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ハローワークでの転職はやめとけといわれる理由は?役立つ利用の仕方を解説
この記事のまとめ
- ハローワークの魅力は、自分のペースで求人を探しながら働くためのスキルを学べること
- ハローワークの利用を「やめとけ」といわれるのは、求人内容が事実と異なることがあったため
- 求人票と実際の労働条件が異なるときは、ハローワークに申し出ることで企業に是正勧告をしてもらえる
- 転職活動中にもらえる給付金は、ハローワークの窓口で相談・手続きが可能
- 専門家にサポートしてもらいながら求人選びや選考対策をしたいときは、転職エージェントの利用がおすすめ
あなたにおすすめ!
「ハローワークは評判が悪いから利用しないほうがいい?」「転職活動で活用するメリットはある?」のように、サービスを利用するかお悩みの方もいるでしょう。ハローワークを利用した方の口コミには、「求人票の内容と実際の働き方が違った」「窓口の対応が事務的だった」のようなものもあります。しかし、サービスは日々改善されており、利用により転職活動の成功につながった方が存在することも事実です。
このコラムでは、「ハローワークの利用はやめとけ」といわれる理由や転職活動に役立つサービスの使い方を解説。利用が向いている人・向いていない人の特徴も紹介するので、転職活動の成功に役立つかを見極めるのにご活用ください。
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「ハローワークの求人への転職はやめとけ」といわれる理由
ハローワークで求人紹介を受けた結果、「求人票に記載されている働き方と違った」「入社してみたらブラック企業だった」というようなケースも過去に存在します。また、窓口での対応も職員により差が異なる場合があったことで、利用者からのネガティブな評価が目立っていると考えられるでしょう。
しかし、必ずしもすべてのハローワークで起こるとは限りません。いずれも、日々対応が改善されており、ハローワークで仕事探しのサポートを受けることによって、転職を成功させた方も存在します。
ここでは、「ハローワークの求人へ転職するのはやめとけ」といわれる理由を解説しますが、あくまで利用を検討する際の参考程度にご一読ください。
求人票の情報と実際の働き方が異なる場合があるため
厚生労働省の「令和5年度 ハローワークにおける求人票の記載内容と実際の労働条件の相違に係る申出等の件数」によると、求人票の情報と実際の働き方が異なった件数は、1,609件でした。申し出の要因別の件数の違いは、以下のとおりです。
ハローワークへの求人票と実際の労働条件の相違の要因 | 件数 |
---|---|
求人票の内容が実際と異なる | 1,609件 |
求人者の説明不足 | 1,221件 |
言い分が異なる等により要因を特定できないもの | 450件 |
求職者の誤解 | 307件 |
ハローワークの説明不足 | 76件 |
参照:厚生労働省「令和5年度 ハローワークにおける求人票の記載内容と実際の労働条件の相違に係る申出等の件数」
求人と実際の労働条件の違いとしては、求人票の内容に問題があったり、変更があったりして生じる場合が多いことがわかります。しかし、実際の働き方に違いがみられるケースは、企業側だけに問題があるとは限らず、求職者側・ハローワーク側に要因がある場合もあるでしょう。
求人票と実際の労働条件が異なる場合の申し出の内容
求人内容と実際の労働条件が異なることに関する申し出としては、「賃金に関する内容」が最も多い結果でした。以下は、申し出の内容と件数です。
申出等の内容 | 件数(割合) |
---|---|
賃金に関すること | 1,108件(21.6%) |
就業時間に関すること | 711件(13.9%) |
職種・仕事の内容に関すること | 644件(12.6%) |
選考方法・応募書類に関すること | 642件(12.5%) |
雇用形態に関すること | 280件(5.5%) |
休日に関すること | 332件(6.5%) |
雇用期間に関すること | 215件(4.2%) |
就業場所に関すること | 219 件(4.3%) |
