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- 保育士におすすめの転職先ランキングTOP10!活かせる資格や強みも紹介
保育士におすすめの転職先ランキングTOP10!活かせる資格や強みも紹介
この記事のまとめ
- 保育士が販売職や企画職などの異業種への転職を成功させることは可能
- ベビーシッターや託児所スタッフは、保育士の資格や経験を直接活かせるので転職先におすすめ
- 保育士におすすめの転職先ランキングには、子どもの世話をする仕事以外も含まれる
- 保育士から異業種へ転職する際は、コミュニケーション能力や計画性などをアピールしよう
- ランキングに頼り過ぎず、自己分析や業界・企業研究をもとに転職先を決めることが大切
あなたにおすすめ!
「保育士からの転職先ランキングが知りたい」という方もいるでしょう。保育士からの転職先としては、ベビーシッターや託児所スタッフなど、経験や資格を直接活かせる仕事が人気だといえます。また、営業職や企画職なども保育士の経験が活かせる場合があるのでおすすめです。
このコラムでは、保育士におすすめの転職先ランキングをご紹介します。転職時にアピールできる強みや、企業選びのコツなどもまとめているので、ぜひご一読ください。
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保育士から異業種に転職することは可能
保育士から異業種に転職することは可能です。子どもとの接し方や保護者対応、チームワーク、マルチタスク力など、保育士としての経験で得たスキルを活かせる異業種は多数存在します。自分の強みを明確にして、それを生かせる仕事や企業を見つけることが、転職成功のコツです。
「保育の仕事しか知らないから、異業種でちゃんとやっていけるか不安」と感じる方は、自己分析や企業研究を入念に行い、情報収集を徹底するのがおすすめ。自分のもつスキルや強みが、転職を希望している業種に役立てられることが分かれば、自信をもって転職活動を進められるでしょう。
「保育以外の職に就きたいけど、どんな職業にすればいいか分からない」とお悩みの場合は、後述する「保育士におすすめの転職先ランキング」を参考に、自分に合いそうな仕事を見つけてみてください。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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実際に行動を起こすことは、自分に合った働き方へ近づくための大切な一歩です。しかし、何から始めればよいのか分からなかったり、一人ですべて進めることに不安を感じたりする方も多いのではないでしょうか。
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保育士におすすめの転職先ランキング
ここでは、保育士の転職先としておすすめの仕事をランキング形式でご紹介します。以下の仕事には、「保育士の経験やスキルを活かせる」「未経験から挑戦できる」といった特徴があるため、保育士からの転職が成功しやすいでしょう。
順位 | 仕事 |
---|---|
1位 | ベビーシッター |
2位 | 託児所スタッフ |
3位 | 幼児教室の先生 |
4位 | 販売職 |
5位 | 企画職 |
6位 | 写真スタジオスタッフ |
7位 | アミューズメントスタッフ |
8位 | 事務職 |
9位 | 営業職 |
10位 | 介護職 |
それぞれの仕事の特徴や、保育士からの転職先におすすめできる理由について、以下で詳しくご紹介します。
1位:ベビーシッター
ベビーシッターは、子どもの世話を代行する仕事です。乳幼児に触れ合う仕事のため、保育士としての経験や専門的なスキルを直接活かせます。
以下の表に、ベビーシッターの主な仕事内容や平均年収などの情報をまとめました。
仕事内容 | 個人宅等へ出向いて子供を預かり保育や世話をする |
---|---|
平均年収 | 396万円 |
向いている人 | ・コミュニケーション能力があり、信頼関係を築ける人 ・子どもの安全を第一に考えて保育方針を立てられる ・子どもの世話やケアに関するスキルが身に付いている人 |
ポイント | ・個人宅等へ出向くことが多い ・保護者とのコミュニケーションが密になりやすい ・アレルギーや病気、ケガなどの知識や対処法についての知識が求められる |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト ベビーシッター」
保育施設で働く場合は、複数名の子どもたちの世話を行うことが多いですが、ベビーシッターは個別対応が中心な傾向です。「保育士の経験やスキルを直接的に活かして働きたい」「一度にお世話する子どもの人数は少なめがいい」とお考えの方は、ベビーシッターへの転職がおすすめといえるでしょう。
