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ISTP(巨匠)の性格は?相性や向いてる仕事を解説!
更新日
この記事のまとめ
- ISTP(巨匠)は、「内向型」「観察型」「直観型」「探索型」に該当する
- ISTPの強みは、臨機応変さや冷静な判断力、旺盛なチャレンジ精神など
- ISTPの弱みは、ストレスに敏感なことやリスクを気にし過ぎること
- 相性が良いタイプは、「ENFP」「INTP」「ENTP」など
- 冷静さが必要な仕事や論理的に問題を解決する仕事は、ISTP(巨匠)の人におすすめ
「ISTP(巨匠)はどういった性格?」「相性の良いタイプや向いてる仕事は?」と気になる方もいるでしょう。ISTPの人は内向的な性格で、感受性や柔軟性が高い傾向があります。また、人や環境の変化に敏感な特徴もあるようです。 このコラムでは、ISTPの特徴や恋愛スタイル、長所・短所などを解説します。ISTPの人に向いている仕事や業界もご紹介するので、ぜひご一読ください。
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ISTP(巨匠)とは?巨匠タイプの特徴
ISTPは、16Personalitiesで「巨匠」といわれるタイプで、独創的で現実的といった特徴があります。また、創作が好きな一面があり、試行錯誤しながら活動することも楽しめる性格です。ここでは、ISFPの性格や価値観をご紹介するので、ISTPタイプの方や、ISTPの特徴について詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。
参照元
16Personalities
トップページ
基本的な性格の傾向
ISTP(巨匠)は独創的な特徴がありつつも、現実的に物事を考えて行動でき、実行力のあるタイプです。仕事やプライベートで問題が発生したとき、冷静に解決策を考えたり、直感的に状況を把握したりする能力にも優れているでしょう。また、柔軟性と知的好奇心を兼ね備えた特性ももっているほか、細かな手作業を好むという一面もあるようです。
ISTPが大切にしている価値観
ISTP(巨匠)の人が大切にしている価値観には、以下のようなものがあります。
- ・何にも縛られず行動したい
- ・失敗を恐れない
- ・物事を考えるときは「実現可能かどうか」がベースになる
ISTPの日本人の割合
ISFP(巨匠)の割合は、日本人のなかで2.87%程度とされています。全タイプの具体的な割合は、以下のとおりでした。
ISTPは、16タイプのなかで3番目に割合が低い性格タイプです。ほかのタイプと比較すると、ISTPの割合はかなり少ない部類であるといえるでしょう。なお、日本人で最も少ない性格タイプはENTJ(指揮官)で、最も多いのはINFP(仲介者)のようです。
MBTI診断については、「MBTIとは?16タイプの性格診断を簡単にわかりやすく解説します!」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
参照元
NERIS Analytics Limited
16Personalities
ISTPあるある
「ISTPあるある」といえるものには、以下のようなものがあります。
・思考が合理的・クールな性格
・人と距離感がある
ISTPの思考では「現実的かどうか」「実現可能かどうか」が根底にあり、非常に合理的な考え方をする傾向にあります。思考のなかに感情を挟まないため、クールな性格にみられることもあるようです。また、ISTPは自分のプライバシーを大切にしており、対人関係では距離感を感じさせることもあるでしょう。ISTP(巨匠)の4つの性格指標
INTP(巨匠)のアルファベットは、16Personalities性格診断における4つの性格指標と、2つのタイプの組み合わせを表しています。各性格指標とタイプは以下のとおりです。
