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コミュニケーション能力を活かす仕事10選!活用シーンやスキルアップ法も紹介
この記事のまとめ
- コミュニケーションには「言語能力」「非言語能力」「傾聴力」「共感力」の4つの要素が大事
- コミュニケーション能力を活かす仕事には、営業職や接客をともなう職種などがある
- 話を最後まで聞き、適度に自分の話を織り交ぜるのが仕事でコミュニケーションを活かすコツ
- コミュニケーション能力を伸ばすには、相手の良いところを見つけて褒めるのがおすすめ
- コミュニケーション能力を活かす仕事を探すときは、エージェントを活用しプロに相談してみよう
就職先を探している人のなかには、「コミュニケーション能力を仕事で活かすにはどうすればよい?」と感じている人もいるでしょう。コミュニケーション能力は、会話を通して相手のニーズを汲み取ったうえで、要望に応えられるよう対応したり代替え案を提案したりするような場面で活かせます。たとえば、接客をともなう飲食店のホールやホテルスタッフ、商品販売スタッフが挙げられるでしょう。また、相手との信頼関係が重要となる営業職やファイナンシャルプランナーなどもおすすめです。
このコラムでは、コミュニケーション能力を活かせる仕事の特徴や、活かせるシーンを紹介します。自分の性格や希望に合う仕事を効率よく見つけたい方には、就職・転職サポートのプロが在籍するエージェントに相談するのがおすすめ。コミュニケーション能力の高さは、どのような仕事にも活かせる強みです。「特別な資格やスキルがない」と不安を抱いている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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コミュニケーションにおける4つの要素とは?
コミュニケーションは、「言葉で伝える」「表情や身振り手振りで伝える」「相手の話に耳を傾ける」「相手の状況や感情に共感する」といった要素によって成り立つとされています。
コミュニケーション要素 | 具体例 |
言葉で伝える(言語能力) | 自分の意見や感情を、会話や文書を通じて相手に分かりやすく伝える |
言葉以外で伝える(非言語能力) | 言葉だけでなく身振りや表情、声のトーンで自分の感情を伝える |
相手の話に耳を傾ける(傾聴力) | 適度にあいづちを交えつつ相手の話を最後まで聞き、要点を理解する |
相手の状況や感情に共感する(共感力) | 相手が話しているときの仕草や表情、声のトーンから、何を伝えようとしているかを理解したり共感したりする |
一般的には、上記の要素を合わせ持つ人に対し「コミュニケーション能力が高い」と表現することが多いでしょう。コミュニケーション能力が高い人は、相手との関係性や置かれている状況によって物事を伝える順序を変えたり、適切な言葉選びをしたりしています。また、自分とは異なる価値観をもった相手に対して頭ごなしに否定せず、自身の視野を広げるチャンスとポジティブに捉えることができる点も特徴といえるでしょう。
コミュニケーション能力を活かせる仕事の種類10選
ここでは、コミュニケーション能力を活かせる仕事を紹介します。未経験から挑戦できる職種もあるので、働いている自分の姿をイメージしながらチェックしてみましょう。
接客をともなう仕事
接客をともなう仕事は、お客さまと直接会話をする機会が多いため「コミュニケーション能力を仕事で活かしたい」と考えている方におすすめです。以下では、例として「商品販売スタッフ」「ホテルスタッフ」「飲食店のホール担当」「美容師・理容師」「ファイナンシャルプランナー(FP)」の特徴を紹介します。
商品販売スタッフ
商品販売スタッフは、アパレルショップやデパート、コンビニ、スーパーといった場所で、接客・販売・商品陳列・在庫管理などを行います。仕事中は「探している商品がどこにあるか」を聞かれたり、購入を迷っているときにアドバイスを求められたりするなど、お客さまと会話をする機会が多くあるでしょう。
厚生労働省の職業情報提供サイトjobtag「衣料品販売」によると、アパレルショップへ入職前の実務経験について「特に必要ない」と感じた人の割合が75.4%でした。入社後はお客さまのニーズに応えられるよう商品知識を身につける必要があります。しかし、専門的なスキルや資格がない方を募集する企業も多いため、未経験から応募しやすい点も商品販売スタッフの特徴といえるでしょう。
