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ISTJ(管理者)の性格は?相性や向いてる仕事を解説!
更新日
この記事のまとめ
- ISTJ(管理者)は、「内向型」「観察型」「論理型」「判断型」の性格タイプを指す
- 責任感が強く真面目で、効率的に物事を進めるのが得意な傾向があるのがISTJの特徴
- 相性が良い性格タイプは、ENFJ(主人公)やESFJ(領事)など
- ISTJに向いている仕事は弁護士や銀行員、警察官などがある
- ISTJが仕事で成功するには、明確な目標設定のある職場環境を選び生産性を意識すること
「ISTJ(管理者)はどんな性格?」「ISTJはモテるの?」と気になる人もいるのではないでしょうか。 ISTJ(管理者)は責任感が強く、真面目で効率的に物事を進めるのが得意な性格です。一方で、感情を表に出すのが苦手で時折誤解が生じることもあるでしょう。
このコラムでは、ISTJ(管理者)の性格の特徴や長所・短所などについて詳しく解説。ISTJと相性の良い性格タイプ一覧や、向いている職種なども紹介しているので、ぜひご一読ください。
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ISTJ(管理者)とは?管理者タイプの特徴
ISTJ(管理者)とは、16Personalities性格診断における性格タイプの一つです。「自分はISTJだったけどどんな性格?」「自覚している性格と合っているのかな?」と気になる方もいるでしょう。 ここでは、ISTJ(管理者)の性格傾向や価値観といった基本的な特徴について解説します。
基本的な性格の傾向
ISTJ(管理者)の基本的な性格は、責任感が強く、一度決めたことは最後までやり通す努力家です。何事も真面目に取り組み、細部への注意は欠かせません。論理的で現実主義のため、効率的に物事を進めるのが得意な性格といえるでしょう。
ISTJが大切にしている価値観
ISTJ(管理者)が大切にしている価値観の一つは、ルールや規律を重んじること。何事においてもルールがあれば必ず従うものであると捉える傾向にあるため、状況や職種などによっては「融通が利かない」と思われてしまうこともあるようです。
また、「自分より他者を優先したい」という考え方を持っています。自分が目立つような行動は避ける傾向があるので、相手のサポート役にまわったり、見えないところで地道に努力を重ねていたりすることも。しかし、努力家のISTJ(管理者)は「ひたむきに頑張り続けること」がモットーでもあるため、自分が納得できることはどこまでも努力を継続できるバイタリティーがあります。 自分が注目される機会は少ないものの、その価値観は組織にとって必要な存在として求められるでしょう。
ISTJの日本人の割合
NERIS Analytics Limited「16Personalities Japan Personality Profile」によると、ISTJ(管理者)の日本人の割合は、約3.57%とされており、日本人のなかで比較的少ない性格タイプのようです。
MBTI診断については、「MBTIとは?16タイプの性格診断を簡単にわかりやすく解説します!」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
人それぞれ性格タイプは異なるものの、ISTJ(管理者)がもつ「真面目」「ルールや規律を遵守する」「目立つことは避ける」などは、日本人における国民性を表す要素ともいえるでしょう。
参照元
NERIS Analytics Limited
16Personalities
ISTJあるある
ISTJ(管理者)の人達によくある傾向は、自分の感情を表すのが苦手なことです。感情を出してしまうと衝突すると理解しているので、心のなかの起伏をコントロールし、常に冷静な態度で物事に向き合います。そのため、ストレスが溜まりやすいこともあるでしょう。
また、誠実で自分の信念をしっかり持っているため、周囲から信頼されることが多いのも特徴。丁寧な仕事や整理整頓といった几帳面さも、社会人のお手本として尊敬の眼差しを向けられることもあるでしょう。ただし、計画的な行動に完璧さを求めすぎて苛立ってしまうこともあるようです。
ISTJ(管理者)の4つの性格指標
