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開発(開発職全般)の仕事
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開発(開発職全般)とは
開発職とは、企業が新しいサービスや製品を市場に出すために必要なプロセスで、製品化の部分を担当する仕事です。このプロセスには、アイデアを生み出すところから実際の製品やサービスのリリースまで、さまざまな段階が含まれます。
開発職はまず、市場や顧客のニーズを分析し、それに基づいて新しいアイデアを構想します。それを製品やサービスに落とし込むための計画を立て、さまざまな技術やツールを駆使して製品やサービスを開発していきます。このプロセスでは、「開発者」「デザイナー」「マーケティング担当者」「プロジェクトマネージャー」など、さまざまな専門家と協力して製品化までの計画を遂行することが多いと考えられるでしょう。
開発(開発職全般)の仕事内容
開発職の主な業務内容は、分野によって多岐にわたるのが特徴。たとえば製薬会社の開発は、臨床試験がメインの業務となっています。
どの企業の開発職も新製品を生み出す要の仕事で、社内でも重要な役割を担っていると考えられるでしょう。
ここでは、開発職の具体的な仕事内容をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
具体的な業務内容
以下は、開発職の具体的な業務内容です。
・商品の立案
・商品のプレゼンテーション
・トレンドに合わせた商品開発
・既存商品の改善(小型化、軽量化など)
・試作品のテスト
・生産部門との打ち合わせ
・技術開発
既存商品の改善や試作品のテストといった業務で不具合が起こった場合は手戻りとなり、さらに検証を繰り返します。商品の安全性を高めることにおいても、最心の注意を払わなければならないでしょう。
活躍する場
開発者として活躍する場は、「研究開発職」「技術開発職」「商品開発職」などが考えられます。
開発者として活躍する場とそれぞれの業務内容について紹介しているので、ぜひご一読ください。
研究開発職
研修開発職は、企業が新しい顧客ニーズを発見した場合、それを商品化する仕事です。
たとえば、製薬会社がウイルスや病原菌に対して効く仕組みを発見した場合、どのように薬にするかを研究していく業務が挙げられます。新薬の製作など人命に関わる製品を作るには、途方もない時間がかかる場合があります。そのため、開発の研究を行ううえで粘り強さや辛抱強さが大切になるでしょう。
一方で、製薬研究の業務はまだ世に出ていない商品の製作に関われる可能性があり、商品化されたときは大きな達成感を味わえるでしょう。
技術開発職
技術開発職は、商品化する際にどのように技術を活かすかを考えるエンジニアです。たとえば、家電メーカーの場合は、すでにある商品を顧客ニーズに合わせてアレンジしたり、新商品にどのように対応させるかを考えたりします。技術開発者は高い専門性が求められるため、世に出ていないものであれば特許を取ることが可能です。特許は新しい技術として会社の財産になり、社会からの信頼を得られるでしょう。
技術開発職についてさらに詳しく知りたい方は、「技術開発の仕事」もチェックしてみてください。
商品開発職
商品開発職は、社会的な動向や研究開発者の知見に基づいて、新たな商品を生み出す仕事です。マーケティング戦略を立て、自社の強みを活かした商品づくりに力を入れます。たとえば、スポーツ用品メーカーの場合は、商品の安全性が担保されているかテストを行うのも仕事の一環でしょう。
商品開発の多くのプロセスに関わるため、ほかの開発部門とのコミュニケーションが比較的多いといえます。他部門の知識とコミュニケーション能力が不可欠になるでしょう。
やりがい・大変なところ
ここでは、開発職として働くうえでのやりがいや、大変なところを解説します。
やりがい
開発職として働くことで、好きなことを活かして研究に打ち込めたり、業務が社会貢献につながることを実感しやすかったりするでしょう。これまでに学んできたことやスキルを発揮でき、専門性の高い業務を担えるのもます。
先述したように、新たな開発であれば特許を取ったり、ヒット商品を生み出せば会社に大きな利益をもたらせたりするでしょう。
大変なところ
開発職として成功に至るまでには、時間が掛かることがよくあります。商品のリリースに大きく貢献するため注目されやすい部門である一方、実際には日々のコツコツとした作業が必要で、失敗もつきものでしょう。特に難解な研究や技術を製品に組み込む際には、数年単位での取り組みや、時には5〜10年かかることも。その過程で成果がなかなか出ず、苦労することもあるでしょう。
開発(開発職全般)の年収
開発(開発職全般)の年収は、550万円程度が平均値だといえるでしょう。
