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高卒の就職活動

安定した仕事を目指す高卒の方へ!おすすめの職業や就活のポイントを紹介

高卒

2025.03.10

この記事のまとめ

  • 高卒の方も、安定した仕事に就ける
  • 安定した仕事とは、高収入や離職率の低さなどの要素がある
  • 将来性を考えて就活するなら、専門的な知識やスキルが身につく安定した仕事がおすすめ
  • 進学せず高卒で就職する理由を聞かれたら、仕事に前向きな姿勢を示そう
  • 高卒で安定した仕事を探すには、ハローワークや人材紹介会社を活用しよう

「安定した仕事に就きたい」「休みが多くて給料が良い仕事はある?」と考える高卒の方も多いでしょう。 公務員は採用で学歴を問わないため、高卒の方が選べる安定した仕事の一つです。このコラムでは、「安定した仕事」の定義や高卒から就ける業界を紹介します。また、職場選びが不安な方のために、ブラック企業の見分け方も解説。高卒で安定した職業に就くためのポイントを掴み、自分に合った仕事を探す参考にしてください。

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目次

  • 「安定した仕事」とは?
  • 高卒の就職率は高い
  • 高卒で就ける安定した仕事3選
  • 高卒でスキルが身につく安定した業界6選
  • 企業が高卒に求める3つの能力
  • 高卒で安定した仕事に就くためのポイント
  • 高卒が安定した仕事に就くまでの流れ
  • 安定した仕事に就きたい高卒はブラック企業を避けよう
  • 高卒が安定した仕事を探すには
  • 安定した仕事を目指す高卒の方へ!就職に関するお悩みQ&A

「安定した仕事」とは?

高卒の方にとって安定した仕事とは、「景気に左右されにくい職業」「常に一定の収入をキープできる仕事」「経営基盤がしっかりしていて解雇の可能性が低い会社」などが挙げられます。

しかし、「安定」の意味は人それぞれ異なるものです。どのような要素が、自分にとって安定した仕事に該当するのかを考えてみましょう。

高収入

収入が多い仕事は生活の安定に繋がり、質の高い暮らしを実現しやすくなります。ただし、収入を比較するときは、基本給以外にも各種手当やインセンティブ、ボーナスを考えることも重要です。

高収入でも、月によって変動があると安定しているとはいえない場合もあるため、年収全体で見たときに収入が一定かどうかチェックしてみましょう。また、収入を重視する高卒の人は、学歴が給与に影響しない職場を選ぶこともポイントとなります。

リストラが少ない

リストラが少ない会社は経営状態が良いと判断できるため、雇用の面でも安定しているといえます。一方、リストラをしたり早期退職者を募ったりする状況は、会社が倒産するリスクがあると考えられるでしょう。

リストラの可能性をできるだけ回避したいなら、景気に左右されない業種で働くか、雇い主が地方自治体や国である公務員を目指すのがおすすめ。公務員は高卒・大卒の学歴に関係なく目指せる安定した仕事なので、チャレンジする価値があります。民間であれば、長年の実績があり経営が安定した企業も、職を失う可能性が低いといえるでしょう。

離職率が低い

離職率の低さは、社員の満足度の高さを表すことが多いです。離職率が低い企業は職場の雰囲気が良く、働きやすい環境が整っているといえるでしょう。産休や育休のほかにも、時短勤務などの制度が充実していれば、ライフイベントによる変化があっても、キャリアを中断せずに長く働ける会社である可能性が高いです。企業研究を行う際に離職率は必ず見ておきましょう。企業研究の方法は「企業研究のやり方とは?情報収集の方法や得られるメリットなどを解説!」をご一読ください。

離職率の基準について

厚生労働省の「令和5年雇用動向調査結果の概況」によると、離職率は15,4%となっています。
なお、離職率が高いと言われる企業は31%以上と言われることが多いようです。離職をする原因にもよりますが、1つの基準として確認しましょう。