「販売職の仕事内容とは?活躍できる場・向いている人について解説」のコラムでは、販売職に向いている人の特徴についてまとめています。コミュニケーション能力以外にどのようなスキルがあると役立つのか気になる方は、あわせて参考にしてみてください。
ホテルスタッフ
ホテルスタッフのなかでもフロント(受付カウンター)は、接客がメインの仕事となります。チェックイン・チェックアウトの手続きをはじめ、周辺にある観光スポットを紹介したり、宿泊客からの質問や要望を聞いたりするのもフロント業務の一つです。
jobtag「フロント(ホテル・旅館)」によると、ホテルで働くにあたって学歴や資格は必要とされていません。実際に働いている人の印象でも高卒が42.0%、大卒が34.0%と学歴によって大きな差はないことが分かります。
ホテルスタッフの仕事内容をさらに詳しく知りたい方は、「ホテルスタッフの仕事」のコラムもあわせてご覧ください。
飲食店のホール担当
飲食店のホール担当は、お客さま来店時に席へ案内し、注文を取ったり料理を提供したりするのが主な仕事です。そのほか、退店時の会計や食器の片付け、予約の受付なども行います。
「お客さまが何を求めているか」に素早く気付き、おもてなしの心をもって接客することが大切。そのため、飲食店の仕事では「相手の話に耳を傾ける」「共感する」といったコミュニケーション能力を活かせるでしょう。
jobtagの「ホールスタッフ(レストラン)」によると、入職前の実務経験は「特に必要ない」と感じた人の割合が78.4%でした。飲食店は、正社員のほかバイトやパートなど非正規雇用で働く方が多いのも特徴です。
美容師・理容師
接客をともなう仕事として、美容師や理容師も挙げられます。お客さまの要望に沿うよう、髪の毛をカット・カラーリング・パーマ・スタイリングするのが主な仕事です。これらに加えて、理容室では顔剃りを行います。美容室ではネイルやメイク、着物の着付けを行う場合もあるでしょう。
美容師・理容師は、お客さまがどのようなヘアスタイルを希望しているのか、あるいは髪の毛に関してどのような悩みをもっているのかを聞いたうえで、自分の意見を提案する場面もあります。また、施術中の会話を楽しみに来店するお客さまもいるでしょう。そのため、技術やセンスだけでなく「お客さまを笑顔にしたい」といった気持ちで仕事と向き合うことが大切です。
なお、美容師・理容師になるには、専門学校や養成学校で知識と技術を身につけたあとに、国家資格の取得が必要。jobtagの「美容師」「理容師」によると、美容師は91.8%、理容師は81.5%の人が専門学校卒でした。
ファイナンシャルプランナー(FP)
ファイナンシャルプランナーとは、お客さまのライフスタイルや価値観を聞いたうえで貯蓄や投資、保険、不動産など生涯を通じた資産設計を提案する仕事です。経済動向や税金、住宅ローン、教育資金といったお金にまつわる幅広い知識をもつため、ファイナンシャルプランナーは「お金の専門家」ともいわれています。お客さまの悩みや将来の計画などをじっくりヒアリングし、信頼関係を築いてから提案を行う必要があるため、コミュニケーション能力は欠かせません。
jobtag「ファイナンシャル・プランナー」によると、ファイナンシャルプランナーとして働く際は資格取得が望ましいとされています。日本FP協会が実施している「FP技能検定」は国家資格で、合格すると「ファイナンシャルプランニング技能士」を名乗ることができます。また、資格を取得すれば、仕事だけでなく自身の家計管理や資産運用にも活かすことが可能です。
営業職
営業職は、企業や個人のお客さまにに向けて自社の商品またはサービスを紹介し、購入や契約につなげる仕事です。経験や資格の有無、学歴を問われない場合が多いため、未経験から挑戦しやすい仕事といえるでしょう。
営業職では、お客さまのニーズを汲み取ったうえで提案を行う交渉力が必要。また、「会社の看板」としての役割も担っているため、相手を不快にさせないよう言葉遣いや身だしなみに気を配ることも重要です。入社後にマナー研修を実施している会社もあります。
jobtagの「食品営業(食品メーカー)」によると、実際に働いている人が多いと感じる学歴は高卒が38.1%、大卒は50.0%でした。