16Personalitiesでは、性格タイプを4つの指標に区分し、それぞれに対する要素の頭文字をアルファベットで表しています。
観点 | ||
---|---|---|
興味・関心の方向 | 内向型(I) | 外向型(E) |
物事の見方 | 観察型(S) | 直感型(N) |
判断の仕方 | 論理型(T) | 感情型(F) |
物事への姿勢 | 判断型(J) | 探索型(P) |
※観察型(obServant)は感覚型(Sensing)と呼ばれることもあります
※探索型(Prospecting)は知覚型(Perceiving)と呼ばれることもあります
ISTJ(管理者)の場合、内向型(I)、感覚型(S)、論理型(T)、判断型(J)の要素が含まれている性格タイプということになります。 以下で、それぞれの性格の特徴と傾向についてまとめました。
内向型(Introverted)
内向型(I)とは、物事に対する興味・関心が内側に向くことを指す要素です。自分だけで考えることが好きで、熟考したうえで行動するといった傾向があります。
ISTJ(管理者)の人達が仕事をする際も、まずは自分一人で考え、納得のいく策が浮かんだらそれを実行に移すことが多いようです。ただし、自主的に行動できるぶん、他者の意見を聞き入れず、自己中心的な考え方に陥らないよう注意する必要があります。
観察型(obServant)
観察型(S)とは、見たり触れたりして直接的に感じられる情報を重視する要素です。自分の経験から得られたものや、具体的な情報やデータなどから物事を判断することを好む傾向があります。そのため、未知なものが信用できなかったり、物事の背景には関心がなかったりすることもあるようです。
ISTJ(管理者)の人達はトラブルが起きないよう、自分がもつ経験や知識を交えながら安心して物事が進むよう計画するのが得意。先が見えない未来よりも「今をどうするか」を大事にする傾向があるので、常に現実的な思考力で行動する性格タイプといえます。
論理型(Thinking)
論理型(T)とは、実績やデータなどの事実に基づいて判断する要素です。感情・感覚に囚われず、いろいろな情報を加味したうえで物事の良し悪しを考えます。明確なコミュニケーションを好むため、何でも正直に伝えることが正しいと思う傾向にあるのも特徴です。
ISTJ(管理者)の人達は感情に左右されず、ルールや規律を重視しながら冷静に行動できる性格タイプといえます。ただし、正義感や公平性などを意識するあまり、「真面目過ぎる」と思われる可能性もあるでしょう。
判断型(Judging)
判断型(J)とは、抜群の決断力を発揮して行動できることを表す要素。整理整頓されている状況を好み、ルールに基づいて計画を立てるのが得意です。安定志向なので、予期せぬ変更やトラブルなどの対応が苦手な一面もあります。
ISTJ(管理者)の人達は、ルールに従ってルーティンをこなすのが得意な性格タイプです。もしトラブルが起きても、マニュアルの範囲内で解決できることであればすぐに対応できます。 一度立てた計画は最後までやり通す力があるものの、自分が経験したことのないイレギュラーな状況に遭遇すると、途端に焦ってしまう傾向があるでしょう。
ISTJ-TとISTJ-Aの違い
ISTJ-TとISTJ-Aには、自信の有無と感情の安定感に違いがあります。ISTJ-Tの場合、他者の意見や態度に敏感に反応し、ストレスを溜めてしまうことが多いようです。変化を苦手とするので新しい環境に馴染むのは時間が掛かるものの、自分の成長のために失敗から学ぼうとする意欲があります。
一方、ISTJ-Aはストレス耐性があり、目的に向かって自分が決めたことに自信を持っているのが特徴。何事にも動じない安定したメンタルがあるので、新しいことに挑戦する場でも冷静に行動できるようです。
「ストレスに弱い人の特徴と対処方法・適性の高い仕事選びのヒントを解説」のコラムでは、ストレスの対処法について解説しています。「自分はストレス耐性がある?ない?」と気になる方は、ぜひ参考にしてください。
ISTJ(管理者)の長所と短所
ここでは、ISTJ(管理者)の長所と短所についてそれぞれ詳しく解説します。性格タイプの長所と短所を知ることは、将来のキャリアビジョンやライフプランの構築にも役立つので、ぜひ参考にしてみてください。
ISTJ(管理者)の強み
ISTJ(管理者)の強みには、以下のようなものがあります。
