INTJ（建築家）の性格は？相性や向いてる仕事を解説！

「INTJ（建築家）はどういった性格？」「相性の良いタイプや向いてる仕事は？」と考えている人もいるでしょう。INTJの基本的な性格の傾向として、「すべてのことを疑う」「自立心が強い」「学ぶことが好き」などが挙げられます。すべてのINTJの人に当てはまるわけではないものの、共感できる内容は多いかもしれません。

このコラムでは、INTJの基本的な性格や相性、向いている仕事などをまとめています。具体的な職種名も挙げているので、就職・転職を考えている方はぜひご一読ください。

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INTJ（建築家）とは？建築家タイプの特徴

INTJとは、16Personalitiesで「建築家」といわれる性格タイプの一つです。ここでは、INTJ（建築家）の基本性格やINTJあるあるをご紹介します。

基本的な性格の傾向

INTJは洞察力に優れ、知的好奇心旺盛な戦略家の傾向がある性格です。自立心が高い一方で、深い人間関係を重視します。以下のような特徴があるでしょう。

すべてのことを疑ってみる

INTJは、すべてのことを疑ってみる傾向にあります。疑うことで物事を理解したり発見できたりし、それが楽しいと感じるのです。物事がうまくいくならば、規則から外れることや他者から非難されることも気にならないと思えるのがINTJの人に見られやすい特徴です。

また、「新しいアイデアはうまくいくものでなければ価値がない」と考えるINTJの人もいるようです。ただ単に創造力が高いのではなく、成功願望があるといえるでしょう。

自立心が強い

自立心が強く、一人で何かをするのも気にならない傾向にあるようです。むしろ、何か決断をする際にほかの人の意見を聞くことがあまり好きではないといえます。

だからといって、思いやりがないわけではありません。INTJの人は感情に敏感な側面もあります。物事がうまくいかなかったり人を傷つけてしまったりすると落ち込み、「どうしてうまくいかなかったのだろう」「あの人を傷つけてしまったかもしれない」などとあれこれ考えてしまうことも。普段の意思決定においては感情をあまり重視しませんが、人を思いやる気持ちはもっています。

学ぶことが好き

INTJは自分の知らないことを学ぶのが好きで、知識に貪欲な人が多いようです。興味をもったら独学で勉強し、知識を増やすことが純粋に楽しいと感じられるでしょう。

人付き合いが苦手

INTJは、人付き合いが苦手な傾向にあります。人付き合いにもどかしさを感じ、人と関わること自体をやめてしまおうかと考えることもあるようです。

そのため、「親しみやすい」「人懐っこい」という印象はあまり抱かれないでしょう。礼儀正しさや社交辞令よりも合理性を重視するので、多くの人に好かれるよりも「正しくありたい」という気持ちが先に立つようです。

人付き合いが苦手だと感じる方は、「『人と関わりたくない』と感じる原因や対応策は？おすすめの仕事も紹介！」のコラムをぜひご一読ください。8つの対応策をご紹介しているので、人間関係を見直す際に役立てられるでしょう。

INTJが大切にしている価値観

INTJは、以下のような価値観を大切にしています。

• ・論理的に分析する
• ・知識を増やす
• ・慎重に考えてから行動に移す

INTJは何事も論理的に分析し、新しいことに挑戦する際はなるべくリスクを減らすように努める傾向にあります。また、知識を増やすのが好きなので、「気になったことは積極的に習得したい」という前向きな気持ちをもっているようです。

何かを判断したり決断したりする際は、熟考したうえで行動に移すといった側面もあります。そのため、「思いついたらすぐに行動する」というケースは少なめです。

INTJの日本人の割合

INTJの日本人の割合は3.70％です。全タイプの中で11番目になります。日本人の中では少数派の性格タイプの一つといえます。

MBTI診断については、「MBTIとは？16タイプの性格診断を簡単にわかりやすく解説します！」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
参照元
NERIS Analytics Limited
16Personalities

INTJ（建築家）の4つの性格指標

ここでは、INTJ（建築家）の4つの性格指標について解説します。INTJは、内向型（I）、直感型（N）、論理型（T）、判断型（J）の4つを組み合わせた呼び方です。

※観察型（obServant）は感覚型（Sensing）と呼ばれることもあります
※探索型（Prospecting）は知覚型（Perceiving）と呼ばれることもあります

