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ノルマがない仕事15選!おすすめな職種や就職のコツを解説
公開日

この記事のまとめ
- ノルマがない仕事とは、売上や件数などの具体的な数値目標が課せられない仕事のこと
- ノルマがない仕事は、精神的なプレッシャーを感じにくいメリットがある
- 「コツコツ仕事を進めたい」と考える場合、ノルマがない仕事に向いている可能性がある
- 自己分析や企業研究の徹底は、ノルマがない仕事を目指して就職活動する際に役立つ
- ノルマがない仕事に就きたいときは、就職・転職エージェントの活用を検討しよう
これから就活を始めようと考えている方のなかには、ノルマがない仕事について詳しく知りたい方もいるでしょう。ノルマがない仕事とは、企業の売上に直接関わらず、目標に向けた具体的な期間や数字が設定されていない職業を指します。数字に追われるプレッシャーがないため、コツコツと仕事に取り組んでいけるでしょう。
このコラムでは、ノルマがない仕事の例や就職活動のポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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ノルマがない仕事とは
ノルマがない仕事とは、売上や件数などの具体的な数値目標が課せられない仕事のことで、企業の売上に直接関わらない職業で見られる傾向があります。そもそもノルマとは、仕事に対して課せられる達成すべき目標のこと。売上の金額や件数に対して設けられる傾向があります。
ノルマがない仕事の場合、「△月末までに新商品の売上□□%達成」「今月は一人あたり□件の契約件数アップを目指す」のように、目標達成に向けた具体的な期間や数字が設定されていないため、コツコツと仕事に取り組みやすいでしょう。
また、ノルマがない仕事は業務がルーティン化されていて、自分のペースで働きやすい特徴があります。「ノルマを気にせず仕事に取り組みたい」「自分のペースで働きたい」「ワークライフバランスを重視したい」と考えている方は、ノルマがない仕事を選択肢の一つとして検討してみてください。
ノルマがない仕事15選
「一般事務」「総務」などのオフィスワークや、「工場スタッフ」「生産管理」のような生産系に関する職業は、ノルマがない仕事の特徴に当てはまるでしょう。職業によって業界や仕事内容は異なるため、自分が興味をもつポイントはあるか意識しながら仕事を検討することが大切です。
ここでは、ノルマがない仕事の例を紹介しています。どのような職業があるのか、参考としてご覧ください。
1.一般事務
一般事務とは、パソコンを使用したデータ入力や文書作成、郵便物の仕分け、備品管理、電話対応、来客対応などを行う職業です。バックオフィスとしてサポートする職業のため、仕事にノルマが設けられることはあまりありません。仕事内容は多岐にわたるものの、やり方を覚えれば自分のペースで業務に取り組めるでしょう。
職業情報提供サイト(job tag)の「一般事務」によると、平均年収は510.9万円でした。
なお、一般事務は未経験から挑戦しやすく、残業は少ない傾向にあります。仕事とプライベートのバランスを保ちながら働けるので、ワークライフバランスを重視している方におすすめです。
「事務系資格のおすすめ16選!選考で有利に働く検定や未経者向けも紹介」のコラムでは、事務の種類別におすすめの資格や、取得するメリットを紹介しています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。
2.総務
総務とは、企業の運営サポートや従業員が働きやすい職場環境づくり、社内設備の管理、社内イベントの企画・実行などの業務を担当する職業です。電話対応や備品管理のように、一般事務の業務と重なる部分があるものの、携わる仕事は企業全体と幅広いのが特徴として挙げられます。
職業情報提供サイト(job tag)の「総務事務」によると、総務の平均年収は493.4万円でした。
総務の仕事にノルマは設定されないのが一般的です。「縁の下の力持ちとして、企業や従業員に貢献したい」「幅広い業務を経験して成長していきたい」「誰かをサポートするのが好きで、貢献できると喜びを感じる」のように考える方は、総務に向いている可能性があるでしょう。
3.経理
