アパレル業界の仕事業界図鑑

アパレル業界とは

人々の身近にある「衣類」を扱うアパレル業界。低価格衣料を取り扱う企業が急増した近年、元気な企業もありますが、業界全体では勢いに欠けているようです。

文化や流行など、時代の変化に伴って移り変わりの激しいアパレル業界には、一体どのような業態の企業があるのでしょうか。

業態別に詳しく解説します。

・SPA(製造小売業)

企画から製造、販売まで全てを一貫して行うビジネスモデルのことを指します。

SPAの特徴は、顧客ニーズに素早く対応できること。製造から販売を行うことで、SCM(サプライチェーン・マネジメント)の無駄を省くことができ、効率的に顧客へ商品を届けることが可能です。

このようなマーケティング効果があることから、アパレル業界では、SPAの考えを持つ企業が増加している傾向にあります。

SPA業態の企業には、インディックス社やギャップ社、ファーストリテイリング社などがあります。

・外資系

海外に資本を持つアパレル企業のことを指します。外資系アパレル企業はラグジュアリーブランドをイメージされる傾向にありましたが、低価格衣料ニーズに合わせ、ファストファッションを取り扱う企業が増加しました。

外資系アパレルのファストファッション系は、ZARAやH&M、フォーエバー21など。ハイブランドにはグッチやエルメス、バーバリーなどがあります。

・販売代行

大元のメーカーから店舗を委托され、運営を行っている企業のことを指します。

店舗運営に関して密に関わる販売代行は、販売スタッフの採用や教育、管理などを外部会社が行うというビジネスシステムです。

メーカー背負うのはテナントや商品の準備、供給。店舗運営の全般は外部会社が行います。

販売代行には、人労務コスト削減や雇用リスクの回避というメリットがあります。

販売代行の報酬額は、地域や集客条件、環境などで異なりますが、およそ売上額の10~20%程となっているようです。

アパレル業界の志望動機例

アパレル業界に興味のある人は、自身がどんな職種にマッチングするのか気になるところ。

「アパレル」というだけあって、全ての職種に共通することは「ファッションが好き」ということです。

それを前提に、アパレル業界にマッチする人物像をチェックしてみましょう。

・流行に敏感な人

トレンドを追求することが好きな人は、MDやバイヤー、販売員、広報などほとんどの職種で役に立つスキルと言えるでしょう。

トレンドに合わせた企画や提案は、ファッション業界で重要な役割です。

・コミュニケーション力がある

接客を中心とする業務のショップスタッフはもちろん、生産管理やデザイナー、バイヤーなどにもコミュニケーションスキルは求められます。

製造過程では、縫製工場との連携も行われるため、円滑な業務を行うにはコミュニケーションスキルが大切。重宝される力と言えます。

・マネジメント力のある人

販売員からチーフ、チーフから店長、店長からエリアマネージャーなど、アパレル業界で大きく活躍したいという人はマネジメント力が重要。

マネジメント能力に優れた人は、理想のキャリアビジョンを歩める可能性が高いでしょう。

【上記を踏まえた志望動機例】

先ほどご紹介したマッチする人物像をもとに、志望動機の例を挙げてみました。

(例)

私は幼少期からオシャレが好きで、常にファッションには敏感でした。

御社のブランドは中学時代から愛用しており、生活の一部になっていたと言っても過言ではありません。

そこで、私は自身が好きなブランドをより多くの人に魅力を伝えたいと強く思うようになりました。私は人と話すことに喜びを感じます。また、人の笑顔は自身のエネルギー源にもなります。お客さまと働くスタッフ、双方にとって良い関係を築き、御社で貢献したいと思います。

また、学生時代にはバレー部のキャプテンを務めており、多くの人数をまとめていました。自身の果たしてきた役割を活かし、御社でもさまざまなことに挑戦したいと考えています。

アパレル業界の現状・課題、今後の将来性

【現状・課題】

低価格衣料が中心となり、アパレル業界全体の売上は減少しているのが現状。

アパレルメーカーの主要販路であるショッピングセンターや百貨店で服の売れ行きが低下しているようです。

中には、人員削減に着手している企業も見られます。

元気な企業ばかりが多いとは言えないアパレル業界。服だけでなく雑貨領域を広げることや、低価格設定で販売数向上を目指すための取り組みを行っています。

生活に身近な衣料として、市場調査やマーケット分析などを行うMDやバイヤーの活躍の場が広がるでしょう。

価格と価値のバランスをうまく訴求できるかが、今後の課題と言えます。

【今後の動向や将来性】

電気やガス、水道など、生きるために絶対的に必要なライフラインと違い、アパレルは不景気の局面で家庭の支出を抑える対象なる傾向にあります。

バブル景気であった時代は、ハイブランドのアパレルが好調でした。しかし、平成不況や世界金融危機などの関係で経済が降下しているため、今後もファストファッション系が注目されるでしょう。

衣食住の中に含まれるアパレルは、マーケット手法によって需要も大きく期待されます。

アパレル業界の仕事内容

【アパレル業界の代表的な職種と仕事内容】

消費者として1番最初に接するのは、販売員。しかし、その商品が手元に届くまでには、さまざまな職種の人が関わっています。

アパレル業界での転職や就職を考える人には、知っておきたい情報です。

・ショップスタッフ(販売員)

お客さまに近い重要な役割です。ブランドのコンセプトや意図をしっかりと理解し、それを発信する第一人者として活躍します。

接客を中心に、商品検品や返品作業、顧客管理などを行います。

・デザイナー

商品を生み出す、非常にやりがいを感じれる職種。実際に自身が関わるデザインが世に広がることの喜びを1番感じられるのはデザイナーではないでしょうか。

デザイナーは、商品企画や縫製仕様書作成、納期管理などを行います。デザイン力や計画性が求められるようです。

・MD(マーチャンダイザー)

企業の売上に大きく関わる職種といっても過言ではない重役。MDは、マーケットやトレンド分析、売上分析などアナリシスと業務が中心です。

その結果を基に顧客ニーズに合わせた商品企画や販売計画、予算管理を行います。

分析力や語学力、ファッションに関する深い知識が求められるでしょう。

・バイヤー

バイヤーの主な業務は仕入れ。生産元から売れる商品を見極めるのがポイントです。

商品の購入が決まった後は、金額設定や販売スタッフへ商品説明を行います。

バイヤーは、海外への買い付けを行うこともあるため、企業によっては英語力があると有利です。

アパレル業界のメーカー

現在売上が伸びているアパレルメーカーやブランドをご存知ですか?この記事では、国内の代表的なアパレルメーカーと、その企業が展開するブランドについて解説しています。その他にも、アパレル業界の現状や高いシェアを占める企業についてもご紹介。アパレル業界に興味がある方、就職を目指している方はぜひ参考にしてみてください。

職歴がない、バイト歴が長い方も大丈夫!事実、多くの方が就職に成功されています。

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