大学中退してよかった?成功体験談と後悔しないための準備を解説大学中退してよかった?成功体験談と後悔しないための準備を解説
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大学中退してよかったと思えるためにも、デメリットを踏まえたうえで進路を選択をしよう
「大学中退してよかった」と思えるかどうか不安で、進路や将来について悩んでいる方もいるでしょう。大学を中退して自分の好きなことに集中できたり、学費や人間関係のストレスから解放されたりして「よかった」と感じる人もいます。一方で、最終学歴が高卒になることによる就職への影響など、現実的な壁に直面するのも事実です。
このコラムでは、実際に大学を中退してよかったと感じている方の体験談を紹介します。また、大卒者との平均賃金や求人数の差といったデメリットも踏まえたうえで、後悔しないためにやることなど具体的なアクションプランを解説します。
「中退が最善の選択だった」と自信を持って言えるキャリアを築くためにも、ぜひ参考にしてみてください。
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大学中退してよかった?体験談をご紹介
「大学中退してよかった」と思うかどうかは人それぞれです。なかには、「やっぱり辞めなければよかった」と後悔する人もいるでしょう。そこで、実際に成功した人の体験談を知り、中退理由やその後の選択肢などをイメージしておくことが大切です。
ここでは、就職・転職エージェントのハタラクティブを利用して、大学中退から自分の希望ややりたいことを叶えた方の体験談を5つ紹介します。
大学中退から自分のやりたいことを叶えた体験談
- カメラについてもっと勉強したくて大学を中退
- ダンサーを目指して大学を中退
- 得意分野の英語を活かした仕事に就けた
- 現場で経験を積みながら夢に向かって勉強中
- フリーター生活から1ヶ月半で念願の設計職に就職
こんな人におすすめ
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、スキルや経歴に自信がないけれど、就職活動を始めたいという方に特化した就職支援サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
カメラについてもっと勉強したくて大学を中退
22歳のC.Kさんは、プロのスポーツフォトグラファーを目指して大学に入学したものの、撮影を学べる授業数の少なさを理由に大学を中退しました。中退後はコンビニやファミレスのアルバイトをしながら、自分でカメラの勉強を続けていたそうです。周りの友だちが就活する時期に差しかかったことや、カメラは趣味で続けていくと区切りをつけたことで、正社員就職を目指す決意をしました。
お客さまに長い期間寄り添いたいと考え、営業職を目指すと決めたC.Kさん。就職エージェントを利用して、面接のアドバイスをもらいながら自分自身の気持ちも整理できたそうです。最終的には、保険会社の営業職に就職を成功させました。
ダンサーを目指して大学を中退
24歳のOさんは、小学1年生のころから打ち込んでいたダンスを仕事にしたいと考えていました。より真剣にダンスと向き合うため、両親から反対されるも大学を中退したそうです。大学中退後は、フリーでダンスの仕事をしつつ居酒屋でアルバイトする生活を2年半送っていました。
周りの人が就職して働いていたため、「変わろう」と思ったそうです。ダンスは仕事から趣味に戻して、就職活動を始める決意をしたOさん。ダンス以外にやりたいことはなかったものの、キャリアアドバイザーのアドバイスを受けながら「自分は接客の仕事がしたい」と思うようになり、ヘルスコーディネーターとして内定しました。
Oさんのように、自分の好きなことやアルバイトでの経験を活かして就職できる可能性があるでしょう。
得意分野の英語を活かした仕事に就けた