経理とは、企業のお金の流れを記録して、経営成績や財務状況を管理する職業です。売上管理や各種帳簿への記帳、決算書の作成、給料の支払いなど、企業を経営するうえで欠かせない業務を担当します。ノルマは設けられないものの、経理は企業の経営に関わる重要なポジションです。仕事では細部まで気を配れる注意力や集中力、粘り強さが求められるでしょう。
職業情報提供サイト(job tag)の「経理事務」によると、平均年収は484.6万円でした。
経理の仕事を目指すなら、「日商簿記」の資格取得を検討してみてください。会計知識や分析力、財務諸表を読む力など、経理の仕事に役立つ知識やスキルの習得ができるのでおすすめです。
4.受付
受付とは、企業や店舗、団体などの受付で来客対応を行う職業で、ノルマはありません。来客があれば担当者に連絡して、訪問者を応接室や会議室に案内します。訪問者の来客対応を行うため、丁寧な言葉遣いや礼儀正しい対応が仕事で求められるでしょう。また、アポイントのない訪問者が訪れた場合は、訪問の目的を的確に把握のうえ、臨機応変な対応が必要です。
職業情報提供サイト(job tag)の「受付事務」によると、平均年収は321.6万円でした。
受付の仕事は来客対応のほか、訪問者の管理、電話対応やメール対応、会議室の予約など、幅広い業務を担当します。マルチタスクに行動できる方や、丁寧な言葉遣いで礼儀正しい対応ができる方に向いているでしょう。
5.広報
広報とは、企業の商品やサービスなどの魅力を社会に伝え、認知度を上げる仕事のことです。ノルマは課せられない傾向にあります。テレビや雑誌のマスコミ対応や広報誌の企画、イベント企画/運営、SNSを活用した宣伝など、業務内容は幅広く、「企業の顔」として対応する場合もあるようです。トレンドに敏感な方や、人脈を広げてさまざまな人と関わりたいと考える方に向いている可能性があります。
職業情報提供サイト(job tag)の「広報・PR担当」によると、平均年収は493.4万円でした。
広報の仕事はさまざまな人と関わる機会があるので、コミュニケーションスキルが必要です。また、「どのように発信していけば社会に魅力が伝わるのか」を念頭に置き、情報収集をしながら施策を提案する力も求められるでしょう。
「広報の仕事」のコラムでは、広報の仕事内容や将来性の解説をしています。広報について詳しく知りたい方は、こちらのコラムもぜひご覧ください。
6.IT系の技術職
IT系の技術職とは、企業のシステム開発や運用、保守などを担当する仕事です。仕事内容によっては、自社のシステムだけでなく、他社の受注を受けて対応する場合もあります。自社や客先企業など、就業場所は企業によって異なるのが特徴です。
ノルマは設定されない傾向にあるものの、仕事ではITに関する専門知識やスキルが求められるでしょう。チーム制で分担しながら取り組みますが、割り振られた業務に集中できるため、自分のペースでコツコツと仕事に取り組める魅力があります。
職業情報提供サイト(job tag)の「システムエンジニア(受託開発)」によると、平均年収は557.6万円でした。
なお、未経験者の場合もIT業界に挑戦できます。「未経験者歓迎」「経歴不問」で募集している求人もあるので、仕事で経験を積みながらITに関する専門知識を身につけてスキルアップしていけるでしょう。
7.警備員
警備員とは、オフィスビルや商業施設、病院、イベント会場などで警備を行う仕事です。施設内や外の巡回、人の出入管理などを行い、犯罪や事故の発生を未然に防いで人々の安全を守ります。不審者が現れた際は緊急時の対応を行うため、仕事に対する強い責任感が求められるでしょう。緊急時を想定したプレッシャーはあるものの、仕事にノルマはなく、人々の安全のために貢献できる魅力的な職業といえます。
職業情報提供サイト(job tag)の「施設警備員」によると、平均年収は376.1万円でした。
警備員はチームワークを活かして働く仕事のため、協力しながら物事を進めたい方や正義感をもって取り組める方に向いている可能性があるでしょう。
8.清掃員
清掃員とは、オフィスビルや商業施設などの施設で掃除を行う仕事です。床や窓、トイレ、階段、玄関などをきれいに保つために掃除をします。一人で担当したりチーム制で担当したりするなど、仕事の仕方は現場によってさまざまです。
職業情報提供サイト(job tag)の「ビル清掃」によると、平均年収は278.4万円でした。
未経験から挑戦しやすく、施設を清潔に保つには必要不可欠な職業といえます。掃除をして施設をきれいに保つことで人々が快適に過ごせるため、仕事にやりがいを感じやすいでしょう。ノルマは課せられない傾向にあり、掃除をしてきれいにするのが好きな方や、誰かのために貢献したいと考えている方は、清掃員の仕事に向いている可能性があります。
