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第二新卒って誰のこと?転職に有利といわれる根拠とは?
更新日
この記事のまとめ
- 新卒入社後1~3年以内に退職して転職する人を「第二新卒」という
- 最近は売り手市場が続き第二新卒の採用ニーズが高まっている
- 若さと柔軟さがあり、教育コストが省けることが企業にとっての魅力
- 転職活動ではポテンシャルと基本的なビジネススキルを伝えよう
- 退職理由は前向きに話し、「すぐ辞めそう」と思われないようにしよう
第二新卒として転職するべきか、迷っている方はいませんか?
第二新卒の転職には「ポテンシャルを評価される」「異業種にチャレンジしやすい」というメリットがあります。今の職場に不満があるなら、環境を変えてはいかがでしょう。
とはいえ、第二新卒のライバルは企業ニーズが高い新卒と、経験豊富な中途。対策なしで転職を成功させることはできません。このコラムで、第二新卒が転職を成功させるコツを確認しましょう!
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第二新卒って何?
第二新卒とは、新卒で就職した後、1~3年で退職して転職する人を指す言葉です。大学卒業時点での年齢が22歳だとすると、25歳くらいまでの人が第二新卒に当てはまるでしょう。
ただ、企業によっては25歳以上であっても20代であれば第二新卒として扱うケースがあります。自分が第二新卒にあたるかどうかは、応募する求人ごとに確認しましょう。
第二新卒はどれくらいいる?
新卒入社した会社を早期退職する人は、毎年一定数存在します。厚生労働省のデータによると、平成28年3月の離職者率は、入社1年目で11.3%、2年目で21.9%、3年目で32%。平成15年からの記録を見ても、3年目までの離職者数はおよそ3割を超えています。
参照元
厚生労働省
新規大卒就職者の事業所規模別離職状況
第二新卒と既卒の違い
第二新卒と似た言葉に「既卒(きそつ)」がありますが、既卒と第二新卒の意味は異なります。
既卒とは、内定がないまま卒業し、その後も就職していない人のこと。卒業からおよそ1~3年以内の人が該当し、正社員として勤務したことがない点で第二新卒とは異なります。
第二新卒は転職市場でのニーズが高い
日本では新卒採用が重視されますが、ここ最近は第二新卒を積極的に採用する企業が増えています。
文部科学省の調査(2019年8月時点)によると、就職・採用市場を売り手市場と認識している企業は92.9%にのぼり、企業が新卒採用に苦戦していることが想像できます。さらにアンケートでは、「採用予定者数を確保できた」とする企業が42.3%である一方、確保できていない企業が57.3%という数字が確認できました。
また、対象を中小企業に絞ると、確保できたと回答した企業は35%まで減少。半数以上の企業が思うように新卒採用を進められていないことが分かります。
このような背景から、新卒採用がうまくいかない企業が第二新卒を採用している事情が考えられるのではないでしょうか。
また、新卒入社後に退職した人材の補充として、第二新卒を求める企業もあるようです。
参照元
文部科学省
2019年度 就職・採用活動に関する調査(企業)調査結果報告
第二新卒が採用されやすい理由
企業が第二新卒を採用するのは、具体的に以下のようなメリットがあるからです。
若く柔軟で企業風土に馴染みやすい
第二新卒は前職の期間が短いために仕事への先入観が少なく、自社の風土に馴染みやすいのがメリット。中途の転職者は即戦力が期待できる一方で、仕事のやり方にこだわりが強く「扱いにくい」と感じる企業が少なくありません。第二新卒は企業にとって、一定の社会人経験がありながらも、新卒と同じフレッシュさを持つ人材と評価できるのでしょう。
教育コストを削減できる
短いながらも社会人経験を積んでいる第二新卒は、基礎的な教育課程を省けるのもメリットの1つ。新卒入社の社員には、電話対応や名刺交換といったビジネスマナーを一から教える必要がありますが、第二新卒ならコストカットしながら新人として育成できます。
第二新卒で転職するべき?メリット・デメリットとは
今の職場を退職するか迷っている方は、第二新卒として転職するメリット・デメリットを確認していきましょう。
メリット
・新卒時の反省を生かして転職先とのミスマッチを避けられる
・新卒にはない社会人経験を評価される
・ポテンシャルや人柄を評価されやすい
・異業種にチャレンジできる
デメリット
・「またすぐ辞めるのでは?」と思われる
・即戦力を求める企業では評価されにくい
第二新卒の時期に転職する最も大きなメリットは、新卒の時と同様にポテンシャルを評価される点にあるでしょう。年齢が若い第二新卒は、スキルよりも入社後の伸びしろや人柄を評価されやすいのが強み。経験不足であっても、若さと柔軟性を武器にして異業種にチャレンジできます。
一方で、数ヶ月~半年といった短期間で離職している人は、「うちに入社してもまた辞めるのでは?」と判断されるリスクがあります。面接で入社意欲をアピールして、企業側の心配を払拭する必要があるでしょう。
また、第二新卒は即戦力を求める企業では評価されにくい傾向があります。第二新卒を歓迎している企業ではスキル不足を問題視しないことが多いため、応募先が求める人物像を考慮したうえで転職先を選びましょう。
第二新卒の転職にはデメリットもありますが、「ポテンシャルで採用される」というメリットは大きなものです。新卒で納得のいく企業に入れなかった人は、今のタイミングで転職を考えてはいかがでしょうか。
次項からは、第二新卒が転職を成功させるコツをご紹介していきます。
第二新卒で転職を成功させる3つのポイント
第二新卒は転職に有利とはいえ、企業ニーズが高い新卒と経験豊富な中途と戦う厳しさがあります。転職を成功させるには、次の3つのポイントを意識しましょう。