社会保険・労働保険に関すること | 169 件(3.3%) |
参照:厚生労働省「令和5年度 ハローワークにおける求人票の記載内容と実際の労働条件の相違に係る申出等の件数」
職業安定法の第五条の三(労働条件の明示)第3項より、業務内容や賃金、就業時間などの労働条件に変更がある場合は、企業から求職者へ明示することを義務化されています。場合によっては、虚偽の条件を明示したことで企業に対して懲役や罰金が課されることもあるでしょう。
参照元:厚生労働省「ハローワークの求人票と実際が異なる旨の申出等」
e-Gov法令検索
職業安定法
求人内容と事実が異なるときは相談窓口へ
ハローワークで紹介を受けた求人の内容と事実が異なるときは、「ハローワーク求人ホットライン」にて相談をすることが可能です。相談した内容をもとにハローワークが事実確認した後、企業へ是正指導を行います。
求人内容と実際の労働条件との違いに気づくタイミングは、応募後の面接時や労働契約の締結時、入社後に働き始めのときなどさまざまですが、わかった時点で速やかにまずは企業の採用担当者へ伝えることが大切です。
それでも求人内容の労働条件への変更に応じてもらえないときは、ハローワークへ相談しましょう。場合によっては応募の辞退や労働契約の解除を検討する必要があります。
参照元:ハローワークインターネットサービス「トップページ」
求人の掲載条件が厳しく設けられているわけではないため
ハローワークの求人が、厳しい掲載条件を設けられているわけではありません。厚生労働省の「労働者を募集する企業の皆様へ~労働者の募集や求人申込みの制度が変わります~<職業安定法の改正>」によると、求人票には以下の労働条件の項目を記載することが必要です。
求人票へ最低限記載が必要な項目 | 記載例 |
---|---|
業務内容 | 一般事務 |
契約期間 | 期間の定めなし |
試用期間 | 試用期間あり(3か月) |
就業場所 | 本社(●県●市●-●)または △支社(△県△市△-△) |
就業時間 | 9:00~18:00 |
休憩時間 | 12:00~13:00 |
休日 | 土日、祝日 |
時間外労働 | あり(月平均20時間) |
賃金 | 月給 20万円(ただし、試用期間中は月給19万円) |
加入保険 | 雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険 |
募集者の氏名又は名称 | ○○株式会社 |
参照:厚生労働省「労働者を募集する企業の皆様へ~労働者の募集や求人申込みの制度が変わります~<職業安定法の改正>」
ハローワークでは、最低限記載が必要な労働条件が記載されていて、労働基準法に違反している内容でなければ、求人を受け付けます。求人票と実際の労働条件の相違の申し出があれば、企業へ確認・是正勧告を行うものの、求人受付の時点で企業ごとに詳細内容をヒアリングしているわけではありません。
そのため、求人選びの際に求人票にある情報のみで判断してしまうと、入社後のミスマッチが発覚するおそれがあります。転職活動を成功させるためにも、求人を選ぶ際は、企業研究を丁寧に行ったうえで自分に合う仕事なのかを見極めることが重要です。
参照元:厚生労働省「事業主の方へ ~従業員を雇う場合のルールと支援策~」
窓口の職員の対応が人により異なる場合があるため
窓口の職員の対応が人により異なる場合があることも、ハローワークの利用が懸念される理由として挙げられます。窓口では、求人票の内容に関する相談が可能ですが、必ずしもその職業や業界に関する詳しい情報を対応する職員が把握しているわけではありません。そのため、過去にハローワークを利用した方の声のなかには、「スタッフによって対応の丁寧さに濃淡がある」「事務的な対応をされた」のような意見もあるようです。
しかし、ハローワークでは、厚生労働省の「ハローワークサービス憲章(懇切・公正・迅速)」に記載されている「窓口サービスの基本方針」のもと、日々接遇改善のための取り組みが行われています。
厚生労働省の「ハローワーク ご利用者の声」でも、「ハローワークの窓口で職員に親身に話を聞いてもらえた」のようなポジティブな評価を確認することが可能です。ハローワークを利用することへの不安感を払拭できたり、どのようにサービスを活用するか具体的なイメージにつながったりするでしょう。