観点 | ||
---|---|---|
興味・関心の方向 | 内向型(I) | 外向型(E) |
物事の見かた | 観察型(S) | 直感型(N) |
判断のしかた | 論理型(T) | 感情型(F) |
物事への姿勢 | 判断型(J) | 探索型(P) |
※観察型(obServant)は感覚型(Sensing)と呼ばれることもあります
※探索型(Prospecting)は知覚型(Perceiving)と呼ばれることもあります
ISTPの場合は、内向型(Introverted)、観察型(obServant)、論理型(Thinking)、探索型(Prospecting)の組み合わせになっています。ここでは、ISTPに該当する性格指標について解説するので、参考にしてみてください。
内向型(Introverted)
内向型は、誰かと交流するより1人で過ごしたり、自分の思考や感情に沿って主観的に物事を考えたりする傾向があります。また、人間関係はたくさんの人と浅い関係をもつよりも、信頼できる少人数と深い付き合いをすることを好むようです。ISTPは1人でアイデアを考えていき、溜め込んだアイデアを創作に昇華させていく性格のため、内向的な側面が特に強いといえるでしょう。
観察型(obServant)
観察型の人は、物事を直感的に捉えるのではなく、目に見えるものや感じられるものをよく見て基づいて判断する傾向があります。このため、ISTPは周囲の人や環境の細かい変化に敏感で、鋭い感受性をもっているでしょう。先述のとおり、ISTPは物事を考えるときに「実現可能かどうか」に重きを置きます。突拍子もないことは言わず、既存の理論や概念のなかからアイデアを出そうとするでしょう。
論理型(Thinking)
論理型は、物事を考えたり判断したりする際に、論理的に答えを突き詰めていく傾向があります。人の感情や主観的な要素よりも、事実やデータに基づいた合理的なアプローチを好むでしょう。複雑な状況も冷静に分析し、明確な結論を導き出す能力に優れているタイプです。ISTPは自分の意志をしっかり持っており、人に流されず、自分の論理を貫き続けられるでしょう。ただし、時折「頑固な人」と思われてしまうこともあるので、注意が必要です。
探索型(Perceiving)
探索型は、物事を計画的に進めるよりも、その場の状況に応じて臨機応変に対応することを好む傾向があります。新しい流行や情報なども柔軟に取り入れて変化を楽しめるため、先の見通しがしにくい状況下でも、ストレスを感じにくいでしょう。ISTPの柔軟性は長所でもありますが、柔軟に多くのことを考え過ぎて、決断に時間がかかってしまうこともあるようです。
ISTP-TとISTP-Aの違い
16Personalitiesにおける「T」と「A」の違いは、自己評価や感情の安定性のほか、ストレスに対する耐性や反応などにあります。 ISFP-Tは感情の変化が激しい傾向があり、ストレスに敏感な一面があるようです。自己肯定感がやや低い一面がありますが、反省点を踏まえて自己調整を行う能力に優れています。 一方で、ISFP-Aは自分に自信をもっている場合が多く、ストレスにも強いという特徴があるでしょう。たとえ人から批判を受けても、簡単には動じないメンタルの強さがあるようです。ISTP(巨匠)の長所と短所
ISFP(巨匠)の長所は、臨機応変さや冷静な判断力などが挙げられます。一方で、一つのことに集中するのが苦手だったり、リスクを気にし過ぎたりするという短所もあるようです。ここでは、ISFPの長所と短所をまとめたので、ぜひご一読ください。
ISTPの強み
ISTP(巨匠)の強みとして考えられるのは、「チャレンジ精神が旺盛」「臨機応変な対応が得意」などです。それぞれ詳しく解説します。
チャレンジ精神が旺盛
