大学卒業後の進路が決まらない!主な選択肢や後悔しないための考え方を解説

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この記事のまとめ

  • 大学卒業後の進路は就職だけでなく、専門学校への進学やワーホリなど多様化している
  • 大学卒業後の進路が決まらない場合は、興味があることや今後の目標の明確化が重要
  • フリーターやニートから正社員を目指すなら、就職しなかった間に取り組んだことを伝えよう
  • 大学卒業後に就職活動をするなら、丁寧な自己分析や就職エージェントの利用がおすすめ

「大学卒業後の進路が決まらない…」と悩んでいる方もいるでしょう。大学卒業後の選択肢は多様化しており、大学院・専門学校への進学やワーキングホリデーなど、就職以外の進路もあります。

このコラムでは、大学卒業後に考えられる進路についてご紹介。「就職したくない」と感じる理由や正社員にならないメリット・デメリットも解説します。進路が決まらないときの考え方もまとめたので、後悔しない選択のためにお役立てください。

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大学卒業後に未就職だとその後の就職難易度が上がる?

大学卒業後に未就職の場合、新卒時よりも就職活動の難易度が上がる可能性があります。現在の日本では新卒一括採用が主流であり、多くの学生が同時期に就職するのが一般的。そのため、新卒で就職せずに大学を卒業したことに対して、採用担当者が「なぜ新卒で就職しなかったのか」「就職への意欲がなかったのでは」と懸念を抱く恐れがあるからです。

とはいえ、新卒時に就職しなかったものの、大学卒業後に改めて就活し、就職を成功させている方も一定数います。「大学卒業後の進路によっては、就職は難しいのでは…」と悲観し過ぎず、このコラムで卒業後の進路について前向きに考えてみましょう。

大学卒業後の進路が決まらない…考えられる9つの選択肢

 

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大学卒業後の進路の多様化により、就職以外の道を選ぶ方も少なくありません。文部科学省の「令和6年度学校基本調査」によると、大学卒業後の進路に就職を選んだ方の割合(自営業や1年以上の有期雇用労働者を含む)は全体の76.5%でした。つまり、進学やフリーターなど就職以外の道を選んだ方が20%以上いることが分かります。

ここでは、大学卒業後の進路についてそれぞれの特徴を確認してみましょう。

卒業者進学者(率)就職者(卒業者に占める就職者の割合)その他の項目の合計(率)
59万487人7万4,390人 (12.6%)45万1,794人 (76.5%)6万4,561人(10.9%)

参照:文部科学省「令和6年度学校基本調査 表3 大学(学部)卒業後の状況(p.6)
※進学者のうち、就職している者は「進学者」と「就職者」にそれぞれ計上されているため、項目横計と卒業者は一致しない。

1.就職(一般企業・公務員)

前述の資料のとおり、大学卒業後の進路は、就職が最も一般的であることが分かります
新卒一括採用時に就活をすれば、ビジネス経験やスキルを問われることなく志望企業に入れるチャンスがあるでしょう。企業にとっては採用コストや教育コストを抑えられるうえ、優秀な人材を確保できることがメリットです。

また、民間企業だけでなく、公務員を選ぶ道もあります。公務員は民間企業と比較して雇用が安定しているため、「一つの場所で長く働き続けたい」「安定した収入を得たい」という方に向いているでしょう。ただし、公務員試験の対策が必要なため、民間企業より就職までの準備に時間が必要です。

昨今は、少子高齢化の影響で若い人材を積極的に確保したい企業や自治体もあり、売り手市場といわれています。一般企業や公務員への就職は、大学卒業後に最も選ばれやすい進路といえるでしょう。

2.進学(大学院・別の大学・専門学校)

大学卒業後に専門学校や大学院などへの進学は、就職に次いで多い選択です。専門的に学びたい分野があったり、資格・免許の取得を目指したりといった目的で、大学院や専門学校の入学試験を受ける方が多いでしょう。
また、農学部から工学部など、別の分野を勉強するために大学卒業後にほかの大学に入学する方もいるようです。

それ以外では、大学卒業後に語学留学や専門留学を選択する方もいます。専門留学の場合、海外の大学や専門学校へ進学して、ビジネスやデザイン、建築などの専門スキルを高めることを目的としているようです。

3.フリーター(アルバイト)

大学卒業後、進学や就職をせずに、アルバイトで生計を立てるフリーターになる方もいます。「やりたい仕事が見つからない」といった理由でフリーターになったり、将来の目標を達成するためにあえてフリーターを選択したりと、実態はさまざま。アルバイトを掛け持ちすれば正社員並みに稼ぐことも可能なため、自由に働きたい方には向いているでしょう。

ただし、アルバイトは雇用や収入が安定せず、社会的信用を得にくいデメリットがあります。フリーターを長く続けるほど就職の難易度も上がる傾向にあるため、あらかじめ「30歳までに正社員になる」など期限や目標を決めておくのがおすすめです。

