在職中にハローワークで転職活動できる?登録メリットやサービス内容を解説

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この記事のまとめ

  • 在職中でもハローワークは利用できるが、転職に関することは一部制限される場合もある
  • 在職中にハローワークを利用する際は、相談内容や営業時間を確認しておくのがおすすめ
  • ハローワークが紹介した転職先でのトラブルは、対応してもらえるので相談すると良い
  • ハローワークや転職エージェントを利用すると、在職中でも転職活動を円滑に進めやすい

在職中の転職活動を検討したときに、ハローワークの利用を考える方もいるでしょう。ハローワークは退職者だけでなく在職中の人も利用できますが、転職活動に関することは場合により一部制限があることも。しかし、影響なく受けられるサービスもあるので積極的に利用すると良いでしょう。このコラムではハローワークの登録方法や利用する際のポイント、在職中の転職活動をスムーズに進める方法も解説しています。

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在職中にハローワークで転職活動できる?

在職中にハローワークで転職活動は可能ですが、一部利用できないものもあるようです。以下、詳しく見ていきましょう。

在職中でもハローワークの利用は可能

まず、前提として在職中の人もハローワークを利用することは可能です。しかし、基本的に離職している人を対象とした施設なので一部制限があることも。在職中に受けられるハローワークのサービスについて確認しておきましょう。

在職中の人が利用できないハローワークサービス

在職中の人が制限を受ける場合があるのは、求人応募です。ハローワークの扱う求人の中には、すでに退職している人か退職時期が明確に決まっている人しか応募できないものがあるからです。
ハローワークに求人を出す企業の中には、すぐに入職してほしいので退職時期が決まっていない人の応募は受け付けないというところも。また、ハローワークから紹介された求職者を採用すると国からの給付金や助成金を受けられることからも、他からの応募を制限しているところもあるようです。
在職中の人は、そのような企業の求人には応募できないことになっています。求人の中でもいわゆる「紹介状」が必要なものがこれにあたるでしょう。
なお、在職中であってもすでに退職願を提出して退職日が決まっている場合は、紹介状の発行に必要な離職票が手元にあるので、紹介状を必要とする求人に応募可能です。

在職中に利用できるハローワークのサービス

在職中の人でも求人情報の検索や閲覧、職業訓練といったサービスを受けることはできます。また、先述のように、在職中の人には応募できない求人もありますが、紹介状を必要としない求人には応募できるので転職活動も可能です。

ハローワークで受けられるサービスについては「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」のコラムも参考にしてください。

ハローワークの詳細を在職中に押さえておこう

転職活動に備えて、ハローワークの詳細を在職中に押さえておきましょう。以下、利用方法や受けられるサービス、ハローワークの種類についてご紹介します。

ハローワークを利用する前に押さえておくべきこと

ハローワークを利用する前に、開庁時間や持ち物・服装について押さえておくのがおすすめです。以下、それぞれ解説します。

開庁時間

ハローワークの開庁時間は、管轄地域によって異なります。朝は8時30分または9時開庁が多いですが、中には10時からというところも。
閉庁は17時または17時15分までというところが多いですが、管轄地域によっては19時まで開いているハローワークもあります。自分の利用したいハローワークの開庁時間をあらかじめ調べておくと良いでしょう。また、曜日によって開庁時間が異なるところもあるので注意してください。

持ち物、服装

ハローワークを利用する際に必要な持ち物は、ハローワークカードです。ハローワークカードとは、ハローワークでサービスを受けるための登録カードのこと。初めてハローワークを利用する際、利用者登録をすると発行してもらえるものです。ハローワークの利用登録方法についてはのちに詳述します。
服装は自由で、スーツやオフィスカジュアルが望ましいといった制限もありません。普段着で行っても問題ないでしょう。

ハローワークで受けられる6つのサービス

ハローワークで受けられるサービスは求人情報の検索や閲覧、紹介状の発行などの6つです。以下、それぞれ詳しく解説します。

1.求人情報の検索・閲覧

ハローワークに登録されている求人情報の検索や閲覧ができます。求人情報には誰でも閲覧可能なものと利用登録後にログインしないと閲覧できないものがあるのが特徴的です。また、先述のように紹介状がないと応募できない求人もあります。