参照元
厚生労働省
令和5年雇用動向調査結果の概況

ワークライフバランスを保ちやすい

家族手当や社員食堂、寮完備といった環境が整っている場合は、社員のことを考えている企業といえます。また、一人当たりの仕事量が適切な企業は残業や休日出勤が少ない傾向にあるため、ワークライフバランスを保ちやすいでしょう。

転職に強い

専門的なスキルを身につけられる仕事は、転職する際も安定したニーズがあります。キャリアアップやライフスタイルの変化を理由に、高卒で就職した後に転職することは珍しくありません。手に職がつく仕事は、そうでない仕事と比べて働き口を見つけやすいので、安定した仕事といえるでしょう。

職種によっては、会社から独立してフリーランスとして働くこともできます。安定した仕事の特徴は、「安定した職業とは?仕事選びのコツやおすすめの資格をご紹介」でも詳しく解説しています。

高卒の就職率は高い

「高卒は大卒と比べて就職率が低く、安定した仕事に就くのが難しいのでは…」と考える人もいます。しかし、文部科学省が発表している「令和7年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(令和6年10月末現在)に関する調査について」によると、高卒の就職内定率は、77.3%です。男女別では、男子は77.9%、女子は76.2%と、性別に関わらず高い就職率となっています。

この結果から、高卒の就職率は決して低くないことが分かるでしょう。高卒も安定した仕事に就けるチャンスは十分にあるので、幅広い業界・職種を見渡したうえで、自分に合った仕事を探すのがおすすめです。

参照元
文部科学省
令和7年3月新規高等学校卒業予定者の就職状況(令和6年10月末現在)に関する調査について

高卒が大卒とのハンデを埋めるには?

企業によっては、高卒の方と大卒の方の間に初任給や昇進・昇給の基準の差を設けている場合があります。そのため、高卒の状態で就職するのはやめとけという声もあるようです。学歴によるハンデを解消するには、実力主義で評価が決まる職場や職種を選びましょう。

たとえば、IT業界で働くプログラマーやエンジニアは、学歴よりも実務経験やスキルが評価されやすい職種です。高卒から目指せる職業で30代でも年収が600万近くあることから、勝ち組といわれる可能性もあるでしょう。高卒で就職に迷っている方は「高卒就職はやばい?内定率や成功させるためのコツ・おすすめの職業を紹介!」をご一読ください。

高卒で就ける安定した仕事3選

高卒から安定した仕事を目指すなら、採用選考に学歴が関係しない公務員や、景気に左右されにくいインフラ系の企業への就職がおすすめです。

1.国家公務員

公務員は雇用も収入も安定した仕事で、高い人気を誇っています。なかでも国家公務員は司法や立法、行政といった国の根幹に携わる職業です。採用試験によっては、体力や身体能力を求められるものもありますが、年齢の条件を満たせば高卒・大卒の学歴に関係なく受験できます。

国家公務員には、国家一般職や刑務官、税務職員、入国警備官などが該当し、どれも試験内容の難易度は高めです。高卒から国家公務員を目指す方は「国家公務員に高卒からなれる?大卒との給与の違いや試験の種類を紹介」をご一読ください。

2.地方公務員

地方公務員の受験も学歴による制限がないため、年齢要件を満たしていれば高卒・大卒を問わずチャレンジできる仕事です。就職先にはさまざまな職場があり、役所や市民センターで働く職員は行政職、警察官や消防士は公安職に分類されます。

地方公務員になるには、初級から上級に分かれている試験に合格する必要があり、階級によって担当業務や昇進速度などの違いも。初級は高卒レベルの内容のため、チャレンジしやすい内容といえるでしょう。ただし、地方公務員の初級試験は人気が高く、倍率も高くなっています。

公務員になれる条件はある?