大学時代、留学生寮のリーダーとして活躍していた23歳のR.Iさん。リーダーとして人をまとめる経験は自分にとって大きなやりがいがあったものの、寮の活動が忙しく、授業に出られないことも増えてしまったため、最終的に大学を中退することにしたそうです。
その後、「障害を抱える父と支える母を助けたい」という強い決意で就職活動をスタートしました。正社員経験がないことに引け目を感じていたR.Iさんですが、キャリアアドバイザーは、幼少期から培った「英語力」という強みに着目。自分一人では見つけられなかった、強みを活かせる求人の提案を受け、登録からわずか3週間で内定を獲得しました。現在は時計販売の店舗で、特技の英語を活かして外国人客に応対する毎日にやりがいを感じているそうです。
現場で経験を積みながら夢に向かって勉強中
24歳のT.Fさんは大学時代、生活費を稼ぐための過酷なアルバイト生活で生活習慣のバランスを崩し、授業と仕事の両立が難しくなったため中退を選びました。
地元に戻り日雇い派遣で生活する日々のなかで、「このままではスキルが身につかない」と一念発起し、正社員への道を決意しました。
ハタラクティブを利用して最も驚いたのは、経歴を話すだけで説得力のある履歴書・職務経歴書を形にしてくれたこと。自分だけでは言語化できなかった強みが整理され、スムーズに選考へ進めたそうです。
現在はITヘルプデスクとして、充実した研修制度のもとでクラウドエンジニアを目指し奮闘中。「仕事の中に勉強がある環境」という希望を叶えた姿は、再挑戦をためらう方の大きな励みになるはずです。
フリーター生活から1ヶ月半で念願の設計職に就職
機械工学を専攻していた22歳のA.Kさんは、必修単位を落としたことで留年が決まり、経済的な事情から中退を余儀なくされました。積み上げてきた学びが途絶えた絶望感と、先が見えない不安が混ざり合った複雑な気持ちを抱えていたそうです。
転機となったのはハタラクティブへの相談でした。「設計の道に進みたい」という希望をキャリアアドバイザーと丁寧にすり合わせた結果、一人では見つけられなかった技術職の求人を提示されることに。決して敬語を崩さずに礼節を重んじるキャリアアドバイザーとのやり取りは、面接本番での振る舞いにも活きたそうです。
結果、約1ヶ月半で建設機械の設計職として内定。A.Kさんは「同級生が卒業を待つ間に一足早く実務の世界に飛び込めたので、むしろ夢への近道だった」と語っています。
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「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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大学を中退してよかったこと
大学中退と聞くとネガティブなイメージをもつ人もいますが、デメリットだけでなくメリットもあります。どのような点において「よかった」と感じるのか、以下で詳しくご紹介します。
大学を中退してよかったこと
- 自分の好きなことに集中できる
- 学費を支払う負担が解消される
- 大卒者より社会人経験を早く積める
- 在学中のストレスから解放される
1.自分の好きなことに集中できる
大学を中退をした場合、学業に費やしていたぶんの時間を自由に使えるようになります。学生時代は講義を受けながら学生生活を送るため、好きなことに費やす時間には限りがあるでしょう。自分の好きなことに集中できるようになるのは、大学中退のメリットです。
また、フルタイムでのアルバイトや海外留学、短期集中での資格取得など大学在学中はできなかったことにも挑戦しやすくなります。好きなことに集中して視野が広がれば、新しい価値観を得られる可能性もあるでしょう。
2.学費を支払う負担が解消される
大学中退をすると、大学の学費を支払う負担が解消されます。国立・公立・私立で費用は異なるものの、それぞれに発生する金額は大きいものです。しかし、大学を中退すれば、それ以降の費用は発生しません。学費という「固定費」がかからなくなるぶん、自分の将来への投資や自立のための生活費へ充てられるでしょう。
