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転職したいけどやりたいことがない…理由ごとの対処法や適職の探し方を解説
この記事のまとめ
- やりたいことがない場合、「自分にできること」という視点から転職先を探してみよう
- 「自己分析不足」や「失敗するのが怖い」などの理由で、やりたいことを見失う可能性がある
- 自分の強みを整理したり第三者に相談したりすることで、視野広く自分に合った転職先を探せる
- 適職診断を活用することで、自分に合う仕事を効率的に絞り込むことも可能
- やりたいことがなく転職活動に不安があるなら、転職エージェントに相談するのがおすすめ
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「転職したいけどやりたいことがない…」「そんな状態でも転職できる?」と疑問や不安を感じている方もいるでしょう。しかし、仕事は「やりたいこと」だけでなく、「自分にできること」から探すことも可能です。やりたいことがない場合も自己理解を深めることで、転職を成功させられるでしょう。
このコラムでは、やりたいことがないと感じる主な理由や、理由別の対策についてまとめました。また、適職診断の使い方や転職成功のヒントも年代別に解説しています。プロの視点からやりたいこと・できることを一緒に探せるエージェントの活用法も紹介しているので、転職活動をスタートする際にぜひ参考にしてみてください。
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やりたいことがなくても転職できる?
結論からいうと、やりたいことがない状態から転職を成功させることはできます。やりたいこと以外の視点で仕事を探すことも可能なほか、情報収集を進めるうちにやりたいことが見つかる可能性もあるからです。
ここでは、やりたいことがなくても転職は可能といえる背景についてご紹介します。「やりたいことがないから」と選択肢を狭めないために、参考にしてみてください。
「やりたいこと」以外から転職先を探す方法もある
転職活動では、「やりたいこと」以外から転職先を探す方法もあります。世の中には働くことに対してさまざまな考え方があり、やりたいかどうかにかかわらず自分の知識やスキルを軸にしたり、働き方や待遇を基準にしたりして仕事を選ぶことも珍しくありません。
たとえやりたいことがあっても、それが必ずしも自分に合った仕事や働き方であるとは限らないものです。「この仕事は自分に合っているか」「長く続けられそうか」といった視点で考えることで、やりたいことではなくても自分にとっての適職を見つけられる可能性はあります。
転職活動をするなかでやりたいことが見つかる可能性もある
転職活動を進めるうちに、自分のやりたいことが見えてくる可能性もあります。やりたいことがないぶんさまざまな業界や職業に対して先入観なく目を向けられ、さまざまな仕事や企業の情報をフラットに吸収できるためです。
また、やりたいことがないまま転職した場合も、仕事をするなかで「やりたいこと」に気づくことがあります。経験を重ねると自分でできることや得意なことが増え、それが徐々に「やりたいこと」へと変わる可能性もあるからです。
「やりたいこと」以外の視点で転職先を探す方法について、詳しくはこのコラムの後半で紹介しています。ぜひ読み進めてみてください。
転職活動をするなかで仕事選びに不安を感じる人は50%以上
転職活動をするなかで仕事選びに不安を感じる人は50%以上おり、多くの転職希望者が悩みを抱えていることが分かります。ハタラクティブの独自調査「若者しごと白書2025 3-8. 就職活動・転職活動を始めるときの不安度(p.35)」によると、仕事探しについて「不安」「やや不安」と答えた人の割合は、項目別に以下のとおりでした。
- ・自分の経歴・スキルで就職・転職できる仕事があるかが不安だ(64.6%)
・自分に向いている仕事(適職)が分からず不安だ(58.2%)
・たくさん求人があって、どれを選べばいいか分からず不安(49.1%)
世の中に数多くある仕事のなかから、やりたいことや自分に合っていることを選ぶのは難しいもの。「やりたいことがないのは自分だけ?」と思い悩まず、まずは自分なりの悩みや不安の理由を考えてみることから始めてみましょう。
参照元ハタラクティブ
若者しごと白書2025
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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【理由別】やりたいことがない状態から自分に合う転職先を探す方法
「転職したいけどやりたいことがない」となる理由には、「適性を見極められていない」「周囲の意見を優先している」「理想が高い」などが挙げられます。自分に合う転職先を探すには、自分なりのやりたいことがない理由を探ったうえで、理由に沿った対処法を試すのがおすすめです。
この項では、やりたいことがないと感じる理由別に、自分に合う転職先を探す方法をご紹介。すぐに取り組めるものを中心に扱っているので、ぜひ参考にしてみてください。
やりたいことがないと感じる主な理由 | 対処法 |
---|---|
自分で適性を見極められていない | ・自分の強みやできることを整理する ・やりたくない仕事や求人をピックアップする |
転職を失敗してはいけないと思っている | ・第三者に話を聞いてみる |
仕事で「なりたい自分」のキャリアビジョンがない | ・未経験の仕事や興味のある分野に目を向けてみる ・身につけたいスキルから仕事を探す |
周囲の意見を優先している | ・自分自身のモチベーションの高まりを基準にする |
やりたい仕事の理想が高い | ・理想像から逆算して今できることを考える |
職種や業種の知識が浅い | ・社会にどのような仕事や求人があるか調べてみる |
待遇や労働条件を重視している | ・転職を考えたきっかけや転職したい理由を振り返る |
やりたいことがない場合は、どのように見つけたらいいでしょうか?