公務員を目指す際に学歴で受験できないということはありません。しかし、身長や体重などによって目指せない職種もあります。例えば、警察官や消防士などが該当し、場合によっては目指せないことも。必ず条件を確認しておきましょう。

3.インフラ関連企業

電気やガス、インターネット回線といったインフラ関連の企業は、需要が高く業績が安定した仕事です。鉄道会社や運送会社もニーズが高く、現代社会に欠かせない職業といえます。

ただし、民間企業であるため、人気の大手企業に応募する際は、高卒は大卒に比べて不利になる可能性も。高卒の採用枠を設けていたり、成果主義を採用していたりする会社にチャレンジしてみましょう。公務員と民間企業の違いについては、「民間企業と公務員の違いとは?転職前に知っておくべきことを解説」に掲載しています。どちらで働くか迷う方は参考にしてください。

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高卒でスキルが身につく安定した業界6選

公務員以外の安定した職業に就きたい高卒の方は、将来性が高くスキルを身につけられる仕事がおすすめです。近年ではAIの発展により、さまざまな職業で失職のリスクが高まっているため、自分自身のスキルを磨いておくと安心でしょう。

1.IT業界

ITを使ったシステムやサービスはあらゆる業界で需要があるため、技術を磨けば職を失う可能性も低く、安定した仕事といえます。 IT業界は間口が広く、昨今では人材不足により企業によっては未経験からの挑戦も可能です。研修が充実している企業であれば、働きながらプログラミングスキルやIT関連の専門知識を身につけられます。

IT業界は、高卒・大卒といった学歴ではなく、高いスキルを持つ人材が評価される業界です。そのため、技術があれば転職したり、フリーランスとして働いたり、さまざまな道を選べるでしょう。システムの開発や設計、ネットワークインフラの整備に興味がある方におすすめです。まずはIT業界の登竜門とも呼ばれる資格「基本情報技術者試験」の取得を目指してみるのもいいでしょう。

2.建設業界(施工管理)

建設業界には、都市の再開発をはじめとする大規模なプロジェクト、地域のインフラ整備などのニーズがあり、需要がなくなることはないでしょう。 建設業界も、未経験や高卒から働ける仕事です。

ガテン系と呼ばれる肉体労働のイメージを持つ方もいますが、現場のスケジュールや安全管理を行う「施工管理」という現場監督の仕事もあります。必須資格は特にありませんが、建設業界に就職してから、「施工管理技士」の資格を取得するとスキルアップに繋がるのでおすすめです。

3.不動産業界

不動産業界の中でも、営業職はノルマを達成すればインセンティブが入る職場も多く、収入が安定した仕事といえるでしょう。営業職は高卒・大卒の学歴に関わらず就職しやすい職種です。未経験から始められる営業職で代表的なのは、個人向けの物件営業です。

不動産の契約業務を行うには宅建(宅地建物取引士)の資格が必須ですが、入社してからの取得が可能な職場もあります。対人職なので、コミュニケーション能力に自信がある高卒の方におすすめです。不動産業界の将来性については「不動産業界の今後は?将来性はある?抱えている課題や衰退しない分野を解説」を併せてご覧ください。

4.保険業界

保険業界は、ノルマが設定されている場合があり人によってはプレッシャーを感じる仕事ですが、営業成績が良ければ高卒・大卒の学歴に関係なく高収入を目指せます。また、女性社員の割合が高い会社も多く、長きに渡って女性が活躍できる業界のため、高卒から目指せる安定した職業といえるでしょう。

主な仕事は保険の営業で、会社によっては営業経験がなくても入社できます。損害保険や生命保険の販売には資格が必須ですが、採用後に取得できるので持っていなくても採用される場合が多いです。プレゼンテーションが上手な方や、相手の要望を引き出すのが得意な高卒の方におすすめの仕事です。

