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26歳ニートからの就職は遅い?就活のポイントとコツをご紹介
この記事のまとめ
- 26歳ニートから始める就職活動は、決して「遅い」とはいえない
- 26歳ニートの就職活動では、企業にポテンシャルを評価してもらえる可能性がある
- 26歳以降もニートを続けると、年齢を重ねるごとに正社員への就職は難しくなる
- 自己分析や企業研究など、就職活動に向けた準備や対策を行うことが大切
- 26歳ニートから正社員を目指すなら、就職エージェントに相談してみよう
26歳でニートをしている方のなかには、「今から就職活動を始めるのは遅い?」と不安に思う方もいるでしょう。20代の就職活動では、若年層としてポテンシャルを評価してもらえる可能性があります。将来を考えるなら、なるべく早めに行動することが大切です。
このコラムでは、26歳ニートから就職を目指すコツや挑戦しやすい仕事の例を紹介します。就職活動のポイントを押さえつつ、正社員に向けた一歩を踏み出しましょう。
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26歳ニートからの就職は決して「遅い」とはいえない
26歳のニートから、正社員就職を目指すことは可能です。20代はポテンシャルが評価されやすく、これまでに職歴がなくても、将来性を見込んで採用してもらえる場合があるでしょう。そのため、26歳から就職活動を始めるのは、決して「遅い」とはいえません。
正社員を目指すなら、まずは生活リズムを整えて就職活動に向けた準備を始めましょう。企業研究や面接対策などの就職活動に関する対策を徹底して行い、自信をもって臨むことが成功のカギとなります。就職活動を始める際は、「何をすればいいのか」「気をつけるポイントは何か」「どこに力を入れるのか」を確認しながら取り組んでみてください。
20代はポテンシャル採用の可能性があるから
職種や求人によっては学歴や経験を問わず、ポテンシャルを評価して採用する企業が存在します。26歳のニートをはじめとした20代の若年層は、これまでの職歴がなくてもポテンシャルを評価してもらえる場合があるでしょう。ポテンシャル採用を行っている職種や求人に見られる特徴は、以下のとおりです。
- ・人材が不足している
- ・この先も需要の見込みがある
- ・未経験者を歓迎している
- ・人柄を重視している
なお、就職活動では年齢とともに経験を求められやすくなります。ポテンシャル採用を狙うなら、20代の若いうちに就職活動を始めて正社員を目指しましょう。
26歳ニートの割合は?
財務省統計局の「2024年(令和6年)平均結果の概要 第4 未活用労働」によると、2024年の非労働力人口は4,009万人でした。非労働力人口のうち、働ける状態だけど就職を考えていない人の数は、男女合わせて28万人になっています。年齢ごとのデータはありませんが、前年と比較して2万人減少していると分かりました。
なお、同資料内の「第3 非労働力人口(就業希望の有無別の動向など)」では、年齢階級別に分けて非労働人口の就業希望者数を公表しています。非労働人口で就業を希望している25~34歳の人数は、男女合わせて32万人いるようです。就職を考えていない人の全体人数と比較しても、就職を目指している25~34歳の人のほうが多いと分かるでしょう。
参照元
総務省統計局
労働力調査(詳細集計) 2024年(令和6年)平均結果
26歳以降もニートを続けるリスク
ニートの生活を続けて年齢を重ねると、就職の難易度は上がりやすくなります。また、挑戦できる仕事の選択肢が限られる恐れもあるので、将来を見据えて早いうちから行動を起こすことが大切です。
ここでは、26歳以降もニートを続けた場合のリスクについて解説していきます。どのようなリスクが起こり得るのか確認していきましょう。
年齢を重ねるごとに正社員就職が難しくなる傾向がある
26歳以降も就職せず、無職のまま過ごすと、年齢を重ねるごとに就職の難易度は上がりやすくなるでしょう。30代、40代以降は、これまでの経験や仕事での実績を企業から求められるようになり、未経験者歓迎の求人も減少傾向になります。
20代はポテンシャルが評価されやすいので、未経験の場合も将来性を見込んで採用してもらえる可能性があるでしょう。将来的に働きたいと考えているなら、できるだけ早く就職活動を始めることがおすすめです。
年齢とともに正社員との収入格差が広がっていく
26歳以降もニートの生活を続けると、同年代との間に収入格差がより広がっていきます。家族の支援を受けてニートとして生活している場合、この先も継続して家族の支援があるとは限りません。生活資金が足りなくなると、将来的にライフプランを実現しにくくなる恐れがあります。ライフプランに関しては、「社会的信用が低くライフプランの実現が難しくなる場合がある」でご紹介しているので、ご参考ください。
厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」では、雇用形態別に正社員と非正社員の賃金を調査しました。年齢ごとに分けたそれぞれの賃金は以下のとおりです。
年齢 | 正社員 | 非正社員 |
---|---|---|
~19歳 | 20万1,600円 | 17万9,400円 |
20~24歳 | 23万7,000円 | 19万7,300円 |
25~29歳 | 27万2,800円 | 21万9,600円 |
30~34歳 | 30万8,500円 | 22万1,900円 |
35~39歳 | 34万300円 | 22万1,600円 |
40~44歳 | 36万6,800円 | 22万2,600円 |
45~49歳 | 39万500円 | 22万7,900円 |
参照:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況 雇用形態別」
表を見ると、正社員の賃金は年齢とともに上がっていると分かります。一方、非正社員は正社員と比べて賃金が低く、30歳以降は22万円代に落ち着き、年齢を重ねても収入に大きな変化は見られません。正社員の場合は雇用や収入が安定しており、経験や実績によって昇給が期待できます。金銭的な不安を抱えないためにも、20代のうちに正社員就職を目指すのがおすすめです。
参照元
厚生労働省
令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況
社会的信用が低くライフプランの実現が難しくなる場合がある
26歳ニートのまま過ごしていくと、ライフプランの実現が難しくなる場合があります。「数年以内に車を購入したい」「△歳までに家を建てたい」と考えていても、収入がないと目標の実現に向けて貯金ができない状態です。たとえば、資金確保に向けてローンの申請をした場合、支払い能力がないと判断されて審査に通過しづらくなるでしょう。
なお、正社員の場合は雇用が安定しているため、社会的信用によりローンの審査は通過しやすい傾向にあります。ライフプランを実現するためには、正社員に就職して毎月安定した収入を得る方法がおすすめです。
ニートの将来に不安を感じた場合は早めに就職活動をしよう
ニートのまま年齢を重ねると、金銭的な不安だけでなくライフプランの実現も難しくなります。今は影響を感じていなくても、将来的に生活が苦しくなったり希望の仕事に挑戦できなかったりする恐れがあるので、なるべく早いうちに就職活動を始めましょう。
早めに動き始めることで、就職活動に向けた準備や対策に集中できます。正社員として働けば雇用と収入が安定するため、金銭的な余裕が生まれて貯金の確保もしやすいでしょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
26歳ニートから挑戦しやすい仕事
26歳ニートから正社員就職を目指すなら、未経験から挑戦できる業種や職種に注目して探す方法も手段の一つです。未経験から挑戦できる仕事は、マニュアルが整っていたり業務がルーティン化されていたりする場合があります。職歴がなく不安を抱えていても、環境が整っているため安心して働けるでしょう。
ここでは、「job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」を参考に、26歳ニートから挑戦しやすい仕事の一例を、平均年収や求められるスキルとあわせてご紹介していきます。職業によって仕事内容や特徴は異なるため、「関心を持つポイントはあるか」「自分の適性に合っているか」などに注目しながら確認してみてください。
営業職
営業職とは、顧客に対して自社の商品や提供するサービスの魅力を伝え、購入につなげる仕事です。「新規契約がメイン」「取引を行っている顧客のアフターフォロー」など、企業によって営業の仕方は異なります。営業職は成績によってインセンティブを支給される場合があるため、仕事に対してモチベーションを保ちながら働けるでしょう。
また、営業職は未経験から挑戦しやすいため、ニートから就職を目指せます。社内外問わずさまざまな人と関わりをもてるので、仕事を通して人脈を広げていけるでしょう。人と関わるのが好きで、コミュニケーションを取りながら働きたい方におすすめです。
職種 | 平均年収 | 求められるスキル |
自動車営業 | 533.5万円 | ・コミュニケーションスキル ・行動力 ・一定の体力 |
保険営業 | 469.2万円 | ・コミュニケーションスキル ・洞察力 ・粘り強さ |