キャリアコンサルティングを受けたい場合は予約が必要
ハローワークでは、キャリアコンサルタントへ転職時の職業選びに関する相談ができますが、事前予約が必要です。キャリアコンサルティングは、職業訓練の前に受けられますが、「未経験の職種への転職を考えている」「まだどのような仕事を選ぶか決めきれていない」のような場合にも利用できます。ただし、キャリアコンサルティングの終了後は、必ず職業訓練を受ける必要があるわけではありません。
自分に合う仕事選びをするための方法の一つとして、利用を検討してみましょう。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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転職活動に役立つハローワークのサービスとは
ハローワークでは、数多くの選択肢から求人を探せるのはもちろん、就労に役立つ知識の習得や転職活動中に受給可能な給付金の手続きが可能です。
以下では、転職活動に役立つハローワークのサービスをそれぞれ解説します。ハローワークの具体的なサービス内容を知り、転職活動を効率的に進めるための活用の仕方を考えてみましょう。
1.求人票の閲覧や窓口での情報提供
ハローワークでは求人票の閲覧ができ、それぞれの企業の情報を窓口で聞くことも可能です。求人票は、施設内のパソコンやハローワークインターネットサービスで閲覧できます。ハローワークの開庁時間は原則平日の8時30分から17時15分までであるため、利用するのに都合が合わないときは、ハローワークインターネットサービスの活用がおすすめです。
また、いずれの場合も、初めてハローワークを利用する場合は、求職申込みが必要になります。求職申込みは、事前にハローワークインターネットサービスで手続きをしておくと、窓口で行うよりもスムーズに利用できるでしょう。
2.転職に役立つセミナーやグループワーク
転職に役立つセミナーやグループワークに参加できることも、ハローワークの魅力です。たとえば、求人票の見方や応募書類の作成方法、面接の受け答え、ビジネスマナーなどに関するセミナーが各地のハローワークで実施されています。
転職活動での仕事選びや選考対策に役立つ知識を得られるので、内定獲得の可能性を高められるでしょう。
また、セミナーでは、同様に転職活動中の方も参加しているため、グループワークを通して交流することが可能です。同じ境遇の方と悩みを共有することで解決のヒントを見つけられたり、転職活動への不安を軽減できたりするでしょう。
3.仕事に必要なスキルを習得できる職業訓練
仕事に必要なスキルを習得できる職業訓練(ハロートレーニング)も、転職活動に役立つハローワークのサービスの一つです。職業訓練とは、希望の仕事で働くうえで必要な知識やスキルを習得できる公的制度のことを指します。
未経験の職種への転職を目指す場合にも、職業訓練でスキルを習得しておくことで、効果的なアピールにつながるでしょう。
職業訓練の代表的な種類は、以下のとおりです。
- ・事務系:パソコンスキル、簿記、ビジネスマナーなど
- ・営業系:営業スキル、販売戦略、マーケティングなど
- ・IT系:プログラミング、アプリ開発、Webサイト制作など
- ・医療・介護系:医療事務、介護職員研修など
- ・建築系:電気工事、住宅設計、施工管理など
近隣のハローワークでどのような職業訓練が受けられるかは、「訓練検索・一覧
」にて確認できます。気になる職業訓練がないか、チェックしてみましょう。
参照元:厚生労働省「ハロートレーニング」
参照元:ハローワークインターネットサービス「トップページ」
4.転職活動中の給付金の受給手続き
ハローワークでは、転職活動中に受給できる給付金の支給手続きをすることが可能です。特に、退職後に転職活動を進める方は、収入を得られない状況により金銭面に関する不安を抱えやすいといえます。
以下の転職活動中に受給できる給付金を確認して、自身が対象となっている種類のものがないかを確認しておきましょう。
給付金の種類 | 概要 | 受給対象者 | 金額の目安 |
---|---|---|---|