5.介護業界

介護業界は未経験の高卒でも、正社員として就職しやすい業界です。日本は少子高齢化社会が年々進んでおり、介護の需要が増え続ける一方、人材が常に不足しているのが現状です。社会的な情勢としては一見ネガティブにも思えますが、裏を返せば就職しやすく、長く働ける安定した仕事だという証になります。

介護従事者は学歴よりも実務経験が重視され、働きながら介護福祉士などの資格取得が可能です。資格取得がキャリアアップに直結するので、高卒の方が学歴を気にせずチャレンジしやすい仕事といえるでしょう。体力に自信がある方や、人の役に立つのが好きな方にもおすすめです。高卒から介護職を目指す方は「高卒から介護職になれる?資格は必要?給料や年収面も詳しく解説」を併せてご覧ください。

6.運送業界(ドライバー)

運送業は、インターネット通販が広まったことによって需要が高まり、雇用が安定しています。トラックドライバーは、運転免許があれば高卒・大卒に関わらず就職可能な職業です。トラックやバスを運転するのであれば、大型免許を取得しておくと良いでしょう。

タクシー運転手の場合は、入社後に会社が費用を負担して免許を取得できることもあります。車の運転が好きな方や体力がある方におすすめです。

高卒で稼げる職種は?

高卒でも稼げる職業として、営業職が挙げられます。保険業界や不動産業界では営業が主な仕事で、契約件数が増えるほど収入アップするケースが多いようです。多くの企業でノルマが課せられ、コミュニケーション能力や地道な努力が求められる職業ですが、努力した分だけ給与に反映されるのがやりがいといえるでしょう。

営業職はどの業界にも存在する職種なので、スキルを身につければ転職しやすいという安心感もあります。「高卒の就職先におすすめの業界・職種一覧!向いている人の特徴も紹介」では、詳しい高卒の就職先を解説しています。安定した仕事を探したい方は、ぜひご覧ください。

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企業が高卒に求める3つの能力

企業は若手を採用する際、「入社後に成長してくれそう」というポテンシャルを評価します。高卒から正社員を目指す場合、フリーター期間があっても比較的年齢が若い場合が多いでしょう。企業が求める能力を就活でアピールできると、安定した仕事に就ける可能性が高まります。

1.柔軟性

社会人経験が浅い高卒の場合、企業のやり方に柔軟に対応できることが期待されるでしょう。社会人経験が長くなると、自分の考え方ややり方が確立されてしまい、新しいやり方に対応しづらくなるのがデメリットです。そのため、伸びしろが大きい高卒の若手は、企業にとって良い成長をしてくれると期待される傾向があります。

2.コミュニケーション能力

分からないところを聞いたり、周りと連携して作業を進めたりと、業務上ある程度のコミュニケーションは必要不可欠です。自分の殻にこもってしまったり、人との会話が苦手だったりすると、コミュニケーション能力を疑問視されてしまうことも。面接では、はきはきとした挨拶や受け答えを心掛けましょう。

コミュニケーション能力を鍛える方法

高卒から安定した職業を目指すのであれば、コミュニケーションスキルは必須の能力と言えます。コミュニケーションを取ることが苦手という方は「相手を意識する」「コミュニケーション能力が高い人の真似をする」などできることから初めていきましょう。コミュニケーション能力を鍛える方法については「コミュニケーション能力を鍛えるには?具体的な方法をご紹介」をご一読ください。

3.チャレンジ精神

経験が少ない分、さまざまな分野にチャレンジする精神に期待している企業もあります。挑戦したい業務はなにか、仕事を通じてどのような成長を遂げたいのかといった、熱意の高さを評価する企業は多いようです。

フットワークが軽くチャレンジ精神にあふれる人は、入社後に有能な人材になると期待され、採用されやすい傾向にあります。

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高卒で安定した仕事に就くためのポイント

安定した仕事に就くために押さえておきたいポイントは、「自己分析の徹底」「企業選び」「面接での受け答え」です。高卒から安定した仕事に就くために、以下のことに注意してみてください。

