29歳の就職・転職はどう攻める?

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【このページのまとめ】

  • ・29歳という年齢は、会社では中堅的な存在。ライフイベントが多くなり、キャリア形成について考えることが多くなる

    ・29歳は就職や転職の限界というわけではないが、今後のキャリアをしっかりと決めた方がよい時期

    ・就職や転職を成功させるには、自分のアピールポイントを把握することが大切

    ・視野を広く持つことで、さまざまな職種へのチャレンジができる

    ・正社員経験者なら、自分の能力や経験を応募先企業でどう活かせるのかが採用のポイントになる

    ・社会人経験のない人は、「この企業でしか実現できない」というような入社に対する意欲をアピールしよう

    ・経験の有無に左右されにくい職種が狙い目

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就職や転職でよく聞くのが「29歳リミット説」。

就活、転職活動中の人や、これから求職活動をしようとする人の中には、「29歳という年齢が不利になるのでは?」と、不安に思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、この説に対しての解説も含め、29歳で就職・転職をお考えの方に役立つ情報をまとめました。

◆就職・転職市場における29歳ってどんな年齢?

採用する会社側、就職や転職を考える求職者側から、それぞれ29歳について考えたとき、どのようなイメージなのでしょうか。 

一般的には以下のような印象であることが多いようです。

 

【会社側のイメージ】

・新卒入社の場合は入社6~7年目の中堅社員

・ある程度のスキルや経験がある人材

・チーフやリーダーなど、マネジメントスキルが必要な役職を任せることもある

・中途の場合は、即戦力確保で経験者採用、または、組織若返りで未経験者採用の対象になることも

・新卒でも中途でも組織内で将来的に中核となる存在を求める年齢

 

【求職者側のイメージ】

・結婚、出産、住宅購入などのライフイベントが多いため、将来に対する不安がある 

・スキルアップやキャリアアップなど、自分の将来について考えはじめる年齢

・転職やフリーターからの就職を考える場合は「ラストチャンス」という印象がある

 

29歳の人材に対して、会社側は「一定のスキルを保有する若い人材で将来を担う立場にある」というポジティブなイメージを持っていますが、求職者側は「将来に対する不安」と「成長意欲」が混在する微妙な年齢という印象を持っているようです。

 

次項では、29歳という年齢が本当に就職・転職のラストチャンスなのかを詳しく解説します。

◆就職・転職市場でよく聞く「29歳が限界」の真意とは

就活や転職活動をしていると、よく耳にするのが「就職・転職は29歳が限界」というもの。

29歳を目前に控えている、もうすぐ30歳になる…という方はこの説を見るたびに焦りを感じているのではないでしょうか。 

 

結論からいうと、29歳を超えたら就職や転職に全く可能性がなくなるということはありません。

企業によってさまざまな募集背景があるほか、求める人物像もさまざま。年齢だけで、「就職や転職の限界」とは必ずしも言えないでしょう。

しかしながら、20代最後という年齢は、今後のキャリアをしっかりと決めた方がよい時期なのは確かです。

就職・転職を考えるなら、できるだけ早く行動した方が良いでしょう。

 

【20代後半の就職・転職活動のポイント】

・20代後半の就職や転職市場は売り手市場の傾向。求人は一定数あるので、悲観する必要はほとんどない

・キャリア形成の上では、20代は専門分野を探す時期、30代はその分野のスペシャリストになる時期と言われている

・中途入社した場合、その企業での勤務年数の長い社員と比べてスキルや経験に差がついてしまうのは仕方のないことなので、ある程度割り切ることも必要

 

厚生労働省の調べでは、若年者の中途採用の際に約7割の会社が「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」を重視しています。

年齢や経験だけではなく、仕事に対する熱意をアピールできれば就職・転職活動に有利に働くかもしれません。

 

参照元:厚生労働省「平成25年若年者雇用実態調査の概況」

http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/4-21c-jyakunenkoyou-h25.html