「やりたいこと」は小さな興味から広がる!まずは一歩踏み出そう
やりたいことが見つからないと焦る気持ちはよく分かります。でも、大きな目標をいきなり探そうとしないようにしましょう。「ちょっと気になること」をヒントにすると見つけやすくなります。たとえば、普段からよく読む本や、つい見てしまう動画には、あなたが無意識に興味をもっているジャンルのヒントが隠れているかもしれません。
また、過去の経験を振り返り、「時間を忘れて没頭したこと」や「人から褒められたこと」を思い出すのも有効です。たとえば、友人の相談に乗るのが得意なら、人をサポートする仕事に適性があるかもしれません。
さらに、興味を深掘りするために、イベントやオンライン講座に参加してみるのもおすすめです。実際に体験することで、「やりたいこと」の輪郭が少しずつ見えてきます。大切なのは、完璧な答えを探すよりも、興味のあることに少しずつ手を伸ばすこと。小さな挑戦の積み重ねが、あなたらしい「やりたいこと」を形にしていくでしょう。
1.自分で適性を見極められていない
「転職したいけどやりたいことがない」と感じるのは、自己分析が不十分なために長所や短所、得意不得意、好き嫌いなど、自分の特性を把握できていないことが理由の可能性があります。
自分に合わない職種では自分の特性やスキルを活かしきれず、仕事にやりがいを見出せなくなることも。また、その状態のまま仕事を探そうとしても、自分の能力を活かせる仕事を見極められません。結果的に、「やりたいことがない」と感じてしまうでしょう。
対策:自分の強みやできることを整理する
自分の適性を見極められていない場合は、自分の強みやできることを整理してみましょう。やりたいことの方向性が掴めたり、自分の適性に合う転職先を探すヒントになったりする可能性があります。
自分の強みやできることは、仕事やプライベートでの経験を振り返って整理するのがおすすめです。「接客が丁寧で褒められた」「売上管理や新人教育など店舗経営全般できる」など、仕事で褒められたことや自然にできていることを振り返ってみましょう。
強みやできることを明確にすれば、「接客スキルを次の仕事でも活かしたい」「店舗経営がしたい」など、転職先の方向性がはっきりする可能性があります。また、自分のスキルや適性を知ることで、やりたいことではなくても強みを活かして長く働ける仕事を見つけられることもあるでしょう。
自分の適性はどのように見つけたらいいでしょうか?
