- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 履歴書の学歴欄の書き方!専門学校を卒業した場合の例文を紹介
履歴書の学歴欄の書き方!専門学校を卒業した場合の例文を紹介
更新日
この記事のまとめ
- 履歴書に書ける専門学校は、一定の基準を満たし都道府県の認可を受けている学校のこと
- 履歴書には正式名称で専門学校名を記入し、学部や学科も書く
- 履歴書には専門学校を中退した場合も「中退退学」と書き、理由も添える
- 専門学校に在学中の方が、履歴書に学歴を書くときは「卒業見込み」とする
- 履歴書を書き方の注意点は、下書きと見直しを丁寧にし情報を正確に書くこと
就活や転職で履歴書に記入するとき、専門学校卒業の場合の書き方に悩む人も多いでしょう。都道府県や教育委員会に認められた専門学校は、学歴として履歴書に記載することが可能です。このコラムでは、専門学校を卒業した方の履歴書の正しい書き方について解説します。また、書き方のポイントや例文も紹介。専門学校に在学中や卒業した場合の履歴書の正しい書き方を知り、就職活動で書類選考を突破しましょう。
専門学校を卒業した場合の履歴書の書き方とは?
専門学校を卒業した場合の学歴は、中学、高校と時系列順に卒業した学校を書き、最後に専門学校の正式名称と学部・学科を記載します。
ただし、大学卒業後、専門学校に入学・卒業した場合は書き方に注意が必要。時系列で大学→専門学校と記載できますが、最終学歴は「最高学歴」です。つまり、大学卒業後に専門学校に進んでいても、大学のほうが教育機関として上にあたるため、最終学歴は「大学卒業」となります。
「大学中退後に専門学校へ行く人はいる?就活を有利に進めるポイント」のコラムでは、大学中退後に専門学校を卒業した際の最終学歴についても触れていますので、参考にしてみてください。
履歴書に書ける?専門学校の定義とは
専門学校とは、文部科学省の創設した専修学校のうち、必要な知識や技術、資格等の修得を目指す教育機関のことです。授業の時間や教員数、設備などの条件を満たすと、都道府県知事や教育委員会の認可を受けて設置されます。
そのため、認可を受けている学校のみが校名に「専門学校」とつけることができ、学歴として履歴書に記載が可能です。また、2年制の学校の場合、一定の要件を満たすと短大卒と同じ扱いになり「専門士」の称号が付与されます。
なお、専門的な職業教育を行ってる学校でも、無認可校は学歴欄に書くことはできません。そのほか、資格スクールや職業訓練校、養成学校なども無認可校であることが多いので、分からない場合は調べてから学歴欄に書きましょう。
履歴書の学歴欄はどのように書く?
専門学校を卒業した場合の書き方は、学校法人から学部・学科までの正式名称を履歴書に記入します。「同上」や「〃」などは使用せずに書きましょう。
例
学校法人○○専門学校 ○○専門学部 ○○科 入学
学校法人○○専門学校 ○○専門学部 ○○科 卒業
在学中の記載例
学校法人○○専門学校 ○○専門学部 ○○科 入学
学校法人○○専門学校 ○○専門学部 ○○科 卒業見込み
専門学校を中退しているケース
中退の場合は、「中途退学」と略さずに記入。中退の理由も書いておいたほうが良いでしょう。
例
学校法人○○専門学校 ○○専門学部 ○○科 入学
学校法人○○専門学校 ○○専門学部 ○○科 中途退学(一身上の都合により)
専門学校を中退した人の中には「履歴書に書きたくない」と思う人もいるでしょう。しかし、学歴を偽って入社できたとしても、バレたときに解雇される可能性があるので注意が必要です。「専門学校は最終学歴に入らない?履歴書の書き方や注意点をご紹介」のコラムでは、専門学校を中退、休学した方の履歴書の書き方について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
履歴書を書くときのポイント
履歴書を書くときのポイントは、自分の経歴やアピール内容に合った項目のフォーマットを使うこと。また、作成時間を十分に取り、書き間違えがないように下書きや見直しも行いましょう。
自分に合う項目がある履歴書を選ぶ
たとえば、職歴が少ない場合に、職歴欄の大きい履歴書を選んでしまうと空白が目立ってしまいます。履歴書は基本情報が記載できれいれば、決まったフォーマットはありません。「履歴書の種類の違いとは?転職・新卒・バイトで選び方は異なる?」のコラムでも説明しているように、JIS規格は職務経歴欄が大きめ、アルバイト用には希望勤務日時を書く欄があるなど、履歴書ごとに特徴があります。