内向型（Introverted）

「I」は、興味や関心が自分に向きやすい「内向型」であることを示しています。たとえば、何かを決断する際にはまず自分一人で考えるため、物思いにふけやすいといえます。

INTJは常に懐疑的で、いろいろなアイデアを思いつくため、周囲から驚かれることもあるでしょう。

直感型（iNtuitive）

「N」は、現実よりも理想を重視して考える「直感型」を表します。物事を連想ゲームのように膨らませて考えることが得意で、想像力に富んだ人が多いようです。

INTJは好奇心旺盛で知識が豊富なため、あらゆる課題の背景や目的を理解できるでしょう。また、自分の思考力を信じており、ときには直感的に行動することもあるようです。

論理型（Thinking）

「T」は、論理性を重視する「論理型」を表します。「どうしたいか」よりも「どうするべきか」「どうしたらうまくいくか」などを基準に判断するようです。

INTJは論理的な思考に従って物事を判断するため、「頑固な人」「無神経な人」というイメージをもたれることも。しかし、思いやりがないためにそのようにしているわけではありません。INTJは人を傷つけてしまうとショックを受け、原因は何だったのかと一生懸命に考える側面もあります。

判断型（Judging）

「J」は、計画を立ててから行動する「判断型」を表します。突発的ではなく、リスクなども考慮したうえで行動するのが特徴です。

INTJは計画を立てるのが得意な傾向にあり、予定を上手に管理できるようです。また、決意が固く、自分で決めた目標を達成するまで簡単には諦めないでしょう。

INTJ（建築家）の長所と短所

ここでは、INTJ（建築家）の長所と短所をまとめました。INTJは客観的に物事を捉えられる一方で、他者への配慮が欠けてしまう場面が見られる傾向にあるようです。長所と短所の両方に目を向けて、日々の過ごし方や人間関係を振り返ってみてください。

INTJの強み

INTJの強みは、「論理的思考力」「目標達成力」「自己管理能力」などです。以下で詳細を解説します。

論理的思考力

INTJは、複雑な問題に直面しても論理的に分析して解決しようとする傾向にあります。物事を客観的に捉え、長期的な視点で戦略を立てることに長けているのが強みです。

目標達成力

自分で決めた目標を達成するのも得意といえます。物事に疑問を抱きながら取り組み、スキルアップを怠らない姿勢をもっているからでしょう。
また、あらかじめ決めていた目標を達成すると、さらに高いレベルの目標を決めてそれに向かって努力をし続けられる人もいます。

自己管理能力

INTJは自己管理能力が優れている傾向にあり、自身の体調や時間、業務の進捗などを管理するのが得意です。また、感情的になることが少なく、冷静に判断してから行動に移せるという特徴もあります。

INTJの弱み

INTJの弱みは、「人が多い場所が苦手」「感情への配慮不足」「こだわり過ぎてしまう」などが挙げられます。以下に詳細をまとめました。

人が多い場所が苦手な傾向にある

INTJは、大人数が集まる場が苦手な傾向にあります。論理的に考えることが多いため、コミュニケーションが苦手というよりは、表面的な会話に違和感を覚えることがあるようです。

もし、コミュニケーション自体が苦手だと感じる方は、まずは3～4人での会話に慣れることを意識してみましょう。コミュニケーション能力を上げたいと考えている場合には「コミュニケーション能力を鍛えるには？具体的な方法をご紹介」のコラムもおすすめです。

感情に対する配慮に欠けることがある

INTJは効率や成功を重視しがちなため、相手の感情への配慮に欠けてしまう場合があるようです。

会話をする際は、「この発言によって相手が傷つかないか」「論理的に考え過ぎていないか」などを一呼吸おいて考えてみましょう。また、相手の表情やトーンに合わせて言葉を返すのもポイントです。

こだわり過ぎてしまうことがある

INTJは自分に対してストイックで、何事にもこだわり過ぎてしまう場合があります。人から「完璧主義だよね」「自分に厳しいね」などと言われたことがある人もいるかもしれません。

こだわり過ぎてしまう性格を和らげるためには、「本当に必要なことだけを終わらせる」と意識するのがおすすめです。完璧主義で仕事が終わらないことが多い場合は、「仕事が終わらない人は必見！原因・理由と解決法まとめ」のコラムも参考にしてみてください。