広告営業 | 579.5万円 | ・社交性 ・リーダーシップ ・提案力 |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「自動車営業」「保険営業(生命保険、損害保険)」「広告営業」
「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムでは、営業職で働くメリットや男性・女性別で年収の例を紹介しています。営業職の仕事が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
事務職
事務職とは、パソコンを使用した文書作成やデータ入力、郵便物の仕分け、備品管理、電話対応、来客対応などを行うバックオフィスの仕事です。業務内容は多岐にわたるものの、仕事に慣れてやり方を覚えれば自分のペースでこなしていけるでしょう。事務職の主な種類は以下のとおりです。
- ・一般事務
- ・総務事務
- ・営業事務
- ・経理事務
- ・受付事務
事務職の仕事は業務がルーティン化しているため、残業が少ない傾向にあります。仕事とプライベートのバランスを保ちやすく、腰を据えて長く働けるのが魅力です。また、未経験から挑戦できるためオフィスワークで働きたい方や、ワークライフバランスを重視するニートの方に向いているでしょう。
職種 | 平均年収 | 求められるスキル |
一般事務 | 510.9万円 | ・正確さ ・注意力 ・几帳面さ |
総務事務 | 493.4万円 | ・正確かつ迅速な判断力 ・行動力 ・コミュニケーションスキル |
営業事務 | 496.3万円 | ・ビジネスマナー ・コミュニケーションスキル ・スケジュール管理能力 |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「一般事務」「総務事務」「営業事務」
「事務職とは?種類や仕事内容を解説!平均年収とおすすめの資格も紹介」のコラムでは、事務職の仕事内容や1日のスケジュールについて紹介しています。こちらのコラムもぜひご覧ください。
清掃員
清掃員とは、オフィスビルや商業施設などで掃除を行う仕事です。床や窓、トイレ、玄関、階段などの決められた場所を掃除して、施設をきれいに保ちます。掃除の仕事は一人で担当したり、チーム制で担当したりするなど、現場によって異なるようです。
職種 | 平均年収 | 求められるスキル |
清掃員 | 278.4万円 | ・顧客の信頼を得る力 ・几帳面さ ・チームワーク力 |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「ビル清掃」
清掃員、利用者が施設を快適に利用するために欠かせない仕事といえます。誰かの役に立ちたい方や掃除できれいにするのが好きな方は、清掃員の仕事に向いているでしょう。掃除の仕事を通して幅広い人の役に立てるのは、清掃員ならではの魅力です。
警備員
警備員とは、オフィスビルや病院などの施設で警備を行う仕事です。施設内や外の巡回を行い、犯罪や事故の発生を未然に防いで、不審者や不審物から人々の安全を守ります。警備員の仕事は学歴や経歴を問わず挑戦できるので、ニートから就職を目指しやすいでしょう。
職種 | 平均年収 | 求められるスキル |
警備員 | 376.1万円 | ・責任感 ・迅速かつ的確な判断力 ・行動力 |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「施設警備員」
なお、警備員として入社すると、警備業法で定める20時間以上の新任教育や、企業が実施する研修を受ける必要があります。警備に関する知識や実践的な技能を身につけてから、現場で勤務を始めるようです。
飲食店スタッフ
飲食店スタッフとは、調理や食事の提供、レジ対応などの業務を行う仕事です。飲食店の規模や特徴は、企業によって異なります。正社員として働く場合、飲食店における仕事全般をこなせるように業務を覚える必要があるでしょう。飲食店スタッフとして経験を積むと、将来的に店長やエリアマネージャーへのキャリアアップを目指せます。
職種 | 平均年収 | 求められるスキル |
飲食店スタッフ | 327.9万円 | ・コミュニケーションスキル ・チームワーク力 ・マニュアルを理解して実践する力 |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「飲食店チェーン店店員」
飲食店スタッフの仕事はニートから挑戦しやすく、人と関わるのが好きな方や物事に対して柔軟に対応できる方に向いている可能性があるでしょう。
ドライバー
