応募から面接までの期間に気を付けたいことは?転職活動のポイント

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この記事のまとめ

  • 応募する求人の優先順位を明確にし、志望度の高い企業から面接の日程を調整しよう
  • 面接日が重なった場合は、時間に余裕を持ったスケジュールを組むことが大切
  • 働きながら転職する際は、現職の繁忙期を避けて求人に応募する
  • 面接会場へは、開始時間の5~10分前に到着するように調整する
  • 遅刻する可能性が出てきたら、速やかに採用担当者へ電話で連絡する
  • 面接の待ち時間もマナーを守って行動するのがポイント
  • 面接時間の長さで合否を判断することはできない
  • 応募から面接までの期間にトラブルに発展しないよう、事前にしっかり対策しておこう

「応募から面接までの期間で気を付けることはある?」と疑問に思う方もいるでしょう。このコラムでは、複数企業に応募した際の面接日の調整をはじめ、当日の流れ、マナ-など転職活動のポイントについてまとめました。そのほか、応募から面接までに起きやすいトラブルの例も紹介しています。転職活動を行っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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応募から面接日が決まるまでのポイント

求人に応募したあとは面接日が決まります。複数の企業に応募する際は、面接日程の調整が必要になるでしょう。以下では、面接日を調整する際のポイントについてまとめました。

応募する求人の志望度を明確にしておく

複数の企業へ同時に応募する際は、求人の中で優先順位を明確にしておくことが大切です。そのうえで、面接の日程は志望度が高い企業が先になるように調整しましょう。 「志望度が低い企業から受けて面接に慣れたほうが良いのでは?」という意見もあるかもしれませんが、中途採用の場合は、良い人材がいればすぐにでも採用を出す企業も少なくありません。先に採用枠が埋まってしまうことを避けるためにも、第1希望の企業から面接日程を決めて受けるのが賢明です。また、第2希望以降の企業を先に受けて内定が出た場合に、意思決定を急かされる事態を防ぐこともできます。

応募求人の優先度の付け方については、「転職で求人応募数は多い方が良い?仕事選びのポイントも解説!」のコラムで詳しく紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてください。

面接日時に複数の候補があった場合は早い日時を選ぼう

応募先企業から面接日時の候補がいくつか挙がった場合は、できるだけ早い日時を面接日に希望するのもポイントです。早い日取りで設定することで、意欲的な印象につながることもあります。

同日の面接は時間に余裕を持たせる

複数の企業に応募する場合は、面接日が被らないように調整するのが基本です。しかし、状況によっては、同日に面接を受けざるをえないケースもあります。そのような場合は、面接時間に余裕を持たせてスケジュールを組むと良いでしょう。 たとえば、2社で同日になってしまったというケースでは、可能であれば午前と午後に分けるのがおすすめです。移動時間にもよりますが、2時間以上間があれば面接が長引いたり開始時間が遅くなったりといった不測の事態にも対応しやすいでしょう。

なお、「時間が被ってしまった」「同日に3社以上重なり移動の時間が確保できない」という場合は、速やかにスケジュール変更を依頼します。ただし、再調整を繰り返すとマイナス評価につながることもあるため、調整依頼は1回までにするのが無難です。

企業側の都合に配慮する

基本的に、面接の日時を決めるときは、できるかぎり企業側の都合を優先します。現職と並行して転職活動を行う場合、会社に迷惑をかけないためにも、応募や日程調整の際は「繁忙期は避ける」「1日に数社の面接を組むなど効率的に進める」という2点を意識すると良いでしょう。

面接当日のマナー

以下では、面接当日の到着時間や待っている間のマナーについて紹介します。

到着時間の目安

受付には、面接開始時間の10分前を目安に到着するようにしましょう。受付時間が決まっている場合はそれに従います。遅刻を避けるために極端に早く到着する人もいますが、これはマナー違反といえます。企業側も面接準備の時間が必要ですから、適切な時刻に到着できるように自宅を出る時間を調整することが大切です。

「遅刻しないよう早く到着しておきたい」という方におすすめなのが、事前に会社周辺で待期できるようなスポットを探しておくことです。最寄り駅周辺のカフェやファミレスを調べておけば、予定より早く到着したとしても受付までの時間をそこで過ごせます。スーツに強い匂いがつくような店は避け、座席は禁煙席を選ぶと良いでしょう。店を出たあとに消臭スプレーを一吹きしておくこともポイントです。

面接の開始時間に遅れそうになったら?