INTJ（建築家）の相性一覧

INTJ（建築家）の相性一覧を下表にまとめました。また、相性の良いタイプ・悪いタイプについてそれぞれ解説しています。身近に相性が良くないと感じる人がいる場合は、接し方のヒントを探ってみてください。

INTJと相性の良いタイプ

INTJと相性の良いタイプは、「ENTP（討論者）」「ESFJ（領事）」「ISFP（冒険家）」です。以下でそれぞれの関係性を解説します。

ENTP（討論者）

INTJとENTPは興味関心の対象が似ていて、お互いに惹かれ合う存在といえます。
しかし、物事に対する認識の違いで理解し合えない場合もあるようです。どちらかが相手の意見に耳を傾けなくなると、不信感が増していくかもしれません。

もしそのようなことが起きたら、少しの間距離を置くのも一つの方法でしょう。相性は良いので、お互いが反省し、違いを認め合えるようになれば、さらに良好な関係を築いていける可能性があります。

ESFJ（領事）

INTJとESFJは、お互い無理せず自然に補い合うことができ、助け合える関係性を築きやすいようです。両者とも、自分の気持ちや価値観にまっすぐな姿勢が似ていて、共感し合える場面が多いでしょう。

INTJもESFJも相手の良いところを素直に認められる傾向にあるので、不仲になることは少ないといえます。

ISFP（冒険家）

INTJとISFPは、自分の短所が相手の長所であることが多く、尊敬し合える関係になりやすいでしょう。自分が苦手なことを簡単にこなしてしまう相手を見ているうちに、「こんなこともできるなんてすごい」と好意を抱きやすいといえます。

INTJとISFPが同じやり方で取り組もうとするとうまくいかないことが多いので、お互いに助け合いながら進めていくのがベターです。

INTJと相性の悪いタイプ

INTJと相性が良くないとされているのは、「ISFJ（擁護者）」「ESTJ（幹部）」「ISTP（巨匠）」「ESFP（エンターテイナー）」です。以下でそれぞれの関係性を解説します。

ISFJ（擁護者）

INTJとISFJはS（感覚）とN（直感）、T（論理）とF（感情）が異なるため、自分では考えられない行動や価値観などがお互いに多くあります。心理的な共通点が少なく、両者ともに「よく分からない人だ」と感じる可能性があるでしょう。物事の捉え方や自分が大事にしている価値観などの違いで、話がかみ合わないこともあるかもしれません。

「自分にはない考え方や意見をもっている」と相手のことを尊重しながら付き合っていくのがポイントです。

ESTJ（幹部）

INTJとESTJは一緒にいて居心地は良いものの、部活や仕事などで同じ目標に向かって協力し合おうとすると衝突が起きやすいようです。相手に期待することが異なるので、お互いの行動や言動に違和感を覚えやすいといえます。

職場の仲間や恋人よりは、友人として付き合うのがベターといえるでしょう。

ISTP（巨匠）

INTJもISTPも独立心が強く、社交性が高いわけではないため、どちらかが歩み寄る姿勢を見せることが大事でしょう。

INTJは計画性を重視するものの、ISTPは思いつきで行動する傾向にあるようです。また、ISTPは楽観的でエネルギッシュな性格のため、一緒にいる時間が長くなるとINTJが疲れてしまう可能性もあります。

ESFP（エンターテイナー）

ESFPは、INTJが困っているとすぐに助けてあげようとする傾向にあります。INTJにとって苦手なことは、ESFPにとって得意であることが多いからです。最初のうちは「いつも助けてくれてありがたい」「頼りがいがある」と思えても、次第にプレッシャーや煩わしさを感じるようになる可能性があります。

ESFPの人に限らず、苦手な相手と無理に一緒にいる必要はないので、自分の心が疲弊しないように適度な距離感を意識してみてください。

職場やアルバイト先に苦手な人がいて困っている場合は、「職場の嫌いな人と関わりたくない…対処法やしてはいけないこともご紹介」をおすすめします。苦手だと思っていることが相手にダイレクトに伝わらないように、うまく距離をとることが大切です。

INTJ（建築家）の恋愛相性

ここでは、INTJ（建築家）の恋愛スタイルや相性について解説します。「自分がINTJで相性の良いタイプを知りたい」「好きな人がINTJなので特徴を知りたい」などといった方は、ぜひ参考にしてみてください。