4.ニート

大学卒業後の進路が定まっておらず、アルバイトや求職活動もしていない場合は、いわゆるニートの状態に当てはまります。ニートになる理由としては、「内定が出なかった」「一度は就職したが退職してしまった」などが考えられるでしょう。
ニート期間は安定した収入を得られないほか、年齢を重ねるにつれ就職活動の難易度が上がりやすくなるため、将来的なリスクが高い選択肢といえます。

5.起業

大学卒業後、自ら会社を立ち上げる方もいます。インターネットが発達した時代背景から、オフィスをもたずに起業することも可能なようです。
ただし、会社の経営は簡単ではありません。起業したものの上手くいかなければ、その後の進路を考える必要があります。「第二新卒として就活しよう」と思っても、新卒時より就職のハードルが高くなる恐れも。起業を検討するなら本気で取り組む覚悟をもち、ハイリスク・ハイリターンな選択肢であることを認識しておきましょう。

6.フリーランス

「会社に所属したくない」「人間関係に悩まされたくない」などの理由で、大学卒業後にフリーランスとして働く方もいます。昨今はクラウドソーシングサイトで簡単に仕事を探せるため、パソコンとインターネット環境があれば、誰でもフリーランスで活躍できる可能性のある時代です。

ブログやSNSで個人の活動やアイデアを発信すると、企業からスカウトや仕事の案件が来ることもあります。Webデザインやプログラミングなど、専門のスキルがあると活躍しやすいでしょう。

7.ワーキングホリデー(ワーホリ)

大学卒業後、ワーキングホリデーに参加して外国語や海外での生活や文化を学びに行く選択肢もあります。ワーキングホリデーは一般的な留学と異なり、渡航先で就労しながら観光や勉強をできるのが特徴です。

ワーキングホリデーでの就業経験は、一般的な職務経歴には含まれません。ただし、「なぜ就職せずにワーキングホリデーを選んだのか」「その経験から学んだことは何か」を明確に伝えられれば、帰国後の就活で大きなアピールポイントになり得るでしょう。

8.留学

語学力向上や専門分野の研究のため、大学卒業後に海外へ留学するのも選択肢の一つです。学びたい分野のエキスパートのもとで勉強したり、最新の研究に携われたりする可能性があるため、学習意欲が高く目的が明確な方に向いているでしょう。

また、留学先で日本ではできない経験を積めたり、人脈が広がったりするのもメリットといえます。帰国後に就活する場合も、「現地で学んだこと」「就職後に活かせる留学先での経験」などをアピールできれば、採用担当者からの評価につながるでしょう。

9.就職留年・浪人

「就活したが納得できる結果ではなかった」「第一志望の企業に受からなかった」などの理由で、就職留年・浪人を選ぶ方も一定数いるようです。就職留年とは大学に1年長く在籍し、新卒扱いで再度就活に取り組むことを指します。一方、就職浪人は未就職のまま卒業し、既卒として引き続き就活を行うことです。
なかには、留年・浪人期間中に希望する業界や企業に関わるアルバイトやインターンで経験を積んだり、資格を取得したりする方もいます。

どちらの場合も、就活の面接では「なぜ留年(浪人)したのか」と問われるでしょう。面接官の理解を得られるように、叶えたい目標や就職への意欲を示すことが大切です。

ここまで述べたように、大学卒業後の進路には多様な選択肢があります。どのような選択をするにしても、目的を明確化したうえで進路を定めることがポイントです。「『就活しない』生き方はアリ?大学生が就職以外で選べる進路をご紹介」のコラムでは、大学卒業後に就職しない生き方について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

参照元
文部科学省
学校基本調査-令和6年度 結果の概要-

大学卒業後の進路が決まらないときに考えたいこと

大学卒業後に何をしたいか分からず進路が決まらないときは、迷っている理由や就職以外の道を選ぶ目的を明確に分析するのが重要です。「なんとなく就職したくない」「通勤電車に乗りたくない」などの理由で就職を避けると、後悔する可能性があります。
ここでは、進路が決まらないときに考えるべき項目について解説するので、チェックしてみてください。

どのような業界や職種に興味があるか

大学卒業後に就職するか悩んだら、興味のある業界・職種を絞り込むことから始めてみましょう。自分がどのような仕事に惹かれるのかを考えることで、就職活動の方向性がより明確になる可能性があります。

とはいえ、世の中には多くの業界や職種があるため、ピンポイントで興味のある仕事を探すのは難しいもの。まずは就活イベントに積極的に参加したり、どのような業界・職種があるか幅広く調べたりして、「少し興味がある」「楽しそう」と感じるものを見つけてみましょう。そこから企業の社風や事業内容、職種ごとの業務内容などより細かい情報を調べることで、自分に合った業界や職種を絞り込みやすくなります。
ハタラクティブの「業界図鑑」「職種図鑑」でもさまざまな業界・職種についてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