計画性がある
ISTJ(管理者)の人達の大きな強みの一つは、計画性があることです。たとえば、仕事で決められた期限までにタスクを終わらせるにはどうすべきか、最適な配分を構築しながら具体的なスケジュールが立てられます。 物事を最後まで計画通りに実行するのは難しくもありますが、それを自然にこなせるのがISTJ(管理者)特有の強みといえるでしょう。
学ぶ姿勢や熱意がある
勉強熱心なISTJ(管理者)は、自分の目標に向かって努力できる性格タイプです。学びに対する熱意が強いので、未知の領域であっても惜しみなく尽力します。そのため、どの分野においても着実なスキルアップが見込めるでしょう。
責任感が強い
ISTJ(管理者)の人達は強い責任感の持ち主。与えられた仕事は最後まで確実にやり遂げます。自分で決めたことはしっかりと責任をもって行うので、仕事では優れた統率力を発揮できるでしょう。周囲からの信頼も厚く、頼れる存在になることが多いようです。
ISTJ(管理者)の弱み
一方、ISTJ(管理者)の弱みには以下のようなものがあります。
柔軟性が不足している
ISTJ(管理者)の人達は、物事の考え方や捉え方に対する柔軟性が不足している傾向にあるようです。たとえば、スケジュールが予定通りに進まないとイライラすることも。これまでのルールや規律を重視するあまり、新しいプロセスの導入や自分と異なる意見などが受け入れられず、周囲から「頑固な人」と思われる可能性もあるでしょう。
感情表現が苦手
感情表現が苦手なことも、ISTJ(管理者)の弱みの一つです。たとえば、会社でリーダーや評価担当などのポジションについた場合、自分が思っていることをうまく伝えられず、十分な指示や評価ができないことも。また、積極的に感情を表に出すことを避ける傾向があるため、他者から「冷たい人」と勘違いされてしまう可能性もあるでしょう。
変化を避ける
ISTJ(管理者)は新しいことへ挑戦するのが苦手な傾向にあります。安定した状況で穏やかに過ごしたいISTJ(管理者)は、未知のものに飛び込むのを苦痛に感じることも。また、変化によるリスクを避けたいという思いもあります。思い切った決断や行動ができず、せっかくのチャンスを逃してしまうこともあるようです。
ISTJ(管理者)の相性一覧
ここでは、ISTJ(管理者)と相性の良い性格タイプについて解説します。
性格タイプ | 相性 | 相性の特徴 |
---|---|---|
INTJ(建築家) | ★★★★☆ | お互いに計画性があり、論理的な性格なので、衝突することはほとんどないといえるでしょう。仕事ではお互いを理解し合い、良いチームワークを発揮できます。 |
INTP(論理学者) | ★★★★☆ | いろいろなスキルを身につけているINTPは、ISTJが困ったときに知恵を貸してくれます。独創的な発想と柔軟な考え方で、ISTJを楽しませてくれるでしょう。 |
ENTJ(指揮官) | ★★★☆☆ | ENTJのリーダー気質のおかげで、物事に迷わず明確な対応ができます。仕事では同じ目標に向かって効率的な作業ができるものの、比較的無難な関係性が築けるでしょう。 |
ENTP(討論者) | ★★☆☆☆ | ENTPの柔軟な発想力と、ISTJの計画的な取り組み方がうまく調和するでしょう。しかし、外向型・内向型と真逆の思考をもつため、意見のすれ違いもしばしば起こる可能性も。 |
INFJ(提唱者) | ★★★☆☆ | お互いに明確な目標を掲げて仕事に取り組めます。ただし、ISTJは具体的にタスク化されていることを好むため、理想的且つ直感型のINFJとは、働くスタイルの相違が生じるでしょう。 |
INFP(仲介者) | ★★★★☆ | サポート力に長けているINFPのおかげで、仕事で困難な状況に陥っても乗り越えられるでしょう。また、その独創性から、ISTJが思いつかないようなアイデアを提案することも。働きながら多くの学びを得られるでしょう。 |
ENFJ(主人公) | ★★★★★ | ENFJがもつ持ち前のカリスマ性と熱いリーダー気質が、ISTJの苦手な分野を補ってくれるでしょう。お互いに足りない部分をカバーし合えるので、仕事で良きパートナーになる可能性があります。 |
ENFP(運動家) | ★☆☆☆☆ | ENFPの自由さと、ISTJの計画的な性格は衝突しやすく、相性が悪くなる可能性があります。また、ENFPの衝動的な行動や一つの物事に集中できない部分にイライラしてしまうことも少なくありません。 |