2.カウンセリング

ハローワーク職員によるカウンセリングサービスが受けられます。応募書類や面接練習、就活に関する悩み相談などができるのが特徴で、事前の予約が必要です。

3.紹介状の発行

応募したい求人がある場合にはハローワークから紹介状を発行してもらってください。ハローワークの求人のなかには、応募の際に紹介状を必要とするものがあるからです。なお、紹介状を発行してもらうには離職者手続きが必要なので、在職中には発行を受けられません。

4.無料セミナーの受講

ハローワークでは、無料の就職セミナーが受けられるのも特徴です。履歴書・職務経歴書の書き方やビジネスマナー、求人票の見方などさまざまな内容があります。セミナーの内容や開催時期はハローワークによって異なるので、Webサイトをチェックしてみましょう。

5.職業訓練

ハローワークでは職業訓練も受けられるのも特徴です。受講料は無料で受けられますが、訓練によっては教科書代を払う必要があるものも。期間は数日から最長で2年と幅広く、雇用保険の受給者のみ受けられる公共職業訓練と雇用保険を受給できない人向けの求職者支援訓練の2つに分かれるのが特徴です。
公共職業訓練は、さらに施設内訓練と委託訓練とに分かれます。施設内訓練では自動車整備や電気工事といった技術が学べ、委託訓練では介護やWebデザインといった専門的な技能を習得可能です。
一方、求職者支援訓練は基礎コースと実践コースに分かれています。基礎コースではパソコンスキルやビジネスマナーといった社会人の基本スキル、実践コースでは営業や販売、ネイルなどの実践的な技能が習得可能です。

6.雇用保険に関する手続き

雇用保険に関する手続きもハローワークで行います。雇用保険の手続きについては、失業手当の受給手続きが主なものといえるでしょう。
失業手当を受給するための手続きは、以下のような流れで進みます。

・求職の申し込み
・受給資格の決定
・雇用保険受給者初回説明会
・失業認定(4週に1回)

求職の申し込みに必要なのは、離職票・個人番号の確認できる書類の原本・身元確認できる書類・証明写真2枚・本人名義の通帳またはキャッシュカードの4つです。

失業手当の受給手続きについて詳しく知りたい方は「失業保険の受け取り方のステップとは?支給額のルールと注意点も紹介」のコラムをご覧ください。

ハローワークの種類

ハローワークには特定の人を対象としたものもあります。以下、主なものを順に見ていきましょう。

わかものハローワーク

わかものハローワークは18歳から34歳の若年層を主な支援対象とした施設です。「就職支援ナビゲーター」と呼ばれる企業の人事経験者やキャリアコンサルティングの資格を持つ人が就職活動をサポートしてくれるのが特徴。所在都市によって規模が異なり、独立した施設になっているところと支援コーナーとしてハローワーク内に設置されているところがあります。

マザーズハローワーク

マザーズハローワークは小さな子ども連れで利用できる施設で、キッズコーナーの設置など職を探す親が利用しやすいよう工夫されているのが特徴です。また、管轄地域の保育所情報の提供や育児と両立しやすい仕事の紹介なども行っています。

ふるさとハローワーク

ふるさとハローワークでは、ハローワークのない市町村で職業相談や求人紹介を行っています。求人紹介に特化しており、雇用保険の手続きはできないことが特徴です。

転職に向け在職中にハローワークに登録しよう

退職後の雇用保険手続きの際にハローワークに登録する人が多いですが、在職中から登録しておくのもメリットがあります。以下、在職中に登録するメリットと登録手順を見ていきましょう。

在職中にハローワークに登録するメリット

在職中にハローワークに登録すると地元の求人が見られる、転職活動にスムーズに入れるといったメリットがあるでしょう。以下、それぞれ説明します。

地元の求人が豊富に見られる

在職中にハローワークに登録しておくと、管轄地域の多数の求人が見られます。そのため、地元で就職したいなど就業を希望する地域が決まっている人にとっては、転職活動のリサーチになるでしょう。自分の働きたい地域ではどんな求人があるのかを事前に知ったうえで、転職活動の方向性を決められるのがメリットといえます。

転職活動にスムーズに入れる

在職中にハローワークの利用登録を済ませておくと、退職したあと転職活動にスムーズに入れるでしょう。退職後に改めて利用登録をする必要がないので、そのまま失業手当の受給手続きを申請できます。