自己分析を徹底する

自己分析をすることで、自分に適した安定した仕事を探すヒントになり、面接で自信を持って強みをアピールできるようになります。自分の適性とやりたい仕事の向き・不向きを照らし合わせるためにも、しっかりと自己分析を行いましょう。自己分析をすると、自分でも気づかなかったような適性や目標が見つかるので、一度試してみてください。

自己分析で欠点しか見つからないという方も、短所と思っていることが長所になる場合もあります。たとえば、「仕事が遅いのは丁寧に確認をしているから」「短気なのは時間を大切に行動しているから」というように、短所を長所に置き換えることが可能です。

「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説!」では、自己分析のやり方を分かりやすく動画で解説しています。自己分析の具体的なやり方が分からない場合は、ぜひご覧ください。

企業選びは慎重に

企業を選ぶ際は条件だけで判断せず、事業内容や社風、職場の雰囲気を調べたうえで、自分と相性が良い企業に応募するのがポイントです。 安定した仕事を求めるあまり、漠然としたイメージで大企業や有名企業ばかりに応募していると、入社後にミスマッチが生じる可能性があります。

たとえ待遇が良くても、仕事内容が合わなければ長く続けることは難しい場合も。高卒で職場環境や収入がいい仕事に就きたい方は、企業と自分の価値観が合っているか確認することが大切です。自分が就職活動において何を重視するのか「就活の軸」を明確にしておくと良いでしょう。

進学しなかった理由を言えるようにする

近年、大学進学率が高まっていることから、面接で「なぜ進学しなかったのか」と聞かれることがあります。言葉に詰まってしまったり、明確な理由が出てこなかったりすると、マイナスイメージを持たれることがあるので回答を考えておきましょう。

「勉強したくない」というのが本音でも、面接で言ってしまうと不採用になる可能性も。ほかにも、「応募企業の業界に興味がある」「早く社会に出て人の役に立ちたい」などの理由は、効果的なアピールになります。正直に本音を言いたいのであれば、仕事への意欲が伝わる話し方にするとマイナス印象にはならないでしょう。

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高卒が安定した仕事に就くまでの流れ

高卒の人が安定した仕事に就くまでの流れを、公務員と民間企業に分けて確認していきましょう。

公務員の場合

公務員になる場合は、自治体のWebサイトなどで公表される試験案内を確認し、出願を行います。
その後は、1次試験として筆記試験を受験し、合格すれば面接などの2次試験に進む流れです。2次試験に合格した後は、合格者を対象とする最終面接が実施され、本人への意思確認が行われます。公務員の試験対策については「公務員試験の対策は?概要や気をつけるポイントなどをご紹介」をご一読ください。

民間企業の場合

民間企業の場合は、履歴書や職務経歴書などを提出した後、書類選考が行われます。書類選考に合格すると、集団面接や個人面接が実施される流れです。面接の回数は企業によって異なり、「1次面接→2次面接→最終面接」や「1次面接→最終面接」といったパターンが考えられます。

1次・2次面接は、人事部や配属予定の部署の社員が面接官となり、最終面接は役員が面接官となる場合が多いようです。ただし、規模の小さい企業では一次面接から役員が面接官を担当することもあります。

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安定した仕事に就きたい高卒はブラック企業を避けよう

ブラック企業とは、社員に違法な長時間労働をさせたり、残業代を支払わなかったりする企業のことです。明確な定義はありませんが、「セクハラやパワハラが横行している」「過度なノルマを課す」といった特徴がある企業はブラック企業に分類されます。

ブラック企業はストレスが多く、長期間働き続けることは難しい傾向にあるため、安定した仕事とはいえません。社会人経験が浅い高卒の方は、以下のポイントからブラック企業の見分け方を確認してみてください。

