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面接で落ちる人には特徴がある?選考通過するための対処法とは
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この記事のまとめ
- 面接に落ちる人は、声が小さかったり見当違いな回答をしてしまったりする
- 面接に落ちる人は、第一印象を見直すことも大切
- 面接に落ちる人は、志望動機が薄かったりネガティブな話をしたりする傾向がある
- 徹底的な自己分析や企業研究、逆質問の準備などが、合格するために有効な面接対策
面接で落ちる人の特徴を知りたいと思っている方に向けて、どのような行動が良くないのか紹介します。面接で落ちる人の特徴をいくつかのポイントに分けてまとめているので、自分が当てはまっているかどうか気になる方はチェックしてみましょう。
このコラムでは、面接対策や、落ちた理由がわからないときの対処法についても解説するので、これから面接に臨む方はぜひご覧ください。
面接に落ちる人に共通する受け答えの特徴
面接で落ちる人は、質問に対する受け答えに共通した特徴を持っています。面接官は応募者の受け答えの内容はもちろん、仕事では顧客とコミュニケーションを取らなければならない場面も多々あるので、話し方や聞き方も重視されていると考えましょう。
1.声が小さい
面接に落ちる人によくみられる特徴の一つが「声が小さい」ことです。声が小さいと、自信がないように見えるだけでなく、面接官の質問にはっきりと答えていないように思われるため、印象が悪くなってしまいます。
緊張のせいで声が小さくなってしまう傾向があるのなら、姿勢を正したりハキハキと答えたりと、相手が聞き取りやすい話し方をするよう心がけましょう。
2.見当違いな回答をする
面接に落ちる人にみられる傾向として、「質問の意図と異なる回答をする」が挙げられます。面接官は、応募者が緊張していることは十分理解しています。多くの応募者を見てきているので、緊張しているという点だけで減点することはないでしょう。多少つっかえたり言い間違いをしたりするくらいであればそれほど気にする必要はありません。
しかし、自己紹介を求められているのに自己PRまで述べてしまうなど見当違いな回答をしてしまうと、「コミュニケーション能力が低いのではないか」と思われてしまう恐れがあります。さらに、聞かれていないことを長々と話すのも、面接に落ちる人にありがちな特徴です。たしかに自分のスキルや経験は伝えたほうが良いでしょう。しかし、面接はプレゼンテーションではなく会話で進めるものなので、相手の質問の意図を汲んで的確に答えることが求められます。
3.面接官と目を合わせない
面接官の目を見て話さないことも、面接に落ちる人の特徴として挙げられます。面接は面接官が応募者の人となりを判断する場です。ずっと下を向いていたり、関係のない方向を向いたりして受け答えをしていると、印象は悪くなってしまうでしょう。
緊張したり準備不足だったりする場合には、自信のなさから目をそらしてしまうことが多いので、注意が必要です。目を見て話すのが苦手な方は、面接官の顔全体やネクタイの結び目、鼻などを見て話してみましょう。
4.答えに詰まる
面接では、答えに詰まってしまって落ちる人もいます。面接で意外な質問をされて答えに詰まってしまったとしても、それほど大きな問題にはなりません。しかし、応募先の企業の業務内容やこれまでの実績、転職理由などについて尋ねられたにも関わらず答えに詰まってしまうのは良くありません。面接でよくある質問と言われるものであれば、事前に対策しているのが当たり前。本当にその会社に入りたいのか疑問に思われてしまうでしょう。
よく聞かれる質問は事前にしっかり調べておき、スムーズに答えられるように面接対策をしておくことが大切です。緊張のあまり答えに詰まっているのであれば、一度深呼吸して落ち着きましょう。「少々お時間をいただいてもよろしいでしょうか?」と断りを入れるのも一つの手です。
5.文章の構成がバラバラ
面接で落ちる人にありがちな特徴は、文章構成がバラバラということです。面接官は、応募者の回答の内容だけでなく構成もしっかり確認しています。質問に対する回答は、簡潔でまとまりがあり、論理的でなければなりません。
ダラダラと取り留めのない話をしてしまうと、面接官の印象は悪くなってしまうでしょう。一方で、回答があまりに短すぎると、会社に対する興味や仕事に対する熱意が低いのではないかと思われてしまう恐れがあります。
面接に落ちる人の特徴については、さらに詳しく書かれたコラム「面接で落ちない人になるためには?基本的なマナーやポイントを解説」もご覧ください。
面接に受かる人の特徴は?