2位:託児所スタッフ
保育士からの転職先として、フィットネスジムやショッピングモールなどに併設されている託児所のスタッフもおすすめ。子どもと直接関わる仕事であるため、保育士としての経験やスキルを活かせます。
以下の表に、託児所スタッフの主な仕事内容や平均年収などをまとめました。なお、これらの情報は自社調べであり、集計期間や更新日が異なります。また、勤務先によって具体的な仕事内容や収入は異なるため、参考としてご覧ください。
仕事内容 | 施設やフィットネスジムなどに併設された託児所内で、保護者が利用中に子どもを預かり、安全を確保しながら保育を行う |
---|---|
平均年収 | 280万円~400万円 |
向いている人 | ・子どもが好きで、安全管理と衛生管理に細心の注意を払える ・責任感が強く、冷静かつ柔軟な対応ができる ・保護者とのコミュニケーションを円滑に行える |
ポイント | ・預かる子どもの年齢層が幅広いことがあるため、それぞれの子どもに合わせた対応が求められる ・勤務時間が施設の営業時間に合わせることが多く、土日祝日や夕方以降の勤務が発生しやすい ・短時間勤務や扶養内勤務など、柔軟な働き方が可能な場合が多い |
託児所の営業時間は併設された施設に合わせていることが多く、シフト制が多い傾向です。短時間勤務や週2~3日の勤務が可能な場合もあり、ワークライフバランスを保ちやすいのが魅力といえます。保育の専門性を活かしつつ、働きやすさを重視したい方は、転職先として託児所のスタッフも検討してみてください。
3位:幼児教室の先生
幼児教室の先生も、保育士からの転職先としておすすめです。「知育」「英語力」「音楽」など、さまざまな幼児教室があり、授業・レッスンを通じて子どもの成長を支える役割を担います。子どもたちと触れ合う機会が多いため、保育士の経験を活かしながら働けるでしょう。「教育への興味がある」「音楽や英語力など、得意な分野がある」という場合は、保育士から幼児教室の先生への転職が成功しやすいといえます。
幼児教室の先生として働く場合の仕事内容や平均年収を、自社で独自に調べて以下の表にまとめました。集計期間や更新日が異なるので、参考としてご覧ください。
仕事内容 | 幼児(0歳~小学校入学前)を対象に、知育や体操、音楽、英会話など、各教室の専門分野に応じた指導を行う |
---|---|
平均年収 | 300万円~500万円程度 |
向いている人 | ・子どもが好きで、教育に対する興味や熱意がある ・子どもの発達心理を理解し、一人ひとりに合わせて指導できる ・特定の専門分野(知育、音楽、英語、運動など)に関する知識や指導経験がある |
ポイント | ・子どもの成長を間近で感じることができ、やりがいにつながりやすい ・専門スキルや指導経験を活かせる ・レッスンの準備や報告など、授業時間外の業務が発生する場合もある |
なお、幼児教室の先生の年収は、教室の種類(知育、英会話、体操など)や経験、持っている資格、勤務地、雇用形態、個人の能力や実績などによって幅があります。そのため、幼児教室の先生を目指す場合は、あらかじめ受け取れる給与について調べておくと安心です。
4位:販売職
販売職は人手不足といわれており、未経験者を積極的に採用している企業も多数みられます。そのため、保育士から販売職への転職が成功しやすいでしょう。
以下に、販売職の一つである化粧品販売(美容部員)の仕事内容や平均年収などをまとめたので、参考としてご覧ください。
仕事内容 | 店頭で化粧品のカウンセリング・販売を行い、顧客に合わせた美容アドバイスを提供する |
---|---|
平均年収 | 369.4万円 |
向いている人 | ・接客が好きで、コミュニケーション能力がある人 ・美容そのものやトレンドに関心が強く、美的感覚のある人 ・専門知識を習得する意欲のある人 |
ポイント | ・店舗の営業時間にあわせて出勤することが多い ・専門知識や技術があれば、再就職しやすい ・店頭での活動経験を経て、教育、商品企画、販売企画などキャリアアップの機会がある |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 美容部員」
また、日ごろから「子どもや保護者に笑顔で接する」「周囲に気を配る」といった点を意識して働いている保育士の方は、販売職の仕事も向いている可能性が高いといえます。保育士として働くなかで身につけたコミュニケーション能力や相手への気配りなどは、販売職でそのまま活かせるのが魅力です。販売職の詳しい仕事内容や具体的な職場については、以下のコラムをご参照ください。
5位:企画職
保育士からの転職先として、 企画職もおすすめできます。企画職のなかでも、子ども向けのイベントや商品の企画職であれば、保育士として働くなかで培った「子ども目線」の感覚を活かせます。転職先に企画職を選ぶ際、保育士の経験やスキルを活かせる企業を選ぶのが、転職成功の可能性を高めるコツです。