ドライバーとは、目的地に向かって指定の日時までにトラックで荷物を運ぶ仕事を指します。トラックには「大型・中型・小型」の種類があり、大きさや用途によって輸送距離が異なるのが特徴です。近場で荷物を運搬する日勤のみの求人や、休憩を取りながら数日間にわたって遠方の目的地まで荷物を運ぶ求人もあります。
職種 | 平均年収 | 求められるスキル |
ドライバー | 485.3万円 | ・集中力 ・健康を保つために自己管理する力 ・接客マナー |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「トラック運転手」
インターネット通販の拡大により、物流の需要が高まっているため、ニートから挑戦しやすい仕事といえるでしょう。なお、ドライバーになるためにはトラックの大きさに応じた運転免許が必要です。企業によっては「資格取得支援制度」を設けているため、制度を利用しながら免許の取得を目指す方法もあります。ドライバーの仕事が気になる方は、求人票の内容を確認してみてください。
工場作業スタッフ
工場作業スタッフとは、荷物の搬入や製品の組み立て、梱包、検査などを行う仕事を指します。カレンダーどおりの勤務や夜勤を含めたシフト制など、働き方は求人によってさまざまです。ライン作業の場合は、単純作業を繰り返して行う傾向にあるため、コツコツと業務をこなし集中しながら働けるでしょう。仕事では正確さとスピードを求められるため、物事を的確にこなせる方や細部まで目を配って注意を払い取り組める方におすすめです。
職種 | 平均年収 | 求められるスキル |
工場作業スタッフ | 340.1万円 | ・効率的に仕事をこなす力 ・安全に作業するための注意力 ・一定の体力 |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「工場労務作業員」
学歴や経歴を問わず募集している求人があるので、工場スタッフはニートから就職を目指しやすいでしょう。なお、作業内容は工場によって異なるため、工場スタッフの仕事を検討している場合は、どのようなポジションで募集しているのか求人票の詳細を確認してみてください。
参照元
職業情報提供サイト(job tag)
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26歳ニートから正社員を目指す際のポイント
26歳ニートの就職活動は、自己分析や企業研究などの対策を行うことが大切です。十分な対策ができていないと、適性に合わない仕事に就いたり、就職活動でアピールできなかったりする可能性があるでしょう。以下でニートから正社員を目指す場合のポイントを解説するので、就職活動を始める際の参考にしてみてください。
自己分析を行う
26歳ニートから正社員を目指すなら、まずは自己分析を行いましょう。自己分析とは、自分の適性を知るために行う方法のこと。自己分析を行うと自分の強みや弱み、大切にしている価値観などが分かります。自己分析で適性を知ると、やってみたい仕事や自分に向いている仕事がおのずと見えるでしょう。入社後のギャップが起きにくくなるため、深掘りしながら自己分析を行うことがおすすめです。
なお、自己分析は時系列に沿ってエピソードを振り返ることがポイントです。たとえば、「高校時代はなかなか部活のレギュラーに選ばれなかった。レギュラーに慣れないのが悔しかったので、朝と夜に自主練習を欠かさず行い、最後の大会は選手として出場できた。」「大学時代は学園祭の実行委員となり、楽しんでもらえる企画を考えたり、宣伝の方法を工夫したりするなど裏方として貢献した。」のように具体的に振り返ってみてください。エピソードを深掘りして、「何を頑張ったのか」「困難をどのように乗り越えたのか」「褒められて嬉しかったことは何か」などを洗い出すことが大切です。
企業研究を徹底する
26歳ニートから就職を目指す際は、企業研究を徹底して行いましょう。企業研究とは、会社に対する理解を深めるために行う方法を指します。企業の情報収集を行うと、客観的な視点をもって会社の比較ができるようになるため、「△△会社は若手からキャリアアップを目指しやすい」「△△会社では□□の資格支援制度を導入している」のように、会社ごとの特徴が見えてくるでしょう。
企業研究は、インターネットを活用して行う方法があります。気になる会社のWebサイトにアクセスして、企業理念や事業内容、求めている人物像などの調査をしましょう。ほかには、「会社四季報」を読んで各会社の概要を理解していく方法があります。企業研究で会社について調べたら、「会社の持つ強み」「魅力に感じたポイント」など、項目に分けてリスト化しておくと比較しやすくなるでしょう。
完成度の高い履歴書を準備する
