試用期間で退職したときの履歴書の書き方は?アドバイザーに聞いてみました!

試用期間の数週間で退職した経歴があります。履歴書に記載しなくても良いですか?

正社員として働いていたのですが、実は試用期間内の数週間で退職してしまいました。在籍期間が短いため履歴書に記載しなくても良いですか?記載することで企業側に悪い印象にならないでしょうか。

短期離職であっても、経歴として履歴書に記載したほうが良いでしょう。試用期間中の退職は、経歴として扱って良いものか迷うことも多いようですが、経歴詐称になることを防ぐためにも、書くことをおすすめします。

就活アドバイザーに詳しく聞いてみました!

試用期間で退職したときの履歴書の書き方は?アドバイザーに聞いてみました!

試用期間中に退職してしまった人の中には、履歴書の職歴に書くべきがお悩みの方も多いでしょう。試用期間とはいえ、雇用契約を結んで働いていたい以上、履歴書には職歴として記入する必要があります。このコラムでは、試用期間内に退職してしまった人が退職理由をポジティブに伝えるコツを、就活アドバイザーに聞いてみました。短期間で退職してしまい、転職活動にお悩みの方は、参考にしてください。

試用期間中の退職も履歴書に記載する

試用期間に働いていたことは、職歴として履歴書に記載する必要があります。「研修や雑務が多く、経歴に書けるような仕事をしていないから」「短期離職は印象が悪そうだから」と隠したいと考える人も多くいますが、履歴書に事実と異なる情報を書くことはNGです。その期間無職だったわけではないので、短期間であっても正直に申告しましょう。

試用期間とは

試用期間とは、採用予定者に実際に仕事をしてもらい、適性があるかを見極めるための期間のことです。お試しの期間ではありますが、雇用契約は結んでいます。そのため、履歴書には本採用と同等に記入する必要があるでしょう。
試用期間について、法律で明確な定義はありません。期間は1ヶ月から6ヶ月、長くて1年ほどが一般的でしょう。会社によっては、試用期間中の給与が本採用より低く設定されていることもあるようです。それ以外の雇用保険や健康保険、有給休暇などの待遇は、本採用と同等に扱われます。試用期間や、試用期間中の退職については、「試用期間中に退職したい!退職理由の伝え方や注意点を解説」も参考にしてください。

履歴書に記載しなくても保険加入履歴から判明する

履歴書に試用期間中に退職したことを書かなくても、転職先は過去の職歴を調べることができます。転職先の会社で社会保険加入の手続きを行う場合、以前の会社で保険に加入していた履歴を確認できるためです。試用期間中でも保険には加入していた場合は、履歴書や選考では隠せても、いずれ明らかになってしまうでしょう。
あとから判明するよりも、最初から経歴を正しく伝えていたほうが好印象を与えられます。履歴書には、経歴を嘘偽りなく記入してください。

履歴書に正確な履歴を書かないのは経歴詐称

経歴詐称には、虚偽の情報を書くことだけでなく、伝えるべき情報を伝えないことも含まれます。そのため、「試用期間中の退職だから履歴書に書かなくて良い」と勝手に判断して省略すると、経歴詐称と捉えられることもあるでしょう。

解雇になるレベルの経歴詐称

学歴詐称や職歴詐称、犯罪歴の有無など意図的に事実と異なる経歴を提出して入社した場合、経歴詐称とみなされて解雇されることも。会社によっては、解雇した経歴を避けるために自主退職を勧告することもあるようです。
解雇・退職までいかなくても、経歴詐称が明らかになれば、雇用主や同僚との関係が悪化するでしょう。これらの問題を回避するためにも、試用期間中の退職であっても正直に申告する必要があります。

試用期間中に退職した場合の履歴書の書き方

前述のとおり、履歴書に正確な経歴を書かないと、経歴詐称と扱われる可能性があります。しかし、試用期間中に退職したことまで書く必要はないでしょう。一般的には、「一身上の都合により退職」で問題ありません。入社と退社の年月から、在籍期間を確認できるためです。
履歴書に記載する退職理由で悩んだときは、、「履歴書の疑問!一身上の都合により退職と書くのはどんなとき?」のコラムを参考にしてください。

補足説明を活用しよう

採用にあたっては「なぜ試用期間中に退職を決断したのか」という理由が重要です。履歴書の備考欄や職務経歴書を通して、離職理由を説明しましょう。
なお、離職理由はポジティブに伝えることが大切です。たとえ前の会社に不満があっても批判はせず、「自分の事前分析が甘かった」と伝えたほうが好印象でしょう。自分や家族の病気・ケガといったやむを得ない理由で退職した場合は、「今は就業しても問題ない状況である」ことをアピールすると、採用側に安心感を与えられます。

事前に聞いていた条件と違った場合

入社前に聞いていた仕事内容と、実際の仕事内容が異なることを理由に退職することもあるでしょう。履歴書の備考欄や志望動機欄を利用して、試用期間内に退職を決断した至った理由を、具体的かつポジティブに伝えると好印象です。

【退職理由の例】
▲▲部門での商品開発業務に携われると聞いて入社を決断しましたが、実際には生産管理が主な仕事でした。商品のアイディア出しや試作品づくりは他社で行っており、自社内では開発業務に携われないことが分かったため、退職を決意しました。もう少し生産管理の経験を積んでから転職することも考えましたが、若いうちから商品開発の経験を積むことを優先したく、貴社への入社を希望します。