第三者の客観的な意見やツールを活用しながら、分析を重ねましょう
自分の適性を見つけるために、多角的な視点から自己分析を重ねましょう。まずは「自分が何に興味をもち」「どんなことにやりがいを感じるのか」を振り返ります。学生時代の経験やアルバイト、ボランティア活動などを振り返り「どのような場面で力を発揮できたか」を洗い出してみましょう。
ほかにも、適性検査やキャリア診断ツールを活用することで、自分の強みや向いている職種のヒントを得られます。
また、周囲の人からのフィードバックも重要です。家族や友人、先輩のほか、キャリアコンサルタントなどのプロとコミュニケーションを取りながら、自分の長所や得意なことを明確にします。このプロセスを経ることで、新たな視点が得られるでしょう。
さらに、業界研究のためにインターンやOB・OG訪問を通じて仕事のリアルな姿を知ることで、自分に合う環境や業務内容を具体的にイメージできます。
一度の自己分析で適性を理解できるとは限りません。完璧な答えを求めず、試行錯誤を繰り返しながら見つけていきましょう。小さな挑戦を積み重ねながら、自分の適性への理解を深めていくことが大切です。
対策:やりたくない仕事や求人をピックアップする
やりたくない仕事や求人をピックアップすることで、相対的に「自分ができること」「長く続けられそうなこと」を洗い出す方法もあります。どうしてもやりたいことが見つからない場合は、普段の仕事を振り返ったりさまざまな業界・職種の求人情報をチェックしたりして、やりたくないことを具体的に考えてみましょう。
たとえば、「今の仕事では事務処理が苦手」という場合、事務作業が中心の仕事は向いていない可能性があります。また、求人情報を見て「自分には向いていなさそう」と思った求人をできるだけ多くまとめて共通点を探ることで、やりたくないと思う仕事の傾向を知ることが可能です。
「やりたくない仕事」を無理に取り組み続けることは避けましょう。その仕事があなたにとって大きなストレスとなり、健康を害するレベルなら避けるべきです。
ただし、完全に排除すると選択肢が狭まり、成長機会を逃すことも考えられます。そこで、自分の価値観や思い描くキャリアの方向性と照らし合わせて、「譲れない条件」と「妥協できる条件」を整理してみましょう。
苦手意識があっても成長の余地がある仕事は、挑戦の価値があります。将来のキャリア形成を見据えて、柔軟に対応しましょう。
2.転職を失敗してはいけないと思っている
やりたいことがないと感じる人のなかには、「転職に失敗してはいけない」という過剰なプレッシャーによって、本当にやりたいことに蓋をして選択肢を狭めている場合もあります。「今より好条件でなければ」「転職に失敗したら後がない」と転職に対するハードルを上げてしまうと、なかなか行動に移せなくなる恐れもあるでしょう。
対策:第三者に話を聞いてみる
「失敗してはいけない」という気持ちが強い場合は、視野を広げるために第三者に相談してみましょう。転職経験のある家族や身近な友人の話を聞いたり、ハローワークや転職エージェントなどで転職のプロにアドバイスをもらったりすることも有効です。
身近な転職経験者には、「転職先を探すときに何を重視したか」「妥協した部分はあるか」など、転職活動でのエピソードを聞いてみるのがおすすめ。自分と異なる考え方に触れることで、肩の力を抜いて転職活動に向き合えるようになる可能性があります。
また、ハローワークやエージェントでは、プロの目線から転職活動に活かせるアドバイスをもらえます。具体的な仕事の探し方を知れるほか、求人紹介も受けられるので、より自分の理想や適性に合う仕事を見つけるのに役立つでしょう。
3.仕事で「なりたい自分」のキャリアビジョンがない
仕事で「将来こうなりたい」というキャリアビジョンをもてずにいると、やりたいことが分からない状態に陥る可能性があります。キャリアビジョンや目標を前向きに考えられないのは、今の仕事が合わなかったり将来性に不安があったりすることが原因として考えられるためです。
また、キャリアビジョンが曖昧なまま転職した場合、やりがいを見いだせずに早期離職につながる恐れも。結果的に、「やりたいことがないけど転職はしたい」と転職を繰り返すことも考えられます。
対策:未経験の仕事や興味のある分野に目を向けてみる
今の仕事でキャリアビジョンが見えず悩んでいる方は、未経験の仕事や興味のある分野に目を向けてみることがおすすめです。プライベートでイベントやセミナーへ参加したり、副業に挑戦してみたりと積極的にチャレンジすることで、「この業界に転職したい」「本業にはできない」など、さまざまな発見を得られるでしょう。