9.工場スタッフ
工場スタッフとは、工場で製品の組み立てや梱包、検査、搬入などを行う仕事です。作業内容は工場によって異なります。職場によっては生産ノルマを設けているところもあるようですが、基本的にはノルマの設定はないところが多いようです。仕事をするうえでは、ルールや手順に従って丁寧に業務をこなす正確さや、ミスのないように取り組む集中力が求められるでしょう。工場スタッフの仕事は、製品を作り上げる業務に携わりながら働ける魅力があります。
職業情報提供サイト(job tag)の「工場労務作業員」によると、平均年収は340.1万円でした。
コツコツと仕事に取り組みたい方や、チームで同じ目標に向かって進んでいきたい方、ものづくりに携わりたい方におすすめの職業です。
10.生産管理
生産管理とは、製品の生産計画を立案して調整する仕事です。生産管理の専門知識に基づき、工程管理や品質管理など、幅広い業務を担当します。生産計画を立案する際は、営業や製造、技術などの関係部署と連携を取りながら業務を進めていくため、コミュニケーションスキルや調整力が求められるでしょう。
職業情報提供サイト(job tag)の「生産・品質管理技術者」によると、平均年収は688.2万円でした。
生産計画の承認後は計画のとおりに生産が進んでいるか確認し、もしも問題が発生した場合は、解決に向けて関係部署と協力しながら対処していきます。幅広いスキルを身につけたい方、製品の生産に貢献して役に立ちたい方におすすめの職業です。
11.料理人
料理人とは、飲食店やレストランなどで、料理をしてお客さまに提供する仕事です。主に和食・洋食・中華があり、作る料理はお店によって異なります。ノルマはない傾向にありますが、食材の仕込みや調理、盛り付けを行い、美味しい料理をお客さまに提供するため、日々料理人としての腕を上げる努力が必要です。
職業情報提供サイト(job tag)の「日本料理調理人(板前)」「西洋料理調理人(コック)」「中華料理調理人」によると、それぞれの平均年収は358.9万円でした。
お客さまに「美味しい」と言ってもらえたり、「ありがとう」と感謝の言葉を掛けてもらえたりする場合もあるので、やりがいや楽しさを感じながら働けるでしょう。料理が好きな方や、誰かのために美味しい料理を提供したいと考えている方は、料理人の仕事に向いている可能性があります。
12.検針員
検針員とは、電気や水道、ガスを契約している各事業所や家庭のメーターを確認して、使用量を記録した後に算出した検針票を顧客に渡す仕事です。顧客データをもとに、担当エリアを巡回しながら仕事を進めます。ノルマの設定はなく、自分のペースでコツコツと仕事を進めていけるでしょう。
職業情報提供サイト(job tag)の「検針員」によると、平均年収は416.4万円でした。
各使用量は請求に関わる内容のため、仕事に責任感をもちながら取り組む姿勢と、担当エリアを巡回するための体力が求められます。自分のペースで仕事に取り組みたい方や、検針をとおして人々の役に立ちたいと考えている方におすすめの仕事です。
13.インストラクター
インストラクターとは、民間企業が運営しているジムや教室、公共のスポーツ施設などで、受講している生徒に対して指導を行う仕事です。受講する生徒は学生や社会人、高齢者と幅広いため、コミュニケーションスキルや生徒が分かりやすいように指導する工夫が求められます。
職業情報提供サイト(job tag)の「スポーツインストラクター」によると、平均年収は414.8万円でした。
インストラクターは生徒の成長をサポートして応援する仕事です。生徒が苦手としていたことができるようになったときは、生徒と一緒に喜びを分かち合い、成長に喜びを感じられるでしょう。
スポーツを通して貢献したい方や、人のサポートをするのが好きな方は、インストラクターの仕事に向いていると考えられます。なお、ノルマは課せられない傾向にありますが、売上の目標を設定する職場はあるようです。
14.図書館司書
図書館司書とは、図書館で働く専門の仕事です。ノルマはないものの、図書館の資料整理や図書の保管、本の貸出・返却、読書相談、イベントの企画などの業務に携わります。老若男女問わず幅広い年代の方が図書館を利用するため、コミュニケーションスキルや利用者の相談に対応する柔軟性が求められるでしょう。読書が好きな方や本に関する知識を深めたい方は、図書館司書に向いている可能性があります。
