大学中退を履歴書に書かないとどうなる?好印象を与える理由の書き方を紹介

「大学中退を履歴書に書くと選考で不利になるのでは」「大学中退は書かないとダメ?」と不安を感じて迷う方もいるのではないでしょうか。このコラムでは、大学中退を正しく伝える履歴書の書き方を解説します。また、大学中退をプラスに転換するため、履歴書や面接で中退理由をどう説明するかもご紹介。具体例を交えて解説していますので、これから就職活動を始める大学中退者は参考にしてください。

この記事のまとめ

  • 大学中退者の最終学歴は「高校卒業」だが、履歴書には中途退学まで書くのがルール
  • 大学中退を履歴書に書かないと経歴詐称になる
  • やむを得ない理由で大学中退となった場合は、履歴書に書いたほうが理解されやすい
  • 大学中退の理由がネガティブなものでも、ポジティブに伝えて好印象を与えよう
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履歴書で大学中退を正しく伝える書き方とは

大学中退を正しく伝える履歴書の書き方は「中途退学」です。書類選考にとおりにくくなるのを恐れて「書きたくない」と思う人もいるようですが、大学中退を履歴書に書かないと経歴詐称となり、就職成功が遠のく可能性があります。

大学中退者の最終学歴の書き方


大学中退者の最終学歴は「高校卒業」ですが、前述のとおり履歴書には「中途退学」まで書くのがルールです。
また、最終学歴とは、その人が卒業した学校のうち最も高い教育機関を指す言葉です。「最後に行っていた学校」ではないので注意しましょう。

高等学校卒業程度認定試験(旧大検)の最終学歴の書き方


高校を中退したあと、「高等学校卒業程度認定試験(旧大検)」の国家試験に合格した人もいるでしょう。この場合の最終学歴は「中学校卒業」になりますが、履歴書には「高等学校卒業程度認定試験合格」と記載するのがおすすめ。高卒とは見なされなませんが、高校卒業程度の学力があると評価される可能性があります。

高等学校卒業程度認定試験(旧大検)を経て大学中退した場合は?

高等学校卒業程度認定試験(旧大検)合格→大学進学→大学中退の経歴の場合、最終学歴は「中学校卒業」です。履歴書には以下のように書きましょう。


△年△月 ◯◯中学校 卒業
△年△月 ◯◯高等学校 入学
△年△月 ◯◯高等学校 中途退学
△年△月 高等学校卒業程度認定試験合格
△年△月 ◯◯大学◯◯学部◯◯学科 入学
△年△月 ◯◯大学◯◯学部◯◯学科 中途退学


この場合の最終学歴は中卒ですが、大学に合格できるほどの学力があると伝わります。

大学中退の理由は履歴書に書くべき?


大学中退の理由を履歴書に書くべきかどうかは理由によります。「ほかに勉強したいことを見つけた」「海外留学のため」といった前向きな理由や、「家族の介護」「経済的理由」などのやむを得ない理由の場合は記載したほうが採用担当者の理解を得やすくなるでしょう。


「人間関係がうまくいかなかった」「単位を落とした」「なんとなく」などの理由はマイナス印象が強いため、あえて書く必要はありません。「一身上の都合により」と記載しましょう。

浪人や留年は書かなくてもOK

浪人や留年は履歴書に書かなくても経歴詐称になりません。入学年月と卒業年月によって、ストレートに進級・進学していないことは伝わります。ただし、面接で理由を聞かれる可能性があるので、回答は考えておいたほうが良いでしょう。
介護や病気などのやむを得ない理由で浪人・留年が長引いた場合は、履歴書に理由を記載しておくのがおすすめです。

大学中退を履歴書に書かないとどうなる?

前述のとおり、大学中退を履歴書に書かないのは経歴詐称になります。大学3~4年次に中退して「1〜2年分だし卒業したことにしても大丈夫だろう」と軽い気持ちで経歴を偽ると、将来に影響することもあるので注意が必要です。

書かないと経歴詐称になるので注意


履歴書はその人の経歴や資格を確認するための正式書類です。正しい情報を記載する必要があり、中退を「卒業」と偽って書くと経歴詐称になります。
「書かなければ良いのでは?」と考えて、学校名と学部名しか書かないのも良くありません。履歴書の学歴は「入学」や「卒業」など最後まで記載するのがルール。記載がなければ面接で問われます。

経歴詐称がバレるとどうなる?