ハタラクティブでも、未経験から挑戦可能な求人を業界・職種問わず扱っています。「どんな求人があるか知りたい」「未経験の仕事が気になる」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
対策:身につけたいスキルから仕事を探す
身につけたいスキルから仕事を探す方法もあります。たとえば「将来的に独立してカフェを開きたい」という場合、接客スキルや店舗運営のノウハウが必要です。そのため、転職活動では求めるスキルが身につく接客業やサービス業が候補になるでしょう。
また、「手に職をつけて安定した働き方をしたい」という考えなら、社会的な需要の高まりや人手不足が課題となっているITやものづくり、介護、建築などの分野がねらい目といえます。いずれも未経験から挑戦しやすい一方で求められる能力は大きく異なるため、自己分析の結果を参考に自分に合った分野を検討してみましょう。
4.周囲の意見を優先している
転職時にやってみたい仕事があっても、「あなたには向いていない」「違う仕事のほうが向いていそう」などの意見に流され、自分の気持ちに蓋をしている可能性もあるでしょう。周囲の意見を取り入れていくうちに、結果的に「自分にはやりたいことがないのかも?」「自分のやりたいことが分からない」といった状態になってしまうようです。
対策:自分自身のモチベーションの高まりを基準にする
やりたいことが思いつかないときは、モチベーションの高まりを基準に仕事を探してみる方法もあります。たとえば、「目標を達成するまで忍耐強く取り組める」「人の役に立てたときにやりがいを感じる」のように、仕事上での得意なことや楽しく取り組めることを具体的に考えてみましょう。「今の仕事でモチベーションが上がったことがない」という場合は、趣味やプライベートで褒められた経験でも構いません。
モチベーションの高まる瞬間は一人ひとり異なるものの、「仕事で成果を出せた」「誰かに褒められたり感謝されたりした」など自分の能力を活かせたときに感じられることが多いでしょう。自分のモチベーションを軸にすることで、前向きに取り組める仕事に出会える可能性があります。
5.やりたい仕事の理想が高い
やりたい仕事の理想が高過ぎると、「転職したいけど求人がない」「自分のやりたい仕事がない」といった不満につながる場合があります。仕事内容だけでなく働き方や労働環境など、すべての理想を完璧に満たす求人はなかなか見つからないもの。転職先に求めるものが多ければ多いほど、仕事探しに苦労する可能性があります。
また、資格やスキル、即戦力としての能力が求められる仕事は、いきなり転職することが難しい場合も。「やってみたいが自分の能力では挑戦できない」と諦めてしまうこともあるでしょう。
対策:理想像から逆算して今できることを考える
理想が高くてやりたい仕事が見つからない場合は、理想像から逆算して今できることを考える方法があります。
たとえば、「将来は独立してカフェを開きたい」という理想がある場合、いきなり挑戦するのはハードルが高いもの。そのため、「独立したい→店長やマネージャーの経験を積みたい→まずは未経験OKの飲食店店員に応募する」というように、理想を叶えるために必要な努力や経験を逆算して、今できることを明確にしましょう。
このやり方は、今やるべきことと将来の目標どちらもはっきりするメリットがあります。「やりたいことはあるけれど自分にはできないのでは…」と諦めていた場合も、目標までの道筋をはっきりさせることでやる気やモチベーションが復活しやすく、現状の悩みを解消できる可能性があるでしょう。
6.職種や業種の知識が浅い
職種や業種への知識が浅いことが原因となって、「やりたいことがない」と感じてしまうこともあります。なぜなら、知識が浅いとそのぶん仕事の選択肢が限られ、「やりたい」「興味がある」と思える仕事に出会えないリスクが高まるためです。
また、仕事について知識不足だと、漠然としたイメージや先入観、周囲からの評価、知名度など曖昧な評価基準で「この仕事は合っていなさそう」「なんとなく楽しそう」と判断する要因に。フラットな目線で仕事探しができず、結果的に自分が本当にやりたいことを見つけられない可能性があります。
対策:社会にどのような仕事や求人があるか調べてみる