労働条件が違う場合
試用期間中に、事前に聞いていた労働条件と異なる条件で働くことが明らかになり、退職を決断した人もいるでしょう。具体的には、「正社員だと聞いていたのに契約社員だった」「最低賃金以下や残業代未払いなど違法な労働環境であった」といった状況です。やむを得ない退職理由ではありますが、前の会社を批判するような言い方をしないよう、気をつけましょう。「前職の環境ではスキルアップしていくことが難しいと感じたので退職し、教育体制の整っている貴社で活躍していきたいと思っている」というように、ポジティブな言葉で締めると好印象です。

家庭事情の場合

家庭の事情で、試用期間中に突如退職せざるを得なくなることもあるでしょう。具体的には、家族の転勤にともなう引っ越しや、家族の病気やけがによって介護が必要になったといった理由です。
これらの退職理由を履歴書に書いてもマイナス評価されることは少ないので、正直に伝えましょう。ただし、「今は問題なく働ける状況に変わっている」ことも述べてください。引っ越しが理由なら今後の転勤の見込みの有無、介護が理由なら今の状況などを伝え、「今回は短期間で退職することはない」とアピールすると安心感を与えられます。

【退職理由の例】
前職を退職した理由は、母の介護が必要になったためです。前職に就いた直後に母が事故に遭い、足を骨折してしまいました。幸いケガだけで済みましたが、買い物や家事といった日常生活が難しくなり、生活のサポートをしなくてはならなくなりました。母は自宅から2時間ほどの場所に住んでいるため、新しい仕事との両立が難しく、職場には申し訳ないと思いながらも退職させていただきました。その後母のケガは回復し、今は週に1度様子を見に行く程度で生活ができています。母の生活が安定し、自分の時間が確保できそうだと判断できたため長期間働くのは問題ありません。

適性がないと判断した場合

試用期間内に退職した人の中には、仕事内容が想像と異なり、自分に合っていないと感じてしまった人もいるでしょう。どのような仕事も、自分に合っているかどうかはやってみないと分からない部分が多いものです。しかし、採用担当者には「想像と違う仕事だとすぐに辞めてしまうかも」と不信感を与えてしまいます。
適性がないことを理由に退職した場合は、「入社前にミスマッチに気づけなかったのは自分の確認が甘かった」と、反省の意を述べると好印象です。さらに、今回の転職では同じ失敗をしないように工夫したことも補足すると、より良い印象を与えられるでしょう。

【退職理由の例】
前職では、外食チェーン店に勤務していました。料理や食べ物が好きなことと、将来的にフードロス問題の解決につながる仕事をしたいと考えていたためです。しかし、実際に働いてみると、利益重視の社風で食品ロスも惜しまない風土がありました。入社前に気づけなかったことは、自分の落ち度であると認めています。今回の転職では、食品に直接関わる仕事以外にもフードロス問題解決に役立つ仕事があると考え、効率的な流通を行っている貴社に興味を持ちました。貴社で流通のスピードや品質を上げることで、フードロス問題の解決に貢献していきたいと考えています。

試用期間中の退職はキャリアに影響する?

結論からいうと、試用期間中に退職した経歴が今後のキャリアに影響する可能性は低いでしょう。試用期間中に退職した過去は、転職(採用)の時点でマイナス評価につながることもありえます。しかし、キャリアアップや昇進に大切なのは、入社後の成果や取り組みです。入社したあとに過去の経歴を問われることは少ないでしょう。真面目に仕事に取り組めば、履歴書の情報にかかわらず評価してもらえるはずです。「キャリアアップする方法とは?具体的な描き方や助成金システムなども解説」では、キャリアアップの方法を紹介しているので、参考にしてください。

試用期間中の退職は正直に伝えよう

先述のとおり、試用期間中の退職も履歴書に記入して、事実を正直に伝えましょう。その場しのぎで嘘をつくよりも、きちんと理由を説明して退職した経歴を伝えたほうが好印象です。退職理由は、志望動機や自己PRと紐付けて、ポジティブな表現にすることをおすすめします。

選考で嘘を付くと信用を失う

履歴書や面接では、嘘をつかないことをおすすめします。選考では、自分を少しでも良く見せたいという思いから、話を盛ってしまったり嘘をついてしまったりすることもあるでしょう。しかし、深く追求されてうまく答えられなかったり、ほかの書類から嘘が発覚したりする可能性は否めません。入社後に活躍できたとしても、事実と異なる情報で選考を受けたことが分かれば、信用を失ってしまうでしょう。試用期間中の退職も、きちんと理由を述べられれば悪い印象にはならないはずです。

退職理由は前向きに伝える

退職理由は、前向きな表現に言い換えられないかを考えてみてください。試用期間中に退職を決めた人の中には、人間関係が悪かった、仕事内容がきつかったなど、前職への不満が理由の人も多いでしょう。しかし、履歴書や面接で前職を批判することは、あまり良い印象になりません。会社や人のせいにせず、退職理由はできるだけ前向きな内容に変えてみましょう。
離職理由の説明に悩んでいる方は、このコラムの「補足説明を活用しよう」や「短期退職の言い訳はどうする?よくある理由と伝え方を解説!」も参考にしてください。

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