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手に職をつけるなら専門学校?目指せる職業やスキルの身につけ方を解説!
更新日
この記事のまとめ
- 手に職をつけるには、専門学校や大学に進学する方法と仕事をしながら学ぶ方法がある
- 手に職をつけると、安定した生活や収入アップを狙える
- 専門学校で手に職をつけるメリットは、就職後の即戦力になりやすいこと
- 専門学校で手に職をつけるデメリットは、時間とコストがかかること
- 手に職をつける前に、資格の将来性を考えるのがおすすめ
「手に職をつけるには専門学校に行った方が良いの?」と疑問に思っている方もいるでしょう。確かに専門学校は効率的に知識を得られますが、学校に通わずに資格やスキルを取得する方法もあります。このコラムでは、専門学校で目指せる仕事をご紹介。また、手に職をつけるメリットや注意点なども解説しています。「手に職をつけてキャリアアップしたい」という方はぜひ参考にしてください。
「手に職をつける」の意味とは?
「手に職をつける」の意味は文脈によって異なりますが、基本的には「仕事に就くために必要な技術・資格を獲得すること」を指します。そのほか、「技能を獲得することで就職できる」「就職して生計を立てていく」という意味でも使用可能です。
資格がなくても手に職はつけられる
「手に職」といっても、医療・IT・福祉など、分野や職種は多岐にわたります。国家資格や難関資格を取得しなければならない仕事もありますが、資格がなくても手に職をつけて仕事を得ることは可能です。なかには資格を必要とせず、実際に業務で使えるスキルや経験を求められる場合もあるでしょう。
手に職をつけたい理由とは?
手に職をつけたい理由には、「憧れの仕事に就くため」「高収入を得るため」「就職活動を有利にするため」などが挙げられます。手に職をつけることで、自己実現や人生目標を達成できる可能性を高められるでしょう。資格やスキルの取得を目指すなら、自分の目標をしっかりと定める必要があります。手に職をつける!専門学校で目指せる職業
専門学校で学ぶことで目指せる職業の一例として、プログラマーや看護師、美容師などが挙げられます。一口に「専門学校」といっても、その分野は、工業分野・医療分野・衛生分野などさまざまです。自分が取得したい資格やスキルに合わせて専門学校を選択する必要があるでしょう。
以下では、専門学校の分野ごとに目指せる職業をご紹介します。専門学校で目指せる職業すべてを網羅しているわけではないので、興味のある分野についてはご自身でも調査することをおすすめします。
工業分野
工業分野は幅広く、IT・建築系・電気系が含まれます。特にIT系の職業は需要も高く、男性人気が高いようです。専門学校や大学に通わずに目指せる職業もあるので、学校に通う時間の余裕がない方にもおすすめ。
以下では主にIT分野と建築分野に関する職業をご紹介します。
プログラマー
プログラマーは、プログラミング言語を使用し、コンピューターを動かすためのシステムやソフトウェアの開発を行う職種です。また、IT業界は人手不足な業界でもあることから、積極的に未経験者の採用も行っています。
「未経験からプログラマーを目指すのはきつい?仕事内容や探し方を紹介」で解説しているように、プログラマーに必須の資格はなく、未経験でもシステム開発会社などでも働ける場合もあるでしょう。
ITエンジニア
情報通信やコンピューター関連の技術職であるITエンジニア。コンピューターのシステム設計を行う「システムエンジニア」が代表ですが、ほかにもネットワークエンジニアやサーバエンジニアなど多くの職種に分かれているのが特徴です。
エンジニアについては「エンジニアとは何をする人?仕事内容や求められる能力をわかりやすく解説!」のコラムにまとめているので、合わせてご覧ください。
Webマーケター
Webマーケターは、Webサイトを活用したマーケティングを専門に行う職種です。近年では多くの企業がWebサイトを運営しており、SEO施策やWeb広告でのコンバージョンの獲得などを行っています。Webマーケターを目指す場合は、マーケティングの知識だけでなく、HTML・CSSなどのコーディングスキルもあると良いでしょう。
マーケティングの仕事は「マーケティングに向いている人の特徴とは?仕事内容や目指す方法も解説」で詳しく解説しています。