雇用保険の基本手当 (失業保険) | 再就職までの生活を支える給付金 | 離職前の2年間に、雇用保険の加入期間が12か月以上ある方 (倒産・解雇などのやむを得ない理由での離職は、6か月以上あれば対象) | 離職前6か月の給与の総支給額の合計÷180)×給付率 (給付率は45~80%程度であり、離職時の賃金や年齢により異なる) |
職業訓練受講給付金 | 無料で職業訓練を受けながら受給できる | 本人・世帯の収入や資産、所在地、過去の給付金支給歴の有無などに関する条件を満たしたうえで、すべての訓練実施日に出席している方 | 月額10万円 |
教育訓練給付金 | 厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、費用の一部が支給される | 雇用保険に加入していた期間が3年以上で、離職してから教育訓練を受講するまでに1年以内の方 | 受講費用の20~70% (訓練の種類により異なる) |
給付金の種類により支給条件や金額は異なりますが、いずれも転職活動中の生活をサポートするものです。金銭面への不安から焦って転職先を選んで、入社後に後悔するのを防ぐためにも、活用できる給付金があれば、受給することをおすすめします。
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ハローワークの利用が向いている人・向いていない人
ハローワークが転職活動に役立つかどうかは、「どのような部分をサポートしてもらいたいか」を確認することで見極められるでしょう。
ここでは、ハローワークでのサービスの利用が向いている人・向いていない人によくある特徴を紹介します。自身の価値観と照らし合わせてみて、「自分にとってハローワークのサービスが合っているか」を判断する際の参考にしてみてください。
ハローワークの利用が向いている人
ハローワークは、転職活動を自分のペースで進めたい方、地元企業への転職を希望する方、事前に仕事に役立つスキルを習得しておきたい方にマッチしているサービスといえるでしょう。ハローワークの利用が向いている方の特徴は、以下のとおりです。
自分のペースで求人探しや選考に向けた準備を進めたい人
自分のペースで求人探しや選考に向けた準備を進めたい方は、ハローワークの利用が向いているでしょう。ハローワークは、自分の都合に合わせて窓口に相談したり、ハローワークインターネットサービスをチェックしたりするのが基本だからです。
また、ハローワークで受講できるセミナーや職業訓練も自身の希望に合わせて選べます。転職活動の希望の進め方に合わせて、自分に合うサービスを選んで利用できることが、ハローワークのメリットといえるでしょう。
地元の企業への転職を希望する人
地元の企業への転職を希望する場合も、ハローワークの利用がおすすめです。ハローワークでは、近隣地域の企業の求人を多数紹介しています。これは、職業安定法の第十七条(職業紹介の地域)により、ハローワークのような公共職業安定所は、「求職者の居住地の変更を必要としない職業を紹介するよう努めることを義務とされているためです。
「地元で転職する場合、どのような会社が選択肢があるのかを知りたい」という方は、ハローワークで自分に合う求人があるかを探してみましょう。
参照元:e-Gov法令検索「職業安定法」
仕事に役立つスキルを習得してから転職したい人
仕事に役立つスキルを身につけてから転職したい人は、ハローワークの職業訓練を利用するのが効果的です。
気になっている仕事があっても、「自分のスキルでは採用されないのでは」と応募をためらってしまう場合もあるでしょう。しかし、ハローワークでは、実務に直結するスキルを学ぶことが可能です。
事務系やIT系、医療介護系、建築系など、幅広い分野の職業訓練が用意されているので、気になっている仕事に役立つ内容があるかをチェックしてみましょう。
若年層は「わかものハローワーク」の利用がおすすめ
若年層の転職活動中の方は、「わかものハローワーク」の利用がおすすめです。
わかものハローワークは、正社員を目指すおおむね35歳未満の若者を対象に、就労支援を行っています。担当者がマンツーマンで、仕事探しに関する不安に寄り添いながらサポートしてくれることが特徴です。