チャレンジ精神が旺盛が旺盛なことも、ISTPの強みです。ISTPの人は未知のものに対してオープンな姿勢をもっていて、新しい何かを試すのを楽しむ傾向があります。困難な状況や複雑な問題に直面しても立ち向かえるため、ISTPの人は、周囲の人にとって刺激になったり、行き詰まったときの打開策を提案してくれたりするなど、心強い存在になるでしょう。
臨機応変な対応が得意
ISTPの強みは、臨機応変な対応能力にあります。ISTPは状況に応じて柔軟に物事を考え、迅速に行動することが得意なようです。そのため、状況が変化しやすい仕事や環境での活動がISTPには向いているでしょう。
冷静に物事を判断できる
ISTPの冷静な判断力も、大きな長所です。ISTPは内向的な特性がありながらも、状況を客観的に分析する力に優れています。ストレスの多い環境や緊急の問題に直面した際も、自分の感情に流されず、冷静に状況を見極めることができるでしょう。
ISTPの弱み
ISTP(巨匠)の弱みには、「さまざまなことに敏感でストレスを感じやすい」「一つのことに集中するのが苦手」「リスクを気にし過ぎる側面もある」などが挙げられるでしょう。それぞれ詳しく解説します。
人や環境に敏感でストレスを感じやすい
ISTPは些細なことも気にしてしまい、人や環境など、さまざまなことに敏感であるため、ストレスを感じやすい弱みがあるようです。周囲からネガティブな感情を向けられたり、過度のプレッシャーがかかったりすると、ストレスを強く感じてしまうことがあるでしょう。ストレスのかかる状況下では、ISTPの長所である冷静さが失われてしまい、感情的になることもあるようです。
ストレスに敏感で仕事にも影響が出やすい方は、「ストレスに弱い人の特徴と対処方法・適性の高い仕事選びのヒントを解説」のコラムを参考にしてみてください。
一つのことに集中するのが苦手
ISTPの人はあらゆるものに興味をもち、好奇心が旺盛な一方、一つのことに集中するのは苦手な傾向があります。ISTPは新しい刺激や挑戦を求める性格のため、同じ作業に長時間取り組むことを退屈に感じてしまうでしょう。集中力の欠如は、仕事や目標の達成において障害となる場合があります。
リスクを気にし過ぎる側面もある
ISTPの人には、リスクを気にし過ぎる側面も見られます。ISTPは冷静さや分析力に長けているため、潜在的な危険や失敗の可能性を察知できますが、この特性が過度な心配につながることがあるでしょう。慎重になり過ぎて自分の能力を信じられず、せっかくのチャンスを逃してしまう場合もあるようです。
ISTP(巨匠)の相性一覧
ここでは、ISFP(巨匠)とほかの性格タイプの相性をまとめました。また、ISFPと特に相性が良いタイプと悪いタイプについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
性格タイプ | 相性 | 相性の特徴 |
---|---|---|
INTJ(建築家) | ★★★☆☆ | 両者とも論理的に物事を考え、独立心も有しています。共通点が多いので、お互いに理解し合える関係になりやすいでしょう。 |
INTP(論理学者) | ★★★★☆ | 両者とも知識欲旺盛なタイプで気が合うでしょう。対等な関係として仕事や趣味活動などに取り組むと、強い連帯感を発揮するようです。 |
ENTJ(指揮官) | ★☆☆☆☆ | コミュニケーションの取り方次第で互いに刺激を与えられる存在にもなれますが、基本的には性格が対立傾向にあるため、あまり相性は良くないといえます。 |
ENTP(討論者) | ★★★★☆ | お互いのアイデアを尊重して、一緒に新しいことにチャレンジできる関係性です。また、ENTPと一緒にいることで対話の姿勢を学べたり、コミュニケーション能力を補ってもらえたりするでしょう。 |
INFJ(提唱者) | ★★★★☆ | ISTPは、INFJの知的かつ感情的な性格に惹かれる傾向があります。両者とも内向的な性格ですが、一度仲良くなれば絆を深められるでしょう。 |
INFP(仲介者) | ★★★★☆ | 互いが互いの長所に惹かれ合う傾向があります。強みを磨いて高めていける関係性になれるでしょう。 |