以下に、企画職の情報をまとめました。
仕事内容 | 消費者ニーズを分析し、新商品の企画から生産、販売までを一貫して担当する業務を行う |
---|---|
平均年収 | 690.7万円 |
向いている人 | ・幅広い専門知識、技術、製造に関する知識を学び続ける意欲がある人 ・トレンドに敏感で、情報収集力がある人 ・メーカーや取引先と円滑なコミュニケーションが取れる人 |
ポイント | ・海外商品の開発の場合、現地に駐在して製品開発を行うことがある ・企画書や生産計画書などの書類作成も業務の一環になる ・販売や仕入れなどを経験後、商品開発部門へ配属となることがある |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 商品企画開発(チェーンストア)」
企画職の仕事内容や必要なスキル、転職を目指すコツなどを知りたい方は、以下のコラムをチェックしてみてください。
6位:写真スタジオスタッフ
写真スタジオのスタッフも、保育士からの転職を考えている方におすすめです。写真スタジオには、子どもの成長を写真に残すために訪れる人も多数います。そのため、保育士として働くなかで身につけた、子どもへの対応力を活かせる可能性があるでしょう。
以下に、写真スタジオスタッフの仕事内容や平均年収を自社で独自に調べ、表にまとめました。集計期間や更新日が異なるため、参考としてご覧ください。
仕事内容 | 来店されたお客さまの希望をカウンセリング、衣装選びのサポートや撮影の準備、撮影時のポージング指示、画像加工、商品提案・販売など |
---|---|
平均年収 | 280万円~450万円程度 |
向いている人 | ・写真が好きで、撮影や画像編集に興味がある人 ・コミュニケーション能力が高く、お客さまとの信頼関係を築ける人 ・色彩感覚や構成力、体力がある人 |
ポイント | ・お客さまの思い出作りに関われるため、やりがいを感じやすい ・土日祝日や繁忙期は特に忙しくなることが多い ・七五三や成人式、ブライダルなど、イベント時期に業務が集中する傾向がある |
写真スタジオスタッフの経験がない場合も、「子どもが好き」「子どもと接するのが得意」といった点をアピールすることで、転職が成功しやすくなります。応募書類や面接時にどう自己アピールをするか、しっかりと考えておくことが大切です。
7位:アミューズメントスタッフ
アミューズメントスタッフは、主にテーマパークやキッズスペースなどで働きます。お客さまのなかには子どもも多く、接客を通して関わる機会があるでしょう。保育士時代に身につけた「子どもへの対応力」は、接客やサービスの提供を行う際に役立ちます。
アミューズメントスタッフの仕事内容や平均年収については、以下の表を参考にしてみてください。
仕事内容 | 遊園地やテーマパークで来園客の安全を守りながら、アトラクションの運転や案内、商品販売などを行う |
---|---|
平均年収 | 373万円 |
向いている人 | ・安全管理への意識が高く、細かい部分まで注意が行き届く人 ・コミュニケーション能力があり、サービス精神が旺盛な人 ・臨機応変な対応ができる人 |
ポイント | ・夏暑く冬寒い環境で、立ち仕事を長時間することがある ・土日や連休も営業するのが一般的 ・園内での振る舞いや話し方などの研修を受けることがある |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 遊園地スタッフ」
なお、アミューズメントスタッフは、立ち仕事の場合が多いため、体力が必要になることも把握しておきましょう。
「老若男女問わず、コミュニケーションをとるのが得意」「体力に自信がある」といった保育士の方は、楽しさを感じながらアミューズメントスタッフとして活躍できる可能性が高くなります。
8位:事務職
事務職の主な仕事内容は、オフィス内での書類作成や電話対応、データ入力などです。未経験から挑戦可能な求人も多数みられ、保育士から転職することも可能といえます。保育施設や教育関係などの事務員であれば、子どもを身近に感じながら働ける可能性もあるでしょう。事務職は、「落ち着いた環境で働きたい」「将来的に長く働きたい」という方におすすめです。
以下に、一般事務の情報をまとめたので、参考としてチェックしてみてください。
仕事内容 | 社内の文書作成、データ入力、電話対応など、定型的な事務作業全般を担当する |
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平均年収 | 529.6万円 |
向いている人 | ・正確さ、几帳面さ、スピード感をもって作業することが得意な人 ・電話応対や来客対応などができる、コミュニケーション力のある人 ・一つの作業を集中して続けられる人 |