営業職の仕事内容やメリット・デメリットが気になる方は、「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムもあわせて参考にしてみてください。
教師や講師
教師や講師も、仕事でコミュニケーション能力を活かせるでしょう。生徒との対話を通じて一人ひとりの習熟度を把握し、理解できるよう分かりやすく伝えることも教師・講師の大切な仕事だからです。
また、子どもを対象とした教室や塾などで働く場合、生徒の保護者と現在の状況や目標の確認をとることも。子どもと大人ではコミュニケーションのとり方が異なるため、相手によって話し方や表情、言葉遣いなどを適切に使い分ける能力も必要になります。
なお、小学校や中学校の教師になるには、大学で学んだあとに教員免許の取得が必須。一方、塾講師は勤務先によって異なるものの、就職にあたって経験や資格は必要ないとされています。
jobtag「学習塾教師」によると、実際に働いている人が多いと感じる学歴は大卒が75.0%でした。
「既卒・未経験から塾講師の正社員になるには?仕事内容や特徴も解説」では、未経験から塾講師へ就職する方法を紹介しています。興味のある方はご覧ください。
人事に関わる仕事
コミュニケーション能力を活かす仕事に就きたい方には、人事に関わる仕事もおすすめ。人事の仕事では、従業員の適性や会社の理念に沿って人員を配置したり、従業員が働きやすいよう環境を整えたりします。具体的には、採用活動・新人研修・勤怠管理・評価制度の運用・メンタルヘルスケアなどがあります。
jobtagの「人事事務」によると、人事事務として就職する際は学歴や資格は必要とされていないものの、実際に働いている人が多いと感じる学歴は大卒が79.2%でした。入社後は複数の部署を経験したあと、人事課へ配属されるケースが多いようです。お金や人に関連する業務が多いため「社会保険労務士」や「メンタルヘルス・マネジメント検定」といった資格があると役立つでしょう。
人事の仕事に就く方法をさらに詳しく知りたい方は、「人事の仕事」をご覧ください。年収や将来性についても解説しています。
マーケティング
マーケティングの仕事内容は、市場調査・分析を行ってニーズを知り、どのような商品が売れるかを発案・企画し、営業販売と広告宣伝を行います。つまり、商品やサービスを売るための仕組みづくりをするのが、マーケティングの仕事です。
業務では社内にいる他部署の人や、取引先の人と協力しながら1つのプロジェクトを進めるため、コミュニケーション能力は欠かせません。また、分析を行う際は、売上数やWebサイトのアクセス数といったデータを扱うため、数字に強く論理的な思考ができる人に向いているでしょう。
jobtagで「Webマーケティング(ネット広告・販売促進)」を例に見てみると、Webマーケティングの仕事に就くにあたって学歴や資格は必要ないとされています。就職する企業や個人のスキルによって異なるものの、入社後は社内研修を経て独り立ちするまでに1年程度かかることがあるようです。
コンサルタント
コンサルタントとは、依頼人である企業や個人事業主が抱える課題を分析し解決策を提案、解決へ導く仕事です。提案を行ってから結果を出せるまで、依頼人と協力し合って行動しつづける必要があります。そのためには依頼人が何を求めているかを正確に把握したり、的確なアドバイスをしたりといったコミュニケーション能力が活かせません。
ただし、ひと口に「コンサルタント」といっても、「経営コンサルタント」「ITコンサルタント」「人事コンサルタント」など、種類が幅広いため応募時に求められるスキルも異なるでしょう。
jobtagの「ITコンサルタント」によると、ITコンサルタントになるには、大学や大学院で情報系や経営系の知識を身につけたあとに、コンサルティング会社やIT企業へ就職するのが一般的なようです。
コンサルタントになるために必要な能力については「コンサルタントになるにはどんな能力が必要?採用プロセスも解説!」のコラムでも解説しています。面接でのアピールのコツについても触れているので、コンサルタントの仕事に興味がある方は参考にしてみてください。
参照元
厚生労働省の職業情報提供サイトjobtag
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コミュニケーション能力は仕事でどう活かす?
