大学中退者が履歴書を書く時のコツ

大学中退者が正社員就職を目指して就職活動をする場合、履歴書の書き方にもコツがあることをご存知ですか?

用紙の扱い方や添付写真などの見落としがちな基本的なことから、大学を中退した理由の書き方、フリーターのための職務経歴書の活用方法、マイナスをプラスに変える自己PR方法まで、大学中退者の履歴書の書き方のコツをまとめました。

書類選考を通過して就活を成功させ、社員の採用内定を勝ち取りましょう。

【このページのまとめ】
・中退理由は、やむをえない事情でない場合は、先を見据えた内容を記載する
・自己PRは、大学中退後に得たことをどのように活かせるかを伝える
・職務経歴書にバイト経験を記載し、中退後に得た経験をアピールする
・履歴書は丁寧に扱い、誤字脱字や不備がないか最終確認をする
・面接時には、履歴書の内容と話す内容に矛盾が生じないようにする
・履歴書には、中退した理由も添える

中退理由の書き方

正社員就職を目指して就職活動をする大学中退者の皆さんにとって最初の難関は、「履歴書の学歴欄に中退理由をどう書くか?」ということではないでしょうか。

どんな理由にせよ「大学中退」という文字は、残念ながら企業の採用担当者に良い印象を与えることはありません。
もし就職しても何らかの理由が生じた場合に「会社もすぐに辞めてしまうのではないか?」という懸念があるからです。

かといって、それを恐れて大学中退の旨を書かないということは、経歴詐称となります。次の項目で詳しく経歴詐称した場合の事例についてご紹介しますが、後々の仕事で支障が出ることもあるのでおすすめしません。

履歴書を書く時は単に「○○大学中退」と書くのではなく、中退理由を簡潔に書き添えましょう。

中退理由としては「体調不良により」「家庭の事情により」など、書ける範囲で大丈夫です。
やむを得ない事情がある場合は、企業側も理解を示してくれるでしょう。

逆に「学校に行くのが面倒くさくなったから」「カリキュラムに興味が持てなかった」など、自分の都合で中退した方は要注意です。
最低限「他に勉強したいことができたので」「新たな目標を見つけたので」「進路志望の変更により」といった内容で伝えることを心がけましょう。

求人を出す企業の人事担当者が履歴書を見たときに、社員として採用することに不足が無い人材だと思えなければ、書類選考は通過しないからです。
大学中退者ならではの就活のコツを掴んで、採用内定を勝ち取ってください。

学歴を詐称したらどうなる?

大学3・4年次に中退した場合、「1〜2年分くらいだし卒業したことにしても大丈夫だろう」と思って大学を卒業したことにする人もいるようです。

しかし、これは経歴詐称となり、軽犯罪法違反となります。卒業証書など学歴が分かる書類の偽造も犯罪です。

もし就職できても、後で経歴詐称がわかると減給、降格、停職のみならず「懲戒解雇」となることも。
懲戒解雇は通常の解雇よりも転職活動や失業保険の受給において多大な影響を与えますから、将来のキャリア形成や生活が困難になることも考えられるでしょう。

新卒では卒業証書など最終学歴がわかる文書の提出を求められることもあり、学歴を詐称すると内定後〜入社までの間にバレることもあります。
近年ではSNSで応募者を調べて採用するかの参考にする企業も多いので、そもそも選考で弾かれてしまうケースも増えているようです。

事実を提示していれば、大学中退でも充分就職できた、という場合も少なくないのではないでしょうか。

中退理由はプラスに転換できる

大学中退者が正社員就職を目指して就職活動をする場合、履歴書の中でどうしてもマイナスポイントとなる「大学中退」という学歴を、プラスに転換させる自己アピール方法をマスターする必要があります。

例えば、大学を中退してからのブランクを数字の情報のみで記載するとマイナスの要素しかありませんが、自己PRで「ブランクを利用して仕事で即戦力となりそうな資格を取った」「ボランティア活動をして培ったものがある」「フリーター期間に身に着けたスキルがある」などの内容をアピールできると、プラスに転換できることがあります。