面接に受かる人にもいくつかの特徴があります。面接で受かるのは、自分に自信を持ち、就活や転職理由などについて自分の意見を伝えられる人です。また、明確かつ効果的なコミュニケーション能力を持っている人は面接官を惹きつけるでしょう。さらに、会社に関して深く調査を行っており、関連する知識とスキルを習得していれば、「入社意欲が強い」「採用したら意欲的に業務に取り組んでくれそう」など、好印象を与えられます。
見た目も大切!面接に落ちる人が気を付けたい身だしなみ
面接では「一緒に働きたい」と思ってもらうことがなにより大切です。応募者の考えやスキル、意欲だけでなく見た目も含めて評価されるので、「考えや意欲は十分だけど身だしなみに気を使っていない」と思われてしまうと、面接に落ちる可能性は高くなるでしょう。
ここでは、面接で気を付けたい身だしなみのポイントをまとめました。
清潔感がない
清潔感がないと、面接に落ちる可能性は高くなるでしょう。たとえば、髪の毛がしっかりとセットされている、ネクタイが曲がったり緩んだりしていない、シャツにアイロンがかけられている、スーツがくしゃくしゃでないといったことがチェックされています。
服装は面接官の第一印象に大きくかかわってくるポイントです。きちんとした服装と身だしなみは、社会人としての最低限のマナー。清潔感がある服装・身だしなみに配慮しましょう。
面接にふさわしくない服装
正社員の面接を受けるときは、そのときの雇用形態に関わらずスーツを着用するのが基本です。「フリーターだから私服でいいだろう」と考えていると、面接に落ちる可能性は高まります。
また、面接の際に「私服でお越しください」などといわれた場合も要注意。ビジネスシーンにおける「私服」とは、「仕事をするうえで問題ない私服=ビジネスカジュアル」です。決してデニムやTシャツといった休日に着用するような服ではないので注意しましょう。
見た目は第一印象を大きく左右する判断材料です。面接で好印象を与えるため、「面接の服装を選ぶうえで気をつけるべき点」のコラムもご覧ください。
面接に落ちる人にみられる選考内容の共通点
面接での受け答えや身だしなみがしっかりできていても、そもそも会社選びを間違っていたり面接対策を行っていなかったりするのも、面接で落ちる人の共通点といえます。
1.就職・転職に対する熱意が伝わらない
面接に落ちる人の特徴として、熱意が感じられないことが挙げられます。志望動機や転職理由がありきたりで内容が薄かったり、質問に対する反応がなかったりすると、面接官は応募者の熱意を感じられず、一緒に仕事をしたいとは思わないでしょう。
また、調べればすぐに分かる情報について聞かれたときに答えられないと、熱意を疑われてしまいます。会社の理念や業務の内容など、最低限知っておくべきことはWebサイトなどで調べておかなければなりません。
逆質問にも注意しよう
面接の最後に、応募者から面接官に質問ができる「逆質問」の時間を設ける面接は多くあります。しかし、質問したいことはないかと聞かれた際に、Webサイトに書かれていることを尋ねてしまうと逆効果なので注意しましょう。Webサイトに書かれていることをわざわざ聞くということは、企業研究が不十分なこと=志望意欲の低さを示してしまいます。また、「特にありません」というのも避けましょう。逆質問については「逆質問とは?聞き方のポイントと有効的なアプローチ方法」のコラムでご確認ください。2.会社との相性が悪かった
会社には独自の企業風土や社風、顧客の層、考え方があるもの。会社との相性が悪ければ早期離職の可能性も高まるため、面接の時点で「合わない」と判断されれば落ちると考えられるでしょう。
会社との相性を確認するには、自己分析と企業研究が欠かせません。詳しくは次項でご確認ください。
3.ネガティブな話をしてしまった
面接でネガティブな話をしてしまった場合にも、落ちる恐れがあります。面接ではどのような質問に対しても、ポジティブな回答をするのが基本です。
たとえば、転職の場合には転職理由について尋ねられたときに、待遇の悪さや人間関係のトラブルが退職の原因であったとしてもネガティブな内容を正直に話すのは避けるべき。不平不満を述べると「採用しても自社に対する不満を持ちそう」「不満を持ったときに改善に努めなかったのか」といった印象を与えてしまいます。
4.面接練習が不足していた
面接は事前の練習が不可欠です。面接対策が不足した状態で面接に臨んだ場合、話に具体性がなかったり、表現がわかりにくかったりするため落ちる可能性が高まるでしょう。特に、前述したように面接で頻出する質問に対して回答できないのは避けるべきです。