26歳ニートから就職を目指す場合、採用担当者に興味をもってもらえる内容を意識しながら作成することが大切です。誤字脱字に注意して、基本情報や学歴・職歴、志望動機、自己PRなどの項目を埋めていきましょう。履歴書は基本的に空欄を作らないように、各項目を埋めていくことがポイントです。空欄があると書き忘れたと思われたり、志望意欲が低いと思われたりする恐れがあるので気をつけましょう。
なお、応募先の会社から指定がない場合、手書きではなくパソコンで履歴書を作成しても問題ありません。手書きで作成するときと比べて、履歴書の内容を編集しやすいメリットがあります。書類選考通過を目指し、完成度の高い履歴書を準備しておきましょう。
「就活の履歴書の選び方は?書き方の基本や気をつけたいことを解説」のコラムでは、履歴書の基本的な書き方や気をつけるポイントについて解説しています。気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
面接対策をする
26歳ニートから就職を目指すときは、面接対策を入念に行いましょう。面接では自己アピールをしたり志望動機を伝えたりするため、質問されそうな内容を想定のうえ回答を考えておくことが大切です。質問を想定して何度も練習を行うと、面接に対して自信をつけられます。面接当日は緊張しやすいので、心に余裕をもって臨めるように練習を重ねておきましょう。
面接で質問されやすい内容は、以下のとおりです。
- ・自己紹介をお願いします
- ・当社を志望した理由を教えてください
- ・自己PRをしてください
- ・あなたの長所や短所は何ですか?
- ・当社でどのようにキャリアを築いていきたいですか?
なお、入退室の方法や受け答えの仕方、服装などの基本的なマナーも把握しておきましょう。面接では細かいところまでチェックされるので、正しい敬語の使い方を学び、話し方を練習しておくと安心です。清潔感のある身だしなみに整え、十分な対策を行ったうえで面接本番に臨みましょう。
「面接対策のやり方は?押さえておきたいポイントと注意点を解説」のコラムでは、面接のマナーや対策について解説しています。面接対策をしたいと考えている方は、あわせてご一読ください。
26歳ニートの就職活動を成功させるコツ
26歳ニートから就職活動を始める際は、生活リズムを整えることから始めましょう。リズムが乱れていると体調を崩しやすくなります。まずは、規則正しい生活を意識しながら過ごしてみてください。
ここでは、26歳ニートの就職活動を成功させるコツを紹介します。就職を検討している方は、参考にしてみてください。
生活習慣を整える
26歳ニートで就職活動を始めるなら、規則正しい生活を心掛けて過ごしましょう。無職で過ごしていると、生活習慣やリズムが乱れることも。たとえば、夜更かしにより昼夜が逆転していたり、食事の時間が不規則だったりするなど、生活習慣が乱れた状態で過ごしている場合があるでしょう。生活習慣が乱れていると体調を崩しやすく、集中力が低下する恐れがあるので注意が必要です。
一般的に就職活動は、日中に行います。生活習慣が乱れている場合は、「早めに就寝して朝に起きる」「毎日決まった時間に食事する」「外で散歩する時間を設ける」のように、生活リズムや過ごし方を見直しましょう。
「昼夜逆転の治し方を詳しく解説!大人でも治せる?原因別の対処法をご紹介」のコラムでは、昼夜逆転の生活になる原因と治し方を紹介しています。昼夜逆転の生活を改善したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
就職活動の目的・目標を明確にする
26歳ニートから就職活動を始める場合、「なぜ就職したいのか」を明らかにしましょう。就職したい理由や目的がないと、やる気が続かなかったり、就職活動を始めても思うように進まなかったりする恐れがあります。
また、就職活動は期限を決めて取り組むことが大切です。「△月までに就職を決める」と目標を立てて逆算することで、いつまでに何をすべきか具体的なタスクが分かるでしょう。目標を立てるとメリハリをつけて取り組めるため、就職活動に対するモチベーションを保ちやすくなるメリットもあります。
アルバイトや派遣社員も視野に入れてみる
正社員への就職に不安をもつ26歳ニートの方は、最初にアルバイトや派遣社員として働く方法もあります。働くことに慣れるだけでなく、正社員で働く場合に「どのような仕事をしたいか」「何を重視して就職したいか」などが分かるでしょう。アルバイトや派遣社員で働いた経験は、就職活動でのアピールポイントにもなります。「何を学んだのか」「どのような工夫をしたのか」など、自己アピールする際の材料になり、就職活動で役に立つでしょう。