事前に対策をしていても、電車が遅延したり道に迷ってしまったりして、遅刻しそうになる場合もあります。その際は、遅刻する可能性が出てきた時点で、すぐに会社へ電話連絡するのがポイントです。担当者と繋がったら、到着予定時刻を伝え、どのような対処をすべきか判断を仰ぎます。「時間をずらして当日行う」「別日で面接日程を調整する」など、指示に従うようにしましょう。また、電話口でお詫びとお礼を伝えることも忘れないようにします。

そのほか、遅刻をしないためにも、行ったことのない場所であれば経路をしっかり確認しておく、よく遅れる路線を使うなら時間に余裕を持って出発するなど、できる限りの準備をしておくことも大切です。詳しい対策は「面接に遅刻しそうなときはどうする?対応のポイントと連絡方法を解説」のコラムをご確認ください。

待ち時間の過ごし方

面接が開始するまでに、待ち時間を要するケースもあります。待つ場合も早まる場合も企業側から受付の時点で知らせてくれることが多いようです。待ち時間があったときのために用意しておきたいのが、面接の回答を整理したメモです。自分の順番がくるまで、メモを見ながら頭のなかで面接のシミュレーションをしておくと良いでしょう。 また、待ち時間の態度をチェックしている企業もあります。スマホを触る(電話・メール・ゲーム)、ウロウロする、寝るといった行動は避けましょう。

受付時のマナーについて詳しく知りたいという方は、「面接を受ける会社に着いたら何をする?受付から退室までの基本マナーを紹介」のコラムをチェックしてみてください。

面接時間は合否に影響する?

面接時間の長さによって採用か不採用か分かるのか、疑問に思う方もいるでしょう。しかし、面接時間の長さで合否の判断はできません。以下で、面接時間について詳しく紹介します。

面接時間の長さ

採用担当者の考え方や面接の進め方によって異なりますが、面接時間は20分~1時間が一般的です。企業側で、すべての求職者に対して一律で面接時間を設定している場合は、面接中の状況によって質問数が変化するでしょう。グループ面接でも個人面接と時間の長さ自体は変わらないこともありますが、その場合、人数が多い分1人あたりの持ち時間は短くなります。また、開始時間が遅れたり面接自体が長引いたりすると、予定されていた時間をオーバーする可能性もあります。

面接時間で合否の判断はできる?

面接時間の長さで合否の判断はできません。「採用フラグ・不採用フラグ」と称されることもありますが、根拠のないことです。あくまで採用の決め手となるのは、面接時間の長さではなく内容といえます。そのため、企業の求める人物像に合ったアピールやマナーを守った対応ができたかという点が大切です。面接時間と合否の関係について詳しくは、「面接が早く終わると不採用?合否のパターンやサインを詳しく解説!」のコラムをご覧ください。

面接当日の流れ

以下では、面接当日の流れと状況ごとのポイントをまとめました。

面接会場の最寄り駅に到着(面接開始15~30分前)

  • ・移動時間や受付時間を考慮し、15分~30分前には最寄り駅に到着する
    ・早く着いた場合は、周辺の飲食店などで受付の時間まで過ごす
    ・服装や髪型が乱れていないか身だしなみをチェックしておく

面接会場に到着(面接開始5~10分前)

  • ・速やかに受付を済ませる
    ・受付のスタッフが面接官ではなくても「よろしくお願いいたします」と一言挨拶をする
    ・待ち時間の間も面接のつもりでマナーを守って行動する
    ・待ち時間が長い場合はメモを見ながら面接のシミュレーションをしておく

面接時間中

  • ・基本的なマナーを守り、明るく誠実な印象を与えるような話し方や所作を心掛ける
    ・質問の意図を理解したうえで、自分が伝えたいことを落ち着いて話す
    ・「よろしくお願いいたします」「ありがとうございました」などの挨拶も丁寧に行う

基本的な面接のマナーについて詳しく知りたいという方は、「面接の基本マナーを押さえて好印象を与えよう!対策方法も解説」のコラムをご確認ください。身だしなみや言葉遣いのほか、面接の流れに沿って押さえておきたいマナーを紹介しています。

応募から面接までの期間におけるトラブルの例

応募から面接までの期間には、さまざまなトラブルが起こる可能性もあります。以下の例をチェックし、事前に対策できるようにしておきましょう。

遅刻・キャンセルに関するトラブルの例

  • ・寝坊したり道に迷ったりして遅刻してしまった
    ・時間や場所を勘違いしていたため、面接を受けることができなかった
    ・スマホの電池が切れて場所が分からず、会社への連絡もできなかった

複数社の面接に関するトラブルの例

  • ・面接を同じ日の同じ時間に設定してしまった
    ・採用担当者や会社側の都合で面接開始時間が遅れ、次の面接に遅刻した
    ・現職の仕事が長引き、キャンセルしてしまった

その他のトラブルの例

  • ・求人に応募したと思っていたら、勘違いで応募が完了していなかった
    ・日程変更を重ねてしまい、面接を受けること自体ができなくなってしまった

上記のようなトラブルを防ぐためにも、転職活動を始める際に、応募から面接までのスケジュールを整えておくことが大切です。転職活動をスムーズに進めるためのポイントについては、「転職活動をスムーズに進めるために準備しておくこと」のコラムを参考にしてみてください。

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