職業情報提供サイト(job tag)の「図書館司書」によると、平均年収は551.4万円でした。
図書館司書になるためには、「司書」の資格取得が必要です。短大や大学で所定の単位を修得する方法や、司書補として経験を積んで司書講習を修了する方法などがあります。
図書館司書について詳しく知りたい方は、「図書館司書の仕事内容を解説!やりがいや就職先も紹介」のコラムも参考にしてみてください。
15.公務員(行政事務)
公務員(行政事務)とは、地方自治体が管轄する県庁や市役所などで働く職員を指します。ノルマの設定はなく、地域で生活する住民が安心して暮らせるように、行政事務の仕事をとおして貢献していく仕事です。各種補助金や助成金の申請受付、住民票の発行、各種証明書の発行、地域住民の相談対応など、幅広い業務を担当します。地域社会や住民のために奉仕するため、仕事にやりがいを感じやすいでしょう。
ジョブタグの「地方公務員(行政事務)」によると、平均年収は478.3万円でした。
なお、地方公務員(行政事務)になるためには、各都道府県が実施している「地方公務員採用試験」に合格する必要があります。「教養・専門・論文」で構成されている筆記試験や面接があるので、公務員を目指す方は試験に向けた計画的な学習がおすすめです。
参照元
職業情報提供サイト(job tag)
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独立してフリーランスで働く方法もある
ノルマがない仕事を目指すなら、知識やスキルを身につけたうえで独立し、フリーランスとして働く方法もあります。独立してフリーランスになると、会社員のように企業が設定したノルマに向けて業務に取り組む必要がなく、すべて自分で決めながら仕事を進めていけるでしょう。
ただし、仕事は自分の力で獲得しなければなりません。クライアントと信頼関係を築き、安定して依頼を受けるようになるまでは、仕事や収入面が不安定になります。自分のペースで自由に取り組める反面、仕事の獲得に向けて自分の力で営業していく努力や工夫が求められるでしょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイスノルマがない仕事に就くメリット
ノルマがない仕事は具体的な期日や目標の数字が設定されないため、精神的なプレッシャーを感じにくいほか、自分のペースで働きやすいでしょう。また、業務がルーティン化されている傾向にあり、残業も少なめといった特徴があるので、ワークライフバランスを重視している方におすすめです。
ここでは、ノルマがない仕事に就くメリットを紹介していきます。
精神的なプレッシャーを感じにくい
ノルマがない仕事は、精神的なプレッシャーを感じにくいメリットがあります。「△月末までに△△件の新規契約を目指す」のように、具体的な期日や数値が設定されていません。精神的なストレスのない仕事がしたい方は、「△日までに△件の契約を結ばないといけない」「目標達成まで△件足りない」などの数字に関わるプレッシャーを感じずに、集中して自分の業務に取り組めるでしょう。
ノルマがある仕事では、達成できないとその月の給与に影響が出る場合もあるようです。一方、ノルマがない仕事は毎月の給与に変動がないため、安定した収入を得ながら仕事ができるでしょう。
仕事とプライベートのバランスを取りやすい
仕事とプライベートのメリハリをつけながら過ごせるのは、ノルマのない仕事に就くメリットの一つです。ノルマがない仕事は、業務がルーティン化されている傾向にあります。残業が少なめで終業後の時間を確保しやすく、仕事とプライベートのバランスを取りながら働けるでしょう。
ワークライフバランスを重視している方は、仕事とプライベートが充実した毎日を送れる可能性があります。
ノルマがない仕事に就くデメリット
ノルマがない仕事は評価の軸となる目標の数字が設定されておらず、仕事の成果が給与に反映されにくい傾向にあります。人によっては目標の設定がないと、仕事に対するモチベーションの維持が難しい場合があるでしょう。以下で解説していきます。
成果が給与に反映されにくい
ノルマを達成する仕事はインセンティブが支給されることがあるため、自分の頑張り次第で高収入を目指せるでしょう。しかし、ノルマがない仕事は期日や数値に関わる目標の設定がありません。毎月の給与は安定しているものの、ノルマ自体がないため仕事で成果を出しても給与に反映されにくいでしょう。