なお、奨学金を借りている方は、中退すると奨学生としての資格がなくなり貸与が終了するため、振り込み停止の手続きを行う必要があります。独立行政法人日本学生支援機構の「退学」の場合、在学中に借りていた奨学金の返還は、貸与終了の翌月から7ヶ月目に開始するのが基本です。
3.大卒者より社会人経験を早く積める
大学中退をすることで、大学に在学中の同級生より早く社会人経験を積めるメリットがあります。同級生が大学生活を送っている間に、ビジネスマナーや業界の実務知識、現場での対人スキルを実体験として習得できるため、大卒新卒の年齢である22歳になった時点で「即戦力」としての市場価値を確立していることも少なくありません。
また、10代後半〜20代前半の吸収力が高い時期に現場へ出ることで、スキルが身につくスピードが早まることも。さらに、社会人としての経験を積みながら毎月安定した収入を得られるので、金銭的な余裕が生まれ、将来の具体的なキャリアプランを立てやすくなるでしょう。
4.在学中のストレスから解放される
学業や人間関係など、在学中にさまざまな問題を抱えていた場合、大学中退によってストレスから解放される可能性があります。学業の重圧がなくなり精神的なゆとりが生まれることで、自分に合った道を選び直すこともできるでしょう。
大学のスケジュールに縛られず自分のペースで時間を使えるようになるため、心身のリフレッシュや本当にやりたいことへの集中も可能になります。不必要な焦りや周囲との比較から解放され、新たな一歩を踏み出すきっかけになるでしょう。
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大学を中退して後悔していること
大学を中退した方のなかには、「辞めなければよかった」と後悔した方も存在するのが実情です。ここでは、大学を中退して後悔していることについて詳しく解説します。
大学を中退して後悔していること
- 最終学歴が「高卒」になることで就活が不利になる場合がある
- 「大卒」よりも平均賃金が低くなる可能性がある
- 同級生との接点が減り周囲との落差に焦りを感じやすくなる
1.最終学歴が「高卒」になることで就活が不利になる場合がある
大学を中退すると、最終学歴は「高卒」になります。日本の採用市場では「大卒以上」を応募条件に掲げる企業が多く、特に大手企業の総合職や専門性を求められる開発職、金融業界などは、未経験から挑戦できる仕事の幅が狭まりやすいのが現状です。
また、たとえ同じ業界であっても、大卒者は「幹部候補」として採用されるのに対し、中退者は現場や一般事務職からのスタートになる場合も少なくありません。
ただし、すべての仕事が学歴によって応募できなかったり、将来築けるキャリアが変わったりするわけではありません。学歴不問で入社後の実力が評価される仕事に注目すれば不利にはならないでしょう。
2.「大卒」よりも平均賃金が低くなる可能性がある
多くの企業では学歴ごとに初任給のスタートラインが異なるため、高卒よりも大卒のほうが高い傾向があります。これは、大卒者は高卒者よりも基礎学力や専門性を評価されやすいためです。
その結果、生涯賃金で換算すると数千万円単位の格差が生じる可能性があります。働き始めは学歴による賃金差が生じますが、大学中退者も経験を積みながら専門性を磨くことで、収入アップを叶えられるでしょう。
3.同級生との接点が減り周囲との落差に焦りを感じやすくなる
大学を中退すると、それまで毎日顔を合わせていた友人たちとの接点が少なくなり、孤独感をおぼえやすくなるでしょう。特に精神的な負担が大きくなるのは、周囲が大学を卒業し、新卒として新生活をスタートさせる時期です。順調にキャリアを歩む友人たちと、中退して別の道を探している自分を比べてしまい、「このままでいいのだろうか」という焦りや引け目を感じることもあります。
結果として就職活動への意欲を低下させてしまう原因にもなりかねないため、信頼できる相談相手を見つけたり、明確な目標をもって行動したりすることが大切です。
大学中退する人はどれくらいいる?