今まであげた特徴に心あたりがなく、面接に落ちた理由がわからない場合は、不採用の理由を企業に尋ねるのも一つの方法です。「不採用の理由は企業に聞いてもOK!選考で落ちやすい原因と対策」のコラムで詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
面接に落ちる人が実践できる4つの対処法
ここでは、面接に落ちる人におすすめの4つの対処法を紹介します。面接に落ちる頻度が高ければ、自己分析や企業研究といった基礎から見直してみましょう。
1.徹底的に自己分析を行う
面接に落ちる人が行うべき最初の対策は、徹底的な自己分析です。自己分析をすることで、自分がどんなときにやりがいを感じるのか・どんな事柄を得意としているのか・どんなスキルがあるのかなどが分かります。どのような仕事がしたいのか、どのような環境で働きたいのかがしっかり決まっていれば、面接官の質問に対しても自信を持って答えられるようになるでしょう。
自己分析を効果的に行うためには
自己分析を行うのが苦手という方は、自己分析を行うのに役立つツールや参考書などを使うのがおすすめです。いくつかの質問に答えるだけで、性格のタイプや強みなどを簡単に診断できます。徹底的に自己分析を行って、自分の強みをしっかりアピールできるようにしましょう。「自己分析のやり方が知りたい!ノートを使った簡単でおすすめの方法をご紹介」のコラムを参考にしてください。2.企業研究を熱心に行う
面接に落ちる人は、企業研究にも力を入れてみましょう。会社の概要や業務内容について質問された時、スムーズに答えるためには企業研究が不可欠です。企業についてしっかり調べていれば、熱意があるとみなされる可能性は高くなります。
また、企業研究を進めていくことによって、希望する企業とほかの企業との違いが明らかに。「この企業で働きたい」という気持ちがますます強くなっていきます。その熱意は、受け答えの際の態度に表れ、面接にプラスにはたらくでしょう。企業研究の方法には、会社のパンフレットやWebサイトを調べるのほか、企業説明会やOB訪問などがあります。可能な限り企業の情報を調べて、面接対策を行いましょう。
ミスマッチ回避にも企業研究は有効
企業研究をしっかり行うことで、自分に合った企業かどうかを見極めることができます。例えば、自己分析で「チームで目標達成を目指したい」という結果が出たにも関わらず、志望先が個人プレーを重視していると分かれば、入社しても思うような働きはできないと予想できるはずです。3.面接の練習を重ねる
面接の際に緊張してしまったことが理由で落ちる人に関しては、面接の練習が効果的です。面接で緊張してしまうのは仕方ないことですが、練習を重ねることにより自信がついて、緊張を和らげることはできます。できるだけスムーズに回答できるよう何度も練習してください。
また、面接のときに自分がどのように見えるかのチェックも忘れずに行います。背筋を伸ばしてきちんと座る、正社員の面接にふさわしい身だしなみや立ち居振る舞いができているなど、家族や友人などに確認してもらい、アドバイスをもらうのも良い方法です。
4.逆質問の準備を万全にする
面接に落ちる人は、「最後に何か質問したいことはありますか?」と聞かれたときの回答が不十分な可能性もあります。
前述したように「特にありません」と答えたり、面接官がすでに説明してくれたことを再度尋ねてしまったりするのはNGです。さらに、給与や休日、残業、出張など、待遇面に関する質問だけを投げかけるのも避けたほうがよいでしょう。
仕事に対してポジティブな気持ちを抱いていることを伝えるために、入社前に勉強しておくべきことや必要な資格、企業が求めている社員像などについて尋ねるのがおすすめです。
面接に落ちる人が行える対策については、「面接に受からない原因を紹介!対策して転職を成功させよう」のコラムもご覧ください。
面接に落ちた理由がわからない!問い合わせてもいい?
面接に落ちた理由がわからないとき、企業に問い合わせをしてもかまいません。しかし、不採用の際に理由を教えないことを明記している企業もあります。明記がない場合も、回答してくれる可能性は低いと考えましょう。面接などで用いられる採用の基準は企業によって大きく異なり、会社の機密情報でもあるからです。
ただし、転職エージェントを通して選考に進んでいた場合は、担当アドバイザーが企業から不採用の理由を知らされていることがあります。その場合は担当アドバイザーに聞いて、不採用の理由を教えてもらいましょう。
また、もし企業から理由を知らされていなくても、不採用になった面接についてアドバイスをしてくれます。どこが問題だったのかを教えてもらい、面接対策をしてもらいましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。