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履歴書の資格欄の書き方は?「取得」や「合格」の語句の使い分けも紹介!
更新日

この記事のまとめ
- 履歴書の資格欄では、「取得」「合格」「認定」などの語句も正しく使い分けよう
- 履歴書は企業が最初に目にする書類のため、ポイントを押さえて資格を書くことが大切
- 資格が複数ある場合、難易度が高いものや業務に関連するものから優先的に書く
- 履歴書には資格名を正式名称で書き、その取得日も記載しておく
- まだ取得していない資格でも、勉強中の場合はその旨を履歴書に書いておく
就活・転職活動で「履歴書の資格欄はどう書いたらいい?」「取得と合格の違いは?」などの疑問を持つ人も多いでしょう。資格や免許は知識・技術を有する証明になるため、ポイントを押さえて履歴書に書くと効果的に働きます。このコラムでは、履歴書での資格の書き方についてまとめてみました。「取得」「合格」などの語句の使い分けや資格がないときの書き方を知って、企業に良い印象を与えられる履歴書を作成しましょう。
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履歴書の資格欄では「取得」「合格」「認定」を使い分けよう
履歴書に資格や免許を記載する場合、「取得」「合格」「認定」の語句を使い分けることが大切です。3つの語句の違いについて確認し、正しい使用方法を知ったうえで履歴書に記載しましょう。
「取得」の使い方
免許がないと業務を行えないものに使用します。免許証や免許状が交付される場合に使う語句です。
(例:医師、看護師、税理士、自動車の運転など)
「合格」の使い方
技能検定や民間検定で一定の基準を満たした場合に使用します。合格証が交付されるのが特徴です。
(例:英検、数検、漢検、簿記など)
「認定」の使い方
講習や勉強会などを経て、一定の基準よりも知識や技術を身に付けた場合に使います。認定証が交付されるのが特徴です。
(例:フードスペシャリスト、カラーコーディネーター、バーテンダーなど)
上記は一般的な使い分けであり、資格や免許によって書き方が異なる場合もあります。そのため、どの語句が適しているのか調べて書くようにしましょう。なお、履歴書に書ける資格や免許を知りたい人は、「履歴書の資格欄の正しい書き方とは?基本ルールやポイントを解説」のコラムを参考にしてください。
履歴書に資格を書くときのポイント
履歴書や職務経歴書などの応募書類は、企業が最初に目にするものです。良い印象を与えるためにも、ポイントを押さえて履歴書を作成しましょう。
正式名称を記入する
資格や免許の名前は正式名称で書くのがマナーです。正式名称がわからない場合は、公式サイトなどで調べておきましょう。以下、資格・免許の略称と正式名称の例をいくつか紹介します。
- ・「英検」→「実用英語技能検定」
- ・「普通自動車免許」→「普通自動車第一種運転免許」
- ・「高校国語教諭」→「高等学校教諭一種免許状(国語)」
- ・「宅建」→「宅地建物取引士」
優先的に書く資格を見極める
類似する資格が複数ある場合は、難易度が高いものを優先的に書きましょう。さらに、業務に関係するものを中心に記載することもポイントです。前職で取得した社内資格も希望する業務に関連があるなら、記載しても良いでしょう。ただし、「前職での〜」という但し書きも追記しておきます。
運転免許は車を使う業務がある場合に記載します。中型や大型の運転免許を取得している場合は、業種によっては効果的なセールスポイントになるでしょう。運転免許も略称ではなく正式名称で書く必要があるため、「履歴書の資格・免許欄の書き方は?記入例と書くときのポイントをご紹介」のコラムで確認してください。なお、仕事にあまり関係のない資格は、書かなくても問題ありません。
取得日を書く
資格や免許の取得日も記載します。順番は取得した日の順に書くのが一般的です。取得日は、免許状や合格証などの発行年月日で確認できます。取得日の書き方については、「履歴書の資格取得日の書き方とは?日付がわからないときの対処法も解説!」のコラムもぜひご覧ください。
履歴書に未取得の資格を書いても良い?
まだ取得・合格していない資格であっても、勉強中だったりセミナーに参加したりしている場合は、その旨を履歴書に書き添えておきましょう。むしろ、積極的な姿勢をアピールできるため、好印象を持ってもらえる可能性があります。履歴書には、以下のように記載してください。
- 例1:◯年◯月に検定試験を受けるため、現在勉強中
- 例2:◯◯◯の取得にむけてセミナーを受講中
- 例3:◯月の△△試験合格に向けて勉強中 など
履歴書に空欄を作ってしまうのは、基本的に良くないとされています。そのため、資格や免許を持っていない場合でも、勉強中であれば書いておくと安心です。書き方は「履歴書の免許・資格欄!『勉強中』の場合はどう書く?」のコラムで紹介しているので、参考にしてください。
もし、書ける資格がない場合は「特になし」と記入しておきましょう。履歴書に書く資格がない場合は、「履歴書の資格欄に『なし』と書いても良い?正しい書き方やポイントを紹介」のコラムを参考にしてください。履歴書に書ける資格一覧も紹介しています。
資格や免許を就活・転職活動に活かしたい人は、ハタラクティブに相談することもできます。ハタラクティブは、若年層向けの就職・転職エージェントです。専属のアドバイザーが、履歴書についてのアドバイスを提供。資格や免許の効果的な書き方や添削を行っており、自分の強みを活かせる仕事を見つけることができるでしょう。登録・利用は無料です。ぜひ一度ハタラクティブにご相談ください。
履歴書の資格欄に関するよくある質問
ここでは、履歴書の資格欄に関するお悩みにQ&A方式でお答えしています。
履歴書の資格欄では取得と合格のどっちを使うべき?
履歴書に書く免許や資格によって異なります。免許証や免許状が交付されるものには「取得」、合格証が交付されるものには「合格」を使うのが一般的です。なお、資格や免許は略称が浸透している場合が多いですが、正式名称で記載する必要があります。このコラムの「履歴書の資格欄では『取得』『合格』『認定』を使い分けよう」も参考にしてください。
3級の資格は履歴書に書かないほうが良い?
応募する職種や業種によっては、3級の資格もアピールできるでしょう。ただし、履歴書に書く免許や資格は一定以上のレベルが求められます。たとえば、英検は2級以上でアピールできるとされているため、3級以下の場合は注意が必要です。詳しくは「履歴書の免許・資格欄はどう書けば良い?記入例とあわせて紹介」のコラムをご覧ください。
履歴書にあえて書かないほうが良い資格は?
応募先企業で活かせない資格は、たとえ取得や合格していても履歴書に書く必要はないでしょう。業務に関連性がない資格を書くと、企業研究が不十分と思われる可能性もあります。そのため、応募先企業に必要なものを選んで記載するのがおすすめです。ほかにも、資格欄を書く際は「略称ではなく正式名称で書く」「取得した年月日の順番で書く」といったルールがあるため、「履歴書の資格欄の正しい書き方とは?基本ルールやポイントを解説」のコラムで確認しておきましょう。また、書き方に迷う場合は転職エージェントに相談するのもおすすめです。ハタラクティブでは履歴書の作成サポートもしていますので、お気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。