業界の働き方から見分ける

24時間営業の店舗を運営する小売業界や、慢性的な人手不足が課題の業界などは、社員に長時間労働を課す企業が多い傾向にあります。

しかし、すべての企業がブラック企業に当てはまるわけではありません。業界の状況や働き方からブラック企業が多そうと判断できる場合は、応募先の残業時間や労働環境などをよく確かめましょう。

求人情報から見分ける

正社員就職を目指す高卒の方は、相場と比べて給与が高過ぎたり、企業規模に対して採用人数が多過ぎたりする求人には注意しましょう。前者は、長時間労働を前提とした場合や、厳しいノルマを達成したときの給与額である可能性があります。

後者は、離職者が多くはじめから多めの人数を採用している可能性があります。事業拡大などの理由がない場合は気をつけましょう。

このほかにも、待遇や勤務時間などの労働条件が曖昧・記載がない求人を出す企業では、入社後に違法な働き方を強いられる可能性があります。求人の内容に疑問を持ったら、必ず面接で質問し、納得してから入社を決めるようにしてください。質問しても労働条件の説明が曖昧な企業は、避けたほうがいいでしょう。

会社説明会や面接で見分ける

会社説明会や面接は、職場の雰囲気や社員の人柄を確かめる絶好の機会です。社員同士のコミュニケーションが良好そうか、社員の応募者に対する態度は横柄ではないか、職場に活気があるか、といった点をチェックしてください。説明会で具体的な話をせず、精神論や抽象的な表現が多い企業には注意が必要です。

会社の環境から見分ける

社内の清掃が行き届いているか、トイレが綺麗かといった点もブラック企業を見分けるヒントとなります。長時間労働が常態化している企業は社員の余裕がなく、掃除ができていない可能性があるためです。また、社員の働く環境を軽視していたり経営上の余裕がないため、コストカットのために清掃業者を入れていないことも考えられます。ブラック企業の見分け方については「ブラック企業は見極められる?特徴や見分け方のポイントを解説」をご一読ください。

厚生労働省のデータも参考にしよう

厚生労働省は、「労働基準関係法令違反に係る公表事案(令和5年5月1日〜令和6年4月30日公表分)」として、法令に違反した企業の名称と違反の内容を公表しています。掲載されている企業の数は多くありませんが、安定した仕事に就きたい高卒の方は、応募先を決めたら念のためこちらも確認すると良いでしょう。

参照元
厚生労働省 東京労働局
労働基準関係法令違反に係る公表事案

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高卒が安定した仕事を探すには

探し方一つで、高卒が就ける安定した仕事は見つかります。ここではおすすめの仕事を探す方法を紹介するので、就活の参考にしてみてください。

求人サイト

求人サイトでは、給与や勤務地などの条件を入力することで、気軽に仕事を探せます。高卒の学歴条件に合った仕事も検索できるので、まずは自分がどんな仕事に応募できそうかを知るのに向いているでしょう。

一般的な求人サイトで高卒が就ける仕事を探すと、ブルーカラーの仕事が多く見つかる傾向にあります。ブルーカラーとは、製造業や建設業といったものづくりに携わる労働者全般のこと。そのため、工場で働く技術職や現場で働く建設業を探すには、求人サイトが適しているでしょう。

ハローワーク

ハローワークは管轄する地域の求人を多く扱っているため、地元で就職を考える人におすすめです。また、ハローワークではパソコンを使って全国の求人情報を閲覧できるので、県外での就職を考える人も一度利用してみると良いでしょう。

ハローワークが保有する求人情報は、「ハローワークインターネットサービス」からも確認できます。ハローワークは全国各地にあり、誰でも無料で利用可能。ただし、企業側も無料で求人を掲載できるため、採用コストを省きたいブラック企業に出くわす可能性もあるため、注意が必要です。ハローワークの利用方法については「ハローワークの使い方は?利用の流れとポイントを徹底解説」をご一読ください。