「やりたいことがない」と悩む方は、転職に際して情報収集が十分でない場合もあります。世の中にあるさまざまな業界・職種の仕事内容やキャリアパス、働き方の特徴などを調べることで視野が広がり、やりたいことに出会える可能性を高められるでしょう。
業界や職種を調べるときは、ハローワークや転職サイトのほか、転職サポートのプロが在籍するエージェントを利用するのも一つの方法です。実際に転職サイトの求人を見ていくときは、企業が求める人材や応募条件などに自分の経験を当てはめてみましょう。「やりたい仕事」をイメージしやすくなる可能性があります。
視野を広げればチャンスが増える!意外な求人を見つける3つの方法
自分も知らなかった求人に出会うためには、視野を広げ、情報の取り方を工夫することが大切です。まずおすすめな方法は、複数の求人媒体を使い分けること。大手の求人サイトだけでなく、業界特化型の求人サイトや地方自治体の就職支援サイトには、一般には出回らないレアな求人が掲載されていることがあります。
次に、転職エージェントを活用する方法も有効です。特に非公開求人と呼ばれる、企業が一般には募集をかけない特別な求人にアクセスできるのは大きなメリット。エージェントに「自分の知らない業界や職種も提案してほしい」と依頼すると、思わぬ可能性が広がるでしょう。
さらに、SNSやオンラインコミュニティにも注目です。企業の公式アカウントや業界団体の発信には、急募情報やプロジェクトベースの仕事が載ることもあります。
大切なのは「自分が知らない世界にも目を向ける姿勢」。いつもと違う方法で情報を集めることで、新しい可能性に気づくきっかけが増えていきますよ。
7.待遇や労働条件を重視している
転職をするうえで待遇や労働条件を重視し過ぎていると、やりたいと思える仕事に出会いにくくなる可能性があります。
たとえば、「年収500万円以上が良い」「土日祝日は休みで休暇制度も充実している」「職場は家から30分以内」といった条件は、一つひとつ分けて考えれば叶えることも可能でしょう。しかし、すべての条件を満たす求人を見つけるのは難易度が高いもの。結果的に仕事探しが難航しやすく、「労働条件を満たす働きたい職場がない」という考えに陥ってしまうようです。
対策:転職を考えたきっかけや転職したい理由を深掘りする
待遇や労働環境にこだわり過ぎている場合は、条件面は置いておいて転職を考えたきっかけや転職したい理由を振り返ってみるのがおすすめ。たとえば、「仕事内容が自分の性格に合っていない気がする」「転職してワークライフバランスを整えたい」などのように、今の仕事の不満や嫌なところ、転職して叶えたいことをできるだけ具体的にしましょう。
転職したい理由を整理すれば、転職先に求めるもっとも重要な条件が明確になります。転職活動ではその条件を軸にすることで、「適性に合う仕事なら通勤時間は妥協できるかも」「給与よりもプライベートの時間を優先したい」のように、譲れない条件と妥協できる条件を分けて考えられるようになるでしょう。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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転職してやりたいことがないときは適職診断の活用も可能
転職してやりたいことがないときは、適職診断を活用するのも手です。適職診断とは、いくつかの質問から利用者の性格や考え方の特徴を分析し、相性の良い職業を提案してくれるツールのこと。客観的に適職候補を絞り込んでくれるため、仕事探しに行き詰ったときのヒントになるでしょう。
適職診断はWeb上で無料でできるものも多く、気軽に試せるのも魅力の一つ。ハタラクティブでも1分程度でできる適職診断を扱っており、このコラムの上部から簡単に挑戦できます。仕事探しに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ただし、適職診断はあくまでも、限られた質問からその人の性格や適性に合う仕事の候補を紹介してくれるツールです。「やりたいこと」が見つかるとは限らないほか、紹介された仕事が必ず自分に合っているとは限らない点にも注意しましょう。参考として活用する程度に留め、最終的な判断は自分ですることが大切です。
年齢別!やりたいことがない人が転職活動を進めるヒント
ここでは、やりたいことがないと悩む20代・30代・40代の方向けに、企業の採用ニーズを踏まえた転職活動のやり方を年代別に解説します。
転職活動をするときは、企業からどのような人材が求められているか把握することも大切です。「やりたいことがないけど転職したい」という方は、下記を参考にしてみてください。