ENFJ(主人公) | ★☆☆☆☆ | ISTPとは真逆のタイプで、性格が合わない場合があります。すべての特性が対立しているため、一緒に行動するとストレスを感じてしまうかもしれません。 |
ENFP(運動家) | ★★★★★ | ENFPの創造性はISTPと相性が良く、一緒に問題に取り組めば楽しみながら解決していけるでしょう。感情型と論理型で、性格のバランスが良いといえます。 |
ISTJ(管理者) | ★★☆☆☆ | 縛られたくない性格のISTPと厳格な性格のISTJは、相性が良くない可能性があります。一緒にいると、お互いの短所が目に付いてしまうようです。 |
ISFJ(擁護者) | ★★★☆☆ | ISFJの世話好きな性格は、ISTPと良い相性です。ただし、物事を考える際の方向性が感情的か論理的かで異なっているため、ときには衝突することもあります。 |
ESTJ(幹部) | ★★★★☆ | 勤勉なESTJと自由奔放なISTPは一見正反対の性格にも見えますが、冷静に物事を捉える現実的な思考は似ているため、理解し合える部分も多い関係性です。 |
ESFJ(領事) | ★★☆☆☆ | ISTPとESFJでは価値観が異なるため、相性はあまり良くないかもしれません。ESFJの感情的・社交的な性格は、ISTPと衝突することがあるでしょう。 |
ISTP(巨匠) | ★★★★☆ | 同じタイプのため、物事の捉え方や問題への取り組み方などが似ていて、心理的な壁はないといえます。互いに共感し合い、打ち解けやすいでしょう。 |
ISFP(冒険家) | ★★★☆☆ | ISFPの芸術的な感性とESTPの実践的な特性は、お互いに刺激を与え合うことができます。共通の趣味や楽しみを共有することで、より良い関係を築けるでしょう。 |
ESFP(エンターテイナー) | ★★☆☆☆ | ESFPの社交的な性格に、ISTPはついていけないと感じることがあるようです。良好な関係性を築くには距離感が大切になるでしょう。 |
ESTP(起業家) | ★★★☆☆ | ESTPの行動力とISTPの計画性が調和し合い、ゆっくり仲を深めていけるタイプです。両者が一緒にいれば、問題や課題にも楽しみながら取り組めるでしょう。 |
ISTPは誤解されやすい?周りから見た印象
ISTPの考え方の傾向や行動から、周りの人から誤解されることはあるでしょう。ISTPは論理的な思考で問題を解決する能力に優れていますが、人の感情をあまり重視しない傾向があるため、周囲には冷淡な印象に映ることも。そのため、感受性が豊かな人や感情の変化に敏感な人からは、「気持ちを分かってもらえない」と評価される場合があるでしょう。ISTPと相性の良いタイプ
ISFPと相性が良いタイプはいくつかありますが、ENFP(運動家)、INTP(論理学者)、ENTP(討論者)とは、特に良い影響を与え合えるでしょう。以下で詳しく解説します。
ENFP(運動家)
ISTPとENFPは、性格的に異なる部分がありながらも、お互いを補い合える関係性を築けます。ISTPはENFPの自由な発想に、ENFPはISTPの冷静さに惹かれることがあるでしょう。ENFPのエネルギーはISTPのチャレンジ精神を刺激し、斬新なアイデアを生み出すきっかけになる場合もあります。
INTP(論理学者)
ISTPは実践的で行動力のあるタイプですが、INTPは行動するよりアイデアや概念を探求することに興味をもつタイプです。ISTPの実践的な一面とINTPの深い考えの視点が合わさることで、有意義な関係を築けるでしょう。両者ともに論理的に物事を考えるため、意見交換がスムーズに行える点も、相性の良さを裏付けるポイントの一つです。
ENTP(討論者)