求人探しや選考対策だけでなく、入社後の悩みも相談できるので、安心して転職先を決められるでしょう。
参照元:厚生労働省「若者への就職支援」
ハローワークの利用が向いていない人
「ハローワークの開庁時間内の利用が難しい」「職場環境を詳しく聞いたり、悩みをその都度相談したりしたい」のような場合は、ハローワーク以外の支援サービスの利用が向いている可能性があります。以下の、ハローワークの利用が向いていない人にみられやすい特徴を自身と照らし合わせて、サービスを使うか検討してみましょう。
日中は都合が合わず利用が難しい人
日中は都合が合わず、ハローワークの開庁時間内での利用ができないと、サービスを活用するのは難しいといえます。ハローワークによっては、土曜日や平日夜間の17時15分から19時に利用できる場合はあるものの、地域により異なるためです。また、平日夜間の窓口では、職業訓練や給付金に関する相談や申込みができません。
在職中で開庁時間に合わせてスケジュールを調整することが難しい場合は、夜間や休日に利用できる転職者向けの求人サイトのようなサービスの利用がおすすめです。
企業の職場環境を詳しく知ったうえで応募先を選びたい人
企業の職場環境を詳しく知ったうえで応募先を選びたい場合も、ハローワークの利用が向いていない可能性があります。窓口で求人票の内容に関する相談はできますが、職員が企業の詳しい情報を把握しているとは限りません。
求人情報だけではわからない企業の情報を知りたいときは、転職エージェントへの相談がおすすめです。転職エージェントは、企業の職場環境や内定獲得している人材の傾向などのような詳しい情報を把握しているので、疑問を解決したうえで仕事選びができるでしょう。
転職に関する悩みをその都度相談したい人
ハローワークを利用する場合、窓口に行かなければ、転職活動に関する悩みを相談できません。キャリアコンサルタントのような専門職に相談するには予約が必要なため、疑問や悩みが解決するまでに時間が掛かる可能性があります。
悩みの内容によっては、「すぐに専門家のアドバイスを聞いてから答えを出したい」という場合もあるでしょう。
転職活動中のサポートでどのようなことを求めるかを判断軸にすると、ハローワークの利用が自分に向いているのかを明らかにできます。
転職エージェントなら担当者がマンツーマンでサポート
転職活動中の悩みを相談しながら準備を進めたいときは、転職エージェントの利用が効果的です。転職エージェントでは、専任の担当者がマンツーマンで、自己分析から求人選び、選考対策、入社後に定着するまでを一貫してサポートします。
転職活動に不慣れな方も効率的に内定獲得まで実現できるでしょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブは、担当者とのオンラインでの面談後、LINEのチャットで仕事探しの悩みを気軽に相談できます。サービスはすべて無料で利用できるので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
ハローワーク以外で転職活動に役立つサービスとは
ハローワークの利用が向いていないと感じるときは、ほかの支援サービスで活用できるものがあるか探してみましょう。ハタラクティブの「若者しごと白書2025」によると、仕事探しをする際、ハローワーク以外では求人サイトと就職・転職エージェントを利用している方が多い結果でした。
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2025 就職先探しの手段・利用サービス(p.31)」
以下では、求人サイトと転職エージェントの特徴をそれぞれ紹介するので、どのサービスが自分に合っているかチェックしてみましょう。
参照元:ハタラクティブ「若者しごと白書2025」
転職者向けの求人サイト
転職者向けの求人サイトでは、希望に合う仕事を自分のペースで検索することが可能です。「未経験者歓迎」「土日休み」などのように、仕事に求める条件を入力することで、自分に合う求人を絞れます。
サイトによって特定の分野に特化していたり、業界や職業に限定せずに「20代向け」「ニート・フリーター向け」のように年代や状況に合うものを紹介していたり、種類ごとに強みが異なるのが特徴です。
