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ハローワークは在職中も転職相談可能?利用方法や行けないときの対応を解説

#ハローワーク#転職活動#就職・転職支援サービス#労働に関する制度

更新日2025.11.20

公開日2017.06.13

まずは10秒で理解!
ひとことポイント
ハタラビット
在職中もハローワークを利用して転職相談が可能

在職中の転職活動でハローワークの利用を考える方もいるでしょう。ハローワークでは転職相談や求人検索、職業訓練などのサービスを受けられます。しかし、在職中の場合はサービスに一部制限があることも。このコラムでは、ハローワークの登録方法や利用のポイント、在職中の転職活動をスムーズに進める方法を解説します。平日にハローワークへ行けない場合の対処法もまとめたので、効率的に転職を成功させたい方はご一読ください。

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目次

  • 在職中にハローワークで転職相談できる?
  • 在職中の内定に向けてハローワークの詳細を押さえよう
  • 在職中にハローワークに登録するメリット
  • ハローワーク利用にはデメリットもある
  • 現職が多忙でハローワークに行けないときの対処法
  • 在職中でもできるハローワークの登録手順
  • 在職中にハローワークを利用する際の3つのポイント
  • ハローワークは転職先でのトラブルにも対応可能
  • 在職中の転職活動をスムーズに進める方法
  • 【まとめ】在職中の転職活動はハローワークと転職エージェントを駆使しよう
  • 在職中ハローワークで転職活動をしたい方向けのQ&A

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在職中にハローワークで転職相談できる?

在職中にハローワークで転職相談できる?の画像

在職中であっても、ハローワークを利用できます。たとえば、求人探しや履歴書の添削、失業保険の相談といった、さまざまなサービスが利用できます。

一方、失業保険の申請や退職者を対象とした求人への応募など、一部利用できないサービスもあるようです。在職中は、本格的に転職活動を始める前の情報収集や準備のためにハローワークを利用しましょう。

在職中に利用できるハローワークのサービス

在職中も求人情報の検索や閲覧、職業訓練といったサービスを受けられます。在職中に利用できるハローワークのサービスは以下のとおりです。

在職中に利用できるハローワークのサービスの画像

失業保険は失業状態にある人が対象なので、在職中の手続きはできません。

ただし、退職前に手続きのやり方や給付日数などを教えてもらうことはできるので、「仕事を辞める前に相談したい」と考えている方は、在職中からハローワークを利用するのがおすすめです。

在職中の人が利用できないハローワークのサービス

在職中の方が制限を受ける場合があるのは、求人応募です。企業によっては退職者、または退職時期が明確に決まっている人に限定している場合も。

「すぐに入職してほしいので退職時期が決まっていない場合の応募は受け付けない」というところもあるので、在職中はすべての求人に応募できるわけではありません。

また、在職中に求職申込みをしていない方は、紹介状の発行が受けられないため、一部の求人に応募できないこともあります。

在職中のハローワーク紹介状のもらい方は?

ハローワークの紹介状をもらうためには、求職申込みを行いハローワークカードを発行する必要があります。まずは、ハローワークの窓口、またはハローワークインターネットサービスで求職申込みを行いましょう。

そのうえで、応募したい求人が見つかったら、求人番号を控えたうえで窓口へ相談してください。企業のニーズに合致していると判断されれば、紹介状を発行してもらえます。

在職中にハローワークを利用すると職場にばれる?

ハローワークから現在の職場に連絡をすることはなく、周囲に利用していることがばれる可能性は低いでしょう。ハローワークの利用がばれるケースとしては、通所しているのを目撃されたり、SNSに投稿してしまったりする場合が挙げられます。

したがって、自分の行動に気をつけていれば、職場にばれることは考えにくいといえるでしょう。

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在職中の内定に向けてハローワークの詳細を押さえよう

在職中の内定に向けてハローワークの詳細を押さえようの画像

在職中の内定獲得を目指すなら、ハローワークの詳細を把握しておき、必要なときにスムーズに利用できるようにしておくのが望ましいでしょう。

ここでは、ハローワークの利用方法や受けられるサービスとその内容、ハローワークの種類について紹介します。

ハローワークを利用する前に押さえておくべきこと

ハローワークを利用する前に押さえておくべきことの画像

ハローワークの開庁時間は、管轄地域によって異なります。一般的には、午前8時30分または午前9時に開庁して、午後5時または午後5時15分に閉まる施設が多いですが、午前10時に開庁したり午後7時まで開いていたりするハローワークもあります。