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトのレイアウトの考案やデザイン作成などを担当します。「デザイナー未経験での就職は厳しい?グラフィックやWebに関わる仕事とは」で述べているように、特定の資格がなくても働きながらスキルを身につけられる職種です。
HTMLやCSSを使う機会もあるため、知識・スキルを身につけておくと、求人の選択肢を増やせるでしょう。
CADオペレーター
CADソフトを使用して、設計図面をCADデータに起こす職種です。専門性の高い技術職ですが、CADを導入する業界は多いので就職先の幅が広いといわれています。
仕事内容については「就活アドバイザーが教える!CADエンジニアやオペレーターのお仕事」をご覧ください。CADを使ったデザインや設計ができれば、より需要の高いCADオペレーターを目指せます。
建築士
建築士の主な仕事は、建築物の設計と工事の監理です。
建築系の専門学校や大学を卒業すると、建築士試験を受験できますが、建築事務所で実務経験を積むことによっても受験資格を得られます。仕事をしながら手に職をつけたい方におすすめの資格です。
施工管理
建設現場での施工や予算、安全、品質などの管理を担う職種です。「施工管理技士とはどんな資格?級による違いや難易度を詳しく解説」にもあるように、施工管理技士は国家資格のため、取得すれば仕事の幅が広がります。
建設業界も人材不足が深刻化しており、未経験からチャレンジしやすいでしょう。
教育・社会福祉分野
教育・社会福祉分野の職業の例として、介護福祉士や保育士が挙げられます。この分野の仕事は特に、人とのコミュニケーションが大切です。専門学校や大学に通うことで、実際的なコミュニケーション法を学べるでしょう。
以下では、専門学校で目指せる教育・社会福祉分野の仕事をまとめました。
介護福祉士
介護福祉士は、サービス利用者の身体介護や生活援助などを行っています。少子高齢化が進む日本では、介護福祉士はより一層需要が高まっていく仕事の一つといえるでしょう。
介護福祉士として活躍できる職場は、特別養護老人ホームやデイサービスセンター、介護老人保健施設、病院など多くあります。介護職の仕事内容や資格については、「高卒から介護職になれる?資格は?給料や年収面も詳しく解説」のコラムがおすすめです。
社会福祉士
社会福祉士は、日常生活に難しさを感じる人々の支援を行う職業です。子どもから高齢者まで、あらゆる年代の相談者の必要に応じて、アドバイスや利用できるサービスの紹介を行います。
社会福祉士の試験を受けるためには、専門学校や大学を卒業し、特定の分野で1年以上の実務経験が必要です。働きながら通信制での資格取得を目指す方もいます。
保育士
保育士は、園児の身の回りの世話や健康状態のチェックなどをするのが仕事です。近年は保育士不足の園も多いため、需要が高い職種の一つといえます。
保育士として働くには、保育士試験に合格する必要があるので専門学校に行き実践的なスキルを学ぶ必要があるでしょう。保育士の仕事や年収については「保育士の年収はどれくらい?活躍の場や今後の展望に言及!」で解説しています。
幼稚園教諭
幼稚園教諭は園児の身の回りの世話だけでなく、年齢に応じた教育をします。保育園が保育を目的とする施設であるのに対し、幼稚園は教育を目的する施設です。取得しなければならない資格も異なり、幼稚園教諭の場合、大学や専門学校の指定された単位を修得することで免許を得られます。
保育士や幼稚園教諭を目指す場合は、資格の種類と取得方法の違いに注意しましょう。
医療分野
医療分野の仕事には、看護師・理学療法士・歯科衛生士などが挙げられます。医療分野の仕事はAIに取って代わられにくく、需要も高いため目指す方も多いようです。比較的女性人気が高い分野といえます。資格取得には医療系の学科のある専門学校や大学に通う必要があるでしょう。
以下では、医療系の専門学校で目指せる職業をご紹介します。
看護師
看護師は、医師の診察の元で診療や治療の補助を行うのが仕事です。高度かつ専門性が高くなっている現代医療のなかでは、患者と医療スタッフが円滑なコミュニケーションを取れるようにケアを行うことも看護師の仕事として求められています。
学校で単位を修得し、国家試験に合格しなければなりませんが、どこでも求められる資格のため、安定を求める方にはおすすめです。また、専門性を高めることでキャリアアップも目指せるでしょう。
理学療法士
理学療法士は、リハビリの指導とサポートが主な仕事です。大学や専門学校で学び、国家資格を取得する必要があります。医療現場以外にも活躍の場があり、海外での独立を目指せる可能性があるという点が理学療法士の魅力です。
