「ESFP（エンターテイナー）はどんな性格？」「相性の良いタイプや向いてる仕事は？」と気になる方もいるでしょう。

ESFPの人は外向的な性格で人の気持ちに敏感な傾向がある一方で、計画を立てるのが苦手な傾向があるという特徴を持っています。このコラムでは、ESFPの特徴や恋愛スタイル、長所・短所などを解説。ESFPの人に向いている仕事や業界もご紹介するので、ぜひご一読ください。

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ESFP（エンターテイナー）とは？運動家タイプの特徴

ESFPとは、16Personalitiesで「エンターテイナー」といわれるタイプの一つです。ESFPには社交的、感情的といった特徴があり、基本的に明るい性格の人が含まれる傾向にあります。

ここではESFPの性格や価値観をご紹介するので、ESFPタイプの方や、ESFPの特徴について詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。

参照元
16Personalities
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基本的な性格の傾向

ESFP（エンターテイナー）は社交的な性格で、他者との交流を積極的に行い楽しめる傾向があります。また、周囲の人との人間関係を大切にし、共感力が高いのが特徴です。未知の体験や刺激を求める傾向があり、適応力や柔軟性があるのも、ESFPの特性といえます。

社交的である

コミュニケーション能力の高さから、ESFPは人付き合いが得意です。自分の気持ちを素直に表現できるため、異性や同性、年上や年下など、誰とでも幅広く友好関係を構築できるでしょう。周囲をプラスの方向で巻き込んでいけるムードメーカー的存在といえます。

共感力が高い

ESFPは自分の感情や考えを表現するのが上手なため、相手の気持ちを敏感に感じ取ります。思いやりをもって相手に接することができるので、安心感を与えられるのがポイントです。誰にでも共感の姿勢を示せることから、協力体制をつくっていける傾向にあります。

アドリブに強い

ESFPは、ビジネスやプライベートの場を問わずアドリブ力の高さを発揮することが可能です。想定していなかった事態に直面しても、状況を瞬時に理解して行動できる強みがあるでしょう。困難な場面も好機と捉え、自然体のまま即興で対応できる特性があります。

ESFPが大切にしている価値観

ESFP（エンターテイナー）が大切にしている価値観には、主に以下の3つがあります。

• ・楽しいことが最優先
• ・目立ちたい
• ・人を楽しませたい

ESFPは、「楽しいこと」を優先するのが基本的な行動指針です。あとで苦労することになったとしても、今が楽しければ問題ないという考え方をしています。目立つことが好きで、注目を浴びるために真剣に思考を巡らせるでしょう。
しかし、ESFPは自分だけが楽しければいいという性格ではなく、人を楽しませることも好きな傾向があります。このような価値観から、ESFPには人の笑顔を見て自分も喜べるという方が多いでしょう。

ESFPの日本人の割合

日本におけるESFP（エンターテイナー）の割合は6.02%で、16タイプのなかでは8番目に該当します。全タイプの具体的な割合は、以下のとおりです。

外向的な性格や直感的・感情的な思考を併せ持つ日本人の割合は、およそ半数程度と考えられるでしょう。
MBTI診断については、「MBTIとは？16タイプの性格や特徴・強みを解説！」で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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ESFP（エンターテイナー）の4つの性格指標

ESFP（エンターテイナー）は、16Personalities性格診断における4つの性格指標と2つのタイプの組み合わせを表しています。各性格指標とタイプは以下のとおりです。

※観察型（obServant）は感覚型（Sensing）と呼ばれることもあります
※探索型（Prospecting）は知覚型（Perceiving）と呼ばれることもあります

ESFPの組み合わせは、外向型（Extraverted）、観察型（obServant）、感情型（Feeling）、探索型（Prospecting）です。以下では、ESFPに該当する性格指標について解説します。

外向型（Extroverted）

外向型は、他者との交流によって楽しみやエネルギーを得るタイプです。社交的で、コミュニケーション能力の高い人が多いといえるでしょう。
初対面の人と出会ったり、グループで活動することが好きで、人間関係を大切にします。ESFPは1人の時間を好まず、常に周囲の人と対話をしていたいタイプです。全16タイプのなかでも、典型的な外向型といえるでしょう。

観察型（obServant）

観察型は物事を判断する際、実際に目に見えるものや感じられるものをしっかり観察して決める傾向があります。ESFP（エンターテイナー）の場合は鋭い感受性をもっているだけでなく、面白そうなこと・楽しそうなことを見つける能力にも優れているでしょう。
芸術的な美的センスをもち合わせている人もいるようで、クリエイティブな仕事や活動にも向いているでしょう。 ※観察型は「感覚型（Sensing）」といわれることもあります