◆29歳のうちに就職・転職するメリット

29歳を超えても就職や転職のチャンスがなくなるわけではない、ということは前項で見てきました。
しかしながら、「長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、若年者等を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合」は例外です。この求人は、若い人に長期間働いてもらい、時間をかけてキャリアを形成することを目指しており、おおよそ35歳以下を対象としています。
未経験求人の場合はもっとシビアで、29歳までと設定しているケースが多いようです。一見厳しいように感じますが、見方を変えると、29歳までならば選べる職種の幅が広いということでもあります。

職種以外にも、29歳のうちに就職・転職するメリットについて見ていきましょう。

【金銭的余裕ができる】

会社員の給与額は、勤続年数や年齢、能力、最終学歴、雇用先の経営状態などによって、個々人に差が生じます。仮に、家族を養っている人が30歳代後半で転職した場合、必ずしも十分な生活ができる給与がもらえるとは限りません。

しかし、若いうちに就職・転職すると、年齢に比例して給与もコンスタントに増えていく可能性があります。概ね、年齢やライフイベントに相応しい金額を得られるでしょう。

【仕事・人間関係を通して成長できる】

29歳までに就職・転職し、しっかりと働くことで若いうちから責任感が身に付けられます。また、周囲の人との関わりや仕事そのものを通して、自己成長を図ることもできるでしょう。

30歳以上になってからの就職や転職は求人数が少ないばかりか、新しい環境に馴染むのにも時間がかかるようです。適応能力が高いうちに就職・転職するほうが、本人にとっても苦労が少ないでしょう。

【社会的信用を得られる】

社会的信用を得られることも、たいへん大きなメリットです。住宅の賃貸契約、大型家電や車などのローン購入が可能になるため、将来的なビジョンが描きやすくなります。

【さまざまな出会いがある】

社会に出ると、さまざまな人に関わる機会が増えます。性別・年齢・出身地・信条・職業などの違いを通して、あなた自身の視野も広がるでしょう。

◆29歳が就職・転職を成功させるポイント

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就職・転職をする気があっても、実際にはどのよう対策を取ればよいのか分からない…という方も中にはいるようです。そこで、就職・転職活動をするにあたり、まずは自分自身のことについて考察してみましょう。その結果から、新たな職へ近づける道を見い出していきます。


【自己分析をする】

自己分析をして、自分のアピールポイントを抽出していきます。
まず、自分の性格や好きなもの、趣味や特技といったものを書き出してみましょう。さらに、学生生活、アルバイト経験、前職(現職)において、自分が好んで取り組んでいたことや周囲から褒められたことなども書き加えます。

次に、それらを通して自分が培ってきたものや修得したものなどを考えてみましょう。
例えば、例えば、サッカー部で活躍したことがある人は、チームプレイが得意なこと。また、接客業の経験がある人は、コミュニケーションスキルを身につけていることなどです。
このように分析していくと、自分の好みや強み、向き不向きなどが明らかになってきます。それをもとに就職・転職先を探したり、自己アピールに織り込んだりしてください。

【視野を広げる】

思い込みを捨てて新しいことに挑戦すると、チャンスが広がります。
前述と矛盾するように感じるかもしれませんが、自分の得手不得手や経験などから離れてみるのも一つの方法です。学歴やスキルを気にすることなく、新たなことにチャレンジしてみるのも良いでしょう。


自分に対する固定概念にとらわれず視野を広げて就職・転職活動できるのも、29歳のいまのうちが有利です。チャレンジできるのは今しかない、という意識で視野を広げてみると成功に繋がる場合もあります。


【企業が求めていることを理解する】

企業が掲げているビジョンや求めている人材について理解すると、自分が活躍できるか否かが見えてきます。
企業によっては経験やスキルに重きをおくところもあるでしょう。一方、個々人の意欲や将来性を重視する企業もあります。
企業理念やビジョン、求人内容などにしっかり目を通し、果たしてどのような人材が求められているのか…ということを読み解いていきましょう。

【とにかく多くの求人に応募する】

少しでも興味や好感がもてる求人には、とにかく応募することが大切です。
「A社からもB社からも内定が出たらどうしよう」と心配になって、応募しようかするまいか…と迷う人もいるでしょう。しかし、応募しないことにはチャンスはありません。活躍できるか否かも、実際に働いてみないと分からないものです。
もし、複数社から内定をもらった場合は、そのときにじっくりと吟味しましょう。