| 学校種 | 中退者数 | 学生数に占める中退者数の割合 |
|---|
| 大学 | 5万516人 | 2.00% |
|---|
| 短期大学 | 2,702人 | 3.95% |
|---|
| 大学院 | 7,057人 | 2.67% |
|---|
| 高等専門学校 | 1,166人 | 2.08% |
|---|
以下では、学生全体の中退理由をグラフにまとめました。
中退の理由で一番多かったのは、転学や進路変更でした。次いで、就学意欲の低下や就職、経済的困窮など、人によって大学中退を選択する理由はさまざまだといえます。
「大学中退が最善策」と思えれば後悔しにくい
在学中に抱える悩みによっては、大学を中退しないと解消が難しい場合もあります。大学を中退せずに休学する選択肢もありますが、周囲の友人と学年がずれてしまい、焦りが生じてストレスを抱える可能性もあるでしょう。
大学を中退するか悩んだら、家族に相談してアドバイスをもらうのも一つの手です。よく考えたうえで決断すれば、「大学中退が自分にとっての最善策だ」と思えるようになり、後悔しにくいといえます。
大学中退のその後の進路とは
大学中退をしたら、その後の進路を決める必要があります。大学中退後は自由な時間が増えるため、自分自身と向き合う時間を作れるでしょう。以下では、その後の進路について解説していきます。
大学中退後の進路
- 夢や目標に向かって努力する
- 専門学校や別の大学に進学する
- ワーキングホリデーに行く
- 企業に就職する
夢や目標に向かって努力する
「夢や目標を叶えたい」と思い、大学中退を選択する方もいます。中退後の進路が明確に決まっている場合は、自分の夢や目標に向かって努力を続けましょう。
中退後は時間の使い方が自由になるぶん、スケジュール管理を怠ってしまうと夢や目標に近づかないまま空白期間だけが長くなってしまいます。。そのため、「いつまでに達成したいのか」といった具体的な期日を設けることがおすすめです。たとえば、期日を逆算して「1ヶ月単位」「1日単位」の行動計画に落とし込むことで、中退後の時間をただの空白にせず、「準備期間」としてポジティブに伝えやすくなるでしょう。
専門学校や別の大学に進学する
「入学した大学の授業が合わなかった」「自分の想像していた内容と違った」と悩んで中退した場合は、専門学校や別の大学に進む選択肢もあります。
学校によっては、在籍していた大学で取得した単位を引き継いで編入できる「編入学制度」を利用できる場合も。「改めて専門学校や別の大学で学び直したい」と考える方は、志望校の単位互換制度や編入試験の条件を早めに確認しておくのがおすすめです。
ワーキングホリデーに行く
大学中退というタイミングを活かし、ワーキングホリデー制度を利用して海外へ渡る道もあります。最長1〜2年間を外国で生活し、現地企業や農場などで実際に働く経験を得ることは、語学力の向上だけでなく、主体性や異文化に対する適応能力を養う良い機会になるでしょう。
帰国後の就職活動では、「異文化での就労経験による自己成長」という目的をもって行動したことをアピールできれば、強力な自己PRになります。
「今のうちに海外でしか得られない経験を積みたい」と考える方は、ビザの発給条件や現地での仕事探しに必要な語学力など、早めに情報収集を始めておくのがおすすめです。
以下の、ワーキングホリデー後に就職を成功させた体験談もぜひ参考にしてみてください。
企業に就職する
大学中退後は、既卒・第二新卒枠などを活用して就職活動を行い、企業に就職する方法もあります。中退後に会社員として働き始めると、大学の同級生よりも1〜3年ほど早く社会人経験を積むことが可能です。働き始めれば経済的な自立が叶いやすく、生活基盤を築くことで将来への不安を自信へと変えていけるでしょう。
大学中退から正社員就職を成功させるためには、自己分析を通じて自分の適性を把握し、未経験からでも挑戦しやすい職種を見極めることが重要です。また、中退という経歴を「早く社会に出るための前向きな決断」として説明できるようにしておくことも有効です。
大学中退者が挑戦しやすい仕事
大学中退から正社員就職を目指すなら、以下のような未経験から挑戦しやすい仕事がおすすめといえます。
これらの職種が挑戦しやすい理由は、スキルよりも働く意欲や人柄を重視する企業が多いためです。入社後の研修制度が整っている業界も多く、現場で働きながら実力を身につけられます。
大学中退者が挑戦しやすい仕事