わかりやすく簡潔な文章で、ブランク期間に得たものを、就職後どのように仕事で活かしたいと思っているかを添えてください。

社員を募集する企業の採用担当者が見ているのは、あなたの将来性です。
消極的な大学中退者というイメージを払拭するような前向きな姿勢をしっかり見せましょう。

履歴書・職務経歴書の具体的な書き方

大学中退者が就職活動をしている最中に悩むのは、履歴書や職務経歴書の書き方ではないでしょうか。大学中退者の履歴書・職務経歴書の具体的な書き方をこれから見ていきましょう。
・履歴書の書き方

まず、履歴書の学歴欄には、「高校入学」から書き始めます。
次に「高校卒業」を書き、続いて「○○大学○○学部入学」と記載します。
大学中退者は次の行に「○○大学○○学部 中途退学」と書かなくてはなりませんが、3通りの書き方があるので以下を参考にしてみてください。

1つ目は、「中途退学」という文言の前に中退理由を書き添えるものです。
例としては、「家庭的な事情により中途退学」「経済的な事情により中途退学」「一身上の都合により中途退学」などが挙げられます。

2つ目は、「中途退学」と書いた行の次に中退理由を書くものです。
次の行に記載する場合は「家庭的な事情による」「経済的な事情による」などと簡潔に書き記すようにしましょう。

3つ目は、中退理由を書かないで、「中途退学」とだけ書き記すものです。
ただ、中退理由はできるだけ書いたほうが良いので、3つ目の方法はあまりおすすめしません。

大学中退者は以上3つの書き方を用いて履歴書の学歴欄を埋めましょう。

・職務経歴書を充実させるには

基本的にはアルバイト経験は履歴書や職務経歴書に記載する必要はありませんが、大学中退後、職歴がなくフリーターを続けてきた方は、就職活動の際にその経歴を活かせることもあるので、書く時のポイントをご紹介します。。

まず履歴書を作成する際は、職務経歴を添付できるタイプの用紙を選びましょう。

記載する内容は、仕事内容の詳細、自分のポジション、どのような姿勢で仕事に取り組んできたのかといった情報です。
さらに、そこで得たものを就職した後どのように仕事に活かしていきたいと思っているのか、求人内容に応じた即戦力になりそうなスキルについても情報を加えることで、会社にとってプラスとなる人材であることをアピールできます。

中退フリーターの方は「バイトだから」と消極的にならず、ブランクが自分を成長させる充実した期間であったという考え方で就活に臨むことが大切です。
正社員採用を勝ち取るためのコツは「ネガティブな過去をポジティブな将来に繋げてアピールする」こと。
なかなか事実をポジティブな理由に変換できないからと投げやりに就活せず、じっくり考えて臨みしましょう。

内容以外での基本的な履歴書作成のポイント

履歴書が完成したら、すぐに封筒にしまうのではなく、一度ちゃんと作成できているかチェックしてください。
何を確認したら良いのか、基本的なチェックポイントをおさらいしておきましょう。

履歴書は就活での自分の第一印象を決める重要な書類です。
用紙の角は折れていないか、しわはないか、筆跡ににじみはないか、誤字脱字がないか、印鑑はズレたり薄かったりしないかなど、身だしなみ同様「だらしない」印象を決して与えないように気をつける必要があります。

履歴書を見る企業の採用担当者に、清潔感ときちんとした印象を持ってもらえるような書類作りを心がけてください。
いきなり清書するのが不安な場合は、面倒くさがらずに一度下書きをして見本を作ることをおすすめします。

何事も丁寧にきちんとこなす姿勢は、就職して仕事が始まってからも、社会人として問われる部分であることをお忘れなく。
社員を募集する企業の人事担当者は、応募者のこういった部分も見ています。
基本をきっちり押さえて採用内定を勝ち取りましょう。

