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新卒入社ですぐ会社を辞めるのはアリ?転職活動のコツや退職の手順も紹介
公開日
この記事のまとめ
- 新卒ですぐ辞めたいと考える理由に「入社後のギャップ」「職場の人間関係」などがある
- 新卒入社ですぐ辞めるメリットは、「第二新卒」として就活できる可能性があること
- 新卒入社ですぐ辞めると、「なぜ辞めたのか」と企業に転職理由を聞かれやすい
- すぐ辞めると決意する前に、部署異動の相談や仕事の向き合い方を見直すことも大切
- 転職する場合は、「ハローワーク」「エージェント」などのサービス利用も一つの手段
新卒で入社したものの、会社をすぐ辞めたいと考える方もいるでしょう。会社をすぐ辞める場合、メリットとデメリットがそれぞれ存在するため、退職を決意する前に部署異動の相談や仕事の向き合い方を見直してみる手段も有効です。このコラムでは、新卒入社後にすぐ辞めたいと考える理由を解説します。検討したうえで辞めると決めたら、退職の手順や転職活動のコツを押さえておきましょう。
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新卒入社ですぐ辞めるのはアリ?大卒者の離職率は34.9%
新卒で入社してから会社をすぐに辞めたいと考えて悩んでいる方もいるでしょう。厚生労働省が公表する「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します」の資料によると、企業に就職してから3年以内に離職した大卒者は34.9%でした。 新卒入社から3年以内におよそ3割の人が離職しているため、辞める選択肢をする人は一定数存在していることが分かります。
参照元
厚生労働省
若年者雇用対策関係公表資料一覧
新卒入社で会社をすぐ辞めたいと考える3つの理由
新卒入社後に会社を辞めたいと考えるのには理由があります。辞めたいと考える原因は入社後のギャップや人間関係などさまざまでしょう。なぜ「すぐ辞めたい」と思って悩むのか、考えられる主な理由を3つ解説していくので参考にしてみてください。
1.想像していた仕事内容と実際の業務が相違
新卒入社後にすぐ辞めたいと考える理由の一つに、働く前に想像していた仕事内容とのギャップが挙げられます。企業に入社してから実際の担当業務が決まり作業したときに、自分が想像していた内容と違っていた場合は違和感を抱くでしょう。 「この業務をすると思っていた」「本当は△△を担当したかった」など、自分の想像とかけ離れているのが原因でギャップを感じてしまい、新卒入社だけどすぐに会社を辞めたいと考えてしまうこともあります。
2.職場の人間関係
職場の人間関係も新卒入社ですぐ会社を辞めたいと考える理由の一つです。入社してから職場内の先輩や同僚との人間関係がうまくいかず、ストレスを感じることで「辞めたい」と悩む場合もあります。 ハタラクティブの「若者しごと白書2024 1-3. 正社員の仕事を辞めた理由」によると、人間関係が原因で正社員の仕事を辞めたと回答する人が男性18.8%、女性13.5%いると分かりました。職場の人間関係がうまくいかない場合、「働きづらい」「仕事をしていても楽しくない」と感じてしまう可能性があるでしょう。
「人間関係で仕事を辞めるのはあり?ストレスになる理由や対処法などを解説」のコラムでは、職場の人間関係で悩んだときの対処法について解説しています。気になる方は参考にしてみてください。
3.給与面に対する不満
新卒で入社してからすぐ辞めたいと考える理由に、支給される給与面への不満も挙げられるでしょう。ハタラクティブの「若者しごと白書2024 仕事に満足していない理由【男女別】」では、男女どちらも仕事に満足していない理由に「給与」が挙げられ1位にランクインしていると分かります。 仕事を頑張っているのに、その努力や貢献に対して給与が見合わないと感じてしまう場合、不満が溜まりやすいといえるでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
会社を辞めると決意する前に退職したい理由を改めて確認しよう