感情型（Feelling）

感情型は周囲の気持ちの変化に敏感で、共感力が高いことが特徴です。主観的な感情や人間関係を重視し、周囲との輪を乱さないことを大切にします。
チームやグループで行動する際、メンバー同士が仲良くできるよう調整する役割になることが多いでしょう。ESFPは感情を隠さず表に出す性格のため、裏表のない人と認識されることが多い傾向にあります。

探索型（Prospecting）

探索型は計画的に物事を進めるよりも、状況に応じて臨機応変に対処することを好む傾向があります。新しい知識や情報も受け入れられる柔軟性をもっているため、先の見通しがしにくい状況になっても楽しみを見つけられるでしょう。
ESFPの人は想定外のトラブルに遭遇しても、咄嗟の機転で危機を脱出することが得意です。物怖じせず堂々としているため、周囲から信頼を寄せられることも少なくありません。 ※探索型は「知覚型（Perceiving）」といわれることもあります

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「ESFP-T」と「ESFP-A」の違い

「ESFP-T」と「ESFP-A」の違いは、主に自己評価や感情の安定性、ストレスへに対する反応などにあります。TとAには具体的にどのような特徴があるか、チェックしてみましょう。

ESFP-T

ESFP-Tは感情の変化が激しく、ストレスに敏感な傾向があるようです。また、自己評価が低いという一面もあります。自分の行動や発言に対して反省したり、周囲からどう思われているかを気にしたりすることが多く、物事に不安を感じやすいタイプといえるでしょう。

ESFP-A

ESFP-Aは自分に自信をもっていて、ストレスに強い傾向にあるでしょう。多少の失敗やトラブルがあっても落ち込み過ぎず、すぐに立ち直ります。物事を前向きに捉える傾向があり、人から批判を受けても動じない芯の強さをもっているタイプです。

ESFP（エンターテイナー）の長所と短所

ESFP（エンターテイナー）の長所は、ポジティブな性格や問題解決能力があることです。しかし、計画を立てるのが苦手で、集中する作業が不得意という短所もあります。ここでは、ESFP（エンターテイナー）の長所と短所をまとめたので、ぜひご一読ください。

ESFPの強み

ESFP（エンターテイナー）の強みは、「創造性がある」「ポジティブ思考である」「問題解決能力がある」などです。それぞれ詳しく解説します。

創造性がある

ESFPの人は美的センスをもっている傾向が強く、創造性に優れているという長所があります。そのため、芸術関係で才能を発揮できる可能性があるでしょう。芸術関係以外でも、ほかの人が思いつかないような独創的なアイデアを考え、周囲の人を驚かせることもあるようです。

柔軟かつポジティブに考えられる

ポジティブ思考も、ESFP（エンターテイナー）の強みの一つです。新しいことを始める際に「失敗したらどうしよう…」と不安に思うより、「なんでもやってみよう」という前向きな考えで、あらゆることに積極的に挑戦します。たとえ失敗しても落ち込むことは少なく、一時的にネガティブになったとしても、立ち直りが早いでしょう。

問題解決能力がある

ESFPは物事を楽しみたいという特性から、いち早く問題を解決する思考力があります。自分が直面する課題はもちろん、他者の悩みも主観的に考えられるのが強みです。状況を分析したうえで実現可能なアドバイスをしたり、話し合いで解決策を見出したりと、率先的なサポートを行えるでしょう。

ESFPの弱み

ESFPの弱みには、「計画的な行動が苦手である」「感情に左右される」「集中が必要な作業が得意ではない」などが挙げられるでしょう。それぞれ詳しく解説します。

計画的な行動が不得手である

ESFPの人は、計画を立てることや長期的な目標に対して、あまり関心をもたない傾向があります。今を楽しむことに重きを置くため、ときには無計画に行動してしまうこともあるでしょう。計画性がないと、収入を思うように管理できなかったり、スケジュール通りにタスクを進められなかったりする要因にもなり得ます。

感情に左右されやすい

ESFPは自分に向けられた悪意や批判的な意見に敏感で、傷付きやすい面があります。また、人間関係において、自分でカバーしきれない対立が起こってしまったとき、「傷つきたくない」という気持ちで問題から目を逸らしてしまうこともあるでしょう。冷静な判断が必要な状況下では、ESFPならではの強みを発揮できない場合もあるようです。