なお、「正社員登用制度」により、アルバイトや派遣社員から正社員になる方法もあります。アルバイト先や応募企業で制度を設けている場合、そこから正社員を目指してみるのも手段の一つです。ただし、制度を導入していても、実際に正社員に登用した実績がない場合もあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
就職エージェントを活用する
26歳ニートから就職を目指すなら、就職エージェントに相談する方法も選択肢の一つです。エージェントに相談すると、キャリアアドバイザーから自分の適性に合う求人を紹介してもらえます。就職に関する不安や働くうえでの希望をキャリアアドバイザーに相談できるので、「仕事内容が合わなかった」「職場環境が合わなかった」のような、入社後のギャップが起きにくくなるでしょう。
また、就職エージェントでは履歴書の基本的な書き方のアドバイスや、一人ひとりに合わせた面接対策を行っています。就職活動にまつわる幅広いサポートを受けられるので、ニートから就職を目指す場合も安心です。分からないことがあればキャリアアドバイザーに相談できるため、疑問を解消しながらスムーズに就職活動を進められるでしょう。
就職エージェントについて詳しく知りたい方は、「就職エージェントとは?利用できるサービスやおすすめの活用方法を解説!」のコラムもおすすめです。利用するメリットや自分に合った就職エージェントの選び方について解説しています。
「26歳ニートから正社員を目指せるか不安」「就職活動の仕方がよく分からない」と悩んでいる方は、就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、ニートを含む20代の若年層に特化している就職エージェントです。キャリアアドバイザーがヒアリングを行い、あなたの適性に合った求人を厳選してご紹介します。
履歴書の作成や面接対策のほか、強みを引き出す自己分析も一緒に行うので、就職活動が初めての方も安心です。キャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれるので、不安や疑問を解消しながら就職活動を進められるでしょう。ハタラクティブへの登録やサービスのご利用はすべて無料です。まずはお気軽にご相談ください。
26歳ニートに関するQ&A
ここでは、26歳ニートの方が抱きやすい疑問やお悩みをQ&A形式にまとめました。ニートで過ごすことに不安を抱えている方や就職活動を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
26歳のニートはやばい?「人生終わり」って本当?
ニートを続けた際に起こり得るリスクにより、「人生終わり」といわれる場合があるようです。この先もニートのまま過ごしていくと、将来的に正社員との収入格差が広がり、社会的信用の低さからライフプランの実現が難しくなる場合があります。将来を考えるなら、正社員への就職を検討してみましょう。
「『ニートのまま仕事をしたくない…』将来のリスクや社会復帰の方法を解説」のコラムでは、ニートを続けた場合のデメリットや社会復帰するための方法を解説しています。ニートの生活に不安を抱える方は、こちらもあわせてご覧ください。
26歳ニートで職歴のない女性は就職できる?
職歴がなくても正社員就職を目指せます。一般的に就職の難易度は、年齢とともに上がりやすい傾向にあるので、早いうちから行動を始めることがポイントです。26歳は年齢が若いため、未経験で職歴がない場合も、ポテンシャルを評価してもらえる可能性があるでしょう。
ただし、就職を成功させるためには、十分な準備や対策が必要です。自己分析や企業研究など、準備や対策を入念に行ったうえで就職活動に臨みましょう。
「26歳の就活は進め方が重要!職歴なしから就職を成功に導くポイントを解説」のコラムでは、26歳のフリーターやニートの方に向けた就職活動のポイントを解説しています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。
就職活動で活用できるニート向けのサービスは?
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たとえば、エージェントに相談すると、サポートを受けながら就職活動を進めていけるでしょう。求人紹介や履歴書の添削など、就職にまつわる幅広いサポートをしてもらえるのは、エージェントならではの魅力です。26歳ニートから就職を目指す方は、就職エージェントの活用を検討してみてください。
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※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。