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フリーターはいつまで許される?就職が早いほど良い理由も紹介
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この記事のまとめ
- フリーターをいつまで続けるか悩んでいるなら、早いうちに正社員になるのがおすすめ
- フリーターのメリットは、「自由度が高い」「残業が少ない」など
- フリーターは自由に働ける反面「スキルが身につかない」などの不安がある
- 正社員のメリットは、「給与や雇用が安定している」「スキルを磨く機会がある」など
- 正社員のデメリットは、「拘束時間が長い」「異動や転勤に対応する必要がある」など
「フリーターはいつまで続けられる?」と気になる方も多いでしょう。フリーターは正社員と比べて仕事の責任が少なく、自由に働ける一方でデメリットもあります。将来の安定性を考えるなら早いうちに正社員へ就職することが大切。このコラムでは、「フリーターをいつまで続けられるか」といった点について解説。また、フリーターと正社員、それぞれのメリット・デメリットについてもまとめています。
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フリーターはいつまで続けられる?
「フリーターはいつまで続けられるか」という問いに対する明確な回答はないでしょう。なぜなら、本人が納得していれば生涯フリーターでも問題はないからです。ここでは、将来設計ごとに何歳までフリーターを続けられるか紹介していきます。
既卒・第二新卒として就職したいなら25歳まで
フリーターから正社員を目指しているなら、25歳までに就職活動を始めるのが理想的といえます。この年齢は「既卒」や「第二新卒」として扱われるギリギリのタイミングとされることが多く、企業側から新卒者に近いポテンシャルを期待される年代のためです。
既卒や第二新卒とは、新卒で就職した後に3年以内に離職した人や、卒業後しばらく正社員経験がない人を指します。この層は企業から「育成枠」として見られることが多いため、25歳までであれば新卒者と同等のサポートや研修を受けられる可能性があるでしょう。既卒と第二新卒の定義について詳しく知りたい方は「既卒と第二新卒の違いは?どちらが有利?定義やメリット・デメリットを解説」を参考にしてください。
未経験の仕事に就職したいなら29歳まで
フリーターから未経験の分野に挑戦して正社員を目指す場合、29歳までに行動を起こしましょう。一般的に、30代には社会人としての経験や知識、実績を重視する企業が増えるためです。また、20代という若い世代が持つ柔軟性やポテンシャルに期待している側面もあるでしょう。ただし、30歳以上で未経験枠に応募できる企業もあるため、あくまで目安として捉えてください。
公務員も29歳が一つの区切りになる
公務員試験には年齢制限があることが多く、多くの自治体や機関で30歳前後が上限となっています。公務員試験をクリアし、安定した職に就きたいのであれば、計画的に準備を進めることが大切。詳しくは「フリーターから公務員になれる?注意点や公務員試験について解説」のコラムをご覧ください。
いつまで続けられる?フリーターのメリット・デメリット
フリーターのメリットとして「自由度が高い」「責任が少ない」「好きな仕事を選びやすい」などが挙げられます。また、デメリットには「スキルが身に付きにくい」「雇用が不安定」などがあるので、いつまでフリーターを続けるか悩んでいる方は参考にしてください。
フリーターのメリット
アルバイト勤務はシフト制なことが多いため、勤務時間や勤務日数が比較的自由に調整できます。たとえば、稼ぎたい月は多くシフトを入れたり、旅行に行く期間は休みにしたりなど、仕事に縛られず働くことが可能です。また、責任を負うことも少なく、正社員より気楽に働ける点もメリットといえます。
アルバイトは雇用期間の定めがあるため、正社員に比べて入退職がしやすく、採用ハードルも低め。「やってみたい」「興味がある」という仕事に気軽にチャレンジしやすいでしょう。
フリーターのデメリット
上述したように、アルバイトの仕事は責任を問われないことが多く、その分あまりスキルが身につかないようです。そのため、いざ正社員になろうとしてもスキルや経験をアピールしづらく、就職活動が難航する恐れがあります。