ISTPはENTPの独創的な考え方に関心をもちやすく、実際にENTPの考えたアイデアを試してみることで新たな発見を得られることがあります。一方、ENTPもISTPの実行力や問題解決能力に惹かれる傾向があり、相手の性格や考え方から学ぶことができるため、お互いに成長し合う関係性を作れるでしょう。また、ISTPもENTPも自由を重んじる性格で、お互いに1人になりたい時間を尊重し合って、居心地の良い空間を形成できます。
ISTPと相性の悪いタイプ
ISTPとあまり相性が良くないとされているのは、ESFJ(領事)、ESTJ(幹部)、ISTJ(管理者)です。以下で詳しく解説します。
ENFJ(主人公)
ISTPとENFJは性格タイプが大きく異なるので、相性が悪いとされることがあるでしょう。ISTPは個人の感情より事実やデータに基づいて判断する一方、ENFJは人間関係や他者の感情に重きを置いて物事を考える傾向があります。ENFJは感情的なつながりをもつことに喜びを感じるため、ISTPのような独立心の強い考え方には理解を示しにくいでしょう。
ESFP(エンターテイナー)
内向的で1人の時間も大切にしたいISTPは、ESFPの社交的な行動に押され気味になってしまうことがあります。ISTPは自分の世界に集中することが多く、ESFPのように外向的で人との関わりを求めるタイプとは馴染みにくいかもしれません。ESFPもISTPの冷静さや独立心をあまり理解できない場合があるため、コミュニケーションの取り方や価値観の違いが、お互いの誤解を生む原因となり得ます。
ENTJ(指揮官)
ISTPは、ENFJの感情的な考えや他者とのつながりを重視する姿勢に、圧迫感を感じることがあるようです。ENFJもISTPの内向的な性格と相容れず、人に無関心で冷淡だと捉えることもあるでしょう。お互いの考え方や価値観を尊重し合えれば関係性に改善の余地はありますが、ほかのタイプと比較すると、絆や信頼を育むのに苦労しやすいといえます。
「自分と相性の悪い人が身近にいて困ってる…」とお悩みの方は、「職場で合わない人がいる…人間関係で悩んだときの対処法」のコラムをご一読ください。
ISTP(巨匠)の恋愛相性
ここでは、ISTP(巨匠)の恋愛スタイルや、恋愛面における他タイプとの相性を解説します。ISTPの男性・女性の性格や、ISTPと相性抜群なタイプについてもご紹介するので、参考にしてみてください。
ISTPの恋愛スタイル
ISTPの恋愛スタイルは、性格の特徴である論理性、内向性が色濃く反映されます。一見するとクールで愛情表現が少なく見えるかもしれませんが、実は深く相手を思いやる一面も持っているのが特徴です。
ISTPの女性の性格と相性
ISTPの女性は独立心が強く、興味のあることや趣味に深く没頭する性格です。恋愛においては自分のペースで関係を築き、感情よりも事実や論理に基づいたコミュニケーションを取る傾向にあります。また、相手には直接的なアプローチを好み、1人の時間を尊重してくれるパートナーを求める場合もあるでしょう。 ISTPの女性と相性が良いのは、外向的かつISTPの独立心を尊重してくれるタイプの人です。また、組織的・計画的な思考をもち、ISTPの女性の好奇心や柔軟性を支えてくれる人とも、良い恋愛関係を築けるでしょう。
ISTPの男性の性格と相性
ISTPの男性は、冷静で客観的な視点から物事を判断し、感情をあまり表に出さない傾向があります。周囲からはクールで落ち着いた印象を持たれることがあるでしょう。恋愛では、一緒に新しい体験をして感覚を共有することで、親密さを深めていこうとします。 そのため、ISTPの男性と一緒に新しい体験や挑戦を楽しんでくれるタイプの人と相性が良いでしょう。また、ISTPの男性は感情をあまり表に出さないため、些細なことからでも相手の変化を読み取れる、感受性が豊かなタイプも相性が良いようです。
ISTPと恋愛相性抜群の3つの性格タイプ
ISTPと恋愛面で相性が良いタイプは、ENFP(運動家)、INFJ(提唱者)、ENTP(討論者)の3つです。以下でそれぞれ解説します。
ENFP(運動家)