求人だけでなく、仕事選びや選考対策に役立つ情報を発信している場合も多いため、複数の求人サイトを併用してみるのが望ましいでしょう。
スカウトサービスのある転職求人サイトもある
転職者向け求人サイトのなかには、スカウトサービスがあるものも存在します。スカウトサービスとは、企業が求職者の経歴や仕事の希望条件などのプロフィールをチェックしたうえで、直接オファーする仕組みです。
企業が自分のどの部分を評価しているのかを見極められるので、自身だけの強みを見つけるのに役立ちます。また、自分では思い浮かばなかった企業からオファーをもらえる場合もあり、選択肢の幅が広がる可能性があるでしょう。
転職エージェント
転職エージェントは、求人探しや応募書類の作成、面接対策など、転職活動に必要な準備のすべてをサポートしてもらうことが可能です。在職中で転職活動に掛けられる時間が限られていたとしても、専門家の目線で効率的な進め方をアドバイスしてもらえます。
面接の日程調整や年収交渉などの企業とのやりとりも代わりに行ってもらえるため、「自分一人ではどう伝えるべきかわからない」という場合にも心強いでしょう。
転職エージェントを利用して内定を獲得した人の体験談
以下は、転職エージェントのハタラクティブを利用して内定獲得した方の体験談です。キャリアアドバイザーとどのようなやりとりをしながら、転職活動を進めていくのかをイメージするのにお役立てください。
25歳のSさんは、理工学部卒業後にエンジニアとして3年間働いていましたが、もともと志していた営業職へ転職することを決意。当初は一人で転職活動を進めていましたが、なかなか内定獲得まで進めずに悩んでいたそうです。
そこでハタラクティブと出会い、専任のアドバイザーとLINEで密に連絡を取りながら、面接対策を行いました。予想される質問の回答を入念に準備し、繰り返し面接練習を行った結果、本番では落ち着いて受け答えができ、見事第一志望の企業から内定を獲得できたそうです。
【まとめ】ハローワークを転職で使うか判断するには
「ハローワークを利用するのはやめとけ」といわれるのは、求人内容と労働条件の相違や職員の対応などが要因として挙げられるものの、サービスは日々改善されています。地元求人を多数紹介していたり、職業訓練で仕事に役立つスキルを習得できたりするなど、転職活動に役立つサービスもあるので、希望に合わせて活用してみましょう。
「仕事の探し方がわからない」「どの職業を選ぶか迷う」のような場合は、就職・転職エージェントのハタラクティブの利用がおすすめです。キャリアアドバイザーがあなたの価値観をヒアリングしたうえで、マッチする求人を厳選してご紹介するので、転職活動を成功させるためにご活用ください。
ハローワークの利用を悩む際によくある疑問のFAQ
以下に、ハローワークの利用に悩む際によくある疑問の回答をまとめました。
ハローワークは「ろくな求人がない」というのは本当?
必ずしもそうとは限りません。過去に求人票の内容と実際の労働条件に相違があったケースもありましたが、対応は日々改善されています。もし、求人内容と事実が異なっていた場合は、ハローワークに相談し企業へ是正勧告してもらえるでしょう。
ハローワークでは地元を中心とした多数の企業の求人が紹介されています。ハローワーク内の端末やハローワークインターネットサービスで、希望条件に絞り自分に合う求人を探してみてください。
ハローワークでのいい求人の見つけ方を知りたいです
ハローワークで閲覧できる求人票の内容のみで応募先を決めないことがポイントです。企業研究で公式WebサイトやSNS、インタビュー記事などをチェックして詳しい情報を収集してから選びましょう。
また、定期的にハローワークの端末やハローワークインターネットサービスの情報を確認して、頻繁に掲載されている求人ではないかも確認することも大切です。頻繁に掲載されている企業は、人材が定着しにくい労働環境であることも考えられるでしょう。
ハローワークで求人を探すのはやめたほうがいいのでしょうか?
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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