集中する作業が苦手な傾向にある

ESFPの人には、長時間集中する作業が苦手な一面もあります。新しいことや刺激的なことが好きなESFPにとって、同じことを繰り返す作業は単調に感じ、飽きてしまうことがあるでしょう。目標に向かって物事をコツコツと進めるよりも、その場の行動を優先したいという傾向があります。

楽しいことが好きなESFPの人は、「楽しい仕事とは？おすすめの職種や楽しく働ける求人を探すコツを紹介」のコラムを参考に、就職先や転職先を探してみてください。

ESFPあるある

ここでは、ESFPにとって「あるある」と感じる特徴や性格についてご紹介します。それぞれ詳しく解説するので、ESFPについてより深く知りたい方は参考にしてみてください。

暇な日があると落ち着かない

ESFPは刺激や楽しさを求める性格なので、暇な日があると落ち着かなくなることがあります。誰かと話したい、面白いことをしていたいという気持ちが強く、予定が何も入っていないとそわそわしてしまうでしょう。カレンダーが空白だと、つい予定を入れたくなってしまうのがESFPらしい一面です。

感情が顔に出る

ESFPは感情豊かで、そのとき感じている気持ちが顔に出やすいタイプです。嬉しいときは表情が明るくなりますが、つまらないときや不満があるときも、ネガティブな気持ちが顔に出やすいでしょう。本人に悪気はなくても、思ったことや感じたことが表情や態度に現れるため、周囲からは「分かりやすいね」といわれることも多いようです。

飽きっぽい

ESFPは新しいことや刺激的な体験が好きな一方、同じことが続いたり、単調な作業になるとすぐに飽きてしまう傾向があります。最初はワクワクして全力で取り組みますが、慣れてきたり興味が薄れてきたりすると、別のことに気持ちが移ってしまいやすいのです。決して集中力がないわけではありませんが、常に新鮮な刺激を求める性格のため、同じことを長く続けるのは苦手な一面があるでしょう。

ESFP（エンターテイナー）の相性一覧

この項では、ESFP（エンターテイナー）とほかの性格タイプの相性をまとめました。また、ESFPと特に相性が良いタイプと悪いタイプも解説します。

ESFPと相性の良いタイプ

ESFP（エンターテイナー）と相性が良いタイプはいくつかありますが、INTP（論理学者）、ENTP（討論者）、INFP（仲介者）とは、特に良い影響を与え合えるでしょう。以下で詳しく解説します。

INTP（論理学者）

INTPは知的好奇心が旺盛な性格で、自分の知らないことはなんでも知りたいと考えるタイプです。自分とは異なる考えや価値観も柔軟に受け入れる傾向にあるため、ESFPの積極性や活動的な行動パターンも好意的に感じるでしょう。また、内向的な特性をもつINTPは、外向的なESFPのコミュニケーション能力や挑戦的な姿勢を、自分にないものをもっている学習対象と見ることもあります。

ENTJ（指揮官）

ESFPはENTJの決断力やリーダーシップに魅力を感じ、ENTJはESFPの柔軟性や社交性に刺激を受ける傾向にあります。ESFPの楽観的な性格はENTJのストレスやプレッシャーを軽減する助けとなり、ENTJの論理的な思考はESFPが感情的になり過ぎるのを防いでくれるでしょう。

INFP（仲介者）

内向的な性格のINFPは、ESFPの外向的で社交的な性格に惹かれる可能性があります。一緒にいることで、アクティブな新しい経験を楽しめるでしょう。また、共感力のあるINFPは、ESFPの感情的な一面を理解してくれる可能性が高いといえます。ESFPの人が悩みや問題に直面したときは、心の支えになってくれるでしょう。

ESFPと相性の悪いタイプ

ESFP（エンターテイナー）とあまり相性が良くないとされているのは、ESFJ（領事）、ESTJ（幹部）、ISTJ（管理者）です。以下で詳しく解説します。

INTJ（建築家）

ESFPは自由で柔軟なスタイルを好みますが、INTJは計画的できっちりした行動を好むため、あまり相性が良くないかもしれません。計画を立てることが苦手なESFPの行動は、INTJの人にとって「行き当たりばったりだ」「いい加減だ」と感じてしまうことがあるでしょう。

ENFJ（主人公）

ENFJはINTJと同じように、計画的・組織的な考え方を重視します。ENFJは人間関係や現在の状況の調和を保つことに力を入れるため、ESFPの自由な行動や衝動的な決断を、無責任と感じてしまうことがあるようです。ESFPもENFJの計画性や責任感を堅苦しく感じ、互いに不満を抱くことがあるでしょう。