新卒で入社したものの、会社を辞めたいと考えるときは退職したい理由を改めて確認しましょう。会社を辞めると抱えている悩みは解消されますが、それと同時にいくつかのデメリットも発生します。会社を辞めるとどのようなデメリットがあるのか、あらかじめ確認しておくのがおすすめですよ。 また、別の会社で働くために転職活動をする場合、企業の面接官に「なぜすぐ辞めたのか?」と理由を詳しく聞かれる可能性があります。質問に対してしっかりと答えられるよう、退職理由は明確にしておきましょう。ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
新卒入社ですぐ辞めるとその後どうなるのか
新卒入社で会社をすぐ辞めると、抱えていた悩みは解消されるでしょう。しかし、退職後に次の仕事が決まっていない場合は、空白期間が発生してしまいます。空白期間は転職活動にも影響しやすいため、会社を辞めてから特にやることが決まっていないようであれば、できるだけ空白期間を作らないようにしましょう。また、空白期間が長くなると、収入面において安定しにくくなります。日常生活に支障をきたす可能性もあると理解しておきましょう。
前述のとおり、転職活動では企業の面接官に「新卒入社後になぜすぐに辞めたのか?」と理由を聞かれやすいでしょう。自分自身が困らないように、退職理由を面接官に対して答えられる準備をしておくのがおすすめです。
新卒入社で会社をすぐ辞める場合のメリット
新卒入社で会社をすぐ辞める場合、どのようなメリットがあるのか気になる方もいるでしょう。ここでは、新卒で入社してからすぐに辞めるメリットについて解説していきます。会社を退職するか判断するときの参考にしてみてください。
第二新卒として就活できる
新卒入社後に会社をすぐ辞めると、第二新卒として就活できるのがメリットです。第二新卒とは、一般的に新卒で企業へ入社してから3年以内に離職し、転職活動を行っている求職者を指します。社会人としての経歴が浅いため、企業は実績やスキルよりもポテンシャルを評価して採用する傾向があるでしょう。 また、新卒で働いた経験から「社会人としての基本的なビジネスマナーが身についている」と評価される可能性もあります。「第二新卒枠」を設けて募集している企業もあるので、求人情報を確認してみましょう。
「新卒」「第二新卒」「既卒」の違いを把握しておこう
「新卒」とは、大学や専門学校、高校を翌年の3月中に卒業する学生を指します。10代後半から20代前半の方が該当するでしょう。「第二新卒」とは、新卒で企業に入社後、3年以内に離職して転職活動中の人を指します。「既卒」とは、学校を卒業してから一度も企業に入社して働いた経験がない人を指し、フリーターやアルバイトなど非正規雇用で働いている人を含んでいるのも特徴です。「新卒」「第二新卒」「既卒」いずれも就職・転職活動においてよく聞く言葉のため、それぞれの違いや意味を把握しておくと役立つでしょう。
仕事に対する意欲を評価される場合がある
新卒で入社して会社をすぐ辞めると、転職活動において仕事に対する意欲を評価される場合があります。新卒入社で働きはじめたものの、「自分の適性に合っていないのでは?」「△△の仕事をしてみたい」といった理由で辞めるか悩む方もいるでしょう。このような前向きな理由で転職活動をはじめた場合、「仕事に対して意欲的」「自分の可能性を信じて真剣に仕事を探している」と評価してもらえる可能性があります。
新卒入社で会社をすぐ辞める場合のデメリット
新卒入社で会社をすぐ辞めるときは、いくつかのデメリットも存在します。会社を辞めたいと悩んでいる方は、デメリットも把握したうえで辞めるか辞めないかの選択をするのがおすすめです。以下でどのようなデメリットが考えられるのかを解説しているので、選択するときの参考にしてみてください。
賞与や退職金をもらえない可能性がある
新卒入社で会社をすぐ辞めると、タイミングや条件によっては賞与や退職金をもらえない点がデメリットです。前提として、賞与や退職金には法的義務がありません。そのため、企業によっては、賞与や退職金制度が存在しない場合もあるでしょう。