ポイント | ・特別な学歴や資格は不要で、経験を積みながらスキルアップ可能 ・パソコンスキル、文書作成、簿記などに関する資格を取得すると活躍の幅が広がる ・就業時間は規則的なことが多く基本的には残業が少ない |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 一般事務」
ただし、事務職で働くうえで、基本的なパソコンスキルが求められます。文字入力や「Excel」「Word」といったソフトの使い方に不安がある場合は、あらかじめ習得しておくことで、転職成功の可能性を高められるでしょう。
9位:営業職
仕事を通して培ったコミュニケーション能力を活かせる営業職も、保育士からの転職先としておすすめです。保育士は子どもだけでなく、保護者やほかの保育士とも信頼関係を築くことが求められます。営業職も同様に、業務を進めるうえで、チームメンバーや取引相手と良好な関係を築くことが重要です。営業職は需要が高いことから未経験を積極的に採用している企業も多くみられ、コミュニケーション能力に自信のある保育士の方は、先行を有利に進められる可能性があるといえます。
以下に、営業職(個人営業)の主な仕事内容や平均年収などの情報をまとめたのでご覧ください。
仕事内容 | 一般消費者や個人事業主を対象に製品やサービスを提案・販売する営業活動で、BtoCとも呼ばれる |
---|---|
平均年収 | 594万円 |
向いている人 | ・初対面で好印象を与えられる人 ・信頼関係を築くのが上手な人 ・顧客満足度を意識して行動できる人 |
ポイント | ・業界や実績次第によって高収入を狙える ・個人の営業スキルや顧客との相性が契約に直結しやすい ・個人で実績を積んだらチームマネジメントを任せてもらえることがある |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 自動車営業」
また、子ども用品や教育関連の企業を選べば、保育士としての経験や専門知識が強みになるでしょう。営業職の具体的な仕事内容や、未経験からの転職を成功させるポイントについて知りたい方は、以下のコラムを参考にしてみてください。
10位:介護職
「世話をする」という点が共通している介護職も、保育士からの転職先としておすすめです。介護職は、高齢者の日常生活をサポートする仕事であり、保育士ならではの「優しさ」「観察力」などを活かして働けます。介護職の主な仕事内容や向いている人の特徴などについては、以下の表をご確認ください。
仕事内容 | 高齢者や障がいのある方の日常生活を支援し、自立に向けた介護や生活援助を行う |
---|---|
平均年収 | 378.6万円 |
向いている人 | ・相手の気持ちを察知できる人 ・細かい観察力のある人 ・福祉系の専門知識を学び、活かす意欲のある人 |
ポイント | ・24時間体制の施設が多い ・人材不足により、需要は増加傾向にある ・労働環境や賃金を改善する動きが進行している |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 訪問介護/ホームヘルパー」「施設介護員」
高齢化に伴い介護職の需要は高まっており、未経験歓迎の求人も多くみられます。教育体制が整っている企業を選べば、入社後に必要な知識や技術を身につけられるでしょう。働きながら介護関係の資格を取得して、キャリアアップを目指すことも可能です。
参照元
厚生労働省
job tag 職業情報提供サイト
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保育士の資格を活かせる企業の特徴
保育士としてのスキルや知識は、保育園以外の企業でも十分に活かせます。特に、「子どもと接する機会がある」「子育てを支援するサービスを展開している」といった企業では、保育士の資格をもっていることが大きな強みになるでしょう。
以下で、保育士の資格を活かせる企業の特徴を3つご紹介するので、転職を考えている方はぜひチェックしてみてください。
- 記事まとめ:保育士の資格を生かせる企業の特徴
- 子どもと関わる機会がある
- 子ども向けの商品やサービスを提供している
- 子育てに関する支援を行っている
子どもと関わる機会がある
子どもと関わる業務やイベントなどがある企業では、保育士の資格を活かせるといえます。託児施設のある商業施設やイベント会場、キッズパーク運営会社など、子どもと接する場を提供する企業は少なくありません。このような企業では、子どもと接する力や安全管理能力を活かしやすいでしょう。 保育士の資格をもっていることで、企業に即戦力を期待され、選考を有利に進められる可能性もあります。
子ども向けの商品やサービスを提供している