恋愛においてENFPは、パートナーへの気配りを忘れないタイプです。たとえ好きな相手であっても束縛されたくないと考えるISTPには、ENFPの気配りが心地良く感じられ、恋愛関係が長続きしやすいでしょう。
INFJ(提唱者)
INFJは落ち着いた性格をしており、パートナーに必要以上に干渉しない傾向があります。自由を重んじるISTPにとって、INFJの落ち着いた性格は合っているでしょう。また、ISTPとINFJは性格傾向の大部分が対立しているため、新しい体験を好むISTPにとって、INFJとの新鮮なやり取りを楽しめるでしょう。
ENTP(討論者)
知的好奇心が強いENTPは、ISTPが向き合っている趣味や活動を一緒に楽しんでくれるでしょう。ISTPの人で変わった趣味をもっていたり、人と異なる性質があることに悩んでいたりしても、ENTPはパートナーを包み込んでくれる傾向があります。ただし、ENTPは対話で解決しようとする傾向が強いため、コミュニケーション能力があまり高くないISTPと衝突すると、関係性が崩れてしまうこともあるので注意しましょう。
ISTP(巨匠)の仕事における特徴
ISTP(巨匠)の仕事における特徴を、強みと弱みに分けてそれぞれ解説します。職場の人間関係で相性が良いタイプもあわせてご紹介するので、参考にしてみてください。
職場でのISTPの強み
職場におけるISTP(巨匠)の強みは、現実的な思考で問題と向き合える冷静さです。困難に直面しても、知識やアイデアを活かして問題解決に導ける性質があるでしょう。また、これまで解説したように、ISTPは独立心が強い傾向があります。仕事においても同様で、ISTPは上司や先輩に頼らず業務に取り組み、手のかからない自立した社員という印象を周囲に与えることもあるでしょう。
仕事で懸念すべき弱み
ISTP(巨匠)には前述のような強みがある一方で、計画力のなさが目立つことがあります。ISTPは判断が速く、その場その場においての行動力は抜群ですが、長期的なプロジェクトでしっかり計画を立てなければならない局面では、先の見通しができないことに苦戦する恐れも。また、目の前の仕事に没頭する集中力は高いですが、途中で誰かに話しかけられたり作業を中断されたりすると、一気にやる気をなくしてしまうことがあるようです。
仕事で相性が良いタイプ
仕事でISTPと相性が良い主なタイプには、INTJ(建築家)、ENTJ(指揮官)、ENFJ(主人公)が挙げられます。ENTJやENFJは、人の上に立って部下やチームメンバーをまとめるのが得意なタイプです。このタイプの人が上司だと、ISTPのキャパシティに合わせて適切な仕事を割り振ってくれたり、ISTPが集中しやすい環境を整えてくれたりするでしょう。 また、INTJは論理的な思考力と戦略的に物事を考える能力をもっており、一つのことに集中して視野が狭くなりがちなISTPに、新たな視点や気付きを与えてくれる可能性があります。
ISTP(巨匠)に向いている仕事
ここでは、ISTP(巨匠)に向いている仕事の例をご紹介します。全ての人に必ずしも当てはまるわけではありませんが、就職や転職を検討しているISTPの方は、ぜひ参考にしてみてください。
基本的に1人で進めていく仕事
ISTPは他者との交流をあまり好まずプライバシーを大事にするタイプなので、基本的に1人で進めることが可能な仕事に向いているでしょう。具体的な仕事の例は以下のとおりです。
- ・Webデザイナー
- ・Webライター
- ・フリーランスで可能な仕事全般
観察力が求められる仕事
観察力が求められる仕事も、ISTPの人にはおすすめです。観察力が必要な仕事には、以下のようなものが考えられます。
- ・警備員
- ・歯科衛生士
論理的に考えて問題を解決する仕事
ISTPの人には、論理的に考えて問題を解決する仕事も向いているでしょう。たとえば、以下のような職業が考えられます。
- ・建築士
- ・法務
- ・研究者
ISTP(巨匠)に向いていない仕事の特徴は?