そのため、事前に自分の利用したいハローワークの開庁時間を調べておくことが大切。また、曜日によって開庁時間が異なるところもあるので注意してください。

ハローワークを利用する際は、ハローワークカードを持参しましょう。ハローワークカードとは、ハローワークでサービスを受けるための登録カードのことです。初めてハローワークを利用する際に利用者登録をすると発行してもらえます。

なお、発行には求職登録が必要です。ハローワークのホームページから自分で登録もできるので、あらかじめ手続きしておくと手間が掛かりません。

服装は自由で、スーツやオフィスカジュアルといった制限もないため、普段着で行っても問題ないでしょう。ただし、面接対策を受ける場合は、服装を含めてチェックしてもらえるため、本番を想定した服装がおすすめです。

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ハローワークで受けられる6つのサービス

ハローワークで受けられるサービスは、求人情報の検索や紹介状の発行、職業訓練などの6つです。以下で、それぞれ詳しく解説します。

1.求人情報の検索・閲覧

ハローワークでは、登録されている求人情報の検索や閲覧が可能です。求人情報には誰でも閲覧できるものと、利用登録後にログインしないと閲覧できないものがあります。

また、先述のように紹介状がないと応募できない求人もあります。

2.カウンセリング

ハローワーク職員によるカウンセリングも、サービスの一環です。応募書類や面接練習、就活に関する悩み相談などができるのが特徴で、事前の予約が必要になります。

3.紹介状の発行

応募したい求人がある場合には、ハローワークから紹介状を発行してもらいましょう。求人のなかには、紹介状を必要とするものがあります。

なお、前述のとおり、紹介状を発行してもらうには離職者手続きが必要なため、在職中には発行を受けられません。

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4.無料セミナーの受講

ハローワークでは、無料の就職セミナーが受けられるのも特徴の一つです。履歴書・職務経歴書の書き方やビジネスマナー、求人票の見方などさまざまな内容が用意されています。

セミナーの内容や開催時期はハローワークによって異なるので、Webサイトやハローワーク内のポスター・ちらしをチェックしてみましょう。

5.職業訓練

ハローワークでは、職業訓練も受けられます。受講料は無料ですが、訓練によっては教材費が必要なものも。職業訓練の期間は数日から最長で2年と、コースによって変わります。

また、雇用保険の受給者のみ受けられる公共職業訓練と、雇用保険を受給できない場合の求職者支援訓練の2つに分かれるのが特徴です。

さらに、公共職業訓練は、施設内訓練と委託訓練に分かれ、求職者支援訓練は基礎コースと実践コースに分かれます。

対象者特色
【公共職業訓練】
施設内訓練
求職申込みをし、主に失業保険を受給している方自動車整備や電気工事といったものづくり系の技術が学べる
【公共職業訓練】
委託訓練
求職申込みをし、主に失業保険を受給している方不動産やWebデザインといった専門的な技能を習得できる
【求職者支援訓練】
基礎コース
求職申込みをしている方ビジネスマナー、PCスキルの基礎を習得できる
【求職者支援訓練】
実践コース
求職申込みをしている方基本的なスキルに加えて、実践的な技能を習得できる

在職中から職業訓練の受講を検討している方は、学びたい内容と受講条件を確認しておきましょう。

6.雇用保険に関する手続き

雇用保険に関する手続きもハローワークで行います。雇用保険の手続きについては、失業手当の受給手続きが主なものといえるでしょう。

失業手当を受給するための手続きは、以下の流れで進みます。

  • ・求職の申し込み
  • ・受給資格の決定
  • ・雇用保険受給者初回説明会
  • ・失業認定(4週に1回)

求職の申し込みに必要なのは、離職票・個人番号の確認できる書類の原本・身元確認できる書類・証明写真2枚・本人名義の通帳またはキャッシュカードの4つです。

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ハローワークの種類

ハローワークには、特定の年齢や状況下にいる方を対象としたものもあります。一般的なハローワークは幅広い層を対象にしていますが、より自分に合ったハローワークを選ぶことで転職成功が早まる可能性も。

たとえば、若者を対象としたハローワークであれば、専任の相談員によるサポートが受けられます。以下では代表的なものをまとめているので、参考にしてみてください。

ハローワークの種類の画像

わかものハローワーク

わかものハローワークは、18歳から34歳を主な支援対象とした施設です。「就職支援ナビゲーター」と呼ばれる企業の人事経験者や、キャリアコンサルティングの資格を持つ方が就職活動をサポートしてくれます。