ノルマがない仕事で収入アップを目指すなら、日々の業務でスキルや経験を積み重ねて、昇進・昇給を目指す方法が一般的です。
人によってはモチベーションの維持が難しい
ノルマがない仕事は、自分の頑張りや仕事の成果を直接評価してもらいにくい一面があります。たとえば、ノルマの達成による表彰や、成績に応じたインセンティブの支給がないため、人によっては仕事に対するモチベーションの維持が難しいでしょう。
お伝えしているように、ノルマがある仕事は基本的に業務がルーティン化されています。「目標に向かって取り組みたい」「目標があるとやる気が出る」のように考えている方は、ノルマがない仕事に就くと物足りなさを感じる場合があるでしょう。
「仕事のモチベーションを回復させる方法を4つご紹介!」のコラムでは、仕事のモチベーションが下がったときに試したい対処法を紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
ノルマがない仕事に向いている人の特徴
ノルマがない仕事は、目標に向けた数字に対する精神的なプレッシャーや、周囲との競争はありません。自分のペースでコツコツ仕事を進めたい方や、周囲と協力しながら仕事に取り組みたい方は、ノルマがない仕事に向いている可能性があるでしょう。
ここでは、ノルマがない仕事に向いている人の特徴を解説していきます。どのような特徴があるのか、参考として確認してみてください。
コツコツと仕事を進めていきたい人
ノルマがない仕事は、期日や数値に関する目標が設定されていないため、数字による精神的なプレッシャーはありません。周囲との競争もなく、自分の業務に集中しながらコツコツと仕事に取り組んでいけるでしょう。
自分のペースで仕事をしたい方は、働きやすいと感じながら取り組める可能性があります。自己管理をしつつ、仕事の経験を積み重ねながら成長を目指せるでしょう。
チームワークを重視したい人
ノルマがない仕事は、チームで協力しながら共通の目標に向かって業務に取り組みます。ノルマの達成に向けて個人で取り組む場合と異なり、ノルマがない仕事はチームで協力し合い進めていくため、協調性やコミュニケーションスキルが求められるでしょう。
「人と協力して仕事がしたい」「お互いを支え合いながら働きたい」と考えている方は、ノルマがない仕事に就くとやりがいや働きやすさを感じられる可能性があります。
自分で課題を見つけて取り組める人
ノルマがない仕事は担当業務をこなすだけでなく、結果を出すために自分で課題を見つけて取り組む姿勢が求められます。担当業務をこなすだけだと、昇進/昇給の評価に影響したり、仕事に対するモチベーションの維持が難しくなったりする場合があるでしょう。
「業務のこなし方を見直してみる」「新しいアイデアを提案する」など、柔軟な姿勢をもって行動できる方は、仕事ぶりが評価されつつ自分自身も成長していけると考えられます。
ノルマがない仕事に向いていない人の特徴
「目標達成に向けて取り組むのが好き」「目標があるとやる気がアップする」「自分の頑張りを評価してもらいたい」のように考えている方は、ノルマがない仕事に向いていない可能性があるでしょう。前述したように、ノルマがない仕事は自分の頑張りや成果が評価されにくい特徴をもちあわせています。ノルマ自体がないので、ノルマ達成におけるインセンティブの支給はありません。そのため、人によっては仕事の達成感を味わえず、物足りなさを感じる場合があるでしょう。
ただし、ノルマがない仕事もチーム全体で目標に向かって進んだり、個人で目標を設定したりすることはできます。ノルマがある仕事とない仕事それぞれのもつ特徴を理解して、自分に合うほうを選択することが大切です。ノルマがない仕事に就くための方法
ノルマがない仕事を目指すなら、自己分析を行って自分の適性を知ることから始めましょう。自己分析を行うと、自分の強みや弱み、大切にしている価値観などが分かります。自分に対する理解が深まるため、就活を始めるうえで役立つでしょう。
このほか、ノルマがない仕事につくためのポイントは、以下で解説します。ノルマがない仕事に就きたい方は、就職活動を始める際の参考にしてみてください。
自己分析を行う
自己分析を行うと、長所や短所、価値観などが分かり、自分に対する理解が深まります。たとえば、「コツコツと自分のペースで物事に取り組むのが得意」「想像したアイデアを取り入れて料理するのが好き」のように、自分が得意とする強みや好きなことが分かるでしょう。自分の個性や特徴が明らかになるので、仕事で強みを活かせるポイントを面接でアピールする際に役立ちます。