1.自己分析で今後のキャリアをイメージし、強みを見つける
自己分析は、「本当に転職するべきか」を改めて考え、転職する場合は自分に合った転職先や自身のアピールポイントを見つけるために必要な作業。
自己分析のやり方は1つではありませんが、必ず考えたいのが「転職しようと思った理由」です。ここが曖昧だと将来のビジョンや転職先に求める条件が定まらず、結果的に自分に合わない企業を選んでしまうリスクが高まります。自分がやりたいことを明らかにし、そのためにはどんな企業に転職すれば良いかを検討しましょう。
強みを見つけるには、今までに携わった業務を振り返り、仕事に取り組むうえでの工夫や努力、考え方を書き出します。具体的な実績や発揮したスキルがあれば、その内容も取り入れましょう。
仕事上の経験が少ない場合は、学生時代のエピソードを振り返ってもOKです。社会人経験が浅い第二新卒は、今までの仕事では発揮していないスキルを持っている可能性があり、自分の性格やプライベートでの興味・経験を振り返ることにも意味があります。より多くの観点から自分を見つめ直し、アピールポイントを見つけましょう。
2.ポテンシャルや人柄を伝える
経験不足をハンデに感じる人は多いですが、第二新卒を採用する企業は応募者に充分な経験がないことは承知していますし、必ずしも即戦力となるスキルを求めているわけではありません。採用で見られている大きな要素は、ポテンシャルと人柄、入社意欲。
選考では、自分がどういう人間か、どんなビジョンを持っているのかを伝え、採用担当者に入社後の活躍をイメージしてもらいましょう。今はできないことに関して、今後どのように補っていくかを伝えるのも好印象です。
3.新卒にはないビジネススキルアピールする
ライバルである新卒に差をつけるには、ビジネススキルをアピールするのが有効です。PCスキルはもちろん、社会人の基本であるホウレンソウ(報告・連絡・相談)を徹底していたこと、PDCAを習慣づけていたことなどもアピールできます。
第二新卒枠で募集を行う企業は、「第二新卒に実績がないのは仕方がない」と考えてくれるでしょう。しかし、基本のビジネススキルがなければ、「新卒と変わらない。だったら新卒を採用すれば良い」という判断になりかねません。新卒の時とはアピールの仕方を変え、第二新卒だからこその魅力を伝えましょう。
第二新卒の転職活動で気をたい3つのポイント
第二新卒の転職活動には、いくつか気をつけたいポイントがあります。思わぬところでマイナス評価をされないためにも、ご紹介する3つの注意点を頭に入れておきましょう。
1.「また辞めるのでは?」という企業の不安を払拭する
企業はそれなりのコストをかけて採用活動を行っており、採用した人材にはできるだけ長く働いて欲しいと思っています。第二新卒を採用する企業の一番の心配は、「うちに入ってもすぐに辞めてしまうのでは?」ということ。
前職を短期で退職すると、「忍耐力がない」「飽きが早い」という先入観を与えがちです。選考では、転職を通して実現したいことや将来のビジョンを話して、入社意欲を裏づけましょう。
2.職務経歴書に空欄を作らない
新卒の時の就職活動と違い、転職活動では履歴書と別に職務経歴書の提出が求められます。職務経歴書とは、過去に勤務した会社やそこでの地位、業務内容、保有資格などを記載する書類。
社会人歴が浅い第二新卒は書けることが少ないと感じるかもしれませんが、余白の多い職務経歴書では熱意を伝えられません。
第二新卒であれば、新入社員研修やOJTで学んだ内容を書いても良いでしょう。数字で表せる実績がなくても、先輩や上司、取引先から評価されたことをまとめても構いません。
実績がなくても、業務に取り組む姿勢や仕事を通して成長した点を説明すれば、ポテンシャルのアピールにつながります。
3.退職理由はポジティブに説明する
第二新卒の面接では、「どうして前職を辞めたのですか?どうして転職するのですか?」という質問が頻出します。
この質問に対しては、ネガティブにとられる回答は避け、前向きな表現を使うのが鉄則。例えば、「○○ができないことに不満があって転職を決めた」ではなく、「次は○○をしたいと考え転職を決めた」と伝えると良いでしょう。
自分に反省すべき部分があると感じたら、その旨を伝えたうえで今後の抱負を話すのが好印象です。面接では回答を深堀りされるので、無理に自分を取り繕うより、前向きな表現で率直な考えを伝えることが大切でしょう。
転職エージェントに相談すれば手厚い支援が期待できる
新卒と違って、第二新卒は大学の支援機関を頼ることができません。また、新卒のように決まった募集時期があるわけではないため、自分で転職活動のスケジュールを立て、情報収集する必要があります。
そんな第二新卒の転職で重要なのが、どんな方法を使って仕事を探すかということ。具体的な転職活動のやり方としては、求人サイトで検索する、ハローワークや転職エージェントを利用するという方法があります。
求人サイトは気軽に求人情報が検索できるので、どんな求人が出回っているのか知りたい時に役立ちます。
ハローワークは全国各地に拠点があり、地元求人を豊富に揃えているのが利用のメリット。職員に相談しながら求人を見ることも可能です。
さらに、転職エージェントであれば、専任の担当者によるカウンセリングやそれにもとづく求人提案を受けられ、より手厚い支援が期待できます。転職エージェントは書類・面接の対策も行うため、選考に不安がある方も安心。プロのアドバイスで転職を確実に成功させたいなら、転職エージェントを検討されてはいかがでしょうか。
第二新卒に強い転職エージェントをお探しなら、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは若年層に特化し、第二新卒の転職実績が豊富なエージェントです。
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