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ニートを抜け出すならバイトから始めよう!メリットや仕事の選び方を紹介
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この記事のまとめ
- ニートを抜け出すなら採用されやすく自分のペースで働けるバイトから始めるのがおすすめ
- ニートがバイトから始めるなら、これまでの経歴や現状のスキルに合った仕事を探そう
- ニートがバイトから始めるなら、面接で自分の長所や得意なことなどをアピールする
- ニートから社会復帰を目指すなら就活に備えてバイトとして働く期限を決めることが大切
ニートから抜け出すためにバイトから始めようと考える人は少なくないでしょう。ニートが社会復帰を目指す場合、未経験歓迎の求人が多く、比較的挑戦しやすいバイトから始めるのがおすすめです。このコラムでは、バイトから始めるのがおすすめな理由を解説。また、「これまでに就職した経験がない」「以前は正社員だったがブランクがある」など、状況別に選ぶべき仕事や、バイトを始める際の注意点などについても解説しています。
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脱ニートするならまずバイトから始めるのがおすすめ
「正社員を目指すなら就職活動をスタートするべきでは?」と考える方もいるでしょう。しかし、ブランクが長い場合や業務経験が少ない場合、いきなり正社員への就職を目指すよりも、まずはバイトから始めて職歴を作ることをおすすめします。なぜなら、長い職歴の空白期間は、採用時に不利になりやすい傾向にあるためです。
また、仕事から長期間離れていた場合、感覚を取り戻すまでに時間がかかることも考えられます。もし、「ニートを抜け出して就職したいけど、正社員を目指す自信がない」と悩んでいるのであれば、まずはバイトからスタートし、経験を積んでから挑戦すると良いでしょう。
ニートを抜け出すためにバイトから始めるメリット5つ
ニートを脱出したい方のなかには、自分の経歴やフルタイムで働くことに自信がなかったり、労働意欲が低かったりする方もいるでしょう。
この項では、ニートを抜け出すのにまずバイトから始めるメリットについて解説します。。
1.バイトのほうが採用される可能性が高い
バイトの募集は未経験可の求人が多いため、ニートを抜け出すなら正社員就職よりもチャレンジしやすいといえるでしょう。中途採用の場合、即戦力となり得る人材を募集していることが多いようです。そのため、ニートで職歴がなかったり空白期間があったりすると、ほかの応募者と比較した際に採用の難易度は高くなる可能性があります。
その点、バイトはスキルや経験がなくてもできる仕事が多い傾向にあるため、比較的採用率も高いといえるでしょう。
2.自分のペースに合った働き方ができる
ニートを抜け出すなら、バイトから始めると自分のペースに合った働き方が叶いやすいでしょう。正社員求人は、週5日・フルタイムでの勤務が一般的です。ニート生活が長い場合、不規則な生活リズムが習慣になっている方も少なくありません。そのため、もし正社員になれたとしても環境や生活習慣の変化に適応するのが難しく、心も体も疲れてしまう可能性があります。
バイトから始めるなら、応募の段階で勤務時間やシフトの希望を絞り込むことが可能です。まずは自分に合った無理のない日数から始めてみましょう。仕事に慣れてきたら徐々に出勤日数や勤務時間を増やしていくのがおすすめです。
3.収入が得られて経済的余裕が生まれる
働くことで生活に必要な資金を得られるのは、バイトをするメリットの一つです。仕事を始めて収入が得られるようになると、経済的な余裕が生まれます。ニートで収入がない不安から解消されると、気持ちの余裕にもつながるでしょう。
また、就職活動には応募書類の準備や面接の交通費など、諸々の経費がかかります。本格的に就職・転職活動を始める前にバイトで活動費用を貯められることも、バイトから始める大きなメリットといえるでしょう。
4.経験や職歴が得られる
ニートを抜け出してバイトから始めることで、経験や職歴が得られるでしょう。バイトとして働いた期間は、職歴として履歴書に記入できます。空白期間がある場合でも、バイトとして働いた期間があれば、職場で身につけたスキルや経験を就職活動でアピールできるでしょう。
ニートの期間が長くなると採用が難しくなる可能性があるため、早めに行動を始めるのがおすすめです。ニート生活が長く就活に不安のある方は、「空白期間が半年から1年以上あると転職に不利?履歴書にはこう書く!」のコラムもあわせて参考にしてみてください。
5.自分に自信をつけられる
「バイトが△ヶ月も続いた」「苦手だったことができるようになった」など、バイトを通して出来ることが増えたり、人から感謝を伝えられたりといった経験から自信につながる場合もあります。自信がつけば次のステップに挑戦しやすくなったり、前向きな性格に変化したりすることも期待できるでしょう。
就活では、継続して働くことで身についたスキルや経験、物事を継続する力などをアピールできる可能性があります。
「ニートはバイトやめとけ」といわれる理由は?