今後の目標や人生のビジョンは何か

大学卒業後の進路が決まらないときは、卒業後の目標や人生のビジョンについて考えるのも有効な手段といえます。進路に迷うのは、「叶えたい夢は何か」「どのような進路なら自分自身の能力を活かせるか」を把握できておらず、将来のビジョンが不透明なことが原因の可能性があるためです。

やりたいことや向いていることを軸に目標を定めるには、自己分析を行うのがおすすめ。自己分析の詳しいやり方はこのコラムの後半で解説しているので、ぜひ読み進めてみてください。

就職以外で「やりたいこと」を実現できる道はあるか

「進路に悩んでいるけどやりたいことはある」という場合は、就職しなくても実現できるかどうかを考えてみましょう。大学卒業後に就職した場合、希望の部署に配属されず、やりたい仕事ができないことも考えられます。一方でフリーランスや起業の場合、自分のやりたい分野に携われるうえ、仕事の進め方や働く時間も自分で決められるでしょう。
事業が軌道に乗れば、仕事をすればするほど収入が増える可能性がある点も魅力です。やりたいことがある方は、ブログやSNSで自分の作品やスキルを発信し、個人で活動するのも選択肢の一つでしょう。

また、研究職や専門職でやりたいことがある方は、大学院への進学がおすすめです。就職活動における大学院卒は新卒とは扱いが異なるものの、理系の研究科や法学研究科など、仕事につながりやすい分野の大学院であれば評価されやすいでしょう。

ただし、起業やフリーランスは企業が守ってくれるわけではなく、事業についての責任はすべて自分で負う必要があります。また、大学院への進学は学費や時間といったコストが掛かるため、どちらも比較的難易度の高い選択肢です。リスクやデメリットにも目を向け、覚悟をもって挑戦する必要があるでしょう。

収入が不安定になるリスクも認識しておこう

フリーランスや起業を選択した場合、仕事がなければ収入が得られず、生活が不安定になりやすいのも事実です。企業に属する社員であれば体調不良で休む際には有給休暇や保障制度がありますが、フリーランスや起業の場合、そのような保障はありません。営業活動から利益の管理まで自分で行う厳しさが伴います。

大学卒業後に就職以外の道を選ぶ場合、上記のようなリスクの可能性を理解したうえで進路を検討することが重要です。

大学卒業後に「就職したくない」と感じる4つの理由

「就職したくない…」という悩みから、進路が決まらない方もいるでしょう。就職したくないと感じるのは、やりたいことが分からなかったり、就活や仕事に対してマイナスイメージをもっていたりするのが原因と考えられます。
この項では主な理由を紹介するので、当てはまるものがあるか確認してみてください。

大学卒業後に「就職したくない」と感じる理由

  • やりたい仕事が見つからない
  • 就活のシステムに苦手意識がある
  • 会社や組織に縛られたくない
  • 労働に対してネガティブなイメージがある

1.やりたい仕事が見つからない

やりたい仕事が見つからないと、就活や将来の方向性が定まらず「就職したくない」と感じる場合があるようです。目標を見失ってしまいがちなため、就職への意欲が湧きづらいと考えられます。

このような場合は、「大学卒業後の進路が決まらないときに考えたいこと」で解説したように、さまざまな業界・職種の情報を収集したり自己分析を行ったりして、進路の方向性を模索してみましょう。少しでも「興味がある」「自分の強みが活かせそう」と感じる仕事を見つけられれば、就職に対して前向きになれる可能性があります。

2.就活のシステムに苦手意識がある

「協調性や空気を読むことを求められるのが嫌だ」「就職活動の身だしなみやマナーといったルールが面倒」など就活への苦手意識も、「就職したくない」と感じる理由の一つです。また、一度就活をしたもののなかなか内定が得られず、「もう就活をしたくない」と思う場合もあるでしょう。

先述したように、新卒一括採用が主流の日本では、就活に関するルールや暗黙の了解があるほか、大学時代の実績よりも「企業にどのように貢献できるか」といったポテンシャルが評価されやすい傾向にあります。そのため、就活のシステムに煩わしさや苦手意識をもつ方も少なくありません。

苦手意識がぬぐい切れない場合は、「嫌だ」という気持ちを信頼できる相手に相談するのがおすすめです。気持ちが楽になったり、狭まっていた視野が開けて就活に対する考え方が変わったりする可能性があります。「就活がしんどいと感じる理由は?不安の原因や克服のコツを解説」で不安やネガティブな気持ちへの対処法を紹介しているので、ぜひご参照ください。

