- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 後輩への良い接し方とは?人間関係の築き方と指導方法
後輩への良い接し方とは?人間関係の築き方と指導方法
更新日
この記事のまとめ
- 後輩への接し方で大切なのは、相手の気持ちに共感する姿勢
- ピグマリオン効果は後輩のモチベーションを上げ、成果も生みやすいと考えられている
- 後輩が悩みなどを相談しやすい職場環境を作ってあげると良い
- 威圧的な態度やネガティブな発言、自分の考えの押し付けは避けるようにする
- 後輩と良い関係を築くことは大切だが、無理はしすぎないようにしよう
「後輩への接し方が分からない…」と思い悩んでいる方も多いのではないでしょうか。年代や育った環境、趣味などが違うと、共通項が見つけられずに話が続かないことがあります。しかし、ビジネスライクに接するばかりでは、相手のモチベーションを下げてしまうでしょう。ここでは、後輩と良好な関係を築き、能力を延ばす接し方についてまとめました。先輩が心掛けると良いことも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
後輩を伸ばす接し方とは?
学生時代のアルバイトや部活動などで後輩に慕われていたとしても、社会人として好かれる接し方は異なる可能性があります。ここでは、後輩の力を伸ばす接し方についてまとめました。後進の育成と円滑な業務遂行のためにも、以下の行動を心掛けてみましょう。
不安な気持ちに共感する
後輩と接する際は、不安な気持ちに理解を示すことが大切です。仕事にも人間関係にも慣れていない後輩にとって、会社は緊張する場だといえます。そのため、会社内では些細なことで不安になったり戸惑ったりすることがあるでしょう。その気持ちに共感してあげられれば、後輩が安心感を得られると考えられます。
共感するには、まず相手の心に寄り添う姿勢を持つ必要があります。後輩の話に耳を傾け、「それは大変だったね」「確かに心配だよね」と、一旦受けとめるようにしましょう。そのうえでアドバイスや指導を行うと、後輩の心に響きやすくなります。
ピグマリオン効果を活用する
ピグマリオン効果は、1964年に米国の教育心理学者によって提唱された教育方法です。研究結果によると「人間は他者から期待されたとおりの成果を出す傾向がある」とされており、この方法は学校教育だけでなくビジネスにも活用できると考えられるでしょう。
後輩に「これだけ頑張っているんだから、きっとうまくいくよ」など、ポジティブな言葉を掛けるとモチベーションが向上し、成果を上げることに繋がる可能性があります。後輩と接する際はこのようなポジティブな言葉を意識することも大切です。
良好な関係を築くには、上記のように後輩が「もっと頑張ろう」と思えるような接し方を心掛けましょう。また、基本的なことですが、自分がされて嫌なことはしないというのも重要です。
なお、企業によっては自分よりも年下の後輩が上司になる場合もあるでしょう。その際の接し方については、「年下上司との正しい接し方は?上手く付き合うための方法をご紹介」のコラムもぜひ参考にしてみてください。
後輩のために実践すると良いこと
後輩と良い関係を築いていくには、環境を整えてあげるのも効果的です。ここでは、後輩のために実践すると良いことについて解説します。
オープンな雰囲気をつくる
後輩が悩みごとや疑問を相談しやすい雰囲気を作ってあげましょう。関係を構築するうえで、言葉によるコミュニケーションは大切です。コミュニケーションを取りやすくすれば、後輩の問題を解決できるだけでなく、現状確認にも役立つでしょう。
発言の仕方や内容に気をつける
後輩に対する発言に気をつけることも、良い関係を築いていくうえで大切です。後輩に限らず、一般的に威圧的な態度を取ったり、ネガティブな発言をしたりすると相手に快く思われないでしょう。自身の自慢や「昔はこうだった…」という話、上司の悪口などを言うのも避けるのがおすすめです。
1つのやり方に固執しない
自分のやり方や考え方を参考までに話すのは良いですが、後輩が同じように成功するとは限りません。自分の考えを押し付けるのではなく、柔軟な対応や寛容な姿勢も大切だといえるでしょう。
先輩が心掛けると良いこと
最後に、先輩が普段から心掛けると良いことについて紹介します。
ミスに真摯に向き合う
先輩であっても、仕事上でミスをしてしまうことはあります。そのときに、言い訳をしたり保身に走ったりすると、後輩からの評価を下げてしまいかねません。尊敬される先輩になるには、ミスに対して真摯に向き合うことが必要です。ミスをした際の対応については、「仕事でミスをしたときの対応方法は?防止策や気持ちの切り替え方などを解説」のコラムも確認してみてください。
後輩のために無理をしすぎない
ときには後輩と相性が合わず、悩むこともあるでしょう。しかし、それで心身に不調をきたしては元も子もありません。後輩と良好な関係を築くことは大切ですが、無理はしすぎないようにしましょう。人間関係に悩んだ場合の対処法については、「職場で合わない人がいる…人間関係で悩んだときの対処法」のコラムでも解説しています。ぜひこちらもチェックしてみてください。
なかにはさまざまな対処法を試みても人間関係の問題が解決しないこともあるでしょう。どう頑張っても解決しない際は、無理せずに転職を検討するのも一つの手です。転職をする場合は、ミスマッチを防ぐためにも、自分の適性に合致する求人を見つけましょう。そのためには、仕事内容や労働環境、社風などをしっかり確認したうえで企業を選ぶことが大切です。もし、「1人で情報収集するのが大変…」と感じる場合は、ぜひハタラクティブまでご相談ください。
ハタラクティブは、若年層に特化した就職・転職支援サービスです。プロのアドバイザーが1人ひとり丁寧にカウンセリングを行い、適性に合った求人を紹介しています。直接取材を行った企業の求人のみを取り扱っているため、仕事内容や労働環境などの詳細情報を把握しており、ミスマッチのない転職が目指せる環境です。そのほか応募書類の添削や面接対策、企業とのやり取りの代行も行っており、初めて転職する場合も安心して取り組めます。サービスはすべて無料で利用できるため、転職を検討中の方もお気軽にお問合せください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。