- 営業
- 事務
- 接客・販売関係
- ITエンジニア
- 公務員
これらの求人を探すには、「学歴不問」や「未経験者歓迎」のような仕事に着目する方法が有効です。
大学中退後の就職先については、以下のコラムでもご紹介しています。ぜひあわせてチェックしてみてください。
休む場合は期間を決めておくのがおすすめ
大学中退後、具体的にやりたいことや目標が思い浮かばない場合は、期間を決めて休むのも手段の一つです。心と体を休める充電期間と捉え、ゆっくりと休みましょう。休む期間が終わったら、自分自身と向き合って今後の進路について考えてみてください。
ただし、空白期間はできるだけ長引かせないことがおすすめです。企業は「若いうちから人材を育てて、長期的に活躍してもらいたい」といった理由から、若年層を積極的に採用する傾向にあります。空白期間が長引くと、「働く意欲がないのでは」とマイナスの印象を与える恐れがあるでしょう。
また、年齢を重ねると求人の選択肢が狭くなり、未経験から応募できる企業が限られてしまいます。何もしない時間だけが経過しないよう、あらかじめ休む期間を決めておき、計画的に行動を始めるようにしましょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
大学中退を後悔しないためにやることリスト
「大学を辞める」という決断は勇気が必要であり、その後の人生を考えると不安でなかなか行動が起こせない方もいるでしょう。しかし、「中退してよかった」と思えるかどうかは、辞める前の準備にかかっています。
以下では、大学中退を前向きな再出発に変えるために押さえておきたいアクションをリストアップしました。
1.大学中退した理由を明確にしておく
大学中退から就職活動を始める際は、中退理由を明確にしておくことが重要です。就職活動では面接の際に企業の採用担当者から、「なぜ大学を退学したのか?」と質問される可能性があります。このときに中退した理由を答えられなかったり、ネガティブな理由だけを伝えたりすると、企業側にマイナスの印象を与えてしまう可能性があるため注意が必要です。
ネガティブな理由で大学中退した場合は、できるだけ前向きな理由に変換して伝えるのがおすすめです。
中退理由の答え方に迷ったときは、以下のコラムを参考に回答を考えてみてください。
2.中退以外の選択肢も考えてみる
大学を中退する前に、ほかの選択肢も検討するのも手です。「休学」「転学部・転学科」といった代替案を考えてみましょう。休学中は、学費を抑えつつ自分の時間を確保することができ、心身のリフレッシュや本当にやりたいことを見つける期間として活用できます。
また、今の学部や学科が合わない場合は、学びたい分野を変えれば状況が好転する可能性も。そのため、大学の転学部や転学科も選択肢の一つといえるでしょう。大学によっては、編入学制度を利用して、別の大学へ移る道もあります。
大学のキャリアセンターや学生相談室を利用して専門家のアドバイスを求めるのも有効です。一人で抱え込まず、客観的な意見を聞くことで、見えていなかった解決策が見つかる可能性があります。
3.自己分析を行い適性を知る
自己分析を行って自分の適性を知ることは、大学中退からの就職活動を成功させるために有効な手段の一つです。自己分析ではこれまでの人生を振り返り、エピソードを深く掘り下げていくことで、自分の強みや弱み、大切にしている価値観が見えてきます。
時系列に分けて行うと、自己分析がしやすくなるのでおすすめです。「嬉しかった出来事」「目標を達成するために努力したこと」「困難に直面したときの対処法」のように、これまでの振り返りをしてみましょう。
4.就職に役立つ資格を取得する
就職活動に向けて、就職に役立つ資格を取得するのも有効といえます。資格を取得すると企業にアピールできるうえ、知識や技術を活かして業務に取り組める可能性があるでしょう。就職に役立つ資格の例を以下にまとめました。
就職に役立つ主な資格
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
- TOEIC
- 秘書検定
- 日商簿記
- ITパスポート
- 普通自動車
資格の種類によって難易度が異なるため、取得するまでにどれくらいの時間が必要になるのか確認しておきましょう。なお、資格取得に至らなかったとしても、試験に向けて努力した点は企業にアピールできる要素となります。気になる資格があれば取得を検討してみましょう。