なお、自己分析を行う際は、これまでの経験を振り返りながら時系列ごとにエピソードを深掘りしていくことが大切です。「大学生のときに文化祭の実行委員になった。地域の方に来てもらえるよう、文化祭のポスター作成やSNSを活用した広報活動に専念して取り組んだ。」など、具体的な内容で振り返ってみてください。
「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」のコラムでは、自己分析のやり方を分かりやすく解説しています。気になる方はあわせてご覧ください。
職業や企業の情報収集をする
ノルマがない仕事の職業や企業の情報収集を徹底し、理解を深めておきましょう。理解が深まることで、就活でアピールできたり、面接の質問に対してスムーズに回答できると考えられます。
たとえば、ノルマがない仕事の職業を詳しく調べると、「△△の職業は事務作業のほかに社内企画の立案にも携われる」「△△の職業はパソコンスキルが求められる」のように、具体的な仕事内容や求められるスキルが分かるでしょう。
気になる企業のWebサイトにアクセスして、事業内容や募集要項などを確認してみてください。「△△の企業は主力のほかに、□□の事業も展開している」「コミュニケーションスキルや基本的なIT知識が身についている人物を求めている」など、さまざまな情報の収集ができるので、就活の対策に役立つでしょう。
就職・転職エージェントに相談する
ノルマがない仕事に就きたいなら、就職・転職エージェントに相談する方法もおすすめです。エージェントに相談すると、キャリアアドバイザーに自分の適性に合った求人を紹介してもらえます。入社後に「想像と違っていた」「仕事内容が合わない」などのギャップが起きにくいのは、エージェントを活用するメリットの一つです。
また、履歴書の書き方や添削のほか、面接対策もあるので、就活で抱える不安や疑問を解消しながらスムーズに進めていけるでしょう。
「ノルマがない仕事がしたい」「サポートを受けながら就職活動したい」と考えている方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、20代の若年層を中心とした就活に特化しているエージェントです。キャリアアドバイザーが丁寧なヒアリングを行い、あなたの適性に合った求人を厳選してご紹介します。
履歴書の添削や面接対策のほか、適職診断なども行っているので就職活動が初めての方も安心です。ハタラクティブのサービスはすべて無料でご利用いただけます。まずはお気軽にご相談ください。
ノルマがない仕事に関するQ&A
ここでは、ノルマがない仕事に関してよくある質問をQ&Aにまとめました。ノルマがない仕事が気になる精神的なプレッシャーになりにくい仕事を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
新卒の文系が目指せる、ノルマがない仕事はありますか?
一般事務や総務の仕事はノルマがなく、バックオフィスとして幅広い業務を担当できます。業務内容は多岐にわたるものの、やり方を覚えればルーティン化して仕事に取り組んでいけるでしょう。
コラム内の「ノルマがない仕事15選」では、職業の例を仕事内容や平均年収とあわせて解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
「文系におすすめの職業一覧をチェック!年収ランキングも紹介」のコラムでは、文系におすすめの職業や業界を紹介しています。文系の職業で役に立つ資格の紹介もしているので、参考としてあわせてご覧ください。
ノルマのない仕事に転職したいです
今の仕事から転職を目指すなら、転職エージェントを活用して就活を進める方法がおすすめです。エージェントに相談すると、キャリアアドバイザーに転職の希望や悩みを丁寧にヒアリングしてもらえます。自分の適性に合った求人の紹介を受けることで、入社後のギャップが起きにくくなるメリットもあるでしょう。キャリアアドバイザーのアドバイスやサポートを受けられるのは、エージェントならではの魅力です。在職中もスムーズに就活を進められるでしょう。
ノルマのない仕事に転職したい方は、ハタラクティブにぜひご相談ください。キャリアアドバイザーがあなたの就活を丁寧にサポートいたします。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。