ESFJ（領事）

ESFJはESFPと同様に社交的な性格ですが、ESFJの場合、人をサポートすることに対して特に強い関心をもっています。調和を維持したいという考えももっているので、自由を重んじる性格タイプの一つであるESFPとは、あまり理解を深められない傾向があるでしょう。

「身近に相性の悪い人がいる…」とお悩みの方は、「職場で合わない人がいる…人間関係で悩んだときの対処法」のコラムを参考にしてみてください。

ESFP（エンターテイナー）の恋愛相性

ここでは、ESFP（エンターテイナー）の恋愛スタイルや、恋愛面における他タイプとの相性を解説します。ESFPの男性・女性の性格や、ESFPと相性抜群なタイプについてもご紹介するので、参考にしてみてください。

ENFPの恋愛スタイル

ESFP（エンターテイナー）の恋愛スタイルを男女別にご紹介します。ENFPが恋愛をするときの傾向について知りたい方は、ぜひご一読ください。

ESFPの女性の性格と相性

ESFPの女性は、社交的で活発な性格をしています。人とのつながりを大切にし、「1人ではなくみんなと楽しい時間を過ごしたい」と考えるでしょう。自分と同じ社交的な人と相性が良いのはもちろん、恋愛においては論理的なタイプや秩序を重んじるタイプの人がESFPを支えてくれる傾向にあり、良きパートナーになれる可能性があります。

ESFPの男性の性格と相性

ESFPの男性も、ESFPの女性と同じく非常に社交的です。自分が他者との交流を楽しむだけでなく、周囲の人々にも持ち前の明るさで元気を与えられるでしょう。パートナーが外向的な性格であれば、ESFPの冒険心や楽しみを優先したい気持ちに共感してくれるため、良い関係を築きやすい傾向があります。しかし、内向的なタイプや論理的なタイプと相性が悪いわけではなく、ESFPの感情的な側面を支え、安心感や安定感を与えられるでしょう。

ESFPと恋愛相性抜群の3つの性格タイプ

INTPと恋愛面で相性が良いタイプは、ISFJ（擁護者）、INTP（論理学者）、ENTJ（指揮官）の3つです。以下でそれぞれ解説します。

ISFJ（擁護者）

ESFPはISFJの優しく温かい性格に惹かれることがあり、ISFJはESFPの明るさや楽観的な性格に魅力を感じるでしょう。活動的なESFPは、パートナーをさまざまな場所に連れ出して遊ぼうとします。相手への共感力が高いISFJであれば、相手を楽しませようとしてくれるESFPに共感し、趣味やデートなどを一緒に楽しめるでしょう。

INTP（論理学者）

ESFPは、INTPの知的好奇心や独自の視点に魅力を感じる場合があるでしょう。また、INTPはESFPの外向的な性格に刺激を受け、自分と相反する性質も柔軟に受け入れる傾向があります。会話が好きなESFPの話を、知識欲が旺盛でなんでも知りたいと思うINTPは、快く聞いてくれるでしょう。

ENTJ（指揮官）

ESFPとENTJは、互いに刺激を与え合って退屈しない恋愛ができる傾向があります。自分の短所が相手の長所となっていれば、自分にはない部分や弱みを補い合いながら日々を過ごせるでしょう。一緒にいることで新しい視点の気付きを発見できることもあり、互いが互いの成長を促せる関係性といえます。

ESFPの人の結婚観の傾向

感情が豊かで愛情表現もストレートなESFPは、結婚しても相手への思いや好意を積極的に伝えようとします。一緒に何かを楽しみ、日常に笑いや刺激がある関係を求めるため、家庭のなかでも明るく活発な雰囲気をつくるのが得意です。一方で、ルーティンや制限の多い生活には息苦しさを感じることがあるため、パートナーとの間には適度な自由を求める傾向があるでしょう。

ESFP（エンターテイナー）に向いている仕事・業界

下記では、ESFP（エンターテイナー）に向いている仕事と業界についてまとめました。ご紹介する内容のすべてがESFPの人にマッチするわけではありませんが、向いている傾向を知りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ESFPに向いている仕事

社交性のあるESFPは、人をサポートする仕事やコミュニケーション能力を活かせる仕事で能力を発揮できるでしょう。具体的には、「教師」「保育士」「営業職」「販売職」などが挙げられます。人を楽しませたり喜ばせたりすることが好きな方は、やりがいを感じながら働けるでしょう。