職業情報提供サイト jobtagの「システムエンジニア(Webサイト開発)」によると、平均的な年収は557.6万円です。また、同サイトの「ソフトウェア開発(パッケージソフト)」と、「ソフトウェア開発(スマホアプリ)」によると、平均年収は同じく557.6万円であることがわかります。システムエンジニアやソフトウェア開発者など、開発職といってもさまざまですが、年収に大きな差異はないといえるでしょう。
参照元
職業情報提供サイト jobtag
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開発(開発職全般)の将来性
開発職に就きたい方の中で、将来的に長く需要があるかどうかが気になるでしょう。以下で解説していきます。
ニーズ
開発職は、化学や薬品、自動車や食品、家電などさまざまな分野で求められる職種です。ニーズは多岐にわたるので、求人数も多い傾向にあります。
キャリアアップ
開発職としての経験を積んだ後、管理職や経営幹部など会社経営に深く関わるポジションで活躍する人がいます。
研究・開発のスペシャリストとして生涯働き続けられるキャリアプランを用意している企業もあるので、自分がどのような将来を望んでいるかを考えた上で応募する求人を決めましょう。
キャリアアップについて深掘りしたい方は、「転職してキャリアアップを目指すのは難しい?成功のコツとできる人の特徴」を参考にしてください。
開発(開発職全般)になるには
ここでは、「開発職に就くために必要な資格」「就業にプラスになるスキルや要素」について解説しています。
就業までの流れ
開発職や研究職は高い専門性が必要な職種であるため、理学部や農学部、薬学部や工学部といった理系学部を卒業し、修士コース、博士コースを出ている人が多いのが特徴です。学部の選択は開発分野によりますが、バイオ関連の職に就くなら生物学部で知識を収めるなど、将来を見据えての進学がおすすめです。
業務内容や分野によって求められるレベルはさまざまなので、必ずしも修士や博士を修了しなければならないわけではありません。技術開発は理系でなければ難しいことがあるものの、商品開発では文系出身者が活躍している分野もあるようです。
開発(開発職全般)に必要な資格
開発職は、入社の時点で必要な資格はないことがほとんど。ただし、仕事に役立つ資格がある場合は、取得を促されることがあるでしょう。専門知識が必要なため、それに関連する資格があると就職が有利に働きます。
語学力があれば活躍の場が広がることも
必須の資格がない場合も、英語力を身に付けておくのがおすすめです。グローバル化が進む昨今は、国内の技術力に加え、海外の技術を取り入れてより良い品質を維持することが求められています。たとえば、商品開発において情報収集をする際、海外の企業の従業員とコミュニケーションを取ることがあるでしょう。仕事で英語を使う場合に必要なスキルは、「英語を使う仕事は未経験から挑戦可能?歓迎されるスキルや就職のコツを紹介」でまとめています。ぜひ参考にしてください。
プラスになるスキルや要素
ここでは、開発職としてプラスになるスキルや要素はどのようなことが挙げられるか解説します。
粘り強さ
粘り強さがあると、開発職に就くうえでプラスになるでしょう。
研究開発はすぐに成果が出るものではなく、データを積み上げて製品化に漕ぎ着けるまでには10年以上かかる例もあります。業務の内容にもよりますが、目標に向かって長期的に取り組める人が研究開発の仕事に向いているでしょう。
探求心がある
開発職として活躍するには、探求心があることがプラスになる要素の一つです。
開発職は長期的なプロジェクトに関わる機会が多いので、結果を求め続けられる人材に向いているといえます。新しい技術を探求していく探求心が、今までにない価値をもった製品を生み出すことがあるでしょう。
失敗を糧にできる
失敗を糧にできるかどうかも、開発職としてプラスになる要素です。
開発の段階では、予想どおりに作業が進まないことがしばしば。そのようなときには、失敗を単なる損失ととらえず、原因を分析して次に活かす前向きな姿勢が重要でしょう。
コミュニケーション能力がある
開発はチームで行うので、ほかの社員とやり取りする際のコミュニケーション能力は欠かせません。
規模の大きな企業では製造や営業などさまざまな立場の人とやり取りする機会があるので、人の話を聞く力、自分の考えを伝える力が求められるでしょう。
情報収集する習慣がある
情報収集する習慣があると、開発職で活躍するにはプラスになるといえます。
開発職は、「今のトレンドは何なのか?」「今何が求められているのか?」を考える力も求められる仕事です。世の中のニーズをキャッチし、新しいアイデアを生み出す力が問われるでしょう。
開発(開発職全般)の志望動機のポイント
ここでは、開発の志望動機のポイントをまとめています。