【20代】スキルや経験がない仕事にも挑戦しやすい
20代は働いた経験や携わった職種の少なさから、「転職したいけどスキルがない」「明確にやりたいことがない」と悩む方もいるようです。しかし、20代の転職では、専門的なスキルや実績よりも意欲やポテンシャル、柔軟性の高さを企業から評価される傾向にあります。
そのため、スキルや経験がないからとやりたいことを諦めるのではなく、積極的に挑戦してみるのがおすすめです。入社後に仕事を覚えようとする意欲や、「これまでの経験を活かして貢献したい」というビジョンを具体的にアピールできれば、良い評価を得られる可能性は十分にあります。
【30代】経験をもとに自分の強みを活かせる仕事を探そう
30代は20代よりも仕事の実績を評価されやすいため、転職活動の際はこれまでの経験をアピールすることが大切です。「やりたいことがない」「何がしたいか分からない」と感じている30代の方は、これまでの経験や得たスキル、実績を洗い出し、「自分の強みを活かせる仕事とは何か」を具体的に考えてみましょう。
なお、30代も未経験の業界・職種へ挑戦することは可能です。未経験の仕事に挑戦する場合は意欲や柔軟性に加え、コミュニケーション能力や対応力などのポータブルスキルをアピールするのも有効でしょう。
【40代】即戦力となるスキルや経験をアピールすることが大切
40代から転職をするなら、自分が培ってきた知識やスキルなどを整理することから始めましょう。転職先で強みになるスキルや専門性の高いスキルなど、転職活動で活かせるスキルの棚卸しをすることがポイントです。
また、40代はマネジメントスキルを求められることもあるため、部署をまとめたり人材教育を担当したりしたことがある方は積極的にアピールしましょう。
やりたいことがなくて転職活動に行き詰っているときの注意点
やりたいことがなくて転職活動に行き詰っているときこそ、冷静になって考える時間が必要です。自暴自棄になってなんとなく転職先を選んだりやりたいことにこだわり過ぎたりせず、自分が仕事に求めることを明確にしましょう。
この項では、やりたいことがなくて転職活動に行き詰ったときの注意点を解説。転職活動の目的を思い出し、自分に合った仕事を見つけるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
なんとなくで転職先を選ばない
やりたいことがないからといって、「なんとなく楽しそう」「面白そう」という曖昧な基準で転職先を探すのは避けましょう。詳しい仕事内容や働き方を知らないままでは入社後にミスマッチが生じ、満足度が下がったり早期離職につながったりする可能性があります。
やりたいことがないときこそ、自分の適性や強みを理解して明確な基準で仕事を選ぶ姿勢が大切です。先述した自己分析をやり直してみたり情報収集する業界・職種の範囲を広げたりして、改めて自分に合う仕事を探してみましょう。
「やりたいこと」以外の視点から考える
「やりたいこと」だけにこだわらず、いろいろな視点から仕事を探すことも可能です。ハタラクティブの独自調査「若者しごと白書2025 1-7. 現在の仕事に就いた理由(p.11)」によると、「現在の仕事に就いた理由」のうち、正社員の回答でもっとも多かったのは「希望する仕事内容だったため」で33.7%でした。次いで「希望の勤務地で働けるため」が13.9%、「希望する収入が得られるため」9.3%と、労働環境で仕事を選ぶ人も一定数いることが分かります。
やりたいことがないからといって、転職のために無理をして見つける必要はありません。しかし、理想とする働き方やワークライフバランスなど「どのように働きたいたいのか」といったイメージがあるのなら、それを叶えるために転職先を探すのも有効な手段です。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
現職でのスキルアップも検討する
やりたいことが見つからず転職活動が進まないときは、現職でスキルアップすることも検討してみましょう。特に今の仕事内容や職場への大きな不満やストレスがなく、漠然と転職を考えているような場合は有効な選択肢の一つです。
今の仕事でスキルアップを目指すことで、今よりも広い視野で仕事に向き合えるようになったり、その仕事なりの面白さややりがいに気づけることもあります。今の仕事で経験やスキルを身につけ、そのあとで改めて転職について考えることで、より客観的に自分のやりたいことやキャリアプランを見つめ直せるでしょう。