3.会社や組織に縛られたくない

就職したくないと感じる原因として、「就職=会社や組織に縛られる」というイメージが根付いてしまっていることも考えられます。学生時代は授業やアルバイトを入れる日の融通が利くことから、自由な時間を確保しやすいため、比較して不安や不満を感じる方もいるでしょう。

とはいえ、近年ではリモートワークやフレックスタイム制を積極的に導入している企業もあります。企業に勤めながら柔軟な働き方を実現できる可能性も十分あるため、「就職=縛られる」という先入観を捨て、多様な企業の取り組みや実績を確認してみましょう。柔軟な働き方については、「これからの新しい仕事を考える!注目されている職種や働き方をご紹介」のコラムで解説しています。

4.労働に対してネガティブなイメージがある

働くことに対して「残業が多そう」「職場の人間関係が煩わしそう」などのネガティブなイメージがあると、「就職したくない」と感じてしまう場合があります。物事に対して良くないイメージが先行すると、働く意義や挑戦する意欲が湧きにくいでしょう。

しかし、近年の働き方改革の推進により、従業員の健康や働きやすさを守る取り組みが広がりつつあります。「優良企業に就職したい」という方は、厚生労働省の「安全衛生優良企業公表制度について」を参考に、国から公式に優良認定を受けている企業を探すのも手です。

また、就職・転職エージェントに相談する方法もあります。就職・転職エージェントでは数ある企業から厳選した求人を紹介してもらえるほか、求人サイトでは分からない社風や社内の雰囲気などを知れるのがメリットです。職場環境や働き方について詳しく教えてもらえるため、安心して就活に臨めるでしょう。

参照元
厚生労働省
安全・衛生

大学卒業後に「とりあえずフリーター」は避けるのが無難

「やりたいことがないから」「進学受験に失敗したから」「フリーターをしている知人が多いから」といった理由で、大学卒業後にとりあえずフリーターになるのは避けたほうが無難です。ここでは、キャリアビジョンや目的を曖昧にしたまま、大学卒業後にフリーターになるリスクを解説します。

大学卒業後の進路はその後のキャリアに影響しやすい

大学卒業後の進路は、キャリアを積むための重要な第一歩です。正社員として就職することで実務経験やビジネススキル、社会人としての責任感などが身につくため、20代後半以降の転職やキャリアアップの選択肢が大幅に広がるといえます
一方、フリーター期間が長引いて経験やスキルがないまま年齢を重ねてしまうと、就職のハードルが高くなるのが一般的です。

やりたいことがない場合は、就職先の業務を経験するなかで、改めて方向性を決める方法もあります。実務経験は選考でアピールできるため、将来やりたいことが決まった際の転職活動で活かすことも可能でしょう。進路選択で悩んだら、フリーターになるよりも就職したほうが解決の糸口が見つかりやすいといえます。

周囲に流されるような選択は後悔につながる場合がある

大学卒業後の進路を決める際は、自分自身の意思や希望を明確にし、自分で決断することが重要です。
進路が決まらない方のなかには、「周囲にもフリーターが多いから大丈夫」「アルバイトをしても生活費はまかなえる」と考えている方もいるでしょう。フリーターでアルバイトを掛け持ちすれば、若いうちは正社員と同じくらい稼げる可能性もあります。

しかし、先述したように年齢が上がるほどフリーターからの就職は難しくなるほか、若いころと同じようなペースでは働けなくなる恐れも。将来「なぜあのとき周囲に流されてしまったのか」と後悔するリスクが高まるでしょう。

就職を選択する場合も、人の意見に流されてしまうとに「自分の適性と合っていない」「思っていた仕事内容ではない」と入社後の悩みにつながりかねません。どのような選択においても、自分の希望や考えを軸に決定することで、後悔するリスクを最小限に抑えられるでしょう。

知名度だけで選ぶとやりたいことができない可能性がある

大学卒業後の進路を決めるときに、企業の知名度のみを指標にするのは避けましょう。就職活動が上手くいかなかった方のなかには、「大手企業に就職するまで就職浪人やフリーターを続けよう」と考えている方もいるかもしれません。

しかし、大手企業や有名企業の知名度を目的としたゴールを設定すると、職場環境や仕事内容のリサーチが疎かになり、入社後に理想と現実のギャップが生じてしまう恐れも。また、知名度の高い企業は新卒枠で多くの学生を採用しているため、中途採用枠では実務経験やスキルが求められやすい傾向にあります。

企業の知名度やステータスよりも、「自分は何がしたいのか」「どの進路ならキャリアプランを叶えられるか」といった点を軸に進路を絞り込むのがおすすめです。

資格を取得して就職するのも手

大学卒業後の進路が決まらない場合は、資格の勉強をしてスキルを身につけてから就職する方法もあります。ファイナンシャルプランナー(FP)や宅地建物取引士などは、仕事に直結する資格の一つです。新卒で就職しなかった背景が「仕事の理解を深めたいため、まずは勉強したいと思った」といった理由であれば、就活で不利になるリスクを軽減できるでしょう。

