「私服で面接に来てOK」のときはどうする?好印象を残せる服装の選び方を紹介!

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この記事のまとめ

  • 企業が私服面接を指定するのには、社風に合っている人材を確認するなどの理由がある
  • 私服面接に着ていく服装はビジネスカジュアルが基本
  • 私服面接だとしても、ダメージジーンズやパーカーなどNGな服装もある
  • アパレル業界やエンタメ業界などは私服面接を指定する傾向にある

「私服で面接にお越しください」と言われて、「何を着て行けば良いのだろう…」と悩む方もいるでしょう。このコラムでは、面接で私服を指定された場合の対処法について詳しく解説します。男女別に取り入れておきたいアイテムや服を選ぶ際の注意点をご紹介。そのほか、企業が私服を指定する意図にも触れています。私服面接にお悩みの方は、ぜひご覧ください。

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私服面接を企業が指定する6つの理由

企業が採用面接にあえて私服を指定する理由には「社風とマッチしているか」「応募者の個性を知りたい」といった意図があります。そのほか、考えられる6つの理由を以下にまとめました。

1.社風に合っているか確認するため

自社の社風と応募者の相性の良さを確認するために、私服面接を指定する企業もあるようです。
人材を採用するということは、会社にとっては有益なことであると同時にリスクも伴うため、入社後のミスマッチは極力避けたいのが企業側の本音でもあります。そこで、私服を通して応募者の雰囲気や人柄を見たいと考えるようです。

2.自由な社風をアピールしている

私服面接にすることで自由な社風をアピールする目的もあるようです。特にクリエイティブ業界やIT業界、ベンチャー企業などによく見られる傾向といえます。

3.TPOの正しい判断ができるか確認するため

面接の服装を私服にすることにより、正しいTPOの判断ができるかどうかを確認する目的もあるようです。私服とはいえ、面接にふさわしくない服装を選択した場合は、一般常識がないと判断される可能性も。印象を下げない格好については「私服面接をする意味とは?外さない服装をマスターしよう」でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

4.リラックスしてもらうため

面接に私服で来てもらうことにより、応募者をリラックスさせる目的もあります。特に夏場に暑苦しいスーツを着用することは大変なので、私服を許可する企業も多いようです。

5.個性を確認するため

スーツでは応募者のほぼ全員が同じような服装になって個性を見極めにくいため、私服面接を選択する企業も最近では増えています。私服には個性が現れやすいので、応募者の素に近い部分を見るためという目的もあるようです。

6.ファッションセンスを確認するため

「私服面接を指定する業界とは?」で詳しく紹介しますが、業界や業種によっては私服面接で応募者のファッションセンスを確認することもあります。そのほか、私服でお客様と接する仕事の場合は、会社のイメージを損なう可能性もあるため、その点を確認する意味もあるようです。

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私服面接が任意か強制かの判断基準

私服面接が任意か強制か分からない方のために、その判断基準を説明するので参考にしてください。
面接に私服や自由な服装で来てくださいと言われた場合は、オフィスカジュアルで行くのが基本ですが、企業からのメールや表記の違いによって、私服が必須な場合もあればスーツの着用でもOKなケースもあります。

「私服でお越しください」という表記の場合

この場合は、私服を指定されているということになります。スーツは避けて、普段着かオフィスカジュアルを選びましょう。オフィスカジュアルとは、社内で仕事をするのに適した服装を指します。スーツほどのフォーマルではないけれど、きちんとした印象に見えるのでおすすめです。具体的なイメージが浮かばない方は「目上の人とちょっと良いレストランへ行くとき」を想像して服を選ぶと良いでしょう。もっと詳しく知りたい方には、「何を着れば良い?スーツとは違うオフィスカジュアルとは」のコラムもあわせてご一読ください。

「服装自由」という表記の場合

この場合は応募者の自由にしてOKです。私服、スーツ、オフィスカジュアル、どれを選んでも問題ありません。ただし、応募者の多くがスーツを着てきた場合に、自分だけカジュアルな格好をしていると浮いてしまう可能性もあります。「自由」であっても、ビジネスシーンにふさわしいかどうかという観点は忘れずに服を選びましょう。