就業規則で賞与や退職金の制度がある場合、支給の対象となります。企業によって異なるものの、「賞与は△月に支給」「退職金の支給は勤続△年目から対象」のように決められているのが一般的です。新卒入社後に在職期間が短い状態で辞めると、退職金支給の条件に該当しない、賞与支給月前の退職なので該当しないといった理由で支給の対象外となる可能性があるでしょう。 会社を辞めたいと考えている方は、退職の決意をする前に就業規則を確認してみてください。
「退職金がもらえる条件とは?制度の詳細や受け取るタイミング、相場を知ろう」のコラムでは、退職金をもらえる条件のほかに支給される金額や支払う税金の計算方法も紹介しています。退職金について詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
「なぜすぐ辞めたのか」と転職理由を聞かれやすい
新卒入社で会社をすぐ辞める場合、転職活動において辞めた理由を聞かれやすいデメリットもあります。企業はできるだけ長く勤めてくれる人を求める傾向にあるため、新卒入社ですぐ辞めたことに対し、「うちに入社しても長く続かないのでは?」といった印象を持たれてしまう可能性があるでしょう。 新卒入社で早期に辞める場合は、退職の理由を明確にして転職活動に臨むのをおすすめします。
会社をすぐ辞めると失業手当は受給対象外になる
失業手当が受給の対象外になるのも、会社をすぐ辞めるときに考えられるデメリットの一つといえるでしょう。失業手当とは、再就職先が決まるまでの間、失業中の生活に金銭的な不安を抱かず仕事探しができるよう支給されます。ハローワークの「基本手当について」によると、失業手当の支給条件は以下のとおりです。
- ・ハローワークで求職の申し込みをして、働ける状態であるにもかかわらず就業できない「失業」の状態にある
- ・離職日より前の2年間において、被保険者の期間が通算で12ヶ月以上ある
参照元
ハローワークインターネットサービス
基本手当について
新卒入社ですぐ会社を辞める前に検討したいこと
新卒で入社した会社をすぐ辞める前に、上司に部署異動ができないか相談したり、仕事への向き合い方を見直したりしてみましょう。また、副業を検討してみるのも一つの方法です。このように、会社を「辞める」のではなく、「辞めない」選択をして現状を改善できる可能性もあるでしょう。 ここでは、退職を決意する前に検討しておきたい方法を紹介します。それぞれの方法を検討したうえで「辞める」か「辞めない」かの選択をしてみてください。
上司に部署異動ができるか相談してみる
新卒入社ですぐ辞める前に、職場の上司に部署異動ができるか相談してみる方法があります。辞めたいと悩む理由が「職場内の人間関係」や「担当している仕事がどうしても合わない」といった理由の場合、部署を異動して環境が変わることで改善される可能性があるでしょう。 環境が変われば人間関係や担当業務が新しくなるため、「働きやすい」「仕事が楽しい」「やりがいを感じられるようになった」と思える場合もあります。
仕事への向き合い方を見直す
新卒入社ですぐ辞めるか悩んだときは、仕事への向き合い方を見直す方法もおすすめです。見直す方法として、担当している業務内容を振り返り、ミスしやすい箇所を洗い出してみましょう。なぜミスしやすいのかを考え、具体的な対策を実践することで仕事に対する意欲も高まる可能性があります。また、ミスが改善されて仕事の質やスピード感が上がると、自分自身の成長も感じられるでしょう。
副業をはじめる
新卒入社ですぐ辞めるか悩んだら、副業をはじめてみる方法もあります。今の会社を辞めるか悩む理由が「給与」の場合、副業して収入を得ることで問題解決につながる可能性も。また、副業をはじめると、新しいスキルが身についたり人脈が広がったりするため、今後のキャリアアップにつながる可能性もあります。
ただし、なかには副業を禁止している企業もあります。はじめる前に、就業規則で副業しても問題がないか確認しておきましょう。
新卒入社ですぐ辞める場合に知っておきたい退職の手順
新卒入社ですぐ辞めると決めた場合、まずは直属の上司に退職したい旨の相談をします。正式に辞めると決まったあとは、担当している業務の引き継ぎや関係者へのあいさつを行いましょう。スムーズに退職するためには、ルールやマナーを守った行動が大切です。ここでは、退職までにすべき手順について分かりやすく解説していきます。