所在都市によって規模が異なり、独立した施設になっている場合や、支援コーナーとしてハローワーク内に設置されている場合があります。

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マザーズハローワーク

マザーズハローワークは、小さな子ども連れで利用できる施設です。キッズコーナーの設置をして仕事を探す親が利用しやすいよう工夫されています。また、管轄地域の保育所情報の提供や育児と両立しやすい仕事の紹介なども行っています。

そのほか、子育てが一段落して、再び働こうと考えている方も対象。ブランクがあっても応募できる求人を紹介してもらえる可能性もあります。

ふるさとハローワーク

ふるさとハローワークのサービスには、ハローワークのない市町村で職業相談や求人紹介などがあります。求人紹介に特化しており、雇用保険の手続きはできません。

地元企業が集まってミニ面接会を開催するなど、市町村とハローワークが連携して就職活動を支援しているのが特徴です。

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在職中にハローワークに登録するメリット

在職中にハローワークに登録するメリットの画像

在職中にハローワークに登録すると、地元の求人が見られる、転職活動にスムーズに入れるといったメリットがあります。ここでは、在職中に登録するメリットを紹介します。有効に活用するためにも、ぜひチェックしてみてください。

地元の求人が豊富に見られる

在職中にハローワークに登録しておくと、管轄地域の多数の求人を検索できます。そのため、地元で就職したいなど就業を希望する地域が決まっている場合は、転職活動のリサーチになるでしょう。

自分の働きたい地域ではどのような職業があるのか事前に知ったうえで、転職活動の方向性を決められるのがメリットといえます。

転職活動にスムーズに入れる

在職中にハローワークの利用登録を済ませておくと、退職したあと転職活動にスムーズに入れるでしょう。退職後に改めて登録をする必要がないので、そのまま失業手当の受給手続きを申請できます。

また、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策などを在職中にやっておけるのもメリットです。準備ができていれば、実際に求人に応募する際、応募書類をすぐに用意できるでしょう。

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ハローワーク利用にはデメリットもある

ハローワーク利用にはデメリットもあるの画像

ハローワークは誰でも利用できたり、開庁時間が短かったりするので混雑している可能性もあります。手続きや対応に時間がかかるのもデメリットです。

採用意欲が低い求人もある

ハローワークの求人掲載料は無料なため、企業にとっては気軽に募集を出せる仕組みになっています。その結果、採用意欲があまり高くない求人や、条件が古いまま更新されていない求人が混ざっている場合も。

ときには、募集期間が終了した求人情報が残っていることもあるようです。

サポート体制が手薄な場合もある

ハローワークは公的機関がゆえに求職者のサポートに予算を使えないため、民間の支援機関に比べてサポート体制が希薄と感じるケースもあるでしょう。

応募書類の添削や面接対策は、担当者によって経験や熱意に差があることも。そのため、より手厚いサポートを求める場合は、民間の就職支援サービスを併用すると安心です。

開庁時間が短め

前述のとおり、ハローワークは午後5時〜5時30分に閉まる場合が多く、在職中の方にとって利用しにくい側面もあります。平日の夜間や土曜日に開庁しているハローワークもありますが、一部の施設に限られるようです。

そのため、窓口が混みあって、手続きや職業相談に時間がかかるのもデメリットといえます。

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現職が多忙でハローワークに行けないときの対処法

在職中にハローワークを利用して転職活動を進めたいものの、仕事の都合で開庁時間に行けない方もいるでしょう。そのようなときは、夜間や土曜日に開庁しているハローワークや、ハローワークインターネットサービスを活用する方法があります。

在職中に転職活動を行うには、いろいろな方法を組み合わせて効率的に進めることが重要です。

夜間や土曜日に開庁しているハローワークへ行く

一部のハローワークは平日の夜間や土曜日に開庁しているので、足を延ばすのも対処法の一つです。

ただし、平日の夜間に開庁しているハローワークは少なく、都内では2か所に限られます。また、毎日ではなく曜日も限定され、午後7時までと時間も決まっているようです。

土曜日に開庁しているハローワークはいくつかあり、午前10時〜午後5時前後の時間帯が多いでしょう。また、隔週だったり、月によって開庁する日が変動したりするので、事前にチェックしてみてください。