ハローワーク利用にはデメリットもある

ハローワークへの求人情報の掲載は無料なため、ほかの転職サービスや求人情報に比べて「求人の質」が低いこともあります。また、公的機関がゆえに企業から仲介手数料などをもらえず、サポートに予算を使えないため、民間の支援機関に比べてサポート体制が希薄と感じることもあるでしょう。
さらに、ハローワークは誰でも利用できたり、開庁時間が短かったりするので基本的には混雑しています。手続きや対応に時間がかかることもデメリットといえます。

在職中でもできるハローワークの登録手順

ハローワークの利用者登録は在職中でも可能です。以下、ハローワークの登録手順をご紹介します。

自宅の最寄りのハローワークを調べる

まず、自宅の最寄りのハローワークはどこかを調べて自分の地域を管轄するところを把握します。
利用登録自体はどこのハローワークでもできますが、雇用保険の手続きは管轄のところで行う必要があるからです。また、ふるさとハローワークのように就業相談や求人紹介しかしていないところは、最寄りであっても地域の管轄ではないので注意しましょう。

求職申込書を記入する

ハローワークの窓口で利用者登録をしたい旨を伝えます。そうするとパソコンで求職情報の記入を求められるので、それに従ってください。パソコンではなく紙の求職申込書に記入することもできます。書く内容には氏名や住所といった基本情報のほか、希望する就業条件やこれまでの職歴、持っているスキルなどが挙げられるでしょう。また、その場で記入するのが大変であればあらかじめ自宅のパソコンから利用者登録をすることも可能です。

求職者マイページを登録する

求職申込書の記入が終わったら、求職者マイページの登録です。求職者マイページの登録を行うと、自分で求人を探しながら求職活動ができるようになります。自宅のパソコンから利用者登録をした場合には「オンライン登録者」となり、求職活動はできるものの一部の機能は制限されるようです。その後ハローワークに出向いて正規の登録を完了すれば、求職者マイページの全機能を使えるようになります。

ハローワークの登録方法については「ハローワークの登録方法は?時間短縮のコツや注意点を解説!」のコラムも併せてご参照ください。

在職中にハローワークを利用する際の3つのポイント

在職中にハローワークを利用する際には、以下の3つのポイントを押さえておくのがおすすめです。以下、それぞれ説明します。

1.相談内容を整理しておく

職員に転職のための就業相談を受けるのが目的であれば、事前に相談内容を整理しておきます。相談内容が漠然としたまま就業相談を受けると、職員も適切なアドバイスがしにくいからです。
「向いてる仕事が分からない」「転職活動の進め方が分からない」など、内容は就職に関することなら何でもOKなので聞きたいことをあらかじめ明確にしておきましょう。

2.退職期日を仮に決めておく

ハローワークを活用して在職中から転職活動をしたいのなら、仮にでも退職期日を決めておくことをおすすめします。求人によっては退職期日が分からない人の応募は受け付けない場合があるからです。まだ正式に決定していなくても良いので、退職する日の目安を考えておきましょう。

3.開庁時間を確認しておく

在職中に利用する場合は、ハローワークの開庁時間を事前に確認しておきましょう。たいてい17時頃で閉庁してしまうので、終業後に行くことができない場合もあるからです。地域によっては19時まで開庁していたり曜日によって時間が異なったりするので、自分の利用するハローワークの開庁時間について把握しておくのがおすすめです。

ハローワークは転職先でのトラブルにも対応可能

紹介された転職先で次のようなトラブルがあった場合、ハローワークは速やかに対応してくれます。もし、何か問題があった場合には相談してみると良いでしょう。

求人票と実際の就業内容が異なる場合

求人票と提示された就業内容が異なる場合には、ハローワークに速やかに連絡しましょう。ハローワークが対応してくれる主なトラブルには以下のようなものがあります。

・正社員と記載されていたのに非正規の仕事だった
・求人票の記載と仕事内容が異なる
・求人票の記載より低い賃金を提示される
・労働条件の変更があったのに契約前に説明されなかった
・採用後に求人票に記載されていない勤務地を提示された
・求人票記載の雇用保険や社会保険への加入がない