直属の上司に相談して退職日を決める
会社を辞めると決意したら、まずは直属の上司に退職の相談をしましょう。上司に伝えるときは、事前にアポイントをとり、繁忙期などの忙しいタイミングを避けるのがおすすめ。相談する際は会議室などの落ち着いた個室で行い、ほかの人に退職の相談を聞かれないように配慮しましょう。
「退職理由を上司に伝えるときの注意点とは?タイミングも解説」のコラムでは、退職を伝えるタイミングや引き止められた場合の対処法について解説しています。詳しく知りたい方は、あわせてご覧ください。
退職の申し出は企業の就業規則に従うのがベター
就業規則の内容は、企業ごとに異なります。退職の申し出を1ヶ月前までにしている会社もあれば、3ヶ月前までと制定している会社もあるため、あらかじめ申し出の期日を確認しておきましょう。 なお、民法第627条では、退職の申し出は2週間前までと定められています。法律上は2週間前までとなっているものの、仕事の引き継ぎや後任者の選定などを考慮し、直前の申し出は避けるのが無難です。参照元
e-Gov法令検索
民法
担当業務の引き継ぎ
上司に会社を辞める旨を相談して正式に退職が決まったら、担当している業務の引き継ぎを行います。後任者へきちんと引き継ぎするために、退職日から逆算してスケジュールを立てると進めやすいでしょう。引き継ぎが終わらないまま退職日を迎えると、後任者やほかの社員に迷惑をかけてしまうため注意が必要です。 引き継ぎをするときは、誰が見ても作業できるようにマニュアルを分かりやすく作成するのがポイント。また、業務上関わりのある取引先や顧客の連絡先もまとめておくと親切です。
退職するときの引き継ぎについて詳しく知りたい方は、「退職時の引き継ぎにおけるポイントとは?辞めるまでの手順も解説」のコラムも参考にしてみてください。
同僚や取引先へのあいさつ
会社を辞めると決まったら、職場の同僚や取引先へあいさつをしましょう。これまでお世話になった方たちには、できるだけ直接会ってあいさつするのが望ましいといえます。とはいえ、タイミングが合わず直接会うのが難しい場合もあるでしょう。そのようなときはメールであいさつを行い、これまでのお礼を伝えてください。また、退職のあいさつをする際はできるだけ後任者の紹介も兼ねて一緒に伺いましょう。
「退職の挨拶メールの内容と書き方とは?例文や好印象を与えるコツを紹介」のコラムでは、会社を辞めるときに送るあいさつメールの書き方例や注意点などを解説しています。こちらもあわせてご一読ください。
会社貸与物の返却
会社を辞めるときは、入社してから貸与された備品の返却も行いましょう。「制服」「名刺」「制服」「社員証」「パソコン」など、会社から貸与されたものはすべて返却します。返却し忘れてしまうと、後日会社から連絡が入る可能性も。退職に伴う返却対象のものをリスト化し、一つずつチェックすると抜けや漏れが起きにくく安心です。
必要書類の受け取り
会社を辞めると、退職後に税金や健康保険などの手続きが発生します。書類の種類によっては、受け取りが退職日以降になるものも。退職日までに受け取れない書類は、後日郵送してもらいましょう。 会社を辞めるときに受け取る書類の種類は以下のとおりです。
- ・源泉徴収票
- ・雇用保険被保険者証
- ・雇用保険被保険者離職票
- ・退職証明書
- ・年金手帳
- ・健康保険資格喪失証明書
「退職後の手続きは何をする?期限や順番、必要書類を分かりやすく解説!」のコラムでは、退職後の手続きで必要となる書類や各手続きについて紹介しています。手続きの順番を詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
新卒入社ですぐ辞める場合に転職活動を成功させる3つのコツ
新卒入社後に会社をすぐ辞める方のなかには、「転職活動はどうすればいい?」と心配する方もいるでしょう。ここでは、転職活動を成功させるコツ「自己分析と企業研究を徹底する」「キャリアビジョンを明確にする」「転職支援サービスを利用する」をご紹介します。これから転職活動を行うときの参考にしてみてください。