理学療法士の仕事内容や就職方法については「理学療法士の年収は?就職方法や仕事内容をご紹介」のコラムで詳しく解説しています。
臨床検査技師
臨床検査技師の仕事は、医師の指導下で臨床検査を行うことです。血液や尿など患者から採取されたものを調べたり、心電図や脳波のデータを読み取ったりします。
臨床検査技師になるには、大学や専門学校に通って所定の科目の単位を修得し、臨床検査技師国家試験に合格しなければなりません。実務経験を積めば、上級資格の取得も目指せるでしょう。
歯科衛生士
歯科衛生士は、歯科医師のサポートと、患者の口腔衛生を保つための指導を行います。歯科衛生士になるためには、専門学校や大学を卒業し、歯科衛生士国家試験に合格しなければなりません。インプラントやホワイトニングに関する資格など、国家試験以外の資格を取得することでキャリアアップを図れます。
夜間学部がある専門学校も存在するため、働きながら資格を取得したい方におすすめの資格です。
衛生分野
衛生分野と聞いてピンと来る方は多くないでしょう。衛生分野には、美容系と調理系が含まれます。複数の資格やスキルを活かして働ける仕事も多い分野です。
以下で、衛生分野の職業について解説します。
美容師
美容師は主に、カット・カラー・パーマなどの髪のスタイリングを行います。美容師になるには、専門技術を学び、美容師の国家試験に合格しなければなりません。
美容師の魅力の一つは、合格後もスキルを伸ばすことで収入アップを図れる点です。また、美容室によっては、ネイリストやアイリスト、着物の着付けなどの資格も活かせます。個人のスキルや複数の資格でキャリアアップを目指す方におすすめです。
ネイリスト
ネイリストは顧客の希望をヒアリングし、イメージに合ったネイルを施します。専門学校に通ってネイリストを目指すこともできますが、通信教育や独学でネイリストを目指すことも可能です。ネイルサロンで働くのが一般的ですが、独立したり、在宅でネイルチップの制作・販売を行ったりする方もいます。
エステティシャン
エステティシャンは、美容脱毛やマッサージなど全身の美容ケアを行います。エステティシャンになるために資格は必須ではありませんが、資格を持っていなければできない施術もあるので注意が必要です。エステティシャンの魅力は、未経験からでも手に職をつけられる点でしょう。
管理栄養士・栄養士
管理栄養士・栄養士は、栄養学の視点から健康に関するアドバイスや食事指導を行います。学校や病院、企業など活躍の場はさまざまです。管理栄養士が病気や高齢の方にも食事指導を行うのに対し、栄養士は主に健康な方を対象として指導とアドバイスを行います。
栄養士養成施設を卒業すると栄養士になることができますが、管理栄養士になるためには国家試験に合格しなければなりません。
調理師
調理師とは、食に関する専門知識を学び、調理師免許を取得した人のことです。主に飲食店で従事し、注文に従って適切に調理を行います。専門学校や養成施設を卒業するか、飲食店で2年以上の実務経験を積むと、調理試験の受験資格を得られるようです。
文化・教養分野
文化・教養分野でも手に職をつけることができます。この分野は幅広く、音楽・芸能・法律など、含まれる職業はさまざまです。
以下では言語と動物に関する仕事をご紹介します。
日本語教師
日本語教師は、日本語が母国語でない人に日本語や日本文化を教えます。専門学校や大学で日本語教員養成課程を修了すると、日本語教師として働く資格を得られます。学校で学び、日本語教師として実務経験を積んでから、資格を取得するのが一般的です。
動物看護師
動物看護師は主に動物病院で従事する、動物専門の看護師です。獣医師の診察や治療をサポートします。専門学校や大学で動物についての専門知識を学び、愛玩動物看護師の資格を取得しなければなりません。実務経験を積み、専門性を高めることで、キャリアアップを目指せるでしょう。
トリマー
トリマーの主な仕事は、犬や猫などペットの身だしなみを整えることです。シャンプーやカット、爪切りなどを行います。学歴や資格は必須ではありませんが、専門学校や養成施設で専門知識を学んだ後にトリマーとして就職するのが一般的です。
未経験から手に職をつける方法
未経験から手に職をつけるには、資格を取得する方法と、仕事をしながらスキルを習得する方法があります。目指す職業によっては専門学校や大学で学ばなければなりませんが、仕事をしながら得られる資格もあるでしょう。自分の目指す職種やキャリアプランに合わせて、手に職をつける方法を選ぶことが大切です。
手に職をつけるための資格を取得する
