就活の履歴書で気をつけることは?書き方や購入先など基本から確認しよう

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この記事のまとめ

  • 就活で使う履歴書は書く内容や文字数で選ぶのがおすすめ
  • 就活用の履歴書はコンビニや100円均一二売っているが、書店などは選択肢が増える
  • 就活で提出する履歴書に空欄が目立つと志望度が低いと判断されるので注意する
  • 気づきにくい誤字脱字は、就活用の履歴書ができたら第三者にチェックしてもらおう

就活の履歴書は、採用担当者が「応募者の情報」として最初に目にするものでもあります。そのため、マナーを守った書き方ができていないとマイナスイメージを持たれてしまう可能性も。このコラムでは履歴書の書き方の基本や使用する履歴書の種類、作成時の注意点などをまとめているので、作成前に確認しておきましょう。

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就活で使う履歴書の選び方

就活で使う履歴書に決まった形式やフォーマットはありません。企業から指定がない限りは自分の好みで選びましょう。履歴書は半分に折ってA4サイズになるものとB5サイズになる履歴書がありますが、サイズも企業から指定がなければ好みで選んで問題ありません。
どのフォーマットやサイズを選んでいいか分からなければ、下記を参考にしてください。

書き込む内容で選ぶ

履歴書の選び方で悩んだら、書き込む内容や項目から選んでみましょう。たとえば、厚生労働省様式といわれる基本のフォーマットは、学歴・職歴欄が大きく「志望動機」「特技」「アピールポイント」がひとつの欄になっているのが特徴。職歴が多い、志望動機と自己PRを分けて書くのが大変、配偶者情報や通勤時間といった仕事に直結しない情報は記載を控えたい、と考える方に向いています。

履歴書の種類

前述した厚生労働省様式は履歴書のなかでも新しいもの。従来の基本とされている「JIS規格履歴書」は厚生労働省様式と基本的に同じで、市販されている多くの履歴書が該当します。ほかに志望動機・自己アピール・趣味特技欄がそれぞれ独立しているものや、学歴・職歴欄が少ないもの、希望のシフトを書く欄があるものなどさまざま。自分に合った履歴書を選びましょう。

参照元
厚生労働省
新たな履歴書の様式例の作成について

書き込む文字数で選ぶ

B5とA4それぞれの履歴書を比べたとき、A4のほうがサイズそのものが大きくなるため書き込む文字数も自然と増えることに。また、志望動機と自己アピールの欄がまとまっているか独立しているかでも、書き込む文字数や記載内容に違いが出るはずです。ひとつの項目ごとにしっかり文字数を使ってアピールしたいのか、書類では完結にまとめて面接などでしっかり説明したいのかなど、履歴書の使い方でも選ぶことができます。

ほかの書類との統一性で選ぶ

履歴書のほかに職務経歴書などの書類も提出する場合、ほかの書類のサイズと合わせるのも選び方のひとつです。職務経歴書にも決まったフォーマットはないものの、A4サイズで作成するのが基本とされています。そのほか送付状などもA4サイズのため、履歴書も合わせてA4サイズにすると統一感が出て取りまとめやすくなります。

Webでダウンロードした履歴書を使ってもいい?

どうしても市販されている履歴書に自分が求める項目がなかったり、より自分をアピールできるフォーマットがあると考えていたりするなら、Webに公開されている履歴書を使用したり自作したりしても問題ありません。また、記載についてもパソコン作成で問題ないとする企業が増えているため、「履歴書はパソコンと手書きのどっちで作成すべき?作り方の注意点も解説」を参考に決めましょう。
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履歴書の書き方の基本

ここでは、履歴書の項目ごとに基本の書き方をまとめています。就活で使用する履歴書を作る前に確認しておきましょう。

基本情報欄

氏名や住所、連絡先を書く欄です。
氏名は戸籍に登録されている字体を使い、住所は都道府県や建物名を略さずに記載しましょう。メールアドレスは社会人としてふさわしいものを選び、o(オー)と0(ゼロ)など似ている文字にはふりがなをふるなどして間違いのないようにします。

学歴・職歴欄

学歴から書き始め、中学校卒業から記入するのが一般的です。「高等学校」「◯◯県立」「株式会社」など、学校名や企業名も略さないのがマナー。職歴にアルバイトは含まれないので、新卒や既卒の場合は職歴は「なし」となります。既卒でフリーター歴が長い場合は、「履歴書の職歴欄にアルバイト経験は書くべき?アピールできる書き方」を参考に、アピールにつながるアルバイト歴を書きましょう。

資格・免許欄

学歴や職歴と同様に経年記載が基本ですが、資格よりも免許を先に書くのが一般的です。
資格や免許名も正式名称を記載し、業務と大きくかけ離れているものやレベルが低いと判断される級は書かないなど注意を払いましょう。「履歴書の資格欄の書き方とは?記載する順番や免許との違いも解説」のコラムも参考にしてください。