上記のように、提示された条件が異なる場合は「ハローワーク求人ホットライン」に電話をしてください。ハローワークが事実を確認のうえ、是正するよう企業に指導をします。平日にくわえて土日や祝日も受け付けているので、おかしいと思ったらすぐ連絡すると良いでしょう。

働き始めてからの相談も可能

「始業時間の30分前に出社するよう指示があった」など、働き始めてから違和感を感じた場合でもハローワーク求人ホットラインに相談することが可能です。採用されて働き始めてしまったからといって理不尽なことを我慢せず、いつでもハローワークに相談できるのを忘れないようにしましょう。

在職中の転職活動をスムーズに進める方法

在職中の転職活動をスムーズに進めるには、ハローワークへの登録のほか転職エージェントの利用もおすすめです。以下、それぞれ解説します。

ハローワークに登録しておく

先述のように、ハローワークへ事前登録しておくと応募先企業のリサーチに利用できたり職員によるカウンセリングを受けられたりといったメリットがあります。よって、離職票がなく応募できない求人があったとしても登録しておくと転職活動がスムーズに進みやすいでしょう。

転職エージェントを利用する

ハローワークのほか、民間の転職支援サービスである転職エージェントを利用するのも良いでしょう。転職エージェントは運営企業によって扱う業界や支援対象が異なるので、自分に合ったサービスを選ぶと希望の求人が見つかりやすいのが特徴。また、転職エージェントは在職中でも求人紹介してくれるうえ企業とのやり取りや選考対策も行ってくれるので、仕事と転職活動の両立が可能です。ハローワークにくわえて転職エージェントの利用も考えておくと、転職活動の幅が広がるでしょう。

在職中の転職活動をお考えの方は、転職エージェントのハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブはスキルや経験に自信のない20代の方に向け、ポテンシャルや人柄を重視する企業の求人をご紹介しています。初めての転職活動に不安を覚える方も、専任の就職アドバイザーが全面的にサポートしますので安心です。ハタラクティブのご登録・ご利用はすべて無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

在職中ハローワークで転職活動をしたい人向けのQ&A

在職中にハローワークで転職活動をしたい人に向けて、ハローワークに関する質問と回答をご紹介します。

ハローワークは在職中でも利用できる?

ハローワークは在職中でも利用可能です。ただし、離職票を発行された離職者ではないので、一部応募できない求人があることを覚えておいてください。ハローワークでは求人紹介以外にも就業相談や就職セミナーなどさまざまなサービスを提供しているので、積極的に利用すると良いでしょう。ハローワークの使い方については「ハローワークの使い方は?利用の流れとポイントを徹底解説」のコラムを参考にしてください。

ハローワークは夜遅くまで開いている?

ハローワークの開庁時間は17時までというところが多いので、夜遅い時間には開庁していない可能性が高いでしょう。しかし、地域によっては19時まで開庁していたり曜日によって開庁時間を変えていたりするようです。自分の管轄地域のハローワークの開庁時間をあらかじめ調べておくと良いでしょう。ハローワークの開庁時間については「ハローワークの営業時間内で利用しやすい時間帯はいつ?」のコラムをご参照ください。

在職中にハローワークを利用する際のポイントは?

在職中にハローワークを利用する際には開庁時間や相談内容の確認のほか、仮にでも退職期日を決めておくのがポイントとなるでしょう。ハローワークに求人を出している企業の中には、退職する時期が分からない人の応募は受け付けないといったところもあるからです。まだ具体的に決まっていない人は仮にでもいいので決めておくと、求人応募の可能性が広がるでしょう。ハローワークで転職先を探す際のポイントについては「ハローワークで転職先を探すときのポイントは?」のコラムをご覧ください。

在職中に転職活動を効率良く行うには?

在職中の転職活動を効率良く行うためには、できるだけ活動をバックアップしてくれる転職支援サービスの利用がおすすめです。転職支援サービスにはハローワークのほか民間企業の運営する転職エージェントがあります。転職エージェントでは専任の就活アドバイザーが求人紹介やカウンセリングにくわえ企業とのやり取りや選考対策まで行ってくれるので、利用してみると良いでしょう。ハタラクティブは20代の転職希望の方に向けて転職活動を全面的にサポートしていますので、一度ご相談ください。

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