フリーターは自由なライフスタイルを実現できるメリットがある一方で、収入の不安定さや社会的信用を得にくいなどデメリットがあります。そのため、フリーターの期間をどれだけ有効活用したかが、フリーターからの就活を左右する場合もあることを念頭に置いておきましょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

大学卒業後に就職しないメリット

 

大学卒業後に就職しないメリットの画像

 

大学卒業後に就職せずフリーターやニートになるメリットには、自由な時間が増えたり、生活の変化によるストレスが少なかったりすることが挙げられます。以下で考えられるメリットについて詳しく解説するので、チェックしてみてください。

大学卒業後に就職しないメリット

  • やりたいことに時間を費やせる
  • 就活のための時間や費用が掛からない
  • ライフスタイルの変化によるストレスが少ない

1.やりたいことに時間を費やせる

フリーターやニートは正社員と比べてやりたいことに時間を費やしやすいため、夢や目標がある方にとってはメリットになるでしょう。正社員は一日の大半を仕事に充てますが、アルバイトはプライベートを優先してシフト希望を出したり、月によって出勤日数を調整したりすることが可能です。
資格試験の勉強や、夢に向けた活動のための時間を確保しやすいのは、フリーターやニートならではのメリットといえます。

2.就活のための時間や費用が掛からない

在学中に「大学卒業後は就職しない」と決めれば、就職活動に時間とお金を掛ける必要はありません
就職を考えて早い段階からインターンに参加し、大学4年生の夏ごろには企業から内々定をもらう学生もいます。人によっては1~2年以上の時間を就職活動に費やすため、その間大学の講義やアルバイトと並行するのは大変だと感じることもあるでしょう。
リクルートスーツやカバンを購入したり、対面で選考を受けるために交通費や宿泊費が必要になったりと、就職活動中は何かと出費が重なることもあります。

在学中に就職活動をしなかった場合、試験勉強やアルバイト、貯金など、自分の好きなように時間とお金を使えるのがメリットです。

3.ライフスタイルの変化によるストレスが少ない

大学卒業後に就職しないメリットとして、ライフスタイルの変化によるストレスを受けにくいことが挙げられます。就職したり進学したりすると、環境やライフスタイルが大きく変化し、慣れるまではストレスを感じる可能性があるでしょう。
しかし、フリーターになれば、就職先や進学先に合わせて行動する必要がないため、今までとそれほど変わらない生活習慣を維持しやすいといえます。学生時代から続けているアルバイト先で働くなら、人間関係の変化も少ないでしょう。

フリーターの場合、大学卒業後はアルバイト一本になるので、自分の思いどおりにスケジュールを組むことも可能です。フリーターのメリットについては「フリーターのメリットとは?デメリットや正社員を目指す方法もご紹介」のコラムでも紹介しているので、あわせてご覧ください。

大学院への進学はよく考えて決めよう

大学卒業後に大学院への進学を考えている方は、メリット・デメリットをよく検討してから決断するようにしましょう。大学院に進学すると、先述のとおり「研究分野の専門性を高められる」「専門性の高い職業に挑戦できる」といったメリットがあります。
しかし、金銭面の負担があったり、研究内容と就職先の仕事の関連性が薄いと知識を活かしにくかったりするデメリットがあるのも事実です。

就職したい業界や職種が定まっているならば進学のメリットが大きいものの、「就職先の希望が変わる可能性がある」「なんとなく進学する」という場合はデメリットが上回ってしまう恐れがあります。そのため、大学院への進学が自分にとってプラスになるか、本当にやりたいことかをよく考えることが重要です。

大学卒業後に就職しないデメリット

大学卒業後に就職しない場合、社会的信用の得にくさや正社員への就職の難しさなど、さまざまなデメリットがあります。大学を卒業してすぐにはデメリットを感じにくいものの、時間が経つにつれて就職した人たちとの差を感じる可能性があるでしょう。

大学卒業後に就職しないデメリット

  • フリーターの場合は雇用が安定しない
  • 社会的信用を得にくい
  • 年齢を重ねると正社員との収入差が広がる
  • ニート期間が長引くと就職が難しくなる

1.フリーターの場合は雇用が安定しない

大学卒業後にフリーターになった場合のデメリットは、雇用が安定しないことです。フリーターは有期雇用契約であり、契約期間満了時に必ずしも契約が更新されるという保証はありません。正社員のように定年まで安定して働けるとは限らないため、年齢を重ねるにつれ不安を感じる可能性があるでしょう。

一方、正社員は雇用期間に定めがないうえ、有給休暇や傷病手当金などがあるため、病気やケガで一時的に働けなくなっても生活にそれほど大きな影響は生じません。フリーターは正社員に比べて福利厚生が充実していない場合が多く、不測の事態で働けなくなれば、雇用や収入に影響が出やすいでしょう。