INTJの恋愛スタイル

INTJは、パートナーを慎重に選ぶ傾向にあります。お互いの性格や趣味、将来のことなどを深く考えてから交際を始めるので、パートナーとの関係は長く続きやすいでしょう。

INTJはクールに見られがちですが、一度好きになると相手のことを一途に思うタイプといえます。感情を表に出すのが苦手なため、好意が相手に伝わりにくい場合もあるようです。

INTJの女性の性格と相性

INTJの女性は、恋愛においても感情より論理を優先する傾向があります。強い絆と知的な刺激を求め、内面的な価値を重視するようです。感情表現が苦手な面もありますが、一度信頼関係を築ければ深い愛情をもって接してくれるでしょう。

INTJの女性と相性が良いのは、論理的思考に理解があり、自立心を尊重してくれる人といえます。また、INTJは知らないことを学ぶのが好きなので、新しい視点を提案してくれるような人とも相性の良さを感じやすいでしょう。

INTJの男性の性格と相性

INTJの男性は、パートナーに対しても自立心を尊重し、お互いに成長できる関係を望む傾向にあります。感情よりも論理をもとに行動するため、感情的になりやすい人には苦手意識を感じるかもしれません。感情を表に出すのが苦手な面もあり、言葉よりも行動で好意を示すことが多いでしょう。

INTJの男性と相性が良いのは、感情を素直に表現できたり、パートナーの目標を見守ったりできる人といえます。INTJは自立心が強く、なかには一人の時間を大切にしたい人もいるため、そのような気持ちを理解してくれるパートナーが合っている可能性があるでしょう。

INTJと恋愛相性抜群の3つの性格タイプ

INTJと恋愛の相性が良い性格タイプは、「ENFJ（主人公）」「INTP（論理学者）」「ESFJ（領事）」の3つです。以下で詳細を解説します。

ENFJ（主人公）

ENFJとINTJは物事の考え方や行動の仕方が似ているため、一緒に過ごしていて違和感を覚えることが少ないでしょう。また、ENFJは、INTJにはないリーダー気質やカリスマ性を備えており、安心して一緒にいられるといえます。

INTP（論理学者）

INTPとINTJは同じ内向型であり雰囲気が似ていて、スムーズに仲良くなれるでしょう。両者とも物事についてあれこれと考えるのが好きなので、お互いを気遣いながら良い関係を築けるといえます。

ESFJ（領事）

ESFJは困っている人を放っておけない性格なので、INTJが一人で悩みを抱えないようにサポートしてくれるでしょう。また、相手に合わせて柔軟な対応ができる側面もあるため、INTJが一人の時間を過ごしたいときにはそっとしておいてくれるような傾向もあるといえます。

INTJ（建築家）の仕事における特徴

ここでは、INTJ（建築家）の仕事における強みと弱み、相性が良いタイプをご紹介します。

職場でのINTJの強み

INTJは知識を身につけるのが好きなので、日々勉強をすることで自己肯定感を高められます。職場に資格取得支援制度があったり、資格をとることで昇給してもらえたりする場合は、資格取得に向けて勉強をするのも良いでしょう。

INTJは分析力に優れており、仕事で問題が起きても「なぜこのようなことが起きたのか」「今起きている問題を解決するにはどのようにアプローチすれば良いか」などと冷静に考えられる傾向にあります。問題解決に向けたプロセスを素早く考えられるため、生産性が求められる仕事に向いている可能性があるでしょう。

仕事で懸念すべき弱み

INTJは人とのコミュニケーションが不足しがちな場合があるため、仕事では報連相を特に意識すると良いでしょう。無理をして会話を増やす必要はないものの、業務を進めるうえで必要だと思う内容は積極的に共有することが大切です。

INTJで完璧主義だと感じている人は、今与えられているタスクの優先順位をよく考えることも大事です。「このタスクの納期は明日なので最優先で取り組む」「このタスクは重要度が高くないから時間をかけ過ぎないようにする」のように一つひとつ考えてみることをおすすめします。

「自分は仕事ができないタイプかもしれない」と思っている方は、「圧倒的に仕事ができる人の特徴とは？基本姿勢や業務に取り組むコツを解説」のコラムを参考に、明日から実践できそうな内容を探してみてください。