ISTP(巨匠)に向いていない可能性があるのは、コミュニケーション能力が必要な仕事です。ISTPは内向的な性格で、他者との交流を積極的には好まないため、接客業やサービス業などでは苦労する場合があります。また、ISTPは新しいことへのチャレンジ精神が旺盛なため、毎日ルーティンワークを繰り返すような仕事に就くと、徐々にモチベーションが下がってしまうかもしれません。ISTP(巨匠)に向いている業界
ここでは、ISTP(巨匠)に向いている業界をご紹介します。希望の職業で就職先・転職先を決めるのが難しい場合は、向いている業界に関連する仕事から探してみるのもおすすめです。
IT業界
ISTPの実践的・論理的な一面は、IT業界の職業で有利に働く可能性があるでしょう。IT業界では、技術的な課題を解決するための分析力や、システムやプログラムの設計・実装における手先の器用さが求められます。ISTPの特性は、そのような分析や作業に適性があるといえるでしょう。また、IT業界の仕事はリモートワークやフリーランスとしての働き方にも適しているため、自由な職場や1人の環境で働きたいISTPの人に向いています。
詳しい仕事内容については、「IT業界の仕事」のコラムを参考にしてみてください。
コンサル業界
コンサルティングとは、企業や組織などに対し、特定の分野でアドバイスをする仕事です。人にアドバイスできるだけの専門知識が必要ですが、ISTPは興味のある分野への知的好奇心があるため、難しい知識や技術も自分のものにできるでしょう。
詳しい仕事内容は、「コンサル業界の仕事」で紹介しています。こちらもあわせてご一読ください。
MBTIで適職を探すときの3つの注意点
ISTP(巨匠)の特徴や向いている仕事・業界についてご紹介しましたが、MBTIや16Personalitiesといった性格診断テストを活用して適職を探すときは、いくつかの注意点があります。 ここでは、MBTIや16Personalitiesの診断結果を仕事探しに活用する際の注意点を3つご紹介するので、適職を考える際の参考にしてみてください。
1.タイミングによって診断結果が異なる場合がある
MBTIや16Personalitiesの診断結果は、テストを受けるタイミングによって変わることがあります。 個人の行動や考え方のパターンは、固定的ではなく、経験や環境によって変化し得る概念だからです。
たとえば、1度目の診断結果がISTP(巨匠)だった人が、さまざまな経験を積んだうえで2度目のテストを受けると、INTP(論理学者)に変わっていることがあります。性格診断テストの結果は変動する可能性があることを念頭に置き、「自分は絶対にISTPだ」「ISTPだから警備員の仕事じゃなきゃダメだ」のように捉えないようにしましょう。
2.MBTIの結果だけで適職を判断しようとしない
MBTIの結果だけで適職を判断するのはおすすめできません。性格診断テストには、MBTI以外にも16Personalitiesやエゴグラム、ストレングスファインダー、ビッグファイブなどさまざまあり、すべてのテストの結果が同じになるとは限らないためです。
また、性格診断テストは適職を決定づけるものではありません。自分を理解するために活用できるツールの一つであると捉え、複数のテスト結果を照らし合わせたうえで、同じような傾向があれば参考にしてみるようにしましょう。
3.MBTIの結果に当てはまらない人もいる
MBTIや16Personalitiesといった性格診断テストの結果は、その人の主な考え方や価値観をタイプ分けしたものであり、あくまで一般論といえます。多くの人に当てはまるという特徴はありますが、テストの結果と自身の性格にミスマッチを感じる人もいるでしょう。
性格診断テストの結果が自分に当てはまらないにもかかわらず、「自分はISTPだから相性の良い仕事は建築士だ」と考えるのは、かえって適性のない仕事に就くことにつながりかねません。「診断結果に当てはまらない」と感じたら、別の指標をもとに適職を探すようにすることも必要です。 ポイント:MBTIはあくまで適職を見つける判断材料の一つと捉えよう 性格診断テストの結果は、適職探しをする際に役立つことがありますが、あくまで判断材料の一つと考えるようにしましょう。 MBTIや16Personalitiesなどの性格診断テストの結果に対し、「ISTPの独立的な性格に当てはまっている」と感じる人もいれば、「少し違うかな」と感じる人もいるかもしれません。