開発職に就きたいと考えている方は、以下の志望動機の作成方法を参考にしてみてください。
企業が求める人物像を把握する
開発職企業が求める人物像をまとめました。
・長期的な視野を持てる人
・組織の中でチームプレーができる人
・新しい価値を生み出せる人
・論理的な思考力がある人
・ゼロから何かを生み出せる人
以上のポイントを踏まえて、自分に合った開発職に応募しましょう。
未経験者の志望動機
開発職は、常に新しい技術や知識を学ぶ姿勢が問われる職種です。志望動機では、応募先の企業を選んだ理由を説明し、積極的に知識を吸収したいという向上心を表現しましょう。
ただし、「学びたい」という希望を志望動機に入れるときは注意が必要。企業に属する限りは利益を出すことが求められるので、「積極的に学んで1日も早く御社に貢献できるようになりたい」というように、身につけた知識を還元していく姿勢を強調しましょう。
大学で専門知識を学んだ経験がある場合は、自分の専攻と応募先企業の事業内容を結びつけてアピールすることが大切です。また、自分が開発したい内容をキャリアプランと絡めて具体的に説明できると、面接官の印象に残りやすくなるでしょう。
経験者の志望動機
志望動機ではなぜ応募先企業を選んだのかという点を明確にするとともに、前職の開発では何を担当したのかを説明し、具体的な実績を示しましょう。経験者の場合、「即戦力になる」という部分を強調して伝えることで、採用につながりやすくなります。
また、エージェントを利用するのも一つの手でしょう。就職・就職エージェントに登録すると、求人紹介だけでなく、志望動機の作成や面談対策、前職での実績のアピール方法など、転職のステップに合わせたさまざまなサポートをしてもらえます。
ハタラクティブは、既卒、第二新卒、フリーターの方といった若年層に向けた就活支援を行う就職・転職エージェントです。経験豊富なキャリアアドバイザーが手厚くサポートし、一人ひとりの適性に合った求人を紹介するため、「思っていた簡単な仕事とは違う」「入社後にミスマッチが起きた」というリスクを避けやすいでしょう。
1分程度で簡単に受けられる適職診断もあるため、自分に合う職を探しやすいのもポイントです。
ハタラクティブで転職・就職活動を進めれば、自分に合った仕事に就くために必要な自己分析や応募書類の作成、面接対策までサポートを受けられるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
開発(開発職全般)に関するQ&A
ここでは、開発職に関するよくある質問をまとめました。開発職に興味がある方は、ぜひご一読ください。
技術職や研究職との違いはありますか?
よく混同されがちですが、明確な仕事の違いがあります。
このコラムの「活躍する場」で解説しているように、技術職は、商品化する際にどのように技術を活かすかを考えるエンジニアです。商品を作るための設備を運用・管理したり、作業を効率化する仕組みを考えることが求められるでしょう。研究職は、企業が新しい顧客ニーズを発見した場合、それを商品化する仕事です。今までなかった理論や技術を生み出すことが求められるでしょう。
研究職の仕事を詳しく知りたい方は、「研究職にはどんな種類がある?就き方や向いている人の特徴も解説」のコラムもぜひ参考にしてください。
開発職として働くメリットはありますか?
開発職は専門性が高く、安定した収入や職場での価値を得られることがあります。
成果が得られにくい環境もあるかもしれませんが、自身の成果によって企業に利益をもたらすことができれば、より大規模なプロジェクトに関わる機会も増え、収入やキャリアの発展につながる可能性もあるでしょう。
開発職は時に「エンジニア」と呼ばれることもあります。開発系エンジニアについて詳しく知りたい方は、「エンジニアとは何をする人?仕事内容や求められる能力をわかりやすく解説!」のコラムもぜひご覧ください。
開発職の職務経歴書の書き方が分かりません
開発職の職務経歴書は、前職での具体的な成果を強調した書き方だと効果的でしょう。
開発職では、今までの実績や経験を次の職場で活かせることを伝えると、即戦力として見なされます。その際は、課題を乗り越えたエピソードを盛り込むことで、より良いアピールになるでしょう。
職務経歴書の書き方をさらに詳しく知りたい方は、「職務経歴書で活かせるスキルをアピール!例文付きで書き方とポイントを解説」もチェックしてみてください。
また、ハタラクティブでは、既卒、第二新卒、フリーターなどの若年層に向けた就活支援サービスを行っています。職務経歴書の作成サポートもしているので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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