ISTJ(管理者) | ★★★★☆ | 同じ思考や価値観を持っているため、お互いを理解しながらスムーズに仕事がこなせるでしょう。ただし、お互いの頑固さが原因で物事がうまく進まないこともあるようです。 |
ISFJ(擁護者) | ★★★☆☆ | お互い細部への注意を払いながら、それぞれの役割に沿って仕事に取り組めるでしょう。信頼性も高く、プライベートでも良好な関係性が築ける可能性があります。 |
ESTJ(幹部) | ★★☆☆☆ | 責任感の強い者同士で頑固な性格が、しばしば衝突のきっかけになることも。お互いの考え方や行動について理解できるものの、長く居続けるとISTJがストレスを感じる場合もあるでしょう。 |
ESFJ(領事) | ★★★☆☆ | 計画的にタスクをこなすのが得意であるため、ISTJが作ったスケジュールにもしっかり順応してくれるでしょう。ただし、感情と論理の思考の違いから、意見が合わないこともあります。 |
ISTP(巨匠) | ★★☆☆☆ | 短期的な問題解決を好むISTPと、先のことを見据えてしっかり計画を立てたいISTJは、根本的な価値観が合わず衝突する恐れも。仕事を共にする際は、お互いの理解を深められるようにしましょう。 |
ISFP(冒険家) | ★★☆☆☆ | 感情の起伏が激しく、日によって態度が違うことがあるため、感情を抑える性格のISTJとは合わない可能性があるでしょう。また、マイペースな行動も、ルールや規律を重んじるISTJにとってストレスを感じる場合があります。 |
ESFP(エンターテイナー) | ★★☆☆☆ | 自由で衝動的な行動をしがちなESFPと、計画性のあるISTJは価値観が大きく異なるため、しばしば衝突することも。真逆の性格で、お互いを理解し合うのが難しい可能性があります。 |
ESTP(起業家) | ★★★★☆ | 柔軟な対応力とコミュニケーションスキルの高さを活かして、ISTJにない要素を補ってくれる存在になることも。現実主義でエネルギッシュな思考はISTJと通ずるものがあり、仕事にも良い影響を与えます。 |
ISTJは性格が悪い?周りから見た印象
周りからみたISTJ(管理者)の印象のなかには、ルールや公平性を守ろうとするあまり「真面目過ぎる」「柔軟性がない」と思われていることもあるようです。また、コミュニケーションスキルの乏しさから、基本的に浅い人間関係を好む傾向があり、相手と打ち解けるのに時間がかかることも。そのため、「話し掛けにくい」「近寄り難い雰囲気がある」など、他者を誤解させてしまう場合も少なくありません。
ISTJ(管理者)がもつ特徴と相性が合わない場合、「ISTJは性格悪い!」と思う人もいるでしょう。しかし、人によって性格はさまざま。性格タイプのイメージだけに囚われず、相手の本質をみたうえで良好な人間関係を築くことが重要です。
ISTJと相性の良いタイプ
ISTJ(管理者)と相性の良いタイプは、以下のとおりです。
ENFJ
ENFJ(主人公)はコミュニケーションスキルに長けているため、感情を表に出すのが苦手なISTJ(管理者)も気軽に会話ができるでしょう。相手に対する共感力が高く、適度な距離感を保ちながら交流できるので、仕事やプライベートを問わず、良い関係性が築ける可能性があります。
ESFJ
ESFJ(領事)は、社交性があり周囲への配慮に長けている性格タイプ。そのため、もしISTJ(管理者)の人達が困難に立たされた場合も、支援の手を差し伸べてくれるでしょう。また、組織内の秩序を大事にする傾向があるので、プロジェクトにESFJ(領事)がいると、チームワークの向上につながりやすくなるといえます。
ESTP
ESTP(起業家)は行動力があり、新しい分野にチャレンジすることに努力を惜しみません。ただし、勢いだけで突っ走ってしまう傾向もあるため、計画性のあるISTJ(管理者)の人達とタッグを組めば、良い結果につながりやすいでしょう。
ISTJ(管理者)はチームプレイが苦手な面があるものの、その真面目さから「頼まれたらしっかりサポートしたい」と考えられるので、気さくな性格のESTP(起業家)との相性は良いといえます。
ISTJと相性の悪いタイプ
一方、ISTJ(管理者)と相性の悪いタイプは以下のとおりです。
ENFP