子ども向けの商品やサービスを提供している企業でも、保育士の資格を活かせる可能性が高いでしょう。たとえば、教育玩具メーカーや絵本出版社、子ども服ブランドなど、子ども向けの商品やサービスを展開する企業は多くあります。保育施設の現場や子どもについての専門知識は、商品開発や企画の立案などで役立つでしょう。
子育てに関する支援を行っている
保育士の資格を取得する際、子どもの発達や心の変化、保護者との関わり方など幅広い知識を学びます。こうした専門知識は、子育て相談を行っている企業や、育児系のスマホアプリの開発に携わっている企業などで活かしやすいでしょう。 保護者の気持ちに寄り添った提案をしたり、保育現場の目線で支援やサービスの内容を考えたりして、企業に貢献できるといえます。
子ども関連以外の企業も保育士の資格を活かせる
「保育士=子どもと関わる仕事」と思われがちです。しかし、保育士資格を取得するためには、子どもの発達や心理、保護者との関わり方、福祉や保健に関する知識などを幅広く学びます。こうした知識は、「教育現場での指導や保護者対応」「介護の仕事で、利用者と円滑にコミュニケーションをとる」「営業職でのヒアリング力や信頼関係の構築」というように、多様な分野での応用が可能です。
保育士から転職する際に強みになるもの
保育士として働くなかで培ってきたスキルは、転職の際にアピールできます。以下で、保育士の代表的な「強み」を紹介するので、転職活動にお役立てください。
コミュニケーション能力
子どもや保護者、職員など、さまざまな立場の人と円滑にやり取りをする保育士は、自然と高いコミュニケーション力を身につけていると考えられます。コミュニケーション能力は、接客業や営業などのチームワークが重視される職場で評価されやすい傾向です。チーム体制で業務を進める企業への転職を希望している場合は、コミュニケーション能力をアピールすることで好印象を与えられ、転職成功の可能性が高まるでしょう。
指導力
子どもたちを指導する力は、教育関連の仕事はもちろん、新人教育やマネジメントでも活かせます。そのため、指導力をアピールすることで、「いい教育担当者になりそうだ」と将来性を期待されやすいでしょう。
特に、将来の展望や長期的なキャリアプランなどを述べる際は、指導力の高さを積極的にアピールするのがおすすめ。そうすることで、企業は自分を採用するメリットをより感じやすくなると考えられます。
危機管理能力
保育士は、子どものケガや事故を未然に防ぎ、緊急時に冷静に対応する能力も持ち合わせているといえます。危機管理能力は、工場や工事現場、サービス業など、さまざまな仕事で求められるものです。
危機管理能力の高さをアピールする際は、転職先の業務内容に絡めて具体的に伝えるのがおすすめ。そうすることで、企業に好印象をもたれやすくなり、採用される可能性が高まります。
問題解決能力
子どものトラブルや保護者対応など、さまざまな課題に向き合いながら働いている保育士は、問題解決能力も備わっているでしょう。臨機応変に物事を処理する力は、保育関係の仕事だけでなく、事務職・営業職・企画職など、さまざまな仕事で役立ちます。円滑に業務を進めたり、トラブルを速やかに解決したりするためには、問題解決能力が必要不可欠であり、選考時にアピールすることで好印象をもたれやすいでしょう。
計画性
保育士は、行事の準備や日々の保育計画、時間管理など、計画性をもって業務を進めなければなりません。計画性は多くの仕事で求められるものです。そのため、業務を通して身につけたスケジュール管理能力や段取りをする力は、自分の強みとしてアピールできます。
特に、幅広い業務を行う事務職やプロジェクトに携わるような仕事では、計画性の高さを高く評価する傾向です。
忍耐力
保育士は、子ども特有の「元気さ」や「意思疎通の難しさ」などが原因で、体力面や精神面に負荷がかかりやすいと考えられます。こうした状況のなかで働いてきた保育士は、忍耐力が備わっており、強みとしてアピールできるしょう。仕事をするうえで、ストレスを感じる場面は少なくありません。ストレス耐性や我慢強さをアピールすることで、「長期的に働いてくれそうだ」と企業に判断され、内定を得られる可能性があります。
忍耐力が備わっている方には、集団を重視する仕事やルーティンワークなどが向いている可能性があります。詳しくは以下のコラムでご紹介しているので、ぜひご覧ください。
保育士が転職先探しで後悔しないためのコツ
保育士の方が転職する際に後悔しないためには、自分の希望や価値観をしっかりと把握したうえで、慎重に情報収集と準備を進めることが大切です。保育士にかかわらず、転職をする際は以下のポイントをおさえておくことで、成功の可能性が高まるといえます。
以下で、転職を成功させるための具体的なコツを詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