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インターネットサービスを利用する

ハローワークインターネットサービスは、マイページを開設すると求職申込み~求人応募までをWebサイトで行えます。

ただし、ハローワークインターネットサービスで求職申込みをした場合は「オンライン登録者」とされ、一般的な「利用登録者」に比べて受けられるサービスは限定的です。

たとえば、ハローワークからの職業紹介(オンラインハローワーク紹介)が受けられなかったり、オンライン対象外の求人には応募できなかったりします。

また、転職相談もオンラインではできないので、行けるときにハローワークの窓口へ行き、「利用登録者」に切り替えるのがおすすめです。

簡単な問い合わせは電話やチャットボットでもできる

ハローワークの転職相談は窓口のみで対応していますが、簡単な問い合わせは電話やチャットボットでも可能です。ただし、チャットボットはAIによる応答なので、一般的な質問のみの対応となります。

一方、電話では職業相談や書類作成のアドバイスなど、幅広い質問に対応しているところも。ハローワークによって対応できる内容が異なるので、Webサイトで確認してから問い合わせましょう。

参照元:厚生労働省「ハローワーク」

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在職中でもできるハローワークの登録手順

ここでは、ハローワークの登録手順をご紹介します。在職中に登録を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

在職中でもできるハローワークの登録手順の画像

1.自宅の最寄りのハローワークを調べる

自宅の最寄りのハローワークはどこかを調べ、自分の地域を管轄する施設を把握します。利用登録自体はどこのハローワークからも可能です。

しかし、雇用保険の手続きは管轄地で行う必要があるので、最初から最寄りのハローワークを探しておくと良いでしょう。

2.求職申込書を記入する

ハローワークの窓口で、利用者登録をしたい旨を伝えます。その場合、パソコンか紙の求職申し込み書に求職情報を記入するよう案内があるため、それに従って進めましょう。

書く内容は、氏名や住所といった基本情報のほか、希望する就業条件やこれまでの職歴、持っているスキルなどです。また、その場で記入するのが大変であれば、あらかじめ自宅のパソコンから登録もできます。

3.求職者マイページを登録する

求職申込書の記入後に行うのが、求職者マイページの登録です。求職者マイページに登録すると、自分で求人を探しながら求職活動が可能になります。

自宅のパソコンから利用者登録をした場合は「オンライン登録者」となり、求職活動はできるものの一部の機能は制限されるようです。後日ハローワークに出向いて正規の登録を完了すれば、求職者マイページの全機能を使えるようになります。

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在職中にハローワークを利用する際の3つのポイント

在職中にハローワークを利用する際の3つのポイントの画像

在職中にハローワークを利用する際には、相談したい内容を整理しておくと時間を有効に使えます。細かいことは相談しながら考えることもできるので、大まかに整理しておくのが望ましいでしょう。

また、退職予定日をある程度決めておくのもおすすめ。いつまでに転職したいのか分からないと、相談員のアドバイスも抽象的になってしまうリスクがあるため、できるだけ具体的な目標を伝えることが大切です。

在職中にハローワークを利用する際のポイント

  • 相談内容を整理しておく
  • 退職期日を仮で決めておく
  • 開庁時間を確認しておく

1.相談内容を整理しておく

職員に転職のための就業相談をするのが目的であれば、事前に相談内容を整理しておきます。相談内容が漠然としたまま就業相談を受けると、職員から適切なアドバイスをもらうのは難しい場合があるからです。

「向いている職業が分からない」「転職活動の進め方が分からない」など、転職に関して聞きたいことをあらかじめ明確にしておきましょう。

2.退職期日を仮で決めておく

ハローワークを活用して在職中から転職活動をしたい場合、退職期日の目安を決めておくのがおすすめです。求人によっては、退職期日が未定の求職者の応募は受け付けない場合があります。

正式に決定していなくても良いので、退職する日の目安を考えておきましょう。

3.開庁時間を確認しておく

在職中に利用する場合は、ハローワークの開庁時間を事前に確認しておきましょう。前述のとおり、多くの施設は午後5時で閉庁してしまうので、終業後に行けない可能性が考えられます。

地域によっては午後7時まで開庁していたり曜日によって時間が異なったりするので、自分の利用するハローワークの開庁時間について把握しておきましょう。

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ハローワークは転職先でのトラブルにも対応可能

ハローワークから紹介された転職先で次のようなトラブルがあった場合、ハローワークに対応してもらうことが可能です。何か問題があった場合には相談してみると良いでしょう。