仕事で相性が良いタイプ

INTJと仕事で相性が良いのは、「ENTJ（指揮官）」「INFJ（提唱者）」「ENTP（討論者）」の3つです。

ENTJは周囲の人たちを巻き込みながら仕事ができる傾向にあります。チームの人の性格や長所・短所を理解して指示を出せるので、INTJは自分の長所を発揮しながら仕事を進められるでしょう。
INFJの場合はINTJと同じく戦略を立てるのが得意なため、お互いに協力をすることでより質の高い進め方を編み出せる可能性があります。
ENTPは頭の回転が早く、コミュニケーションが得意な傾向にあります。INTJにはない強みをもっていて、協力し合えばお互いに足りない部分を補完できるでしょう。

INTJ（建築家）に向いている仕事

INTJ（建築家）に向いている仕事をご紹介します。就職や転職を考えているINTJの方は、ぜひ参考にしてみてください。

専門的な知識を活かせる仕事

専門的な知識を活かせる仕事の具体例は、以下のとおりです。

• ・医師
• ・弁護士
• ・薬剤師

これらの仕事は、洞察力や経験をもとに論理的なアプローチをし、解決に導く能力が求められます。INTJは知識に貪欲な傾向にあるので、日々専門的知識や情報のアップデートが必要とされやすい仕事に向いているでしょう。

論理的思考が求められる仕事

論理的思考が求められる仕事の具体例は、以下のとおりです。

• ・ITエンジニア
• ・プログラマー
• ・データサイエンティスト

これらの仕事では、問題解決に向けて論理的に考える能力が活かせます。そのため、勉強熱心で分析が得意なINTJに向いているでしょう。

戦略的な計画を立てる仕事

戦略的な計画を立てる仕事には、以下のようなものがあります。

• ・コンサルタント
• ・経営企画

コンサルタントや経営企画の仕事では、目標達成に向けた方針や計画を考える能力が必要です。INTJは長期的な視点で物事を考えるのが得意なので、強みを活かせる可能性があります。

INTJ（建築家）に向いている業界

ここでは、INTJ（建築家）に向いている業界をご紹介します。希望の仕事が定まっていない場合は、業界から探してみるのも良いでしょう。

IT業界

IIT業界では、どの企業でもITに関する知識が求められます。また、最新のAIサービスやIoT技術を活用した製品など、技術は日々進歩しています。
IT業界には、業界のトレンドや動向に興味をもって勉強し続けられる、INTJのような人が向いているでしょう。

医療・福祉業界

医療・福祉業界では、感情に流されずに冷静に対応する姿勢が求められます。また、前述したIT業界と同じく専門知識が欠かせない仕事です。
「感情よりも論理を優先する」「知識を蓄えるのが好き」といったINTJの特徴は、医療・福祉業界の仕事に活かせるでしょう。

製造業界

製造業界は、一人で黙々と作業をするのが好き、ものづくりが好き、丁寧に作業ができる、といった特徴を活かしやすい傾向にあります。そのため、INTJの方で、「人と常にコミュニケーションをとりながら進める仕事よりも、ある程度自分のペースでできる仕事のほうがやりやすい」と感じる場合に適している可能性があるでしょう。

製造業界に興味がある方は、「工場・製造業界の職種名一覧」も併せてご一読ください。

MBTIで適職を探すときの3つの注意点

INTJ（建築家）の特徴や向いている仕事・業界についてご紹介しましたが、MBTIや16Personalitiesといった性格診断テストを活用して適職を探すときは、いくつかの注意点があります。
ここでは、MBTIや16Personalitiesの診断結果を仕事探しに活用する際の注意点を3つご紹介するので、適職を考える際の参考にしてみてください。

1.タイミングによって診断結果が異なる場合がある

MBTIや16Personalitiesの診断結果は、テストを受けるタイミングによって変わることがあります。個人の行動や考え方のパターンは、固定的ではなく、経験や環境によって変化し得る概念だからです。

たとえば、1度目の診断結果がINTJ（建築家）だった人が、さまざまな経験を積んだうえで2度目のテストを受けると、INTP（論理学者）に変わっていることがあります。性格診断テストの結果は変動する可能性があることを念頭に置き、「自分は絶対にINTJだ」「INTJだから論理的思考力が求められる仕事じゃなきゃダメだ」のように捉えないようにしましょう。