2.社会的信用を得にくい

フリーターやニートは社会的信用を得にくいとされているため、高額な買い物ができない可能性があります。たとえば、一人暮らしをしたくても賃貸契約の審査に通りにくかったり、クレジットカードを作れなかったりする場合があるでしょう。

また、収入が安定しないと将来の見通しも立ちにくいため、結婚を躊躇することも。住宅ローンの審査を通過できず、マイホームが購入できないなどの影響も考えられます。

3.年齢を重ねると正社員との収入差が広がる

大学卒業後すぐの若いうちは、フリーターと正社員の収入差はそれほど大きくありません。しかし、年齢を重ねるにつれて収入差は広がる傾向にあるようです

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、正社員と正社員以外の収入差は20代前半と30代前半で大きく異なることが分かります。

年齢層20~24歳30~34歳
正社員22万8,700円29万4,100円
正社員以外19万4,800円22万1,400円
収入差3万3,900円7万2,700円

参照:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況 第6-1表 雇用形態、性、年齢階級別賃金、対前年増減率及び雇用形態間賃金格差

上記の結果を見ると、20代前半では3万円台だった両者の差が、10年後には7万円台にまで広がっているのが分かるでしょう。ここから30代後半、40代と年齢を重ねるごとに収入差はさらに開いていく傾向があるため、少しでも早いうちに正社員を目指すのがおすすめです。

参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況

4.ニート期間が長引くと就職が難しくなる

就職やアルバイトをせずニートになった場合、空白期間が長引くと就職が難しくなるデメリットが考えられます。正社員の選考では、「自分を採用するメリット」を企業にアピールすることが重要です。就労経験や業務に役立つスキルがないと、企業に強みをアピールしにくく、就職活動に苦戦する恐れがあるでしょう。

また、正社員になるための面接では、ニートになった理由を聞かれることが多いようです。ニートの方が採用試験に合格するためには、「なぜニートになったのか」「ニート経験から何を得たのか」を明確にする必要があります。
ニートとひきこもりの違いは?このままだとどうなる?末路や脱出方法を紹介」のコラムではニートを続けるリスクを解説しているので、ぜひご一読ください。

大学卒業後にブランク期間がある場合の就職事情

 

大学卒業後にブランク期間がある場合の就職事情の画像

 

大学卒業後にフリーターやニートになると、就職活動では「ブランク期間(空白期間)がある」と見なされ、不利になる可能性があります。新卒で就職しなくても正社員を目指せるものの、ブランク期間があると新卒時と比べて難易度が高くなるでしょう。
この項では、大学卒業後にブランク期間がある場合の就職活動の実態を解説します。

新卒ではなく「既卒」として就職活動を行う

大学卒業後、一度も就職したことがない方は「既卒」と呼ばれ、新卒とは区別されるのが一般的です。既卒の就職では、「やる気がなくて就職活動をしなかったのでは?」「働く意欲が低いのでは?」と採用担当者から懸念を抱かれやすい傾向にあります。

採用担当者の不安を払拭するには、働くことへの意欲や熱意をしっかり伝えるのがポイントです。実務経験やスキルがない場合もアルバイト経験や仕事への熱意、自身のポテンシャルをアピールすることで、意欲が伝わりやすくなるでしょう。

既卒を新卒扱いする動きもある

若手の就職難という時代背景から、2010年に厚生労働省が「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!! ~『青少年雇用機会確保指針』が改正されました~」という施策を企業に通達しました。その影響により、大学卒業後3年以内の既卒者を新卒枠で受け付ける企業が増えています

厚生労働省の「労働経済動向調査(令和6年8月)の概況(p.14)」によると、新卒の採用枠で既卒の応募も受け付けた企業は72%あり、そのうち採用に至った事例は40%です。既卒を新卒枠で受け入れている企業は一定数あることが分かります。
ただし、前述の通達に法的効力はありません。上記の調査でも27%の企業は「既卒の応募は不可だった」と回答しているように、企業によって対応は異なる点に注意が必要です。

参照元
厚生労働省
3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!~「青少年雇用機会確保指針」が改正されました~
労働経済動向調査(令和6年8月)の概況

就職しなかった理由次第で企業側に与える印象が変わる

就職までにブランク期間がある場合、「大学卒業後に就職しなかった理由」をどう説明するかで企業側に与える印象が変わります。なんとなくでフリーターを選んでしまったとしても、そのまま伝えるとネガティブな印象になり、マイナス評価につながることも。素直に話すことは大切ですが、反省点や現在の取り組みなどを加えて、ポジティブな説明をする工夫が重要です。