「ニートはバイトやめとけ」といわれる理由は、正社員の雇用形態と比べると社会的地位が低く見られてしまう場合が多いからです。具体的には、ローンが組めなかったり、クレジットカードの審査に落ちてしまったりする可能性があります。
また、バイトは一般的に簡単な仕事や責任を問われない仕事を任されることが多いため、長期的に働いても「スキルが身につかない」「キャリアアップが見込めない」といったことも理由として挙げられるでしょう。ニートが社会復帰するにはどんなバイトから始める?
ニートを抜け出して正社員を目指すために、まずはどんなバイトを選べば良いのか迷う方もいるでしょう。以下では、経験の有無や職務経歴などにあわせて状況別にバイトの選び方を紹介します。
なお、ニートから始めるバイトとしておすすめの職種については、「ニートにおすすめのバイトは?探すときの方法や面接通過のコツも解説」のコラムでも詳しく紹介しているので、こちらもあわせてぜひ参考にしてみてください。
働いた経歴や経験が全くない場合
ニートの期間が長く、経歴や経験が全くない場合は単発バイトや短期派遣の仕事がおすすめです。まずは仕事に慣れるところから始め、1つずつ経験を増やしていくと良いでしょう。
単発バイトや短期派遣の仕事は勤務条件さえ合えば比較的採用されやすい傾向にあるようです。1日〜短期で終わる仕事や、1人で作業する仕事も多いので、コミュニケーションが苦手な方も働きやすいといえるでしょう。
幅広い種類の仕事があるので、さまざまな業務を経験し、自分に合ったものを見つけることも可能です。単発バイトで仕事に慣れてきたら、少しずつ長期の仕事にも挑戦してみましょう。
ブランクがある場合
「ブランクがあるけど、できれば経験を活かして働きたい」と考えている場合は、同じ職種や業種のバイトを選ぶのがおすすめです。「経験や職歴が得られる」でも解説したように、職歴に空白期間があっても、以前にバイトや派遣、正社員などで働いていたのであれば、採用試験でアピールできるうえ、就業後も経験を活かして働ける可能性があります。
これまで自分がしてきた経験を振り返り、自分に向いていると思う仕事をリストアップしてみましょう。「自己PRとは?面接で話せる効果的な書き方を例文とあわせて紹介」では、自己PRを考える際のポイントについてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
バイト先で正社員への就職を目指す場合
バイトで働きながら正社員就職も目指したいのであれば、正社員登用制度のある求人を選ぶのがおすすめです。ニートを抜け出して正社員として就職するために、まずはバイトで経験を積む方法がありますが、正社員登用制度のある企業へバイトとして入社し、そのまま就職する方法もあります。
この方法のメリットは、人間関係や職場の雰囲気を知った上で、正社員として就職できる点です。せっかく入社しても環境が合わずに退職してしまうリスクを軽減できるでしょう。正社員登用制度があるバイト求人に応募する場合は、その会社でこれまでにどれくらい正社員として登用された実績があるのかを確認することが大切。また、正社員登用制度があっても、仕事で成果を出さなければ正社員になることが難しいことも多いようです。バイトとして入社後は、コツコツと努力して業務に取り組んでいる姿を見せるようにしましょう。
バイトを探す際は勤務条件をよく確認しよう
仕事が始まってから「希望と違った…」と気づくことがないよう、アルバイトを探す段階で勤務地や勤務時間などの条件をしっかりチェックしておきましょう。アルバイトを探すときにチェックすべき点については、「ニートにおすすめのバイトの探し方!ネット以外の情報源や仕事を紹介」でも紹介しているので、あわせてご覧ください。バイトから始めるニートが採用を目指すためのポイント
この項では、ニートから社会復帰を目指すためのバイト探しのポイントについて紹介します。
未経験から挑戦できる求人を選ぶ
応募条件に「未経験可」と書かれている求人は、経歴に関係なく応募できるため挑戦しやすいでしょう。特別な資格が不要な仕事であれば、ニート生活が長くても採用される可能性があります。また、未経験者を採用するぶん、マニュアルや教育体制などがしっかり整備されている職場も多いようです。
一方で、未経験可の求人は誰でも挑戦できることから倍率が高く、不採用になってしまう可能性もあります。もし採用されなかったとしても、面接の経験を今後に役立てる気持ちで挑戦しましょう。
面接は嘘をつかず正直に話す
バイトの面接を受ける際は、返答に嘘はつかず正直に話すようにしましょう。ニートの期間があると、面接で「働いていなかった理由」「ニートの間は何をしていたのか」など、空白期間について質問される可能性があります。
ニートはマイナスの印象を与えるのではないかと不安になる方も少なくありません。しかし、虚偽の職歴を伝えてしまうと、バレた際に経歴詐称として懲戒解雇になる恐れがあります。そのため、面接担当者からの質問には嘘をつかず正直に話すことが大事です。また、「働きたい」という気持ちを、目的を添えてしっかり説明出来るように準備しておきましょう。
面接対策については、「ニートの面接対策を解説!空白期間の答え方や自己紹介の例文を紹介」で例文を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
自分の長所や得意なことをアピールする
