を活かせる環境かどうか分析します。企業のWebサイトには企業理念や事業内容をはじめ、実際に働いている人のインタビューが掲載されている場合もあるので、よく読んで情報をまとめましょう。
転職活動は在職中に行う
転職活動は退職後ではなく、在職中に行うのもポイントです。退職すると収入源が途絶え、「早く再就職しないと」と焦ってミスマッチの企業を選んでしまうリスクがあります。
転職活動は一般的に3ヶ月前後かかるといわれているため、その期間を見越したうえで転職活動を開始しましょう。
就職・転職エージェントを活用する
試用期間中の退職を避けたい方には、就職・転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントでは、人材を募集している企業と直接話をしています。そのため、企業の労働実態や社風など、一般的には入社してからでないと分からない情報を得ることが可能です。
また、プロのアドバイザーが在籍しているので、自分に合う仕事をより客観的な視点から提案してもらえます。
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試用期間の退職に関するお悩みQ&A
試用期間での退職は、どこまでが正社員と同じルールなのか分からない方も多いでしょう。ここでは、試用期間中に退職する場合のお悩みをQ&A方式で解決していきます。
試用期間の1ヶ月目で退職したくなりました…
試用期間中に退職することは可能ですが、会社を退職するときは2週間前までに申告が必要であると民法で定められています。また、企業によっては1ヶ月前までの申し出が必要な場合もあります。
退職を申告するタイミングについては、このコラムの「退職希望日の2週間前までに伝えるのが基本」で解説しているのでご覧ください。
試用期間中でも退職届を出す必要がありますか?
試用期間中の退職であっても、退職届を提出するのが一般的です。
ただし、いきなり退職届を出すのではなく、まずは直属の上司に退職したい旨を相談しましょう。退職までにやっておくべきことや退職届を出すタイミングについて詳しく知りたい方は、「退職届はいつまでに出す?提出のスケジュールと必要な手続きを紹介」をご覧ください。
試用期間中に退職したい…理由はどう伝えれば良い?
早期退職に至ってしまったことに対して反省点を伝えるのがポイントです。退職理由は家庭の事情や体調不良、社風が合わないなど人それぞれです。やむを得ない理由があるときは、正直に伝えれば問題ありません。
待遇や人間関係に不満を感じて退職する場合は、会社のせいにしないよう注意しましょう。
「試用期間中に辞めるときの言い方とは?円満退職に向けて手順を解説」では、円満退職のポイントをまとめています。
試用期間中の退職を履歴書に書かなければバレる心配はない?
履歴書に書かなくても、試用期間中に雇用保険に加入していればバレてしまいます。企業は、採用した従業員の雇用保険加入履歴を確認できるためです。経歴を偽ると内定取り消しや解雇の恐れもあるので、試用期間中の退職もきちんと履歴書に書きましょう。
書き方に不安がある方は、「試用期間中の退職は履歴書に書く?書かない?例文と書き方のコツを紹介!」をチェックしてください。
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- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。