保育士が転職先探しで後悔しないためのコツ
- 転職理由を明確にする
- 転職の軸を決める
- 自己分析を念入りに行う
- 業界・企業研究を徹底する
- 転職エージェントを利用する
転職理由を明確にする
保育士からの転職を検討している場合、まずは転職したい理由をはっきりとさせることが大切です。「なぜ転職したいのか」を明確にすることで、転職先を選ぶ基準が定まり、次の職場で同じ悩みを繰り返すリスクを回避できます。
転職したい理由によっては、上司への相談や部署異動などで、悩みの種を解消できる可能性も。転職後に後悔するのを避けるためにも、自分の転職したい理由を明らかにして、「本当に転職したいのか」「転職以外の方法はないか」といった点についてもよく考えてみることが大事です。
転職の軸を決める
転職を決意したら、自分の「転職の軸」を決めましょう。転職の軸がブレていると、自分とミスマッチの企業を選んでしまう恐れも。自分にとって譲れない条件や価値観を明確にすると、求人選びがスムーズに進み、転職成功の可能性も高まります。以下のコラムを参考にして、自分の転職の軸を考えてみてください。
自己分析を念入りに行う
転職を成功させるには、自己分析を行って自分への理解を深めることも大切です。まずは、自分の強みや弱み、やりたいこと、できることなどを洗い出しましょう。過去の経験を振り返ることで、自分に合う仕事や、応募先企業にアピールできるポイントが見えてきやすくなります。自己分析のやり方が分からない場合は、以下のコラムをご参照ください。
業界・企業研究を徹底する
自分に合う求人を選ぶために、業界・企業研究を入念に行いましょう。求人票の情報では、企業の社風や実際の業務内容などが読み取れない場合もあります。そのため、企業のWebサイトや口コミサイト、SNSなどを活用して、徹底的に情報収集するのがおすすめ。そうすることで、より正確な職場の雰囲気や実際の働き方が分かり、自分に合うかどうかを判断しやすくなります。入社後のミスマッチを防ぐためにも、業界・企業研究はしっかりと行うことが重要です。
ハタラクティブの「業界図鑑」では、さまざまな業界の仕事内容や特徴をご紹介しています。ぜひ業界研究にお役立てください。
転職エージェントを利用する
転職エージェントを利用してプロの力を借りるのも、転職先探しを成功させるコツの一つ。転職エージェントを利用すれば、一般的に公開されている求人のほか、非公開求人の紹介を受けることも可能であり、自分に合う仕事に出逢える可能性を高められます。また、応募書類の作成や面接対策、条件交渉などもサポートしてもらえるので、効率的に転職活動を進めることが可能です。
また、転職エージェントによっては「保育士に特化している」「未経験からの転職に強い」といった特徴がある場合もあります。自分に合った転職エージェントを選ぶことで、より的確なアドバイスをもらうことができ、転職成功の可能性はさらに高まるでしょう。
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【まとめ】保育士の経験を活かして理想の転職先を見つけよう
保育士としての経験は、さまざまな業界・職種で活かせます。自己分析や業界・企業研究を丁寧に行い、それを踏まえたうえで保育士ならではの強みを活かせる転職先を見つけるのが、転職成功のコツです。 「転職活動に不安がある」「保育士の資格を活かせる転職先を見つけてほしい」という場合は、プロへの相談も検討してみてください。
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保育士からの転職に関するお悩み解消FAQ
ここでは、保育士からの転職先に関するお悩みをQ&A方式でご紹介します。転職活動の参考としてチェックしてみてください。
保育士から転職したい…保育士以外の職業は目指せる?
保育士以外の職業にもチャレンジできます。保育士の経験で得たコミュニケーション力や指導力、観察力などは、さまざまな業界・職種で活かせるスキルです。子どもに関わる仕事のほか、事務職・営業職・介護職など幅広い選択肢があるので、自己分析や業界・企業研究を行い、自分に合う転職先を見つけてみましょう。
30代保育士からの転職は可能ですか?
30代の保育士も転職できます。30代は即戦力として期待されやすい傾向です。そのため、保育関係の仕事や、保育士としての経験を活かせる企業への転職であれば、成功しやすいでしょう。
異業種への転職を希望する場合は、自己分析や業界・企業研究をとおして情報収集をしっかり行い、自分の強みを活かせる転職先を探すことが転職成功のコツです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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