これまでの職歴に関係なく、自分の長所を伝えましょう。ニートで職歴がないなら、学生時代のエピソードでも構いません。頑張ったことややり遂げたことなどは、採用担当者にも良い印象を与えます。
また、応募する職種に活かせる長所を伝えるのも採用を目指すポイントです。たとえば、パソコンの操作が得意なら事務職やIT職、コミュニケーション能力に自信があるなら接客業や営業職などの面接でアピールできるでしょう。
脱ニートしてバイトに受かったら気をつけること
脱ニートを目指してバイトに受かったら、以下のポイントに気をつけましょう。
バイトを続ける期限を決める
ニートを抜け出して正社員への就職を目指したいなら、いつまで続けるか明確な期限を決めておきましょう。バイトをするうえで大事なのは、期限を決めずになんとなく続け、そのままフリーターになってしまわないこと。無職期間が長引くよりはフリーターとして職歴を作っておくほうが良いですが、フリーターの期間が長引くと、そのぶん正社員就職のスタートも遅れてしまいます。
また、基本的に正社員の求人は年齢を重ねるほど対象が狭まっていく傾向があるので、できるだけ早いスタートを切るのが得策です。
目的を見失わない
ニートを抜け出してバイトから始めるなら、「正社員就職」という目的を見失わないようにしましょう。仕事が出来るようになるとスキルや経験が身につく反面、新しいステップを踏み出すのが怖くなってしまう場合があります。
一般的に、バイトからキャリアアップを図るのは難しいことが多いもの。将来の安定性を得るためにも、目的はあくまで「就職」であることを意識してバイトに励むようにしましょう。
就活に影響しないようスケジュール管理をする
正社員を目指すなら、バイトを入れ過ぎて就職活動に影響しないようスケジュール管理をすることも大事です。バイトに慣れてくると、出勤日数を増やしたり、勤務時間を長くしたりして収入アップを目指すこともあるでしょう。しかし、バイトに打ち込んでしまうと、就活の時間が十分に確保できない恐れがあります。正社員就職の選考を優先できるよう、無理のないシフトで働けるように意識しましょう。
若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブは、専任のキャリアアドバイザーによる丁寧なカウンセリングによって、一人ひとりに合った求人をご紹介します。未経験から挑戦できる求人も豊富なので、職歴なしでも安心です。
また、履歴書の書類添削や面接面接などのサポートも充実。「ニートから社会復帰したいけど、具体的にどう行動したら良いかわからない」「今の自分のスキルで正社員を目指すことはできる?」などのご相談にもキャリアアドバイザーがお答えします。就活が初めての方も自信を持って社会復帰への第一歩を踏み出せるでしょう。
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脱ニートするならまずバイトから!よくあるお悩みFAQ
ここでは、ニートから抜け出してバイトから始めようとする際、よくある質問をQ&A方式でまとめました。
引きこもりはバイトに受からないって本当?
引きこもりだからといってバイトに受からないわけではありません。
長い間引きこもりをしている場合、バイトの面接では経歴の空白期間について聞かれる可能性があります。そこで、空白期間に何をしていたのか、今後どのようにしていきたいかについて明確に答えられるようにしておくのがおすすめです。また、自分の強みや長所などをしっかりアピールできると、採用担当者にも好印象を与えられるでしょう。
面接での空白期間の回答例は、「ニートがバイトの面接に受かるコツ!空白期間はどう説明する?マナーも解説」にて紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
ニートにおすすめのバイトはありますか?
同じニートでも、現在どういった状況にあるかでおすすめのバイトは変わります。 一度も働いたことがないなら、まずは短期や単発のバイトから始めましょう。
今はニートでも就職していた経歴があるなら、前職の経験を活かせるバイトがおすすめ。もし、「できればバイトから正社員になりたい」と考えているなら、正社員登用制度のあるバイト先を探しましょう。登用制度について詳しく知りたい方は、「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」の記事をご覧ください。
ニートに単発バイトはできないって本当?
雇用形態が「アルバイト」であれば、単発バイトとして働くことが可能です。労働者派遣法の改正では、雇用形態が「派遣」で雇用期間が30日以内の日雇派遣が原則禁止されています。
また、単発バイトは未経験から挑戦できる求人が多いため、業務経験が少ない方も勤務条件次第で、すぐに働き始められるでしょう。
参照元
厚生労働省
派遣労働者・労働者の皆様
バイトが怖いと感じるときは?
対人関係の不安や業務内容が覚えられるかなどの心配からバイトが怖いと感じることもあるでしょう。責任感のある人ほど、「周りに迷惑をかけてしまうのでは」と思い悩んでしまいがちですが、気になる求人があれば積極的に挑戦してみるのがおすすめです。
バイトを怖いと感じにくくなる方法については、「ニートはバイトが怖い?面接の不安解消法とおすすめ職種をご紹介」で紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。