ENFP(運動家)は積極的で新しいことに興味を示す性格です。その好奇心旺盛さから、時折他者を忘れて自由に行動してしまう傾向があるため、責任感が強く細部へ気を遣うISTJ(管理者)のなかには、ストレスを感じたりイライラしたりすることもあるでしょう。
ESFP
ESFP(エンターテイナー)は周囲を巻き込むような影響力の持ち主。楽しいことを計画して、人々を楽しませるのが得意です。この外交的な性格が、内向的なISTJ(管理者)の人達にとって「騒がしい人」と嫌悪感を抱くことも。
また、自分が興味のないことに対して集中力が続かなかったり、衝動的に行動してしまったりする一面も、ルールや規律に倣って計画的に行動するISTJ(管理者)とは相性が合わない可能性があるでしょう。
ESTJ
ESTJ(幹部)は物事を管理・マネジメントする能力に優れています。一つの目標に向かって組織内をまとめるのが得意な傾向にあるものの、柔軟性に乏しく頑固な一面から、周囲の意見を聞かずに押し進めようとしてしまうことがあるようです。
ISTJ(管理者)は調和や安定を好むため、時折自分本位な部分があるESTJ(幹部)に対して苦手意識をもつ可能性があるでしょう。
ISTJ(管理者)の恋愛相性
ここでは、ISTJ(管理者)の恋愛観や相性の良い性格タイプについて解説します。「ISTJはモテる?」「パートナーとの相性が知りたい!」と気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ISTJの恋愛スタイル
ISTJ(管理者)の人達の恋愛スタイルは、真面目で慎重派。恋愛においても安定した関係性を築きたいと考えているので、信頼できるパートナーを探しています。
ISTJ(管理者)の女性の性格と相性
ISTJ(管理者)の女性は現実主義で、感情に左右されず合理的な思考をもっています。安定性を重視するため、相手をよく理解したうえで恋愛に発展する傾向があるようです。 現実主義で物事は計画的に進めたいので、お互いの理解が深まれば結婚は前向きに進む可能性があります。
ただし、感情はあまり表に出さない性格のため、相手が愛情を表す言葉が欲しいタイプの場合、「自分といても楽しくないのかな?」と誤解を生んでしまう恐れがあるでしょう。
ISTJ(管理者)の男性の性格と相性
ISTJ(管理者)の男性も同様に、相手に対して真面目で慎重なアプローチを図ります。お互いが信頼感を得られることを重視しているので、十分な関係性が築ければ結婚を意識する人もいるようです。
相手のサポートや助言など行動で愛情を示す傾向があるため、人によっては物足りないと感じる可能性もあるでしょう。
伝統的な恋愛・結婚観を持っているISTJ(管理者)は、「家族を大事にする」「責任感がある」といった人を求めることがあるようです。また、結婚後はISTJ(管理者)の計画的且つ実務的な側面が、一家の家計管理にも表れるでしょう。
ISTJと恋愛相性抜群の3つの性格タイプ
ISTJ(管理者)と相性の良い性格タイプは、以下の3つです。
ENFJ
ENFJ(主人公)は、豊かな感情と持ち前のリーダーシップで相手をリードしてくれる傾向があるので、感情表現が苦手なISTJ(管理者)を引っ張ってくれる可能性があるでしょう。 また、共感性の高さからISTJ(管理者)を支えてくれる機会も多く、関わるうちに愛情が育まれることも。慎重にお互いの理解を深めたいISTJ(管理者)にとって、相性抜群の性格タイプといえます。
INFP
INFP(仲介者)は、相手と同じ価値観や理想などを共有したい性格タイプ。加えて創造的なセンスを活かしながら、ISTJ(管理者)が今まで触れてこなかった新しい経験をさせてくれる可能性があります。 仕事や日常生活など疲弊しがちなISTJ(管理者)にとって、自分のためにいろいろ行動してくれるINFP(仲介者)は、一緒にいて心が休まり癒やしを与えてくれる存在になるでしょう。
ENTJ
ENTJ(指揮官)はストレートな愛情表現が特徴。言葉・行動ともにしっかりと愛情を伝えてくれる傾向があるので、ISTJ(管理者)を幸せな気分にしてくれるでしょう。最初は圧倒されてしまうこともありますが、消極的なISTJ(管理者)にとってはバランスの良い関係性が築けるといえます。 また、好意を寄せた相手には一途な傾向があるため、交際中は楽しい時間が過ごせるでしょう。
ISTJ(管理者)の仕事における特徴