ここでは、仕事においてコミュニケーション能力を活かせる場面について解説します。以下に挙げる項目は、業界や職種を問わず仕事で求められる場合が多いので、実行できているかどうかチェックしてみましょう。
上司に仕事の進捗状況を的確に伝えられる
コミュニケーション能力は、上司に仕事の進捗状況を伝える際に発揮できます。仕事は複数の人と連携しながら取り組むのが一般的です。そのため、現状を把握し分かりやすい言葉で進捗状況を伝えることが重要。上司へ報告や相談をする際は、以下のようにシンプルかつ明確な説明を心掛けましょう。
仕事でトラブルが起きた際に柔軟な対応ができる
仕事でトラブルが起きた際は、冷静に状況を見極めて「今、何をすべきか」を考えることが重要です。たとえば、自社の不手際によって顧客とトラブルが発生した場合は、心を込めて謝罪をしてから代替え案を提案する必要があります。このとき、より大きなトラブルに発展しないよう、相手の話によく耳を傾け共感できる能力が活かせるでしょう。
部下や後輩を指導する際に相手をねぎらうことができる
コミュニケーション能力は、部下や後輩を指導する際にも役立ちます。自分の要求を一方的に押し付けるのではなく、以下のように相手をねぎらう言葉を付け加えると良好な人間関係を築けるでしょう。
コミュニケーション能力は会議や商談の場でも発揮できる
会議の場では複数の人からさまざまな意見が上がる場合があります。全員が納得のいく結論を出すのは難しいかもしれませんが、参加者に不快な印象を与えないようなコミュニケーション能力があると、話がまとまりやすいでしょう。
商談を行う際は、商談相手と信頼関係を築くことが重要です。会話のなかから相手が何を望んでいるかを読み取り、気持ちに寄り添ったうえで商品の提案をします。言葉だけでなく、表情や声のトーンにも気を配りながらコミュニケーションを深めるのがポイントです。仕事で周囲の人とコミュニケーションをとる際のコツ
仕事で周囲の人とコミュニケーションをとる際は、「相手を否定しない」「専門用語ばかり使わない」「落ち着いて相手の話を最後まで聞く」といったコツがあります。身近な人とコミュニケーションをとる場合とは異なる点、反対に共通点は何かを探してみましょう。
相手を否定しない
仕事でコミュニケーションをとる際は、相手の言葉を否定せず共感することを意識してみましょう。たとえば、「●●が難しくて思うように仕事が思うようにはかどらない」と言われたときは、「あの作業は難しくない」と否定するのではなく「大変だったでしょう」「がんばったね」のような声かけをするのがおすすめです。
また、会話を通じて「話を聞いてほしいだけ」なのか「アドバイスがほしい」のかを見極めることも大切。相手がアドバイスを求めていないときに「こうすれば良い」といった提案をすると、かえって不快な思いをさせてしまう可能性があります。
専門用語ばかり使わない
専門用語ばかり使うと、相手が理解できず会話に集中できなくなったり、「見下されている」と感じたりする恐れがあるので注意が必要です。また、周囲の人が理解しづらい専門用語ばかりを使うと、かえって説明に時間がかかってしまう場合も。
仕事では意思疎通がスムーズに行えることや、一つの物事に対し仲間同士で共通の認識をもつことも大切です。会話の相手によって、どのような言葉を使えば分かりやすいかを考えましょう。自分の伝えたいことがきちんと伝わっているかが不安なときは、相手の表情を見て確認してみてください。
落ち着いて相手の話を最後まで聞く
仕事でコミュニケーションをとる際は、相手の話を途中で遮らないようにしましょう。適度に相槌を入れたり相手の目を見たりすることで、「話の内容に興味がある」「話を聞いて考えている」といった印象を与えられます。
「自分の話を最後まで聞いてもらえないことがある」という場合は、会話のテンポや話す順序を変えてみるのがおすすめ。結論が分かりにくい話を最後まで聞くのが「退屈」と感じる人もいるからです。