また、美的センスを持ち合わせているESFPの人は、「写真家」「タレント」「ミュージシャン」など、何かを表現する仕事もおすすめです。細かいことが苦手な傾向があるESFPですが、クリエイティブな分野においては細部への注意力や集中力を活かせる可能性があるでしょう。
自分に向いている仕事の探し方を知りたい方は、「向いてる仕事が分からない！適職の見つけ方と性格タイプ別のおすすめ職種」のコラムを参考にしてみてください。

ESFPに向いている業界

ESFPに向いている業界には、小売業や生活関連サービス業が挙げられます。ESFPの他者との交流を楽しむ性格は、お客さまのニーズを理解して適切な提案をする際に役立てることが可能です。
変化への適応力が高いため、忙しい現場でも柔軟に対応していけるでしょう。また、クリエイティブな側面から、サービスの質や提供方法を向上させるアイデアを生み出すこともできます。

長く働き続けられる仕事や企業の特徴は、「離職率の低い業界ランキング！メリット・デメリットや見分け方も解説」のコラムで紹介しているので、ぜひご一読ください。

MBTIで適職を探すときの3つの注意点

ESFP（エンターテイナー）の特徴や向いている仕事・業界についてご紹介しましたが、MBTIや16Personalitiesといった性格診断テストを活用して適職を探すときは、いくつかの注意点があります。 ここでは、MBTIや16Personalitiesの診断結果を仕事探しに活用する際の注意点を3つご紹介するので、適職を考える際の参考にしてみてください。

1.タイミングによって診断結果が異なる場合がある

MBTIや16Personalitiesの診断結果は、テストを受けるタイミングによって変わることがあります。 個人の行動や考え方のパターンは、固定的ではなく、経験や環境によって変化し得る概念だからです。

たとえば、1度目の診断結果がESFP（エンターテイナー）だった人が、さまざまな経験を積んだうえで2度目のテストを受けると、ENTP（討論者）に変わっていることがあります。性格診断テストの結果は変動する可能性があることを念頭に置き、「自分は絶対にESFPだ」「ESFPだから営業職じゃなきゃダメだ」のように捉えないようにしましょう。

2.MBTIの結果だけで適職を判断しようとしない

MBTIの結果だけで適職を判断するのはおすすめできません。性格診断テストには、MBTI以外にも16Personalitiesやエゴグラム、ストレングスファインダー、ビッグファイブなどさまざまあり、すべてのテストの結果が同じになるとは限らないためです。

また、性格診断テストは適職を決定づけるものではありません。自分を理解するために活用できるツールの一つであると捉え、複数のテスト結果を照らし合わせたうえで、同じような傾向があれば参考にしてみるようにしましょう。

3.MBTIの結果に当てはまらない人もいる

MBTIや16Personalitiesといった性格診断テストの結果は、その人の主な考え方や価値観をタイプ分けしたものであり、あくまで一般論といえます。多くの人に当てはまるという特徴はありますが、テストの結果と自身の性格にミスマッチを感じる人もいるでしょう。

性格診断テストの結果が自分に当てはまらないにもかかわらず、「自分はESFPだから相性の良い仕事は小売業だ」と考えるのは、かえって適性のない仕事に就くことにつながりかねません。「診断結果に当てはまらない」と感じたら、別の指標をもとに適職を探すようにすることも必要です。

ESFP（エンターテイナー）が仕事で成功するためのヒント

ここでは、ESFPの人が仕事で成功するためのヒントをご紹介します。「今の仕事は合っていないかも…」「ESFPはどのように転職すれば良い？」とお悩みの方は、参考にしてみてください。

ESFPの仕事における特徴を知る

就職・転職活動を本格的に進める前に、仕事におけるESFPの特徴を理解することが重要です。
ESFPの人は独創性に優れていることから、ほかの人がなかなか思いつかないアイデアを提案できる場合があります。斬新な企画を立てたり、クリエイティブな分野で才能を発揮したりする可能性があるでしょう。
一方で、長期的なプロジェクトや綿密に計画を立てて進める仕事ではストレスを感じやすいことも。細かい数字を取り扱うのを避ける傾向から、計算や分析といった作業が苦になる人もいるようです。

企業研究を丁寧に行う

ESFP（エンターテイナー）が仕事で成功するチャンスを掴むためには、就職先・転職先の候補について丁寧な企業研究を行うことが大切です。企業理念や事業内容、職場の雰囲気、社員の男女比・年齢層などを詳しく調べることで、自分に合っている職場かを見極められます。自分にとって働きやすい環境であればのびのびと仕事ができるため、モチベーションを保ちながら働けるでしょう。