手に職をつけられる資格の例として、薬剤師・看護師などの医療系や、介護福祉士・保育士といった福祉・教育系の資格などが挙げられます。国家資格や難関資格の取得を目指す場合は、専門学校や大学で講義を受け、定められた時間の実習を受けなければならない場合も多いでしょう。
専門学校や大学に通う場合は時間やお金がかかりますが、学校の就活サポートを受けられるため、希望する業界への就職活動を進めやすくなります。
仕事をしながら技術を身につける
未経験者を歓迎している会社に就職し、一から実務経験を積んでスキルを身につけるという方法もあります。希望する職業に関係する資格や経験を持っていない場合にも、一度未経験歓迎の求人が出ていないか探すのがおすすめです。
たとえばIT業界は、未経験者の採用も活発に行っています。文系・理系に関わらず採用している企業もあるので、「自分は文系だから無理そう…」と思う方も、未経験OKの求人に積極的に応募してみると良いでしょう。
専門学校に進学する
専門学校に進学すれば、効率的に手に職をつけられるでしょう。専門学校で学べる資格は、専門学校を卒業することで取得できるものと、専門学校を卒業することで受験資格を得られるものとに分けられます。資格取得までのフローが異なるため、事前の確認がおすすめです。
専門学校に進学するには費用と時間がかかります。自分にとって進学が良い選択かどうか、冷静に検討する必要があるでしょう。
手に職をつける方法については「手に職が付く資格は?男女問わず安定して働ける仕事の見つけ方」のコラムでも解説しているので、合わせてチェックしてみてください。
専門学校に通って就職するメリット
専門学校に通うと、専門的な知識と実践的なスキルが身につきます。そのため、「入社後の即戦力になる」と評価されやすくなり、就活の際に有利になることがあるようです。また、卒業生がその業界で活躍し、実績を残している際にも、就職が有利になる可能性があるでしょう。
専門学校では、その道の専門家である先生に相談できるので、独学で学ぶことや手探りで就職活動を行うのに不安を感じる方にはおすすめです。
手に職をつけるメリット
手に職をつけると、「安定的に働ける」「収入アップを図りやすい」といったメリットがあります。
以下では、手に職をつけるメリットについて詳しく解説。「資格の勉強を始めたいけどモチベーションがない」とお悩みの方はぜひご覧ください。
専門職は需要が高い
手に職を付けるメリットの一つは、専門職の需要が高いことです。スキルを必要としない誰でもできる仕事は、就業の競争率が高い傾向にあります。専門職は応募条件が限られる場合も多いので、ライバルが少なくなり、仕事を探しやすくなるでしょう。
また、今後の需要も低くなりにくい点もメリットといえます。今後のIT技術やAIの更なる発展により、簡単なルーティンワークはAIに取って代わられてしまう可能性もあるでしょう。専門職は人間にしかできない技術が求められるものも多いため、今後の需要が低くなりにくく、キャリアを着実に築くことができます。
安定的に働ける
会社の倒産・リストラがあって急に次の仕事を探さなければいけないときでも、手に職があれば、再就職に困らないでしょう。手に職がある人の就職事情については、「やっぱり手に職や資格がある人のほうが強い?」のコラムで解説しています。
男性・女性ともにライフイベントに変化があっても働きやすい
結婚や出産といったライフイベントに合わせて転職や退職を考える人も少なくありません。しかし、年齢が上がるにつれて就職・転職は難しくなるといわれています。人生の節目に備えて手に職をつけておくことで、転職や社会復帰を図りやすくなるでしょう。需要の高いスキルを身に付けていれば、再就職の際も仕事を探しやすくなります。収入アップを図りやすい
収入のアップに繋がりやすいことも、手に職をつけるメリットです。会社によっては、資格を持っていることで資格手当が支給されたり、任される業務範囲が広がったりします。専門性を高めれば高めるほど、高収入を狙えるようになるでしょう。手に職をつけることで、早い段階で昇給・昇格を期待できます。
独立を目指しやすい
手に職をつけていると将来的に独立を目指しやすいというメリットもあります。独立するためにはある程度の知識と技術が必要ですが、フリーランスとして独立したり、自分の会社やお店を持ったりすることも不可能ではありません。専門スキルを活かして自宅で仕事をしている人もいます。
自分に合ったワークスタイルを選べる点が、手に職をつけて独立することの魅力です。