資格手当を支給する企業もある
何らかの資格を取得している従業員に対し、資格手当の支給を行う企業もあります。「日商簿記2級保有で3,000円支給」「ITパスポート保有で5,000円支給」のように、毎月の給与とあわせて資格手当が支給されるため、収入アップが期待できるでしょう。
また、企業によっては資格に合格すると、お祝い金を支給しているところもあります。資格手当制度に着目しながら仕事を探してみるのも一つの方法です。
5.ハローワークを利用する
大学中退から就職活動を成功させるためには、ハローワークを利用する方法もおすすめです。ハローワークは厚生労働省が運営する就職支援機関で、仕事探しや職業相談などのサービスを無償で利用できます。
ハローワークは全国に500ヶ所以上の拠点があり、就職活動の際に利用しやすいのが魅力です。基本的には平日のみ開庁しているものの、なかには土曜日に利用可能な場所もあります。利用する際は、近くにあるハローワークの開庁時間を確認してみましょう。
6.就職・転職エージェントを活用する
就職・転職エージェントは民間企業が提供するサービスで、求職者の就職支援を包括的に行っています。キャリアアドバイザーが適性に合った求人を紹介してくれるため、自分に向いている仕事が分からない場合も安心です。
履歴書や職務経歴書の作成方法を教えてもらえたり、面接対策をしてもらえたりするのもエージェントの魅力といえます。大学中退後の就職活動を円滑に進め、就職を成功させたい方におすすめです。
まとめ
「大学中退してよかった」と思えるかどうかは、その後の行動によって決まります。一人で不安を抱え込んだまま立ち止まってしまうと、空白期間だけが延びるだけでなく、企業側からも「継続性がない」と判断される可能性も少なくありません。
しかし、今回ご紹介した体験談のように自分の決断を前向きに捉え直し、学歴よりも働く意欲や人柄などが重視される職種へ絞って対策を始めれば、大学に残るよりも早く自分らしいキャリアを築くチャンスを掴めるでしょう。
就職活動の対策には、希望の働き方や自身の強みを明らかにする自己分析へ取り組んだり、仕事に役立つ資格を取得してアピール材料にしたりするのも有効といえます。円滑に就職活動を進めたいなら、就職サポートを行っているハローワークや就職・転職エージェントの利用もおすすめです。
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「大学中退してよかった」に関するQ&A
「大学中退してよかった」と思えるか気になったり、その後の進路を考えたりしたときに生じる疑問に対してQ&A形式で回答していきます。ぜひ参考にしてみてください。
大学を中退してよかった理由には「学費を支払う必要がなくなり、経済的な負担がなくなる」「在学中の友人より早く就職できるため、社会人経験を積んで知識やスキルを身につけられる」などが挙げられます。大学中退の理由は人それぞれ異なりますが、それ以外に状況を好転する方法がない場合は、辞めるほうがメリットがあるといえるでしょう。
大学中退を選択しても人生終了ではありません。中退すると自由に使える時間が生まれることで、自分自身と向き合い将来について深く考えられるでしょう。
大学中退後は、「将来を見据え専門資格の取得を目指して勉強する」「ほかの学校に入学する」「海外留学する」など多くの選択肢があります。これからの将来を変えるきっかけになる可能性もあるので、前向きに考えましょう。
専門学校に入学しないと学べない内容である場合は、中退して学校に入り直すのも選択肢の一つです。ただし、大学中退を検討するなら、「本当に中退して後悔しないか」をよく考えましょう。また、大学の学費を家族に負担してもらっている場合は、家族にも自分の気持ちを伝えて相談することも必要といえます。
以下のコラムでは、大学中退後に専門学校へ進学するケースについて解説をしているので、気になる方はこちらも参考にしてみてください。
大学を中退した場合も、正社員就職は目指せます。就職活動をする際は、まず「大学中退の理由」を明確にしておきましょう。就職活動を成功させるには、自己分析をしたり就職で役に立つ資格を取得したりするのが有効です。また、経歴に不安を感じる場合は、ハローワークや就職・転職エージェントに相談してみる方法もあります。
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