また、多くの場合、フリーターは正社員と比べると年収が低い傾向が。フリーターの給料は働いた分だけ支給されるので、病気や怪我で働けなくなったらその分収入は減ることになります。また、長期雇用を前提としていないので、会社の都合でシフトを減らされる可能性もあるでしょう。
フリーターも条件を満たせば厚生年金に加入できる
フリーターの方も、「労働時間および労働日数が正社員の4分の3以上」という条件を満たせば、厚生年金への加入が可能です。また、日本年金機構の「短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用拡大のご案内」によると、2025年10月より、短時間労働者も「1週の所定労働時間が20時間以上」「所定内賃金が月額88,000円以上」「継続して2ヶ月を超えて雇用される見込みがある」などの条件を満たせば、厚生年金に加入できるようになります。フルタイムで働いている場合、企業に規模によっては、厚生年金に加入できる可能性があるといえるでしょう。「フリーターが厚生年金に加入する条件とは?メリット・デメリットも解説」では、フリーターが厚生年金に加入できる条件やメリット・デメリットなどを紹介しているので、参考にしてみてください。
参照元
日本年金機構
短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用拡大のご案内
フリーターから正社員への就職が早いほど良い理由
フリーターから正社員を目指すなら、早めの行動が大切です。ここでは、フリーター期間を短くして正社員への転換を目指すメリットを紹介します。
フリーター期間が長いと就職率が下がるため
企業は一般的に、ブランク期間や非正規雇用の経験が長い応募者に対して「継続的に働く能力が低いのではないか」といった懸念を抱きがちです。そのため、フリーターの期間が長くなると、正社員として採用されるハードルが上がる傾向があります。
また、フリーター期間が長いと、実務経験やスキルの不足が就職活動でのハードルになることも少なくありません。たとえアルバイトで一定の経験を積んでいたとしても、企業が求める専門性や即戦力とは評価されにくいのが現状です。さらに、30代以降になると、企業側は応募者に即戦力を期待する傾向が強くなります。その結果、20代のころは応募可能だった職種や業界が選択肢から消えてしまうことも。こうした理由から、フリーター期間をできるだけ短くし、早めに正社員を目指すことが大切です。
早く就職するほど選択肢が多いため
正社員としての就職活動を早めに始めることで、選択肢が広がります。若い人材は企業にとって「将来の成長を見込める投資」として評価されるため、未経験者歓迎の求人が多く、育成を前提とした採用も積極的に行われているのです。例えば、第二新卒枠や20代であれば、企業側も応募者に社会人経験が少ないことを承知しているため、実績よりも意欲や将来性を重視されるでしょう。
また、早いうちから就職活動を行うことで、興味のある分野やキャリアをじっくり考える余裕が生まれます。20代であれば職種変更やキャリアチェンジも比較的スムーズに行えますが、30代以降では難易度が上がるため、早いうちに行動することが大切です。
若いうちのほうが伸びしろがあるため
就職市場において「若さ」は大きな武器です。若い応募者はスキルや経験が不足していても、学習能力や柔軟性を評価される場合があります。そのため、20代前半での就職は、企業から「将来性がある」と見なされる可能性が高く、成長を前提とした育成プログラムや研修制度を受けられるチャンスも多いでしょう。
フリーターから正社員就職する方法
フリーターから正社員を目指すにあたり、いくつかの方法があります。ここでは、正社員を目指す際に活用できる手段をご紹介。それぞれの方法を活用し、自分に合った就職活動を進めましょう。
求人サイトから応募する
求人サイトは多くの求人情報が掲載されており、条件を絞り込んで検索できるため正社員を目指すフリーターにとって手軽で便利なツールです。未経験者歓迎や第二新卒向けの求人を多く掲載しているサイトを利用すれば、より自分に適した仕事を見つけられるでしょう。
また、求人サイトには応募だけでなく就職活動をサポートするためのサービスが備わっていることも。たとえば、履歴書や職務経歴書のテンプレート提供、面接対策講座、企業の口コミ情報などが利用できます。さまざまなツールを活用すれば、初めての正社員就職でも安心して準備を進められるでしょう。