志望動機・自己PR欄

履歴書でもっとも重要になる部分といえます。数ある企業のなかからなぜ応募先を選んだのか、応募先企業のどこに共感したのか、入社したらなにをしたいのかといった内容を、根拠を交えて論理的に述べましょう。自己PRでは自分の強みを述べたあとに仕事でどう活かせるのかを伝えます。

本人希望欄

本人希望欄には、希望勤務地や希望職種を記載します。ただし、基本的には募集要項に複数の勤務地や職種が記載されている場合のみ。「営業職、東京地区」など募集の段階で職種や勤務地が決まっている場合は、この条件に納得できる人が応募すると想定しているため、「本社の事務職を希望します」「大阪支社で営業職を希望します」など要項に書いていないことを記載するのはマナー違反です。特に希望がない場合は「貴社規定に従います」と書きましょう。詳しくは「何を書くべき?履歴書の本人希望欄」をご確認ください。

就活で使う履歴書はどこで買う?

就活で使用する履歴書は、書店や文具店に多くの品揃えがあるようです。ほかにも総合スーパーやホームセンター、100円均一などで販売されていることも。コンビニも店舗によっては取り扱いがあるようですが、種類が少ない可能性が高いです。あらかじめ自分に合った履歴書を選びたいという方は、大型書店や文具店で選びましょう
なお、履歴書はどこで購入しても選考結果に影響をおよぼすことはありません。学生の場合は学内の売店などで学校名が記載されている履歴書が販売されていることもあるようです。

就活の履歴書で気をつけることは?

就活の履歴書に空欄が多いと、志望度が低いと評価されやすくなります。また、誤字脱字や略語についても「社会人としての自覚がない」「仕事でもミスをしそう」とマイナスイメージに繋がりやすいため、気をつけましょう。

空欄が多い

履歴書には基本的に空欄を作らないようにします。趣味特技や資格がないから書かない、というのはもちろん、記載してあるけど文字数が少なくて空白が目立つ、というのも良くありません。
資格を持っていなければ「特になし」と書いたり取得に向けて勉強中の資格を書いたりして空欄を埋めます。空欄のままだと「文字数が少ない=志望意欲が低い」「書き忘れたまま提出している」などの印象を抱かれやすいため、書くことがなければ「特になし」と書きましょう。

「特になし」と書ける欄は?

「特になし」が許容されるのは、職歴や資格、特記事項など本当に書く内容がない項目のみ。志望動機や趣味特技は埋められるはずです。

誤字脱字

履歴書は応募者の基本情報をまとめた書類。大切な書類にも関わらず誤字脱字が多いと、「ミスに気づけない」「仕事の精度に問題がある」などネガティブな印象を与えてしまいます。完成したら誤字脱字がないか確認し、できれば第三者にもチェックしてもらいましょう。

略語も使用しない

「バイト」「ゼミ」「就活」など、日常で何気なく使用する言葉が略語だった…というケースも多いです。履歴書を始めとする応募書類は正式な言葉を使用するのが基本のため、「アルバイト」「ゼミナール」「就職活動」と正しい言葉を使います。

就活の履歴書の提出方法

就活で履歴書を提出する方法としてメジャーなのは郵送でしょう。企業によっては面接当日に手渡しを指定することもあります。いずれの場合も封筒に入れて提出するのがマナーです。

就活の履歴書を郵送する

作成した書類を企業に郵送して提出する方法です。
郵送の場合は履歴書だけでなく送付状も必要になるので忘れないようにしましょう。送付状については「送付状はテンプレートを使用してOK?就活で履歴書を送るときの定型文」をご覧ください。
また、封筒に書類を入れるときは汚れや濡れを防ぐためにクリアファイルに入れてから。そのため使用する封筒もA4サイズが入るものを選びます。

就活の履歴書を持参する

履歴書を面接時に持参する場合も、必ずクリアファイルに入れたのち封筒に入れて持ち歩きます。ただし、郵送しないため宛先は書かなくてOK。表面には赤字で「履歴書在中」、裏には郵送時と同様に差し出人(自分)の氏名や住所を書きましょう。
履歴書を面接官に渡す場合は、必ず封筒から出してクリアファイルに入った状態で、両手で渡してください。受付で履歴書を渡す場合は、個人情報の漏洩を防ぐため封筒に入れたままで問題ありません。

就活で使う履歴書には守るべきマナーや注意点が多くあります。はじめて就活用の履歴書を作る、バイトに応募するときとの違いは?など、履歴書師作成について疑問をお持ちならハタラクティブにご相談ください!
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