まとめ
やりたいことがなくても、経験やスキルから自分のできることを探すやり方で転職活動は行えます。適性に合っている仕事であれば、自分の能力を活かして長く働き続けられる可能性があるでしょう。
ただし、やりたいことがない状態で転職を成功させるには、自分の適性についてより深く理解する必要があります。また、自分の強みやスキルをもとに適職を見つけるだけでなく、相性の良い企業を探したり自分の強みを効果的にアピールする選考対策をしたりしなければ転職はできません。一人では負担が大きいため、必要に応じてハローワークやエージェントなどのサービスを活用し、無理なく転職活動を進めるのがおすすめです。
「やりたいことがないけど転職したい」「自分に合った仕事を見つけたい」とお悩みの方は、20代を中心とした若年層に特化した就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンでサポートを行い、強みを引き出す自己分析を一緒に行います。経験やスキルの棚卸しも行うため、アドバイザーに相談するなかで自分の強みや適性を見つけられるでしょう。
また、自己分析やヒアリングの結果をもとに、一人ひとりの適性や希望に合う求人情報を厳選してご紹介。プロによる客観的な評価を参考にしながら、自分に合った仕事を見極められます。
ほかにも、応募書類の書き方や模擬面接など選考対策も行い、不安の多い転職活動を徹底的にサポート。サービスはすべて無料のため、まずはお気軽にご相談ください。
やりたいことがなくても、エージェントを活用すれば自分に合った仕事を見つけやすくなります。まずは「自分の得意なこと」や「苦手なこと」を伝え、幅広い職種を提案してもらいましょう。興味がなくても話を聞くことで、新しい可能性が見えてくることもあります。
また、複数のエージェントを使い分けると視点が広がり、より多様な選択肢に出会えるでしょう。定期的に面談を行い、気軽に質問しながら視野を広げることが成功のカギです。
転職したいけどやりたいことがない方のためのQ&A
ここでは、「やりたいことがないけど転職したい!」という方が抱きやすい疑問に、Q&A形式で回答していきます。
やりたいことがなくても転職活動して良い?
やりたいことがない状態から転職活動をスタートしても問題ありません。「やりたいこと」ではなく「できること」から仕事を探す方法もあるほか、転職活動をするうちにやりたいことが見えてくる可能性もあるためです。
多くの求人に触れるなかで、「この企業で働けたら楽しそう」「この勤務条件には合わない」というように、自分が働くうえで何を重視しているかが分かるようになることも。まずは自分の強みやできることを整理し、業界・職種や企業の情報を多角的に集めることで、自分に合った転職先を見つけることは可能です。
転職活動は在職中と退職後のどちらにするのが良い?
在職中に転職活動を行うのがおすすめです。退職後に転職活動をすると、収入がない期間が生じるため、経済的な不安から焦って転職先を決めて後悔するリスクが考えられます。
また、転職活動でほかの企業を見ているうちに、改めて今の職場の良さに気づく可能性もあるでしょう。在職中であれば、「やっぱり今の仕事を続けたい」という判断ができます。
やってみたい仕事があるけど未経験です。転職できる?
職業によるものの、未経験の仕事に転職できる可能性はあります。特に「未経験OK」「経験不問」など応募条件の厳しくない求人が多い業界・職種なら、選考で経験を重視されにくく挑戦しやすいでしょう。
ただし、経験や資格を問わない求人ではポテンシャルが主な評価対象になりやすく、年齢を重ねるごとに難易度が高まる傾向があります。30代や40代の場合は、これまで培った経験やスキルを活かせる仕事を狙ったり、ポータブルスキルやマネジメント経験などを積極的にアピールしたりする工夫が必要でしょう。
やりたいことがない場合はどうやって転職すれば良い?
やりたいことがない場合は、「できること」から仕事を探してみましょう。具体的には、自分が得意なこと、周りから褒められることを整理し、自分の強みやスキルを活かせる仕事を調べるのがおすすめです。反対に、嫌だったこと・やりたくないことから自分の適性を探る方法もあります。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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