「あなたらしい服装」という表記の場合

なかには、「自分らしい服装でお越しください」と指示する企業もあります。その場合は、自分の個性や考えを表現できるスタイルで行くと良いでしょう。あえてこういった指示をするという場合は、ファッションをとおして応募者の個性を知りたいと考えている可能性が高いため、その服を選んだ理由やテーマを話せるようにしておきましょう。

「カジュアルな服装」という表記の場合

この場合は、オフィスカジュアルを選択すれば問題ありません。スーツはカジュアルではないので避けた方が無難です。

「私服可」という表記の場合

この場合は、スーツかオフィスカジュアルのいずれかを選択しましょう。迷う場合はスーツで問題ありません。

服装についての表記がない場合

服装の表記がなければ、スーツを選択してください。面接で私服を着用して良いのは、服装の指定があった場合に限ると覚えておきましょう。

男性が面接に着ていくべき私服をアイテムごとに紹介

ここでは、男性が私服面接で着ていくべき服装をアイテムごとに解説するので、参考にしてください。同じアイテムでも男女によって大きな違いがありますので、次項では女性の私服を紹介します。

ジャケット

オフィスカジュアルでは、チノパンやスラックスにテーラードジャケットを羽織るのが基本的なスタイルです。テーラードジャケットはパンツをセットになっていない上着のことで、くだけた中にもフォーマルな印象を与えることができます。

パンツ

パンツはチノパンやスラックスで、ダボっとしたものよりもある程度スリムですっきりしたものを選択しましょう。丈は長過ぎない方が良く、上着とのバランスを考えるのがポイントです。

シャツ

シャツなYシャツでもポロシャツでも、コーディネートの仕方によってはTシャツでも問題ありません。襟付きの場合は、ボタンダウンがカジュアルな中にもフォーマルな印象も与えられるのでおすすめアイテムです。

カバン

カバンは、鞄はA4サイズの書類が折らずに折れられるものを選択してください。自立できるもので、リュックサックやショルダーバックは避けたほうが良いでしょう。

靴は基本的に革靴を選択しましょう。爪先に縫い目のあるデザインのストレートチップやシンプルなデザインのプレーントゥを選ぶと、スーツにも合わせられるので就活シーンでは便利。多少デザイン性のあるものも、オフィスカジュアルや私服の場合はOKです。
ほかにも、面接で着るべき男性の私服に知りたい方は、「何を着ていくべき?「私服」指定の採用面接(男性編)」をご覧ください。

女性が面接に着ていくべき私服をアイテムごとに紹介

女性が私服面接で着ていくべき服装を、アイテムごとに解説します。

トップス

女性の場合は、ジャケットの他にもカーディガンを選択してもOKです。その下にはブラウスかカットソーを選び、デザインはシンプルにするのが基本となります。

パンツ

パンツスタイルを選択する場合は、ショートパンツやワイドパンツは避けて、ストレートタイプなどスリムなタイプがおすすめです。

スカート

スカートを着用する場合は、膝が隠れる程度でスリットが入っていないものを選びましょう。立ったり座ったりした際に、足が見えない点に気をつけることがポイントです。

靴は、シンプルデザインのパンプスを選択しましょう。ヒールは3~5㎝程度で、高過ぎないものにするのがポイントです。

カバン

カバンはA4サイズが入る自立式のものを選択しましょう。革製のトートバックがおすすめです。

ストッキング

ストッキングは肌の色に合ったものにして、素足は避けましょう。

ほかにも、就活に適した女性の私服について知りたい方は、「オフィスカジュアルって何?最適な女性の服装は?」をご覧ください。

私服面接を指定する業界とは?