病気やけがの治療や家族の介護、看病など、やむを得ない事情がある場合は可能な範囲で正直に伝え、状況が改善されて仕事には影響がないことをアピールしましょう。「就職したくなかった」「会社に縛られたくなかった」というネガティブな理由の場合は、理由だけでなく反省点や就職に対する気持ちの変化もあわせて述べるのがポイントです。
「今は就職の意欲がある」と前向きな姿勢を示すことで、面接担当者の理解を得られる可能性があります。

大学卒業後にしていたことの説明を求められる

大学卒業後にフリーターやニートを経て就職活動をする場合、選考では「卒業から今まで何をしていたのか」と質問されることが多いようです。上記で説明した「就職しなかった理由」と同様に、介護や看病をしていた場合は正直に伝えて問題ないでしょう。

やむを得ない事情以外でフリーターやニートになった方は、ブランク期間の取り組みはできるだけ前向きなものに絞って伝えるのがおすすめです。たとえば、「やりたい仕事を見つけるため、アルバイトをしながら模索していた」「資格を取得して知識を仕事に活かすために勉強していた」というように説明しましょう。ブランク期間中の経験から得たものが志望動機につながっていると、内容に説得力をもたせることができます。

年齢を重ねるほど就職のハードルは上がる

就職活動は、年齢を重ねるにつれてハードルが上がる傾向にあるようです。20代前半~半ばの比較的若いうちは、応募者の将来性やポテンシャルが評価されて採用される可能性も。しかし、年齢が上がるとそれに比例した経験やスキルを求められやすくなります。20代後半や30代で就活を始めると、若い世代に加えて経験豊富な同世代もライバルになるため、実務経験がないと不利になりやすいでしょう。

大学卒業後にブランク期間があっても正社員を目指せるものの、年齢が若いうちのほうが選考への影響も少なくなるため、就職したいと思ったら少しでも早く就活を始めるのがおすすめです。

大学卒業後の就職を成功させる5つのコツ

大学卒業後の就職を成功させるためには、採用されやすい求人選びや就職エージェントの活用など、さまざまなコツがあります。この項では、大学卒業後の正社員への就職を成功させる5つのコツをご紹介します。

大学卒業後の就職を成功させるコツ

  • 自己分析を丁寧に行う
  • 企業研究を怠らない
  • 未経験者歓迎・フリーター歓迎の求人を狙う
  • 業務に役立つ資格を取得する
  • 就職エージェントを活用する

1.自己分析を丁寧に行う

「早く正社員になりたい」と焦って自己分析をおろそかにすると、就職先とのミスマッチにつながる可能性があります。早期離職はその後の転職活動でマイナス評価につながる場合があるので、自己分析をとおして自分に合った長く働ける就職先を選ぶのが重要です。

自己分析は、自分の長所や「やりたいこと」を明確にするのが主な目的。大学時代の経験を振り返り、強みを活かして活躍したエピソードや、周りの人たちから褒められた出来事を洗い出せば、自分がやりがいを感じることや向いている仕事などの傾向が見えてきます。丁寧な自己分析が、「大学卒業後の進路が決まらない」という悩みの解消や、自分に合った就職先の選択にもつながるでしょう。

自己分析のやり方については、「自己分析の方法9選!就活や転職を成功させるためのやり方を解説」のコラムを参考にしてみてください。

目標を達成するために何が必要か洗い出す

自己分析でやりたいことや目標を設定できたら、目標達成までの道筋を考え、どのような取り組みが必要かを明らかにしましょう。「30代までに飲食業界で本社勤務をしたいので、20代は店舗経営やマネジメントを学ぶ」「不動産のプロになるため、業務の経験を積みつつ30歳までに宅地建物取引士の資格を取る」というように、できるだけ具体的に考えるのがポイントです。

具体的なプランを立てることで、「まずは店長になる」「未経験OKの不動産営業職に応募する」など次に取るべき行動が把握できます。就職活動の指標になるほか、働くことのモチベーションアップにもつながるでしょう。

目標達成までの計画の立て方は「キャリアプラン例や立て方を解説!面接で質問される理由や回答方法も紹介」のコラムでも解説しているので、あわせてご参照ください。

2.企業研究を怠らない

応募する求人が決まったら、企業のWebサイトや求人資料をチェックして、経営方針や求める人物像を確認しましょう。入念に企業研究を行えば面接で効果的なアピールができるだけでなく、入社後のミスマッチを事前に防ぐ効果が期待できます。

会社説明会に参加すれば、人事担当者や先輩社員と直接話せる可能性があり、社風や雰囲気を感じ取れるでしょう。ブログやメールマガジンで企業の取り組みやイベント開催を発信している場合もあるため、気になる企業について積極的にリサーチしてみることをおすすめします。
また、OB・OG訪問をするのも有効な方法の一つです。たとえば、応募先企業に大学の先輩が所属しているなら、実際にどのような人が活躍しているのか話を聞いてみましょう。