経歴詐称がバレると信頼を失い、内定取り消しになる可能性があります。経歴詐称を隠したまま採用されたとしても、後で発覚すると減給、降格、停職のみならず「懲戒解雇」となることも。懲戒解雇は通常の解雇よりも転職活動や失業保険の受給に多大な影響を与えるので、将来のキャリア形成や生活が困難になってしまうでしょう。経歴詐称については「大学中退を履歴書に書かないのはアリ?高校や専門学校中退の場合も解説!」のコラムでも紹介していますのでご一読ください。

大学中退は就職に不利なのか

大学中退という経歴だけで就職・転職が不利になる可能性は低いでしょう。多くの会社は経歴よりもスキルやポテンシャル、会社とのマッチ度を重視するからです。大学中退に至った背景が人によって異なることは採用担当者も理解しているので、履歴書に「中退」と記載があるだけで即不採用になる可能性は低いといえます。

大学・短大・高専中退者の数は約6万人


2021年に文部科学省が発表した「新型コロナウイルス感染症に係る影響を受けた学生等の学生生活に関する調査(p.2-1)」によると、2020年度の中退者は5万7,913人(学生数全体の1.95%)です。このデータには短大と高等専門学校の中退者も含まれますが、学校中退が珍しいわけではないと分かるでしょう。


参照元
文部科学省
新型コロナウイルス感染症に係る影響を受けた学生等の学生生活に関する調査等の結果


「大学中退」に企業が抱く印象


中退に対して「途中で投げ出す人」「意志の弱い人」といったマイナス印象を抱く採用担当者もいるといわれています。2015年の労働政策研究・研修機構の調査「大学等中退者の就労と意識に関する研究(p.99)」によると、学校中退者(大学以外に大学院、短大・高専、専門学校の中退者を含む)が正社員に就職した割合は40.1%です。厚生労働省の2015年の調査「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」によると、同年の大卒の就職内定率は87.8%なので、中退の経歴が選考で不利になる場合もあると考えられます。


しかし、前述のとおり、中退に至る経緯や背景は、すべてが「途中で嫌になったから」「単位を落としたから」といった理由ではありません。多くの求職者を見てきた採用担当者であれば、やむを得ない事情や前向きな理由で中退した例も多く見ています。
選考で大事なのは「大学中退の経験から何を学んだのか」「大学を中退したからこそ得た強みは何か」といった点です。大学中退の理由を今後のキャリアプランにつなげて説明し、「怠けて中退したわけではない」と伝えられれば選考で不利になる可能性は低いでしょう。


参照元
労働政策研究・研修機構
大学等中退者の就労と意識に関する研究
厚生労働省
大学等卒業予定者の就職内定状況調査



大卒と中退の違い


大卒と大学中退で大きく異なるのは、前項で述べた「最終学歴」です。中退の場合は、「大卒以上」を応募条件としている企業・職種に応募しても選考に通過できない可能性が高いでしょう。また、同じ企業に就職しても、基本給や昇格スピードが異なる例は多いようです。

退学と中退の違い

退学も中退も「途中で学校をやめた」という意味では同じですが、以下のような違いがあります。


・中退「自ら学校をやめた」
・退学「学校側からやめさせられた」

退学は規則違反や問題行動などが原因で「退学処分」となった場合に使うことが多いため、採用ではマイナスイメージを抱かれやすいようです。
履歴書への書き方はどちらも同じで「中途退学」と書きます。

大学中退の理由を履歴書で説明する方法

履歴書で大学中退の理由を示す場合は、学歴欄に簡潔に書くのが良いでしょう。
ここからは、中退理由別に学歴欄への書き方をご紹介します。

やむを得ない理由の場合


やむを得ず大学を中退したときの履歴書の書き方は以下のとおりです。


・経済的理由のため
・祖父の介護のため(現在は施設に入所したため家庭での介護は不要)
・病気療養のため(現在は完治)


先に紹介した文部科学省の調査「学生の中途退学や休学等の状況について」では、中退理由で最も多かったのは「経済的理由」で16,181人(20.4%)。「病気・けが・死亡」は4,616人(5.8%)です。採用担当者もこのような理由で中退する人が一定数いると理解しているため、理解されやすいようです。
ただし、家族の介護や自分の健康問題など、就業への影響を懸念される理由の場合は、問題が解決していると示す必要があります。書き方の例は「大学中退を履歴書に書かないのはアリ?高校や専門学校中退の場合も解説!」をご覧ください。

意欲的な理由の場合


意欲的な理由によって大学を中退した場合は、履歴書へ以下のように記載してください。


・カナダへの海外留学のため
・志望進路の変更のため


海外留学や進路変更など意欲的な理由で大学を中退した場合は、「行動力がある」「将来に向けて取り組んでいる」と評価される可能性があるため、履歴書に記載するのがおすすめです。
転学した際は「志望進路の変更のため」と表記するほか、転学先の情報も学歴として書いておきましょう。