求人票と実際の就業内容が異なる場合

求人票と提示された就業内容が異なる場合には、速やかに相談しましょう。ハローワークが対応可能なトラブルには以下のようなものがあります。

・正社員と記載されていたのに非正規社員の契約だった
・求人票の記載と仕事内容が異なる
・求人票の記載より低い賃金を提示される
・労働条件の変更があったのに契約前に説明されなかった
・採用後に求人票に記載されていない勤務地を提示された
・求人票記載の雇用保険や社会保険への加入がない

上記のように、提示された条件が異なる場合は「ハローワーク求人ホットライン」に電話をするようにしてください。ハローワークインターネットサービスによると、ハローワークが事実を確認のうえ、是正するよう企業に指導をします。

平日に加えて土日や祝日も受け付けているので、求人の内容がおかしいと思ったらすぐ連絡すると良いでしょう。

働き始めてからの相談も可能

「始業時間の30分前に出社するよう指示があった」など、働き始めてから違和感が生じた場合もハローワーク求人ホットラインに相談できます。採用されて働き始めてしまったからといって我慢せず、ハローワークに相談しましょう。

参照元:ハローワークインターネットサービス「ハローワークの求人票と実際が異なる旨の申し出等について」

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在職中の転職活動をスムーズに進める方法

在職中の転職活動をスムーズに進めるには、ハローワークへの登録のほか転職エージェントの利用もおすすめです。それぞれ解説しますので、在職中の転職活動をスムーズに進めたい方はぜひご覧ください。

ハローワークに登録しておく

ハローワークの求職登録をオンライン上で事前登録しておくと、その後の手続きが手間なく進められるでしょう。

登録すると応募先企業のリサーチに利用できたり、職員によるカウンセリングを受けられたりするメリットがあります。先に登録しておけば、応募したい求人や企業を見つけておけるため、転職活動がスムーズに進められるでしょう。

転職エージェントを利用する

転職活動ではハローワークのほか、民間の転職支援サービスである転職エージェントの活用がおすすめです。転職エージェントは、運営企業によって扱う業界や支援対象が異なります。自分に合ったサービスを選べば、希望の仕事が見つかりやすくなるでしょう。

また、在職中でも求人を紹介してもらえることに加え、企業とのやり取りや選考対策も行ってくれるので、仕事と転職活動の両立が可能です。ハローワークと併用すると、転職活動の幅が広がるでしょう。

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【まとめ】在職中の転職活動はハローワークと転職エージェントを駆使しよう

切れ目ないキャリアを形成するためには、在職中から転職活動を行うのがおすすめです。しかし、在職中の転職活動はスケジュール調整が難しく、なかなか進まない可能性もあります。

そのため、ハローワークや転職エージェントを活用して、効率的に活動するのが転職成功のコツ。特に、転職エージェントは求人探しや企業とのやり取りを代行してくれるので、在職中に転職先を決めておきたい方に向いています。

在職中から転職活動を始めようとお考えの求職者の方は、転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは若年層の方に向け、自分の希望や適性に合った求人をご紹介します。

初めての転職活動に不安がある方も、専任のキャリアアドバイザーが全面的にサポート。キャリアアドバイザーからのアドバイスに加え、1分でできる適職診断を参考に自分に合う職業を探すことも可能です。ハタラクティブのご登録・ご利用はすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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在職中ハローワークで転職活動をしたい方向けのQ&A

ここでは、在職中にハローワークで転職活動をしたい求職者の方に向けて、ハローワークに関する質問と回答をご紹介します。

ハローワークは在職中の求職者も利用できますか?

ハローワークは、在職している求職者の方も利用可能です。ただし、失業保険の申請など、一部のサービスは受けられません。
ハローワークでは、就業相談や就職セミナーなど在職中も利用できるサービスを提供しているので、求職者の方は積極的に利用するのがおすすめです。

在職中にハローワークを利用する際のポイントは何ですか?

在職中にハローワークを利用する際には、開庁時間や相談内容の確認のほか、仮にでも退職期日を決めておくのがポイントとなるでしょう。ハローワークに求人を出している企業の中には、退職する時期が分からない求職者の応募は受け付けないところもあるからです。

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ハローワークだと働きながらの転職活動は難しい?

ハローワークは多くの求人を検索できる一方で、在職中は応募が制限されることも。開庁時間内の利用が難しいケースも考えられます。そのため、ハローワークに登録しておいて転職エージェントなどのサービスも併用するのがおすすめです。

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績
  • 働きたいだれもが就職できる社会を目指す「ハタラクティブ」
  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
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