ここでは、ISTJ(管理者)の仕事における特徴について解説します。性格タイプは仕事探しをする際の参考にもなるので、把握しておくのがおすすめです。
職場でのISTJの強み
ISTJ(管理者)の人達は強い責任感があり、物事を最後までやり遂げる能力があります。情報収集をしっかり行い、たとえ困難な状況に陥っても最後まで諦めずに立ち向かえるでしょう。 ルールや規則を重んじるため、正確性を求められる作業が得意です。また、真面目で計画的な一面から、スケジュール通りに対応できるよう、慎重に業務を進める傾向があるでしょう。
仕事で懸念すべき弱み
ISTJ(管理者)の人達は、周囲とコミュニケーションを図るのが不得意のため、他部署に声を掛けたり協力し合ったりするのが苦手なことがあるようです。また、予想外の事態に弱く、イレギュラーな案件が入ったり、急遽スケジュールの変更があったりすると、どうしたら良いか分からず的確な対応ができなくなってしまうこともあります。
ほかにも、細部へのこだわりの強さやルールに固執するあまり、融通が利かず、臨機応変な行動ができない場面も。融通の利かなさとは、「状況に合った判断ができない」とも捉えられるため、柔軟な考え方ができるよう意識することが重要です。
「コミュニケーションを鍛えたい!」と思ったら、実際の取り組み方について解説している「コミュニケーション能力を鍛えるには?具体的な方法をご紹介」のコラムもあわせて参考にしてみてください。
仕事で相性が良いタイプ
ISTJ(管理者)と仕事で相性が良い性格タイプは、以下の3つが当てはまります。
INTJ
INTJ(建築家)は、課題に対する戦略的な取り組み方を考え、実行することが得意です。ISTJ(管理者)の人達は自発的に動くよりも指示をもらって動くほうが適しているため、INTJ(建築家)が作った明確なタスクをこなす役回りにつくと、仕事がスムーズに進められるでしょう。
ESFJ
ESFJ(領事官)はコミュニケーションスキルに長けているので、ISTJ(管理者)に足りない要素をカバーしてくれるでしょう。取引先や他部署とのやり取りも円滑に行えるようになり、仕事の幅が広がる可能性もあります。また、ESFJ(領事官)も、真面目で慎重に物事を進めるISTJ(管理者)を尊敬しているため、お互いの強みを尊重しながら働けるでしょう。
ISFJ
ISFJ(擁護者)は周囲を支えるスキルに優れているため、率先して実務のサポートをしてくれるでしょう。また、同じ努力家のISTJ(管理者)とは、お互いに共感できる間柄になれる可能性があります。行動を共にするうちに「どこか似ている」と親近感が湧くこともあるので、同じ志を持った良きパートナーになれるでしょう。
ISTJ(管理者)に向いている仕事
ISTJ(管理者)の人達は、ルールが整備されている仕事や、正確性を求められる仕事などに向いています。以下でそれぞれの職種について紹介するので、自分に合っている仕事かどうか見極めてみましょう。
資格や専門性のあるスキルが活かせる仕事
責任感が強く論理的なISTJ(管理者)は、専門性のあるスキルが必要な仕事に向いているでしょう。資格を取得する際も、真面目に努力を積み重ね、確実に身につけられる力があります。 該当する主な職種は、以下のとおりです。
- ・税理士
- ・経理事務
- ・弁護士
上記の仕事においては、特にイレギュラーな状況が発生する可能性があります。実際に直面した際に冷静な判断ができるよう、事前の準備や対策が必要になるでしょう。
正確な判断が必要な仕事
規則に則り、正しいことを選択する仕事は、ISTJ(管理者)にとって強みを活かせる場です。また、倫理観を発揮するのにも向いているでしょう。 該当する主な職種には、以下のようなものがあります。
- ・銀行員
- ・監査士
- ・品質管理
正確性を問われる仕事は集中力を要するため、ISTJ(管理者)の得意分野といえます。
ルール・規則が整備されている仕事
ルールや規則が整備されている仕事は、それを遵守する真面目さや責任感の強さが問われます。また、国の秩序や安定を守る職種も含まれているため、ISTJ(管理者)の長所を十分に活かせるでしょう。
該当する主な職種には、以下のようなものがあります。
- ・警察官
- ・公務員
- ・司法書士
ISTJ(管理者)がもつ、自分の正しさを信じて行動する姿勢は、大きく評価されるポイントでもあります。
ISTJ(管理者)に向いていない仕事の特徴は?