3.未経験者歓迎・フリーター歓迎の求人を狙う

大学卒業後に就職を目指すなら、未経験者やフリーターを歓迎する求人を狙うのもおすすめです。

たとえば、飲食業界や建設業界は人手不足が懸念されており、未経験から挑戦しやすいといわれています。このような業界のなかには、資格取得支援制度や研修制度など、未経験者が入社後にスキルアップできる制度を整えている会社もあるでしょう。人材確保のため、職場環境や福利厚生に力を入れている会社を選べば、優良企業に就職できる可能性があります。

4.業務に役立つ資格を取得する

前述したように、大学卒業後のブランク期間を利用して、業務で活かせそうな資格を取得するのも手です。
資格を取得するときは、目指したい仕事に役立つものを選ぶのがポイント。たとえば、経理の仕事に興味がある場合は、簿記の資格を取得することで仕事に活かせる知識が身につきます。また、就労意欲をアピールできたり、「未経験からの就職」という不安を軽減できたりするメリットもあるでしょう。

「合格しやすいから」といって業務に関係のない資格を取得しても、仕事に活かせないものは評価につながりにくいため注意が必要です。また、資格取得に時間が掛かり過ぎると、就活で年齢の若さをアピールできなくなる恐れも。取りたい資格の難易度や合格までのスケジュールをしっかり確認し、メリットとデメリットを比較検討して判断しましょう。

5.就職エージェントを活用する

大学卒業後の就職活動に不安があるなら、就職エージェントに登録してプロの力を借りるのもおすすめ。就職エージェントでは、求職者の希望をもとに一人ひとりに合った求人を紹介してくれるので、効率的な就職活動が可能です。

一般の就職情報サイトには掲載していないような、就職エージェントならではの非公開求人の情報を提供してもらえることも。面接対策や日程の調整、志望動機の添削なども行ってくれるので、安心して本番に臨めるでしょう。プロの意見を聞きながら就職活動を進めることで、就職先のミスマッチも防ぎやすいのが特徴です。

「大学卒業後の進路を相談したい」「既卒から就職できるか不安」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、20代の既卒やフリーターに特化した就職サポートを行っています。ポテンシャル重視の求人も多数取り扱っており、未経験からの就職に実績があるため、ブランク期間がある方も安心です。
専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行うので、就職に関する悩みや疑問を相談しやすいのがメリット。応募書類の添削や模擬面接などの選考対策のほか、1分程度で適職診断を受けることも可能です。すべてのサービスは無料で利用できるので、お気軽にお問い合わせください。

大学卒業後の進路が決まらない場合によくある質問

「大学卒業後の進路が決まらない…」とお悩みの方もいるでしょう。ここでは、大学卒業後の進路に関する質問についてQ&A形式で回答するので、ぜひご一読ください。

大学の専攻は就職につながりますか?

必ずしも就職につながるとは限りません。たとえば、大学では理系の研究科を専攻していた場合も、専攻とは関係のない就職先を選ぶ方も一定数います。専攻分野と異なる仕事に挑戦できる可能性もあるため、広い視野をもって就活することがポイントです。

 

転職を検討するなら何年目からですか?

入社後3年以内は転職しないのが望ましいといわれています。特に、同じ業界や職種への転職を考えている場合は、同一企業で数年は経験を積んだほうが、転職活動で有利になりやすいでしょう。

ただし、新卒入社1~2年目での転職は第二新卒として応募できるメリットもあります。「新卒2年目で転職は厳しい?社会人歴が少なめで会社を辞めたら甘えになる?」のコラムで詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。

フリーターやニートから挑戦しやすい仕事の特徴は?

未経験から挑戦でき、スキルアップしやすい環境が整っている仕事であれば、フリーターやニートの方も挑戦しやすいでしょう。たとえば、飲食関係の仕事は未経験から応募しやすく、働きながら経験を積めます。建設業は業界全体の高齢化に伴い、未経験の若い人材を入社後に教育する制度が整っている会社があるようです。

そのほかの仕事は「ニートからの就職のコツを紹介!支援機関を使って就活を有利に進めよう」のコラムでも紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

大学卒業後の進路はいつまでに決めるべきですか?

一般的には、大学3年生の3月に企業へのエントリーが解禁され、その後本格的な選考がスタートします。6月から本選考が始まるので、3月から遅くとも6月までには卒業後の進路を決め、就活する場合は準備を始めましょう。「フリーターの方の就活の流れとは?手順や就職成功のコツを解説」のコラムでは、就活の流れを確認できます。

「就活の進め方がよく分からない」という方は、ハタラクティブにご相談ください。プロのキャリアアドバイザーに就職の疑問やお悩みを相談できるため、自信をもって就活に臨めるでしょう。

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  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

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