「手に職をつけたい女性におすすめの仕事一覧!転職する際の注意点も紹介」のコラムでは、女性が手に職をつけるメリットや在宅ワークの例をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
学歴を問われにくい
手に職をつけるメリットには、学歴を問われにくくなる点も挙げられるでしょう。特に専門的なスキルを要する職業では、学歴よりもその人自身の能力やスキルを評価される傾向にあります。学歴に自信がない方も、手に職をつけると就職先の選択肢がぐっと広がるでしょう。
手に職をつける際の注意点
手に職をつける際には、お金やコストがかかる点や、身につけたスキルが役に立たなくなる可能性がある点に注意しなければなりません。
以下では、手に職をつける際の注意点を解説します。手に職をつけたいと考えているなら、注意すべきポイントにも目を向けて、今の自分に必要なスキルを見極めましょう。
時間やお金がかかる
手に職をつけるとは、特定の分野で他人より秀でたスキルを身につけるということ。そう簡単に知識や技術は身につけられません。目指すスキルによっては、専門学校や大学に進学しなければならないでしょう。
専門学校や大学に通う場合、学費のための費用と勉強のための時間が必要です。進学を検討しているなら、時間とお金に余裕があるかどうかを確かめましょう。
時代や技術の変化で稼げなくなる可能性がある
今は需要の高いスキルでも、時代や技術の進歩によってスキルの価値が下がることが考えられます。近年はIT技術の進歩が著しく、数年後にはコンピューターやAIに取って代わる可能性もないとは言い切れません。
これからスキルを身に着けようと考えている人や専門学校への進学を考えている人は、目指す業界や職種の将来性を考慮しましょう。「長期的に必要とされる仕事か」「人間がすることに意味がある仕事か」を考えるのがポイントです。
手に職をつけるときのポイント
手に職をつける際のポイントとして、「将来の需要を考える」「複数のスキル習得を図る」などが挙げられます。また、資格に頼り過ぎず、実際のスキルを磨くことも大切です。
将来的な需要を加味する
AI技術の発展により、将来は需要がなくなるといわれている仕事もあります。そのため、手に職をつける際は、今後も高い需要が見込まれる仕事や、AIではできない仕事を見極める必要があります。
やみくもに資格の勉強を始めるのではなく、将来のキャリアプランをしっかり練ったうえで、スキル習得に取り組みましょう。
人生の目標設定の具体的な方法については「人生の目標の立て方やメリットを紹介!日々の生活を充実させよう」で解説しています。就職活動を始める前に、自分の人生目標を立ててみるのがおすすめです。
複数のスキル習得も視野に入れる
先述したように、一つのスキルを身につけても、時代の変化によって数年先はスキルが役に立たなくなる可能性もあります。そのため、手に職をつける際には、新しいスキルを身につけることも視野に入れましょう。経験したことのある仕事や現在持っているスキルに関連した資格について学ぶのがおすすめです。より専門性の高い技術や知識を身につけるのに役立ちます。
資格を頼り過ぎない
資格を持っていることが必ずしも「手に職がある」ことの証明にはなりません。資格を持っていても実務経験が少ない方もいれば、資格はなくてもプロフェッショナルな方もいます。
大抵の資格は「試験に合格したら終わり」ではなく、資格取得後も学び続ける必要があるものです。資格を取ることにこだわり過ぎたり、資格があることに安心したりして、実際のスキルがおろそかにならないよう注意しましょう。
副業として始めてみる
手に職をつけたいときはいきなり始めるのではなく、副業として始めるのもおすすめです。副業として始めることで、収入を得ながら少しずつ自分のスキルを伸ばせます。最初は手探りだとしても、徐々に今後の目標や課題が明確になるはずです。
特に独立や開業をいきなり始めるのは、大きなリスクを伴います。安定するまで副業として続けると、リスクを心配せず安心して働くことができるでしょう。
エージェントを活用する
手に職をつけるといっても、仕事には多くの種類があり、「自分にはどんな職種が向いているか分からない」という方もいるでしょう。仕事選びに悩んでいる方には、就職・転職エージェントの活用もおすすめです。就職・転職エージェントとは、プロのキャリアアドバイザーと面談を行い、自分の希望に合った求人を紹介してもらえるサービスのことです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。