ISTJ(管理者)の人達に向いていない仕事には、創造性を活かしたり感情表現が求められる仕事や、柔軟な対応が必要な仕事などが挙げられます。 たとえば、デザイナーやイラストレーターなどは表現の自由度が高く、決められたことをこなすのが得意なISTJ(管理者)には不向きといえるでしょう。役者の場合は、役によって感情を表したりコントロールしたりすることが求められるため、うまく表現できずにストレスを感じることも。 その場の状況に合った対応を行うホールスタッフやアパレル販売員などの接客業も、不測の事態に弱いISTJ(管理者)には戸惑う場面が多く、自分の長所を発揮できない可能性があるでしょう。
自分の適職を知るためのヒントは、「自分に合う仕事が分からない!適職の上手な見つけ方と注意点を解説」のコラムでも解説しています。あわせて参考にしてみてください。
ISTJ(管理者)に向いている業界
ここでは、ISTJ(管理者)に向いている3つの業界について解説します。
製造業界
一般的にメーカーといわれる製造業界の仕事には、機械製造や金属・鉄鋼製造、化学製品、食品製造などさまざまな分野があります。製造ラインをスムーズに稼働させるには、進行・在庫管理などが重要です。ISTJ(管理者)の人達がもつ具体的な計画性は、製造業界の管理体制を支えるのに向いているでしょう。
「メーカー」とは何か具体的に知りたい方は、「メーカーとは?どんな業種がある?主な仕事内容や転職を成功させるコツを紹介!」のコラムも参考にしてみてください。
金融業界
金融業界は、銀行や信用金庫をはじめ、保険や信販などの仕事も含まれます。業務内容はマニュアルに沿った対応が多く、正確な判断力が求められるため、ISTJ(管理者)が活躍できる業界といえるでしょう。また、金銭を扱う仕事のため、大きなミスを起こさないための強い責任感も必要です。
金融業界については、「金融業界の仕事」のコラムもあわせてご覧ください。
IT業界
IT業界はハードウェアやソフトウェア開発、情報処理、インターネットなど幅広い分野があります。繊細な作業が多いため、真面目で集中力のあるISTJ(管理者)の長所を十分に発揮できるでしょう。
厳密なスケジュールに沿った対応が求められるので、「計画通りに物事を進められる」といったISTJ(管理者)ならではのメリットもあります。
IT業界については、「IT業界の仕事」のコラムで詳しく解説しています。
MBTIで適職を探すときの3つの注意点
ISTJ(管理者)の特徴や向いている仕事・業界についてご紹介しましたが、MBTIや16Personalitiesといった性格診断テストを活用して適職を探すときは、いくつかの注意点があります。 ここでは、MBTIや16Personalitiesの診断結果を仕事探しに活用する際の注意点を3つご紹介するので、適職を考える際の参考にしてみてください。
1.タイミングによって診断結果が異なる場合がある
MBTIや16Personalitiesの診断結果は、テストを受けるタイミングによって変わることがあります。 個人の行動や考え方のパターンは、固定的ではなく、経験や環境によって変化し得る概念だからです。
たとえば、1度目の診断結果がISTJ(管理者)だった人が、さまざまな経験を積んだうえで2度目のテストを受けると、ISFJ(擁護者)に変わっていることがあります。性格診断テストの結果は変動する可能性があることを念頭に置き、「自分は絶対にISTJだ」「ISTJだから弁護士や銀行員の仕事じゃなきゃダメだ」のように捉えないようにしましょう。
2.MBTIの結果だけで適職を判断しようとしない
MBTIの結果だけで適職を判断するのはおすすめできません。性格診断テストには、MBTI以外にも16Personalitiesやエゴグラム、ストレングスファインダー、ビッグファイブなどさまざまあり、すべてのテストの結果が同じになるとは限らないためです。
また、性格診断テストは適職を決定づけるものではありません。自分を理解するために活用できるツールの一つであると捉え、複数のテスト結果を照らし合わせたうえで、同じような傾向があれば参考にしてみるようにしましょう。
3.MBTIの結果に当てはまらない人もいる
MBTIや16Personalitiesといった性格診断テストの結果は、その人の主な考え方や価値観をタイプ分けしたものであり、あくまで一般論といえます。多くの人に当てはまるという特徴はありますが、テストの結果と自身の性格にミスマッチを感じる人もいるでしょう。
性格診断テストの結果が自分に当てはまらないにもかかわらず、「自分はISTJだから相性の良い仕事は警察官だ」のように考えるのは、かえって適性のない仕事に就くことにつながりかねません。「診断結果に当てはまらない」と感じたら、別の指標をもとに適職を探すようにすることも必要です。