面接時の履歴書の扱い方

面接時に履歴書を持参する場合にも、いくつかポイントがあります。


まずは、持参する際には、封筒の口に糊づけを行わないこと。
面接担当者はその場で履歴書を確認しながら面接を行なうので、取り出せる状態にしておかなくてはなりません。

または、最初から机の上に出しておき、それを渡すようにしてもOKです。
渡す際は、履歴書を両手で持ち、「こちらが履歴書になります。よろしくお願いいたします」と一言添えると良いでしょう。

面接では、履歴書に書いてある志望動機などを、口頭で説明するよう質問されることもあります。
その際には「履歴書に書いてあるじゃないか」とは思わずに、改めて説明する気持ちで答えましょう。履歴書では文字数の関係で伝えきれなかった部分もあるはずですから、面接で補足できるといいかもしれません。
履歴書と面接で伝えた内容が矛盾が発生しないように気をつけてください。

また、質問では中退の理由なども質問されることもあるでしょう。
前述の自己PRに書いた内容に沿って、ポジティブなメッセージを発信できると採用へ結びつく確率は高まっていくはずです。

大学中退から正社員就職を目指す場合、「履歴書に中退理由をどのように書いたらよいかわからない」「マイナスイメージを払拭する方法がわからない」などのお悩みがあると思います。

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大学中退から正社員就職を目指すみなさんにとって、就職活動での最初の難関は「履歴書に中退理由を書くこと」ではないでしょうか。

ここでは中退理由の書き方やマイナスイメージを払拭する自己PRの方法、フリーターの経験を就活や今後の仕事に生かす方法、見落としがちな基本的なポイントなどについて紹介しています。

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また、履歴書の一通りの書き方は見てきたとおりですが、履歴書に関する補足情報をいくつか載せていきます。まず、どの履歴書を使えば良いのか迷っている人は、コンビニやスーパーで売っているものを買いましょう。コンビニやスーパー、書店などでは、一般的な履歴書を扱っており、アルバイトの面接時だけではなく、就職活動の際も利用できます。もちろん、大学の生協で大学指定の履歴書を買うのも良いでしょう。いずれにせよ、お店で売られている自己PRの欄や志望動機を記載する欄がある一般的な履歴書を使用してください。また、履歴書を書く時は、手書きが良いのか、パソコンが良いのかわからない方もいると思いますが、どちらでも問題ありません。ただし、提出先の企業によっては手書きが好まれる場合もあります。老舗ブランド企業や昔ながらの社風が特徴の企業は、手書きで提出することをおすすめします。一方でIT系やベンチャー企業では、パソコンで作成した履歴書を提出すると良いでしょう。たまに求人の募集要項に、履歴書は直筆で記入することなどと書かれていることがあるので、その場合は指示に従うようにしてください。履歴書を書く際に使う道具は、ボールペンでも万年筆でもどちらでも構いません。言うまでもなく、シャープペンシルではNGです。万年筆は慣れてないと上手く書けないので、ボールペンを使うのが無難でしょう。ボールペンや万年筆は1度間違うと修正できないので、気をつけてください。間違えた際には修正液を用いるのではなく、新しい履歴書を準備して書き直しましょう。修正液で修正した履歴書を提出すると、心証が悪くなり、書類選考で落とされる可能性が高くなります。慎重に書き進めると良いでしょう。印鑑についてですが、印鑑は実印と認印どちらでも大丈夫です。身近にある印鑑を使いましょう。履歴書に載せる証明写真は、サイズが合ってさえいればどこで撮ったものでも問題ありません。ただ、コンビニやスーパーなどお店にあるスピード写真で済ますよりかは、写真屋さんで撮ることを推奨します。確かに、写真屋さんで撮る証明写真よりも、自分で操作するスピード写真の方が安いですが、証明写真で良い印象を与えることは大事なので、より上手く撮影できる方法を採用するのがベターです。
履歴書は書く内容も大切ですが、証明写真などの細部も大切にしましょう。細かいところまで妥協せず、しっかりと履歴書を作成できれば書類選考も通りやすくなり、採用・内定に近づいていくでしょう。

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