ネガティブな理由の場合


ネガティブな理由で大学を中退したときの履歴書の書き方は、以下を参考にしてください。


・一身上の都合により
・就職活動のため


「学校に行くのが面倒臭くなった」「単位を落とした」「大学の雰囲気に馴染めなかった」という理由で中退した場合は、あえて理由を書く必要はありません。一般的には「一身上の都合により」と記載します。
ただし、面接で中退理由を聞かれる可能性はあるので、マイナスイメージを抱かれないような説明方法を考えておく必要があります。面接での伝え方は「面接で大学中退を伝えるときの4つのポイント」をご覧ください。

例文解説!大学中退の履歴書の書き方

ここでは、大学中退を履歴書に書く方法を紹介します。経歴別にまとめているので、履歴書作成のご参考にしてください。

大学中退の例


理由なし

△年△月 △△高等学校 入学
△年△月 △△高等学校 卒業
△年△月 ●●大学◯◯学部××学科 入学
△年△月 ●●大学◯◯学部××学科 中途退学

理由あり

△年△月 △△高等学校 入学
△年△月 △△高等学校 卒業
△年△月 ●●大学◯◯学部××学科 入学
△年△月 ●●大学◯◯学部××学科 中途退学 家庭の事情により退学


履歴書では、理由を詳細に書く必要はありません。上記のように簡潔に書きましょう。

中退後に再入学した例


△年△月 △△高等学校 入学
△年△月 △△高等学校 卒業
△年△月 ●●大学◯◯学部××学科 入学
△年△月 ●●大学◯◯学部××学科 中途退学 経済的な事情のため
△年△月 ●●大学◯◯学部××学科 再入学


再入学とは、中退や除籍などで辞めた大学に入学し直すこと。就職・転職活動の面接では、再入学の理由も聞かれる可能性があります。上記の例では、大学中退の理由が明確なので再入学の理由も説明しやすいでしょう。この場合は「アルバイトで学費を貯めて再入学した」といった説明が考えられます。

中退後に進学した例


△年△月 △△高等学校 入学
△年△月 △△高等学校 卒業
△年△月 ●●大学◯◯学部××学科 入学
△年△月 ●●大学◯◯学部××学科 中途退学 経済的な事情のため
△年△月 ◯◯専門学校××科 入学(新入生として進学した場合)
△△大学××学部◯◯学科 編入学(編入生として進学した場合)


編入は再入学とは異なり、もともと在籍していた学校とは別の学校に入り直すこと。これまでの高等教育機関で得た単位を引き継ぐ形で、2年次ないし3年次から通うのが「編入」です。1年次から「新入生」として進学した場合は編入ではなく入学になるので注意してください。

中退後に就職した例


△年△月 △△高等学校 入学
△年△月 △△高等学校 卒業
△年△月 ●●大学◯◯学部××学科 入学
△年△月 ●●大学◯◯学部××学科 中途退学


中退後に正社員として就職た場合は、職歴欄に入社時期や社名、仕事内容などを以下のように記載します。


△年△月 ◯◯株式会社 入社
△△部 ●●課に配属 営業を担当
現在に至る


すでに退職している場合は、最後の行に「△年△月 ◯◯株式会社 一身上の都合により退職」と記載しましょう。

大学中退をプラスに転換するには

大学中退という経歴にマイナスイメージを抱く採用担当者もいるようですが、アピールの仕方によってプラスに転換することができます。

中退後の経験をアピールする


「就職後に活かせる資格を取った」「アルバイトで◯◯のスキルを磨いた」といった大学中退後の経験をアピールすると高評価になる可能性があります。中退後の経験で得たものが応募先の会社でどのように活かせるかを具体的に説明すれば、「即戦力になれそう」「自社に貢献してくれそう」と好印象を与えられるでしょう。取得した資格は履歴書に記載したうえで、面接でもアピールするのがおすすめです。

若さをアピールする


大学中退者は大卒よりも若いうちに入社することになります。年齢が若いほうが吸収力や柔軟性があると考える採用担当者もいるので選考で有利になることも。面接では「新しいことに挑戦したい」「スキルアップを目指したい」と学ぶ姿勢や意欲をアピールすると良いでしょう。