最近では私服面接を指定する企業が増えていますが、応募者のファッションセンスを面接の選考基準のポイントにするに「アパレル業界」「エンタメ業界」「ブライダル業界」の3つはもともと面接を私服で行ってきた業界といえます。
以下に、業界別の私服面接に適切な服装をまとめました。

アパレル業界

アパレル業界は服を作って販売するビジネスであるため、面接での服装が採用に関係する可能性が他の業界に比べて高いです。
面接官からも服装に関わる質問を必ずと言っていいほどされるため、事前に服装へのこだわりや説明がしっかりできるように準備しておく必要があります。
アパレル業界の面接では、私服がブランドの雰囲気に合っているかも大きなポイントになるため、ブランドテイストをきちんと考えて着ていく服装を選ばなくてはいけません。
他社のロゴが大きく入った服を着ていくことや、ブランドイメージからかけ離れたような服装は絶対に避けましょう。

エンタメ業界

エンタメ業界の面接では、アパレル業界のように洋服に特化した質問をされることはあまりないですが、面接で「あなたらしい服装」を着て来るように指定されることは良くあります。
人を楽しませることを目的としているビジネスということを踏まえ、私服のポイントは説明できるように準備しておきましょう。

ブライダル業界

ブライダル業界では、お客様に不快感を与えないように、服装では特に清潔感に気をつけなくてはいけません。基本的にはオフィスカジュアルで問題ありませんが、ある程度の華やかさを出すのもポイントです。

面接で着ていく私服に関する5つの注意点

「派手な服装は避ける」「ラフ過ぎる服装はNG」など、私服面接といっても気をつけなくてはいけない注意点はあります。
面接で自由な服装で来ても良いと言われても、最低限のビジネスマナーを守っていないと採用担当者に悪い印象を与えしまうことも。以下にまとめた5つのポイントをチェックしていきましょう。

1.派手な服装は避ける

派手すぎる服装やアイテムは避けた方が良いでしょう。服装の色合いは、性別問わずに黒、白、グレー、茶、紺などのベーシックカラーがおすすめ。カバンや靴は、男性なら黒か茶、女性ならそれに加えて、紺、グレーを選びましょう。差し色を使うとしても、淡い色味で緩急をつける程度にとどめておいた方が無難です。

2.ラフ過ぎる服装はNG

誰が見てもラフ過ぎる格好はNGです。Tシャツにジーンズなどは避けた方が良いでしょう。特に女性は露出の多いものを身につけないようにしてください。また、男女ともに清潔感を意識しましょう。洋服にシワや汚れや毛玉がついていたり、靴やカバンに穴があいたりしないか、といった点をよく確認しておくことをおすすめします。

 

服を選ぶ際だけでなく、面接会場へ行く前にも汚れていないかチェックしましょう。携帯できるホコリ取りやチェック用の手鏡を持ち歩くと便利です。

3.時計やアクセサリーはシンプルなものを選ぶ

時計やアクセサリーをつける場合は、目立ち過ぎないシンプルなものを選びましょう。アクセサリーの選び方について知りたい方は、「面接に結婚指輪はOK?カラコンなどアクセの注意一覧!」をご覧ください。また、どんな時計を身につければ良いか具体的に知りたい方は、「あなたのは大丈夫?面接時に着ける腕時計の選び方」を参考にしてみると良いでしょう。

4.過度なヘアアレンジは避ける

髪型にも注意が必要です。清潔感を第一に心掛けて、男性であれば長髪、女性であれば過度なヘアアレンジは避けてください。眉やおでこは出した方が表情がよく見えるので、好印象を与えやすくなります。

5.季節に合わせて服装を選ぶ

季節に合わせた服装で面接に臨んでください。新卒の場合は面接を受ける時期が決まっていますが、転職希望者などはオールシーズン面接を受ける可能性があります。季節外れの洋服を着て行くと、常識がなくTPOの正しい判断ができない人間と思われる可能性があるので注意しましょう。

「私服面接は任意なの?」「私服面接には何を着ていけば良いの?」などの疑問がある方や就職や転職活動に不安を抱えている方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。

面接での服装の悩み以外にも、丁寧なカウンセリングを通して就活にまつわる求職者の不安を解消し、納得のいく転職を実現することが可能です。経験豊富なキャリアドバイザーが、求職者一人ひとりの要望を丁寧にヒアリングして、必要書類の作成や面接対策まで幅広くサポートさせていただきます。まずはお気軽にハタラクティブまでお問い合わせください。

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