MBTIはあくまで適職を見つける判断材料の一つと捉えよう
性格診断テストの結果は、適職探しをする際に役立つことがありますが、あくまで判断材料の一つと考えるようにしましょう。 MBTIや16Personalitiesなどの性格診断テストの結果に対し、「ISTJの真面目で慎重な性格に当てはまっている」と感じる人もいれば、「少し違うかな」と感じる人もいるかもしれません。
このように、人によって感じ方は異なるので、診断テストの結果だけを頼りに適職を探すのは避けたほうが無難です。このコラムでも「向いている仕事」をご紹介していますが、興味をもつきっかけとして参考にしつつ、それ以外の仕事にまで視野を広げて探すようにしてみてください。
ISTJ(管理者)が仕事で成功するためのヒント
ISTJ(管理者)が仕事で成功するには、目標設定がされている職場を選んだり、コミュニケーションスキルを磨いたりすることがポイントになるでしょう。以下でいくつかのヒントを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
目標が明確に設定された職場環境を選ぶ
仕事を探す際は、目標が明確に設定された職場環境を選びましょう。ISTJ(管理者)の人達は、決められたルールやスケジュールに従って物事を進めていくことを好みます。一貫性がなく、自由な環境では何をすれば良いか分からず、迷いが生じることも。
仕事の方向性や自分のやるべきことが提示されている環境であれば、真面目さや責任感などの長所を十分に発揮した働きができるようになるでしょう。
最低限のコミュニケーションは図れるようにする
ISTJ(管理者)の人達が仕事で成功するには、最低限のコミュニケーションを図れるようにする努力が必要です。「仕事で懸念すべき弱み」でも解説したように、ISTJ(管理者)は感情表現が苦手なため、他者とのコミュニケーションに対して臆病な一面があります。
しかし、一人だけで完遂できる仕事は少ないもの。無理に社交的になる必要はなくとも、一緒に働くチームメンバーには積極的に声が掛けられるようにしておきましょう。
生産性や業務効率を意識して取り組む
仕事の生産性や業務効率を意識することも、ISTJ(管理者)の人達が仕事で成功するヒントの一つです。計画的で細部にも注意を払う性格は、時折慎重すぎて作業に時間がかかってしまうことがあります。数分で終わるような作業にも大幅な時間をかけてしまうと、仕事の生産性を下げてしまい、周囲に影響が出る恐れも。業務効率を悪化させないためにも、自分のなかである程度の妥協点を決めておくのがおすすめです。
「仕事の進め方が上手い人とは?効率を上げる方法も紹介」のコラムでは、業務効率化を図るためのポイントを解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
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※このコラムは16Personalities(16タイプ診断)の解説であり、MBTI®とは無関係・別物です。 MBTI診断は、資格を持つ専門家から行われる必要があります。このコラムの内容は、16タイプ診断に基づく一般的な情報の一例としてご覧ください。
※「MBTI®」は一般社団法人日本MBTI協会に商標登録されています。
ISTJ(管理者)に関するよくある質問
ここでは、ISTJ(管理者)に関する悩みや疑問について、Q&A方式で解決していきます。
ISTJはモテないの?
ISTJの人達は内向的で自分の感情を表に出すのが苦手な傾向から、恋愛面で積極的なアピールに踏み切れない人もいるようです。
ただし、一度心を許すとパートナーを一途に思い、長期的な関係を築けます。真面目で慎重な性格のため、交際へ発展するのに時間が掛かる可能性もありますが、信頼性も厚く、相手に安心感を与えられる魅力があるでしょう。
ISTJとの会話が苦手…相性悪い?
ISTJは感情が表情に出なかったり、知らない相手とのコミュニケーションに慎重になってしまったりすることから、しばしば「何を考えているか分からない」「冷たい」と思われてしまうことがあるようです。
しかし、実際に関わってみると真摯に相手と向き合ってくれることが分かるでしょう。ISTJの人達は真面目すぎる一面が誤解を生みがちであるため、印象だけに囚われずしっかりと対話をすることが大切です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。