大学中退がポジティブな結果になったことを伝える


「大学中退という選択をして良かった」という前向きな結果を伝えるのも効果的です。
アピール方法としては、「中退して時間ができたのでアプリゲームの制作に集中し、アプリストアでリリースできた」「フルタイムでホテルのアルバイトに入れるようになり、接客技術が向上したほか、英語対応のためTOEICの勉強を始められた」などが考えられます。

アルバイト経験をアピールする


アルバイト経験は履歴書・職務経歴書に書かないのが原則ですが、大学中退後にフリーターを続けてきた方は、就職・転職活動の際にその経歴を活かせる場合があるので記載したほうが良いこともあります。ここでは、アルバイト経験を履歴書に記載する際のポイントをご紹介します。

履歴書への書き方

△年△月 株式会社◯◯ 入社(アルバイト)
□□居酒屋でホール・キッチン・発注・新人指導を担当
△年△月 一身上の都合により退社


履歴書に記入する場合は、職歴欄を使用します。
学歴から1行空けて「職歴」と書き、アルバイト歴を記載していきましょう。
職歴欄の経験は正社員であることが前提なので、アルバイトであることを明記してください。また、仕事内容を簡単に書いておくと、アルバイトで得たスキルや経験が伝わりやすくなります。

職務経歴書への書き方

△年△月~△年△月 株式会社◯◯ □□居酒屋(ホール・キッチン・発注・新人指導)


・職務内容
大学在学中にホールスタッフとしてアルバイトを始め、入社4カ月でキッチンも兼務。
大学中退後はバイトリーダーになり、発注や新人指導も担当。


・実績
店内での予約獲得数1位
アルバイトの早期離職を4分の1に


・退職理由
「店長にならないか」との誘いを受けたものの、以前より興味のあった営業職で正社員になろうと考え退職。


・自己PR
コミュニケーション能力には自信がある。
お客さまと積極的に関わってリピーターを増やし、今年の3月には予約獲得数で1位を記録。次点のアルバイトに比べて3倍の記録を樹立した。
また、新人に良かった点と改善点を毎日伝え、定着率の向上に努めた。バイトリーダー就任後は、3カ月で離職するアルバイトを前年の4人から1人に減らすことができた。


特にアピールしたいアルバイトがあれば、履歴書だけでなく職務経歴書も書いてみましょう。
職務経歴書では、アルバイトで得たものを就職後どのように仕事に活かせるのか、即戦力になりそうなスキルは何かといった情報を加えると、会社にとってプラスになる人材だとアピールできます。


大学中退後のフリーター生活が長かった方は、「バイトだから」と消極的にならず、自分を成長させるために必要な期間だったという考え方で就活に臨むことが大切です。フリーターが志望動機を書くコツや面接対策については、「フリーターは正社員になれない?就職成功のコツやおすすめの職種を紹介!」のコラムで紹介していますので、フリーター経験がある大学中退者はご一読ください。

面接で大学中退を伝えるときの4つのポイント

履歴書に大学中退と記載があれば、面接で理由を聞かれるのが一般的です。この項では、面接で大学中退について伝えるときのポイントを解説します。

1.ポジティブな回答をする


ネガティブな理由で大学中退をした場合でも、ポジティブに伝えるのが重要です。たとえば、単位を落としたのなら、単位を落とした理由を説明したうえで「中退経験から得たもの」を述べると前向きな印象になるでしょう。

やむを得ない理由の場合

やむを得ない大学中退理由については無理にポジティブな表現にする必要はありません。たとえば、以下のような回答が考えられます。


「父が入院することになり、学費の支払いが難しくなったため中退しました。現在は退院し快方に向かっていますが、経済的に家庭を支えたく就職を考えました。」


自分ではどうにもならない理由なら、そのまま伝えるのが無難です。ただし、仕方なく就職すると捉えられてしまうと、逆境に弱いと判断される恐れも。新たに勉強したことや就職への強い意志を付け加えて、前向きな姿勢を示すようにしましょう。
また、「現在は完治していて業務に支障はない」「現在は施設に入所しているので介護の必要はなくなった」など、働くにあたって支障がないことは伝える必要があります。

意欲的な理由の場合

大学中退の理由が意欲的な場合は履歴書にも記載したうえで、面接でも説明してアピールにつなげましょう。


「高校生のころからイラストやデザインに興味があり独学で制作をしていましたが、親の意向もあり□□学部に進学しました。しかし、やはりデザインを仕事にしたく、今からでも実践的な経験を積みたいと思い、大学を辞めて就職することにしました。」