職歴の少ない第二新卒やフリーターは志望動機や自己PRなどのスペースが大きい履歴書を選ぶと、企業に活かせる自分の強みなどアピールできることを多く書けるでしょう。
履歴書の作成時間を十分にとる
履歴書は求職者を判断する際に大きな役割を持つため、作成時間は十分に取り丁寧に書くことが大切です。特に、書類審査の場合は第一印象を左右することもあり、慌てて書いてしまうと誤字脱字だらけになることも考えられます。慎重かつ丁寧に書くことで、間違いを未然に防ぐことができるでしょう。
履歴書に記載する情報は正確に書く
履歴書は正式な文書であり、記入する情報には正確さが求められます。学校名、企業名などはもちろん、資格なども正式名称で書きましょう。
また、履歴書に専門学校を中退した事実を書かないなどの、学歴についても間違った情報を記載すると、学歴詐称と思われ選考に不利になってしまう可能性があります。正確な情報か不安な場合は調べ、注意しながら書くことを意識しましょう。
必ず下書きと見直しをする
履歴書を書く際には、失敗しないように下書きをするのがおすすめです。鉛筆で薄く下書きをしておけば、文字の大きさや漢字などの確認ができ、書き間違いを減らすことができます。
ボールペンか万年筆で清書したら、インクが乾いてから下書きを消し、必ず見直しをしましょう。誤字脱字の確認や、下書きの跡が残っていないことにも注意。読む人のことを考えた書類であることが大切です。
そのほかの、履歴書の書き方のポイントを知りたい方は「専門学校卒は学歴になる?履歴書の書き方や例を紹介」や「履歴書の学歴欄にはいつからの情報を書くのが一般的?」を参考にご覧ください。
学歴の書き方が分からない、履歴書を書いたけれど誰かに確認して欲しい…そんな方は就職エージェントの利用がおすすめです。就職エージェントのハタラクティブでは、履歴書や職務経歴書の添削サポートも実施しています。書き方が分からず不安な方は、ぜひお気軽にご相談ください。
また、就活アドバイザーがあなたの就職活動をサポート。履歴書の書き方の指導やチェックも行っています。一人での就活に不安を抱えている場合は、ぜひハタラクティブへご相談ください。
専門学校生の履歴書に関するお悩みQ&A
専門学校を卒業する予定の方や既卒の方に向けて、就活でよくある疑問をQ&A方式でまとめました。
専門学校の定義を教えてください。
文部科学省の定義では、専門学校は大学と同様「高等教育機関」に位置づけられています。
就業年数は2年が一般的ですが、学科により1年制だったり4年制だったりするケースもあるようです。「専門学校生は就職に有利?通うメリット・デメリットや卒業後の進路を紹介!」では専門学校が設けられている分野を紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。
参照元
文部科学省
未来につながる専門学校
専門学校卒をアピールするには?
専門学校生および卒業生がアピールすると良いのは、専門分野に特化した深い知識・1つの事柄に長期間取り組む継続力・その道のプロフェッショナルを目指す意欲などです。専門学校の名の通り、その分野を専門的に学んでいるのがアピールポイント。専門学校生に適したアピールを心掛けましょう。
専門学校を中退または休学した場合の書き方は?
専門学校を中退または休学した方は、学校名のすぐ後にその旨を記載するようにします。
中退の場合は、正式名称で「中途退学」と書き、可能であれば「家庭の事情により」など理由を記しておけば、面接でのやりとりが円滑になるでしょう。専門学校を中退した理由の書き方については「最終学歴が中退の場合は履歴書にどう書く?学歴別に書き方を紹介します!」もご覧ください。
学歴を書く際の注意点を知りたいです。
学歴を書くうえで十分注意したいのは、内容の正確性です。
自分を良く見せるために詐称するのは、選考で不利になったり入社後にバレると解雇になったりする可能性があるためやめましょう。また、履歴書や職務経歴書の作成には時間を取り、誤字脱字がないよう下書きをしたり見直しをしたりすることも大切です。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。