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転職で合否を左右する最終面接…乗り切る方法は?
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この記事のまとめ
- 最終面接は、経営に携わる社長や役員クラスが面接官となる
- 一次や二次面接とは見られる点が異なり、会社との相性やいかに貢献できるかが求められる
- 最終面接での回答を練るときは、長期的なビジョンや変化への適応性を念頭に置こう
- 最終面接を良い印象で締めくくれるように、逆質問は事前に用意しておこう
- その場しのぎの回答はすぐに見抜かれるので、面接官の意図をしっかり理解することが大切
最終面接は、これまでの総括ともいえる大切な面接です。
主に見られる部分や、適切な回答などを把握し、しっかり対応できるように準備しておきましょう。
今回は、最終面接に必要な心構えや対策を紹介していきます。
◆一次、二次面接と最終面接との違い
最終面接は、経営に携わる社長や役員など、採用決定権の所有者による面接です。
そのため、これまで行ってきた面接とは評価される点が異なりなます。
一次・二次面接の場合、一般的には面接官を担当するのは所属予定の部署の上司です。
そのため、主に部下としての適性や現場で働く意欲などが問われます。
一方、最終面接で問われるのは、会社とマッチする人物であるかどうか、いかに企業経営に貢献できる人材であるかどうかです。
そのことを念頭に置き、経営サイドからの質問にも答えられるよう、自己分析や企業研究を徹底し、より洗練された回答を用意しておく必要があります。
一部では「最終面接は役員との顔合わせで、合格はほぼ確定」という説があるようですが、それを真に受けていい加減な気持ちで臨むと、見抜かれて不採用となる可能性が高いです。
最終面接の通過率は企業によって異なり、中には30%以下の企業もあるといわれています。
「最終面接に辿り着いたから合格」ではなく、「最終面接で合否が決まる」と認識し、気持ちを引き締めて臨みましょう。
◆最終面接では何が見られているのか
最終面接で見られるポイントは、下記のとおりです。
【10年以上のビジョンをしっかり持っているか】
最終面接の段階になると、「入社後のビジョン」として求められるスパンが違ってきます。
少なくとも10年後のビジョンを明確にイメージできるようにしておきましょう。
自分がどのように活躍し、貢献していくかを長いスパンで具体的に明示できなければ、「意欲が低い」と見なされてしまう可能性があります。
【変化に対応できるか】
転職したからといって、いつまでも自分のしたい仕事だけを続けていられるとは限りません。
部署異動、転勤、ポジションなど、何らかの変化が生じる可能性があります。
そのため、そのような変化に適応していけるかを見られることが多いようです。
以上のことを踏まえ、想定される質問の回答を練っておけば、予想外の質問にも適切に対応できるでしょう。
◆最終面接に向けて準備するべき、よく聞かれる質問例
最終面接でのスタンダードな質問の例として、下記のようなものが挙げられます。
【前職を退職した理由はなんですか?】
転職の面接では、高確率で退職理由を聞かれます。
ここを曖昧にしてしまうと、「自社でもすぐに辞めてしまいそうだ」と判断されるかもしれません。
退職理由を明確にしておき、しっかりキャリアプランを持って活動しているということをアピールしましょう。
【改めて当社を志望する理由を教えてください】
最終面接では、再び志望動機を聞かれる可能性があります。
先述したように、最終面接はこれまでの面接と見られる点が違ってくるため、志望動機の回答をさらに掘り下げておきましょう。
【入社後はどんな業務に挑戦したいですか?】
入社後にどのような業務に挑戦し、取り組んでいきたいかは、具体的に答えられるようにしておきたいところです。
「○○の仕事に携わってみたい」というように、自分の希望を明確に伝えましょう。
【何か質問はありますか?】
面接の最後に「なにか質問はありますか?」と問われることがあり、これを一般的に逆質問といいます。
逆質問を求められた際に、「特にありません」と返答するのは避けましょう。
せっかく今までの回答が順調でも、「意欲がない」と見なされてしまう可能性があります。
最終面接に対応できるような逆質問を事前に用意しておき、入社意欲を示しましょう。
◆最終面接にむけての心構え
冒頭でも述べたように、最終面接では社長や役員クラスが面接官として対応することになります。
そのため、その場しのぎの嘘やおざなりな回答では、すぐに見抜かれてしまうかもしれません。
面接官の意図をきちんと理解した上で、率直な回答を心がけましょう。
最終面接でどのような回答を用意すべきかわからないという場合は、エージェントを活用するのも有効です。
ハタラクティブでは、1次面接から最終面接まで、面接対策を丁寧に指導します。
「この質問にはどのように答えたら良いのか」という疑問にしっかり対応するので、本番でも安心です。
最終面接対策に不安のある人は、ぜひハタラクティブまでご相談ください!