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面接の上座と下座はどこ?座る位置やマナーをご紹介!
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この記事のまとめ
- 上座はドアから一番遠い席で、下座は一番近い席である
- 面接では企業側が上座、求職者が下座に座るのが一般的
- 面接官があとから入室する場合、自分で上座・下座を判断する必要がある
- 面接時に、上座を案内された場合は断らず指示に従う
- 面接では座る位置のほかに、身だしなみ・時間・ノックなどのマナーも気をつけよう
面接の際に「上座と下座の見分け方が分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。このコラムでは、「座る位置」について詳しくご紹介。上座と下座を瞬時に判断し、正しい席で面接に臨めるよう準備しておきましょう。また、面接では、受け答えや身だしなみ、立ち居振る舞いなどチェック項目がいろいろあります。面接マナーも併せて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
面接における上座と下座の見分け方
まずは座席のマナーである、上座と下座の判断方法についておさえておきましょう。定義は以下のとおりです。
上座:ドアから一番遠い席
下座:ドアから一番近い席
面接官は基本的に上座。応募者は下座を選ぶのが正解です。入室して一番近い席に座れば良いので簡単なのですが、実は例外もあります。それは、長いソファーの場合です。長いソファーは、ドアから近い場所に設置してあったとしても上座になります。長いソファーは避け、ドアから遠くても一人掛けの椅子を選ぶようにしましょう。
面接では座る位置に注意!
新卒の面接では、面接官が先に着座しており、空いている椅子に座れば良いため、どこに座れば良いかわからないということは、ほとんどありません。しかし、中途採用の場合は、面接官があとから入室するパターンもあり、複数の椅子から座るべき位置を判断する必要があります。また、担当者からどう声を掛けられたかによっても、どのような行動を取れば良いのかは変わってくるので注意が必要です。声掛けの例と取るべき行動について、それぞれ見ていきましょう。
「こちらでお掛けになってお待ちください」
椅子を指定された場合は、その指示に従います。指定された席が上座であっても、わざわざ下座へ座り直す必要はありません。
「こちらでお待ちください」
「お掛けになって」という指示がないため、この場合は着座しないほうがベター。下座の椅子の後ろで立ったまま待機しておきましょう。この際、入室の邪魔にならないよう、立ち位置には注意してください。
「お掛けになってお待ちください」
特に椅子を指定されなかった場合は、自身で下座を判断して着座します。
大きく分けて、以上の3パターンが予想されます。面接官が後から入室し、そのまま上座へ座る場合がほとんどです。企業によっては、応募者をお客さまと判断し、上座を勧める場合もあります。その場合は、わざわざ断らず「ありがとうございます」と指定された椅子に着座しましょう。
また、着座して待機している場合は、面接官の入室で必ず起立を忘れずに。立ち上がって「本日はよろしくお願いいたします」と伝えましょう。
面接で気をつけたいマナー
座る位置、声の掛けられ方によってどう待つのかが理解できたかと思います。最後に、面接で気をつけておきたい最低限のマナーについてもしっかり身につけておきましょう。
身だしなみ
企業から指定された服装で臨みましょう。基本的にはスーツ一択です。冬場、コートを着用している場合は、脱いで建物に入るようにしましょう。
時間
面接開始時間に余裕を持って到着しておくようにしましょう。電車やバスの場合は遅延が、車の場合は渋滞が予想されるためです。受付をするのは、10分から15分前くらいが目安です。万が一やむを得ない事情で遅刻してしまう際は、必ず電話を入れましょう。
ノック
ビジネスシーンでのノックの回数は3回がベター。2回だとトイレの入室確認になってしまいますので、注意してください。
面接は、実際に企業の人へあなたの熱意を直接伝えられる大切なイベントです。事前対策があなたの自信に繋がるでしょう。面接のマナーが心配な人はハタラクティブへお任せください。ハタラクティブでは、毎日模擬面接を行っています。就活のプロであるアドバイザーがあなたに合ったサポートを実施。二人三脚で不得意から得意を目指します。面接対策も相談も無料です。まずはお気軽にご相談ください。
こんなときどうする?面接で座る場所に関するお悩みQ&A
社会人経験が少ないと、「上座」「下座」といった位置関係を知らなかったり、気づけなかったりすることもあるでしょう。面接では、座る場所以外にも気をつけるべきマナーが存在します。ここでは、面接に関するお悩みをQ&A方式で解決していきます。
面接の入退室もマナーはありますか?
入室時は3回ノック、退室時はドアの前で向き直って一礼するのがマナーです。ほかにも、ドアは後ろ手で閉めない、相手の声掛けを待ってから部屋に入る・椅子に座る、終了時は椅子の隣に立って一礼するといったマナーがあります。詳しくは「面接で入室する際のマナーは?ドアが開いているときの対処も解説」をご確認ください。
座る場所が評価に影響するんですか?
ビジネスシーンでは重視されます。日常生活で上座や下座を意識する人は少ないですが、ビジネスシーンでは非常に重要です。しかし、「座る場所そのもの」よりも「ビジネスマナーや一般常識の有無」が図られていると認識してください。特に、社会人経験のある転職者はマナーに注意。自信のない方は、面接のマナーに関してまとめた「面接マナーは大丈夫?転職でマナーが重視される理由とは」をご参考にしてください。
上座や下座以外にも気をつけることはありますか?
座るときの姿勢や手の位置はチェックされています。「面接時の印象は座り方で変わる!NGなクセは事前に確認」で紹介しているように、椅子への座り方や手足の位置によって、相手に与える印象は異なります。しかし、無意識に行うクセは自分では分からないもの。第三者に助言を求めましょう。
面接で気をつけること全部が知りたいです
態度や表情、身だしなみなどにも気を配りましょう。面接では、どうしても質問の回答に気が行きがちですが、態度や話すスピード、身だしなみといった基本の部分も評価の対象です。「面接で気をつけることは何?模擬面接もやるべき?就職成功の秘訣を解説」のコラムでは、面接に関する注意点を網羅的に紹介しています。また、模擬面接に関心がある方は、「ハタラクティブ」にお気軽にお問い合わせください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。