バイト先の正社員登用制度を利用する
現在働いているアルバイト先に正社員登用制度がある場合、それを活用するのも一つの方法です。登用制度を利用すれば、転職活動にかかる手間を省きつつ、働き慣れた職場でキャリアをスタートさせられます。
正社員登用を目指す場合、日々の勤務態度や実績が大切です。たとえば、仕事の指示を積極的にこなし、上司や同僚とのコミュニケーションを良好に保つことが評価につながります。また、正社員登用に必要なスキルや資格があれば、取得しておくことでさらに有利に働くでしょう。
登用試験や面談がある場合、事前に準備をして臨むことが大切です。自分が職場にとってどのような貢献ができるのかを具体的にアピールしましょう。また、登用制度の詳細については上司や人事担当者に確認し、条件や手続きについて十分に理解しておくことが重要です。
ハローワークを活用する
ハローワークは、地域密着型の求人情報を提供しているだけでなく、就職活動全般を無料でサポートしてくれる公共機関です。未経験者やフリーターを積極的に採用する企業の求人が多いため、正社員を目指す際には一度相談してみると良いでしょう。
ハローワークでは、求人の紹介だけでなく、履歴書や職務経歴書の添削、模擬面接の実施など、就職活動に役立つサービスを受けられます。また、年齢やキャリアに応じたアドバイスを提供してくれるため、自分の状況に合った具体的な対策を立てられるのも特徴です。
さらに、若年層向けの専門窓口「わかものハローワーク」や、キャリアアップを目指すための職業訓練プログラムも利用できます。これらを活用することで、未経験でもスキルを身につけ、希望の職種に挑戦できるでしょう。「わかものハローワークとは?対象年齢や初めて利用する際の流れを解説!」も参考にしてください。
エージェントのサポートを受ける
就職エージェントは、民間企業が運営を行う就職支援サービスのこと。専任のキャリアアドバイザーがつき、一人ひとりの状況や希望に応じた求人紹介をしてくれるのが特徴です。
また、企業との橋渡し役を担うため、面接日程の調整や条件交渉も代行してくれたり、フリーター期間に得た経験のアピールについて具体的なアドバイスを受けられたりする点も魅力です。登録自体は無料で行えるサービスがほとんどなので、積極的に活用してみるとよいでしょう。複数のサービスを併用することで、より選択肢の幅が広がります。
「フリーターをいつまでも続けるのは不安だから就職したい」「若いうちに正社員を目指したい」「自分に合った職場で働きたい」などとお悩みの方は、ハタラクティブの利用を検討してみましょう。
若年層の就職・転職支援に特化したハタラクティブでは、未経験可の求人も豊富に用意しています。
また、専任のアドバイザーがつき、丁寧にカウンセリングを実施。求職者一人ひとりの希望や適性に合った求人の案内はもちろん、応募書類の添削や面接練習などにも応じているので、不安なく就活を進めることができます。サービスはすべて無料で利用できるため、まずはお気軽にご相談ください。
フリーターでいることに関するFAQ
ここでは、フリーターでいることに関する不安や悩みに対してQ&A方式で回答していきます。
男女ともにフリーターが許されるのは何歳までですか?
フリーターでいられる年齢に明確な制限はありません。ただし、一般的に就職市場では若さが重視される傾向が強く、20代のうちに正社員を目指すことが推奨されます。特に、未経験の職種や新卒同等の扱いを受けられる既卒・第二新卒の枠は25歳前後が上限とされることが多い傾向です。30代を超えると、企業から即戦力を求められる機会が増え正社員就職の難易度が高まるといわれています。何歳までフリーターでいられるか具体的に知りたい方は「フリーターとして何歳まで働く?就活開始のタイミングやコツ」もあわせてご覧ください。
ずっとフリーターでいるとやばい理由は何ですか?
フリーターとしての生活は自由な働き方ができる一方で、長期間続けると収入の不安定さ、キャリアの幅が狭まる、社会的信用が得にくいなど、さまざまなリスクが生じる可能性があります。フリーターで働き続けることが一概に悪いわけではありませんが、長期的な視点でリスクを理解し、自分にとって最適な働き方を模索することが大切。少しでも気になる点があれば、ハタラクティブまでお気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。