1.自己分析と企業研究を徹底する
転職活動を成功させるには、自己分析と企業研究を徹底して行いましょう。自己分析では適性や強みを知れるため、「自分の価値観」や「何が得意なのか」などが分かります。過去の出来事を振り返ることで、これまで気づけなかった適性や自分自身の姿が見えてくるでしょう。
企業研究では、企業の事業内容や社風などの情報収集を行い、企業に対する理解を深めていきます。企業への理解が深まれば、自己分析で分かった自分の価値観と照らしあわせて考えられるため、入社後のギャップも起こりにくくなるでしょう。また、企業研究を行うと「企業についてよく理解していること」「企業に入社して貢献できること」をアピールできるため、転職活動でも役に立ちます。
「自己分析のやり方が知りたい!簡単にできる方法や就活に活かせるコツを紹介」のコラムでは、自己分析のやり方を分かりやすく紹介しています。「企業研究のやり方とは?情報収集の方法や得られるメリットなどを解説!」のコラムでは、企業研究のやり方を解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
2.キャリアビジョンを明確にする
自分のキャリアビジョンを明確にしておくのも、転職活動を成功させるコツの一つです。将来はどのように働きたいかを考え、今後の目標を設定します。キャリアビジョンを考えるときは、「3年後は△△の業務もできるようになりたい」「5年後は□□のポジションで働きたい」など、数年単位にしてみると具体的に想像しやすく目標を立てやすいでしょう。 キャリアビジョンを明確にすると、「いつまでに」「何をすべきか」が分かります。転職活動においては目標の達成に必要な経験が積める企業や、叶えたい夢の実現ができる企業など、将来を見据えた企業選びに役立つと考えられます。
キャリアビジョンについては、「キャリアビジョンとは?思いつかないときの考え方や書き方の具体例を解説」のコラムでも解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
3.転職支援サービスを利用する
会社を辞めて転職活動を行うときは、転職支援サービスを利用するのも成功させるために有効な手段の一つといえます。転職支援サービスでは、不明点を相談できたり面接対策をしてもらえたりするなど、転職活動を進めやすくなるでしょう。以下で転職支援サービスの種類について解説します。
求人サイト
求人サイトとは、Web上で企業情報や求人票の公開を行っている媒体を指します。場所や時間を気にせず、自分の好きなタイミングでいつでもサイトにアクセスできるのが魅力です。気になる企業の情報を調べたり、掲載されている求人票に応募したりするのも手軽にできるため、自分のペースで就職活動を進めたい方におすすめのサービスといえます。
ハローワーク
ハローワークの正式名称は「公共職業安定所」で、厚生労働省が運営している総合的雇用サービス期間を指します。ハローワークの数は全国に500ヶ所以上存在し、職業紹介や相談などさまざまな就職・転職支援サービスを受けられるのが特徴です。地元企業の求人を幅広く取り扱っているのも魅力といえます。 なお、開庁時間は地域ごとに異なるため、利用する場合は最寄りにあるハローワークの開庁時間を調べておきましょう。
「ハローワークの使い方は?利用の流れとポイントを徹底解説」のコラムでは、ハローワークの利用方法や押さえておきたいポイントについて解説しています。気になる方は参考にしてみてください。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントとは、民間企業が提供する支援サービスを指します。就職や転職支援に詳しいキャリアアドバイザーが、求職者の就職活動を包括的にサポートするのが特徴です。求職者の悩みや希望をヒアリングし、適性に合った求人を紹介してくれます。履歴書や職務経歴書といった書類添削や面接対策を行うエージェントもあるため、きめ細やかなサポートを受けられるでしょう。
「就活エージェントを利用するメリットとは?どんな人におすすめ?」のコラムでは、就職・転職エージェント利用のメリットを紹介しています。こちらもあわせてご一読ください。