2.MBTIの結果だけで適職を判断しようとしない

MBTIの結果だけで適職を判断するのはおすすめできません。性格診断テストには、MBTI以外にも16Personalitiesやエゴグラム、ストレングスファインダー、ビッグファイブなどさまざまあり、すべてのテストの結果が同じになるとは限らないためです。

また、性格診断テストは適職を決定づけるものではありません。自分を理解するために活用できるツールの一つであると捉え、複数のテスト結果を照らし合わせたうえで、同じような傾向があれば参考にしてみるようにしましょう。

3.MBTIの結果に当てはまらない人もいる

MBTIや16Personalitiesといった性格診断テストの結果は、その人の主な考え方や価値観をタイプ分けしたものであり、あくまで一般論といえます。多くの人に当てはまるという特徴はありますが、テストの結果と自身の性格にミスマッチを感じる人もいるでしょう。

性格診断テストの結果が自分に当てはまらないにもかかわらず、「自分はINTJだから、相性の良い仕事はIT系の職種だ」と考えるのは、かえって適性のない仕事に就くことにつながりかねません。「診断結果に当てはまらない」と感じたら、別の指標をもとに適職を探すようにすることも必要です。

INTJ（建築家）が仕事で成功するためのヒント

最後に、INTJ（建築家）が仕事で成功するために覚えておきたいことをご紹介します。今の職場で悩んでいる方や転職先の選択肢が絞れていない方は、ぜひ参考にしてみてください。

自分のペースで進められる仕事を探す

INTJは、自分のペースで進めやすい仕事やリモートワークができる仕事を中心に探すのがおすすめです。INTJの性格や特徴を踏まえると、一人で進める作業が多い傾向にある仕事のほうが能力をより発揮しやすいでしょう。

長期的なキャリアを考える

INTJは長期的な目標を立てるのが得意な傾向にあるので、1年後、5年後、10年後とキャリアビジョンを具体的に考えてみるのも有効な方法といえます。目標達成のためには今何をしたら良いのかを考え、それに向けて行動してみましょう。

日々の自分の行動を振り返り、改善する

INTJは分析が得意な傾向にあるので、それを自分に対しても行ってみましょう。

たとえば、昨日行われた会議の雰囲気に問題はなかったか、多くの人が発言できていたか、などを思い返します。もし、雰囲気があまり良くなかったのであれば、自分にできることは何だったかを考えます。答えが出たら、次の会議でその反省を活かしてみてください。

日々の行動を振り返って改善していくことで自己肯定感を高められるとともに、そうした意識や行動が前向きな印象を与え、周りからの評価も少しずつ上がっていく可能性があるでしょう。

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※このコラムは16Personalities（16タイプ診断）の解説であり、MBTI®とは無関係・別物です。 MBTI診断は、資格を持つ専門家から行われる必要があります。このコラムの内容は、16タイプ診断に基づく一般的な情報の一例としてご覧ください。
※「MBTI®」は一般社団法人日本MBTI協会に商標登録されています。

INTJ（建築家）に関するよくある質問

ここでは、INTJ（建築家）の場合のよくある疑問にQ＆A形式でお答えします。

親から「思いやりがない」と言われました。どうすれば良いでしょうか

感情よりも論理を優先していないか、一度立ち止まって考える癖をつけてみるのも一つの方法です。「自分は〇〇をしたいけれど、そうしたら相手が傷つくのではないか」のように考えれば、感情を優先する場面が分かるかもしれません。

また、INTJは、感情表現が苦手なことが原因で「思いやりがない」と思われる場合もあるかもしれません。少しずつで良いので、うれしいときは素直に喜んだり、困ったときには人に頼ったりすることを心掛けてみましょう。

INTJの女です。好きな人がESFJなのですが、相性は良いですか？

INTJとESFJの相性は、良いほうだといえます。お互いに無理をしなくても自然なコミュニケーションをとることができ、居心地の良い関係を築きやすいでしょう。

INTJに向いている仕事は何？

専門知識や論理的思考力を活かせる仕事が向いている可能性があるでしょう。具体的には、医師や弁護士、プログラマー、データサイエンティストなどが挙げられます。 詳しくはこのコラムの「INTJ（建築家）に向いている仕事」で解説していますので、参考にしてみてください。 ハタラクティブでは、求職者の希望に合わせた求人を厳選してご紹介いたします。「自分の性格や強みが活かせる仕事に就きたい」と考えている方は、お気軽にご相談ください