進路を変更した場合、「ほかに勉強したいことができたので」「新たな目標を見つけたので」といった内容を伝えるよう心がけましょう。
このとき、現在勉強している内容と就職先の仕事が一致していると説得力が増します。反対に、一致していないと「なぜうちを志望したの?」と疑問に思われてしまうので注意が必要です。

ネガティブな理由の場合

学業不振、学校生活不適応といった理由の場合は、事実をそのまま伝えるとマイナス印象を抱かれる可能性があります。「アルバイトに熱中して単位を落とした」といった中退理由の場合は以下のように回答するとポジティブな印象になるでしょう。


「大学の勉强よりもアルバイトのほうが自分にとっての学びが多いと感じたため、退学に至りました。アルバイトで学んだプログラミングのスキルや経験を活かし、将来はITスペシャリストを目指したいと考えております。」


学業不振や「学校が合わない」といった理由で大学を中退した場合の例は「大学中退理由はどう伝える?嘘はNG?履歴書や面接での説明方法を紹介」のコラムでも紹介していますので、ご覧ください。

2.ダラダラと説明しない


大学中退の理由は、はっきりと結論を伝えることが大切です。履歴書だけでは伝わらないからといってダラダラと説明すると言い訳に聞こえてしまい、良くない印象になることも。中退の事実を認めたうえで、反省点や改善点、今後の展望を伝えるのがおすすめです。


3.嘘をつかない


大学中退をポジティブな回答をするために嘘をつくのは良くありません。ネガティブな中退理由だから…とやむを得ない理由に変えて伝えるのも避けるべき。嘘の露見を恐れて長い説明をすれば「なにか隠しているのでは」と疑念を与えかねません。また、深堀りした質問に答えられずに嘘がバレる可能性もあります。嘘がバレると、信頼を失い合否にも影響を及ぼすでしょう。

4.志望動機と結びつける


採用担当者は「なぜ大学を中退したのか」「中退して何を得たのか」を知ることで、応募者の考え方や志望度の高さを知りたいと考えています。また、同時に「仕事をすぐに投げ出さないか」「適当に仕事選びをしていないか」を懸念していることも。これらを踏まえて、「大学では人間関係の築き方で悩んで中退したが、アルバイトを通して人との関わりの大切さを知った。大学中退の経験を活かし、信頼関係が求められる人材業界に挑戦したい」など、中退理由を志望動機と結びつけると相手が納得しやすくなります。

志望動機と中退理由が結びつかない場合

志望動機と中退理由に関連性がない場合は、「明確な目標を持って努力してきた」ことを伝えましょう。また、大学生活やアルバイトのなかで学んだことが志望動機につながることも。「アルバイトをするなかで◯◯に興味を持ち、1日でも早く◯◯業界で活躍したかったので中退した」「大学の勉強に興味を持てず、改めて興味のあることを考えたら◯◯だった。独学で資格も取得したので、御社に貢献できると考えた」のように、前向きに頑張る姿勢をアピールしましょう。


就職・転職活動の面接では、ビジネスマナーや服装なども評価の対象になります。「正社員の面接対策!服装はスーツと私服どちらで行く?主な質問も押さえよう」のコラムで面接で押さえるべきポイントを紹介していますので、参考にしてください。

大学中退者におすすめの求人3選

前述のとおり、大学中退者は大卒に比べて就職・転職のハードルが高い側面があります。大学中退から正社員を目指す際は、以下のような求人を探すと就職成功の可能性が高まるでしょう。

1.未経験歓迎の求人


未経験歓迎と記載されている求人は、スキルや経験よりもポテンシャルを重視する傾向があります。研修制度の整っている会社が多いため、職種未経験・正社員未経験の大学中退者も採用されやすいでしょう。まずは未経験歓迎の仕事で職歴を作り、転職して志望の会社を目指すのも方法の一つです。

2.学歴不問の求人


学歴を問わずに募集している求人は、大学中退だからといって選考で不利になることがありません。入社後も学歴による給料や昇格の差がないため、大卒以上に活躍できる可能性もあるでしょう。
また、学歴不問の職業には公務員もあります。大学中退から公務員を目指す方法については「大学中退で公務員への就職はおすすめ?面接のポイントや給料事情をご紹介!」のコラムで詳しく解説していますので、ご覧ください。

3.人手不足の業界の求人


介護業界やIT業界といった人手不足の業界は、学歴や経験に関係なく、会社とマッチしていれば採用される可能性が高いといわれています。人材確保のため、給料や福利厚生などの条件が良い求人もあるようです。資格取得支援制度がある会社では、大学中退者もスペシャリストを目指しやすいでしょう。スキルアップによって将来の転職もしやすくなります。

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