新卒入社後にすぐ会社を辞めるか迷ったときは
新卒入社後に会社をすぐ辞めるか迷ったら、悩みを聞いてもらったり無理せず休んだりする方法も選択肢のなかに含めてみましょう。ここでは、辞めるか迷ったときの対処方法について解説していきます。
周囲の人に相談して悩みを聞いてもらう
新卒入社をしてから会社をすぐ辞めるか迷ったときは、一人で抱え込まずに家族や友人などの周囲にいる信頼できる人へ相談してみましょう。相談して問題が解決しなくても、悩みを聞いてもらうだけで気持ちも軽くなる可能性があります。 職場内に信頼できる上司や先輩、同僚がいれば相談してみてください。抱えている悩みに対して共感してもらえたり、具体的なアドバイスや対処法を教えてもらえたりする場合もあるでしょう。 身近な人へ相談が難しいときは、専門機関などの第三者に相談する選択肢もあります。厚生労働省の「まもろうよ こころ」では、電話やSNSから相談できる窓口を紹介しているため、第三者への相談を検討するときは参考にしてみてください。悩んだときは抱え込まず、誰かに相談して話を聞いてもらいましょう。
参照元
厚生労働省
まもろうよ こころ
心身ともに「疲れた」と感じたら無理はしない
新卒入社をしてから会社をすぐ辞めるか迷い、「疲れた」と感じたら無理せず休むことが大切です。心身ともに疲れを感じたら、自分の身体がSOSを出しているサインだと思いましょう。ゆっくり休んでリフレッシュすると、「また頑張ろう」と前向きな気持ちになれる可能性もあります。
就職・転職エージェントに相談してみる
新卒入社後に会社をすぐ辞めるか迷ったときは、就職・転職エージェントのサービスを利用して相談する手段もおすすめです。エージェントを利用すると、キャリアアドバイザーに悩みを相談できるため、客観的なアドバイスを受けられるでしょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーが、求職者の悩みや希望を丁寧にヒアリングしたうえで適性に合った求人を厳選して紹介します。 応募書類の添削や面接対策もしてくれるので、転職活動に自信がない方も安心して利用できるでしょう。サービスの登録や利用はすべて無料です。まずはお気軽にご相談ください。
新卒入社で会社をすぐ辞める場合に関するQ&A
ここでは、新卒入社で会社をすぐ辞める場合に関する疑問や質問に対してQ&A形式で回答していきます。気になる方は参考にしてみてください。
新卒で入社した会社をすぐに辞めたいです…
すぐに辞めたいと思ったら、「どうして会社を辞めたいのか?」と考えて悩む理由を明確にしてみましょう。理由によっては、会社を辞めなくても問題を解決できる可能性があります。対処法を試してみたものの、どうしても解決しないときは退職を検討するのも選択の一つといえるでしょう。
新卒入社で会社をすぐ辞める人はどれくらいいる?
厚生労働省の公表した資料「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します」によると、新卒入社から3年以内で会社を辞める大卒者は34.9%いると分かっています。離職者は3割を超えているため、新卒入社から3年以内に辞める人は一定数いるといえるでしょう。
コラム内の「新卒入社ですぐ辞めるのはアリ?大卒者の離職率は34.9%」でも、新卒入社の離職率について解説しています。こちらもあわせて確認してみてください。
参照元
厚生労働省
若年者雇用対策関係公表資料一覧
新卒入社で会社をすぐ辞める場合におすすめの転職活動は?
会社を辞めると決めたうえで転職活動をする場合、転職支援サービスの利用がおすすめです。転職支援サービスには、「求人サイト」「ハローワーク」「就職・転職エージェント」があります。それぞれ特徴が異なるため、自分に合ったサービスを選んで利用してみてください。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、キャリアアドバイザーが求職者の転職活動をマンツーマンでサポートします。サービスの利用はすべて無料のため、お気軽にご利用ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。