会社説明会への参加やOB・OG訪問を行う

ESFPの人が求職活動に取り組む際は、会社説明会に参加したり、OB・OG訪問をしたりすると、具体的なイメージを掴みやすくなります。インターネットで綿密に情報を集めたとしても、選んだ仕事が本当に自分に合っているのか、自分が社会人として成功しやすい会社かどうかは判断がつきにくいものです。気になる会社があれば、自分の目で直接確かめるのが望ましいでしょう。

非正規雇用から正社員を目指す方法もある

ESFP（エンターテイナー）は、頭でシミュレーションするよりも実際に行動して学びを得るタイプです。「気になる企業があっても正社員として働くのが不安」という場合、アルバイトや派遣社員といった非正規雇用で働いてみるのも一つの手。正社員登用制度の実績がある企業を選べば、経験年数や実績次第で正社員になれるチャンスがあります。

正社員登用制度について詳しく知りたい方は、「正社員登用制度とは？読み方や必要な実績・試験について解説！」のコラムを参考にしてみてください。

就職・転職エージェントに相談する

ESFP（エンターテイナー）の特性を考慮しながら、効率的な求職活動を叶えるなら、就職・転職エージェントへ相談するのもおすすめです。就職・転職エージェントでは、求職者の性格や仕事で大切にしたいと考えていることをヒアリングしたうえで、向いている仕事について相談ができます。「気になっている仕事で自分が活躍できそうか」「自分の性格に合った仕事は何か」を掘り下げながら、仕事探しを実現できるでしょう。

自分の性格タイプに合った仕事に就職・転職したいとお考えの方は、若年層の就職・転職をサポートするハタラクティブを利用してみませんか？ハタラクティブでは、求職者と一対一の面談を行い、あなたの希望条件に合った求人をご紹介します。
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※このコラムは16Personalities（16タイプ診断）の解説であり、MBTI®とは無関係・別物です。 MBTI診断は、資格を持つ専門家から行われる必要があります。このコラムの内容は、16タイプ診断に基づく一般的な情報の一例としてご覧ください。
※「MBTI®」は一般社団法人日本MBTI協会に商標登録されています。

ESFP（エンターテイナー）に関してよくある質問

ここでは、ESFP（エンターテイナー）に関してよくある質問をご紹介します。

ESFPの人はモテる？

社交的・外向的な特性や高いコミュニケーション能力があるため、ESFPの人はモテやすいといえるでしょう。ESFPは明るく楽しい雰囲気をもっており、自然と人を引き寄せる力があります。また、感情豊かで他者の気持ちに敏感なため、相手に対して親しみやすさや共感を示せることから、魅力的に映る場合があるでしょう。

ESFPの人の結婚観の傾向は？

ESFP（エンターテイナー）は、人を楽しませることが好きな性質から、明るい家庭を築いていける可能性があります。その場を和ませたり盛り上げたりできるので、日々の生活はもちろんのこと、イベントごとに注力していけるでしょう。
一方で、自由さを求める傾向から、家庭において厳密なルールを設けるとストレスを感じやすくなるかもしれません。無理のない共同生活を送るためにも、パートナーとよく話し合うことが大切です。

ESFPの人が友人関係を築くときのポイントは？

ESFP（エンターテイナー）の人が友人関係を構築していく際は、共感力を発揮して相手のペースに合わせていく姿勢がポイントになります。即興で行動できる強みは、相手によっては疲れさせてしまうこともあるでしょう。しかし、周囲の状況を汲み取ったうえでワクワクするような提案ができれば、多くの人を惹きつけていくことが可能です。

ESFPの人は仕事ができない？

仕事ができるかどうかは、個人の要領や自分に合っている仕事かどうかも関係しています。そのため、ESFPの全ての人が仕事ができないということにはなりません。
ESFPが活躍しやすい仕事は、人と関わる仕事やクリエイティブな分野に該当する職種などです。一方、細かい業務やルーティンワークには苦手意識をもっていることがあります。ESFPに合わない職場で働いていると、なかなか活躍できず「仕事ができない」と思われてしまう可能性もあるでしょう。

ハタラクティブでは、キャリアアドバイザーとカウンセリングを行ったうえで、一人ひとりの希望に合った求人をご紹介します。「適職に就きたい」「自分の性格に合った仕事をしたい」とお悩みの方は、ぜひご相談ください。

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