なかには、企業と自分とのミスマッチを心配する人もいます。もちろんそれは大切なことですが、心配なあまり、自分でチャンスを減らしてしまうのはナンセンスでしょう。
「最終的な判断は自分ですればいいかな」くらいのライトな気持ちで応募するのが、就職・転職の成功につながることもあるようです。

◆タイプ別に解説!29歳が就職・転職活動をするコツ

この項目では、29歳で就職・転職する場合のポイントを2つのタイプに分けてご紹介します。

ぜひ、参考にしてください。

 

【正社員として働いてきた転職希望者】

専門性と汎用性のあるスキルを、それぞれを身につけられているかどうかがカギになります。

一般的に3年以上1つの業務を経験していれば、経験者とみなす企業が多いようです。

特に異業種を志望先として考えている場合は、3年以上前職の業務をやりきった上での転職だと、志望動機の説得力が増し、人材価値も上がります。

自身のスキルと企業の条件がマッチすれば、年収アップも期待できるでしょう。 

経験してきた仕事で、どの部分が希望職種の仕事内容で貢献できそうか、整理しておくことをおすすめします。

 

【フリーターなどの就職希望者】

正社員経験のない方は、基本的には未経験者歓迎の求人募集に応募することになるでしょう。

触れましたが、企業が重要視している「仕事に対する意欲」が、未経験者歓迎の求人では特に大事です。 

経験がなく、アピール材料が減るため、意欲でカバーすることになりますから「この企業でしか実現できない」という点を意識して志望動機を考えるようにしましょう。

そのほか、基本的なコミュニケーション能力やビジネスマナーを身につけておくのも大切なポイントです。 

◆29歳が就職・転職しやすい仕事

29歳までの方が、職歴の有無に関わらず就職しやすい職種というものがあります。詳しく見ていきましょう。

【営業職】(ルートセールス)

得意先を定期的に訪問し、商品のリース交換やメンテナンスサービス、新商品の紹介などをします。
飛び込み営業がないため、営業経験がなくても採用されることがあるようです。
接客経験がある方や車の運転が好きな方に向いているでしょう。

【介護職】

老人ホームや介護施設において、利用者さんが入浴や排泄、食事をする際に介助を行います。
介護職は、未経験者でも比較的取り組みやすいものから、専門的な知識が必要なものまで幅広くあるのが特徴です。資格取得を目指しスキルアップできる職種でもあります。

【接客・サービス業】(ホテル、飲食、小売)

旅館やホテル、飲食店、ショッピングセンター、結婚式場といった店舗や施設にて、接客を行います。
人とコミュニケーションをとるのが好きな方、体を動かすのが苦にならない方に適した職種です。また、お客さまから直接お礼を言われる機会が多いため、やり甲斐を感じながら勤務できるでしょう。

【工場の作業員】

工場内で、縫製や組み立て、調理補助、検品などを流れ作業で行います。
学歴を問われることが少ないため、割と就職しやすい職種です。また、大手企業の傘下に入っている工場も多く、福利厚生が充実しているというメリットもあります。

【タクシードライバー】

タクシーに乗車されたお客さまを、目的地まで車でお連れする仕事です。
普通自動車免許の取得が必要ですが、年齢や性別に関係なく活躍できる傾向にあります。車の運転が得意な方や人と話すことが好きな方に適した職種です。

【配送ドライバー】

自社もしくは委託先と取引がある企業、コンビニ、スーパーなどへ車で商品を届ける仕事です。
あらかじめ決められた順序で配送するため、地理に不案内な方でも慣れやすいでしょう。また、主に一人で行動するので、人への気疲れが少ない職種だとも言えます。

【IT・Web】

主に、PC機器のハードウェアやソフトウェアの開発を行っています。
ウェブサイトやアプリの制作をすることもあり、スキルに合わせて幅広く活躍可能です。また、ブラッシュアップが図りやすいジャンルだとも言えます。


今回は29歳の就職・転職について、「29歳リミット説」の解説やタイプ別の求職活動のコツなどをご紹介しました。

29歳という年齢は求職者にとって色々な悩みを抱えやすい時期かもしれませんが、年齢に捉われることなく、就活・転職活動を進めることが大事なのではないでしょうか。 

 

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