このように、人によって感じ方は異なるので、診断テストの結果だけを頼りに適職を探すのは避けたほうが無難です。このコラムでも「向いている仕事」をご紹介していますが、興味をもつきっかけとして参考にしつつ、それ以外の仕事にまで視野を広げて探すようにしてみてください。
ISTP(巨匠)が仕事で成功するためのヒント
ここでは、ISTP(巨匠)の人が仕事で成功するためのヒントをご紹介します。「今の仕事は合っていないかも…」「どんな転職先なら成功できる?」とお悩みのISTPの方は、参考にしてみてください。
自由な働き方ができる企業を探す
ルールや人の都合に縛られたくないISTP(巨匠)の人は、自由な働き方ができる企業を探してみましょう。仕事で成功するためには、ストレスのかからない環境で働くことも大切です。求人を探す際に給与や福利厚生を見ることはもちろん重要ですが、企業がリモートワークやフレックスタイム制を導入しているかもチェックしてみてください。
ISTPに向いている職業や業界から探す
仕事におけるISTP(巨匠)の得意不得意は、職業や業界から判別しやすい傾向があります。先述のとおり、ISTPに向いている仕事は、1人で進められる仕事や観察力が必要な仕事です。やりたい仕事がある場合は無理に合わせる必要はないものの、「興味のある仕事がない…」とお悩みの方は、このコラムの「ISTP(巨匠)に向いている仕事」や「ISTP(巨匠)に向いている業界」を参考に仕事を探してみてください。
企業規模より業務内容で選ぶ
就職・転職の際、大手や有名企業に入社したいと思う人もいるでしょう。企業規模の大きな会社へ入社するメリットはもちろんありますが、ISTPの人は「業務内容が自分に合っているか」で選んだほうが、充実感を得られる可能性があります。求人を探す際は細かい業務内容までチェックし、気になった企業には会社説明会やOG・OB訪問などで足を運んで、より詳しい話を聞いてみるのがおすすめです。
自分の性格タイプに合った仕事に就職・転職したいとお考えの方は、若年層の就職・転職をサポートする民間の就職・転職エージェント、ハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブでは、求職者と一対一の面談を行い、厳選した求人をご紹介します。専任のキャリアアドバイザーが求職活動を丁寧にサポートするので、就職や転職に不安を感じている方もご安心ください。サービスはすべて無料なので、お気軽にご相談ください。
※このコラムは16Personalities(16タイプ診断)の解説であり、MBTI®とは無関係・別物です。 MBTI診断は、資格を持つ専門家から行われる必要があります。このコラムの内容は、16タイプ診断に基づく一般的な情報の一例としてご覧ください。
※「MBTI®」は一般社団法人日本MBTI協会に商標登録されています。
ISTP(巨匠)に関するよくある質問
ここでは、ISTP(巨匠)に関してよくある質問をご紹介します。
ISTP(巨匠)の読み方は?
読み方は、「ISTP」はアルファベットでそのまま「アイエスティーピー」、「巨匠」は「きょしょう」です。一般的に巨匠とは芸術分野で優れた人のことを指しますが、MBTIにおいては独創的・現実的な考えをもち、新しいことを試すのが好きな特性をもつ人に診断される性格タイプ名を指します。
ISTP(巨匠)に合う仕事は?
ISTP(巨匠)に合う仕事には、1人で進められるWebデザイナーやWebライター、論理的思考で問題を解決する建築士や研究者などが挙げられます。性格タイプの情報だけですべての人の適職を判断はできませんが、就職先や転職先にお悩みの方は、参考にしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。