わかものハローワーク

わかものハローワークは、概して35歳未満の若年層を対象にしたハローワークです。若者の就労促進を目的としており、求人は若い人を積極的に採用したい企業が多いので、高卒の35歳未満の方は、就活の相談をしてみると良いでしょう。詳しい情報は、厚生労働省の「わかものハローワーク」の紹介ページをご覧ください。

ジョブカフェ

各都道府県が管轄している、ジョブカフェという若者向けのサービスもあります。求人情報の掲載をはじめ、就活の参考となる企業交流イベントやセミナーを行っているのが特徴です。電話や対面での相談もできるので、就活に悩みを抱えている方は利用してみると良いでしょう。

こちらも詳しい情報は、厚生労働省の「ジョブカフェにおける支援」のページをご覧ください。

人材紹介サービス

「就職・転職エージェント」や「キャリアアドバイザー」とも呼ばれる、民間企業の就職支援サービスです。面談を行って求職者の希望を聞き、自社が保有する求人から適したものを紹介してくれます。面接対策や企業との交渉など、就職までのフォロー体制も整っているため、安心して就職活動を進められるでしょう。

参照元
厚生労働省
ハローワークインターネットサービス
わかものハローワーク
ジョブカフェにおける支援​​

一人での就職活動に不安がある方や、高卒が応募できる安定した仕事を知りたい方は、ハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブは、若年層に特化した就職支援サービスです。経験豊富な就活アドバイザーがあなたの希望をヒアリングして、条件に合った求人をご紹介。正社員就職が決まるまで、応募書類の添削や面接練習もマンツーマンでサポートします。サービスのご利用はすべて無料となっているので、ぜひこの機会にご相談ください。

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安定した仕事を目指す高卒の方へ!就職に関するお悩みQ&A

安定した仕事を目指す高卒の方が悩みがちな疑問をまとめました。

安定した仕事に就くメリットは何ですか?

正社員として雇用される安定した仕事に就くことで、社会保険に加入でき、福利厚生を利用することが可能です。ほかにも、会社によって賞与や退職金が支給されるため、経済的に不安のない生活を送れるメリットがあります。正社員の魅力は、「正社員のメリット・デメリットは?その他の雇用形態との違いや特徴を紹介」で詳しく解説しているのでご覧ください。

高卒も安定した仕事に就くことは可能ですか?

高卒も安定した仕事に就くことはできます。高卒で安定した仕事に就くには、自己分析と企業選び、面接での受け答えが重要です。企業選びのコツは「高卒で入れる優良企業はある?おすすめの就職先や探し方のポイントを紹介!」のコラムを参考にしてみてください。

高卒も公務員になれますか?

高卒も公務員を目指すことは可能です。公務員試験を受ける年齢には制限がありますが、学歴は問われません。そのため、高卒者でも試験を受験することができます。

高卒も安定した仕事で高収入を得られますか?

高卒も職種によっては、高収入を得ることができます。未経験から高収入を狙える職種は、営業職やエンジニアなどです。高卒で稼げる職種には実力重視という特徴があります。高卒で高収入を目指すなら、成果を出した分だけ評価を受けられる職種を狙いましょう。高収入の職種は、「高卒で稼げる職業は?高収入を得る方法やホワイトな企業の見つけ方」でも詳しく解説しています。

安定した仕事に就くにはどうしたら良いですか?

安定した仕事に就くには、ハローワークや就職エージェントといった支援機関を活用すると良いでしょう。就職エージェントのハタラクティブでは、プロのアドバイザーがあなたの仕事探しを手厚くサポートします。求人の紹介だけでなく、書類の添削や面接対策なども行っています。高卒者を歓迎している求人も多数取り扱っているので、まずはお気軽にご相談ください。

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こんな人におすすめ
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績
  • 働きたいだれもが就職できる社会を目指す「ハタラクティブ」
  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
  • 定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ
  • 厚労省認定「サポステ」で若者の就労支援厚労省認定「サポステ」で若者の就労支援
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