相手を不快にさせずスムーズな会話のキャッチボールをすることを「難しい」と感じる場合もあるかもしれません。一度や二度では難しくても、やりとりを重ねるうちに相手が話すテンポや「どう話せば自分の気持ちがきちんと伝わるか」を掴めるようになる可能性があるので、諦めずにコミュニケーションをとってみましょう。
挨拶・お礼・謝罪はコミュニケーションの基本
社内で顔を合わせる人や、仕事で関わりのある人に対し「おはようございます」「お疲れさまです」など挨拶をするのは社会人としての基本マナーです。また、仕事を教えてもらったときは「ありがとうございます」、ミスをしたら「申し訳ありませんでした」、何かをお願いする際は「よろしくお願いします」のように場面に応じた言葉を相手に伝えましょう。
対面で伝える場合は声のボリュームや「おじぎ」の仕方にも注意が必要。口ごもらず相手に聞こえるボリュームで言葉を発したあとに、「おじぎ」をするのが望ましいでしょう。社会人としての振る舞い方について知りたい方は、「社会人の立ち振る舞いのマナーとは?仕事においてのポイントを紹介」のコラムもあわせてチェックしてみてください。
コミュニケーション能力を伸ばす方法
誰とも関わらずに自分一人だけで完結する仕事はないため、コミュニケーション能力はどのような業界・企業へ就職しても役立ちます。「コミュニケーション能力を伸ばして仕事に活かしたい」という方は、以下を参考にしてみてください。
コミュニケーション能力を伸ばす方法
- 相手の良いところを見つけて褒める
- コミュニケーション能力が高い人の真似をしてみる
- 気になることは質問する
相手の良いところを見つけて褒める
相手の良いところを見つけて褒めるのは、コミュニケーション能力を伸ばす方法として有効です。たとえば、仕事や周囲の人との関わり方を見て「●●さんの考え方は素晴らしいですね」「周りに気配りができる姿は尊敬します」など。「いつも●●をしてもらい助かっています。ありがとうございます」のように感謝の気持ちを伝えてみるのもおすすめです。
コミュニケーション能力が高い人の真似をしてみる
コミュニケーション能力を伸ばしたい場合は、「この人はコミュニケーション能力が高いな」と感じる人の振る舞い方を真似してみる方法もあります。話しているときの表情や仕草、声のボリューム、話すスピードなど、自分とは何が違うのかを観察することから始めましょう。
コミュニケーション能力が高い人の特徴を掴んだら、自分に無理のない範囲で実践するのがポイントです。はじめは上手くいかないこともあるかもしれませんが、徐々に慣れていくでしょう。
気になることは質問する
相手に質問を投げ掛けることが、コミュニケーションにつながる場合もあります。ただ話を聞いているだけだと、相手によっては「理解しているのか分からない」「自分の話に興味がないのか」と感じる人もいるためです。また、気になることをすぐに質問しておけば、誤った方法で仕事を進めたり忘れてしまったりすることも避けられます。
「聞く」と「話す」のバランスが大事
状況によって異なるものの、コミュニケーションをとる際は「聞く」が7~8割、「話す」は2~3割のバランスを意識しましょう。相手の話を聞いているだけ、自分の話ばかりしているだけだと、相手は「話しにくい」「自分に興味がないのでは」と感じる可能性も。「聞く・話す」どちらかに偏ったコミュニケーションをとっている場合は、振る舞いの仕方を見直してみましょう。
コミュニケーション能力を伸ばす方法は「コミュニケーション能力を鍛えるには?具体的な方法をご紹介」のコラムでも紹介していますので、ぜひご覧ください。
コミュニケーション能力を活かす仕事を効率よく探すには
コミュニケーション能力を活かす仕事を効率よく探したい方には、就職・転職エージェントの利用がおすすめです。就職・転職エージェントとは、求人紹介をはじめ就活に関するサポートを行うサービス。サービス内容は各エージェントによって異なりますが、就活支援のプロが在籍し、応募書類の添削や面接対策のアドバイスなどを受けられるのが一般的です。
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コミュニケーション能力を活かす仕事に関する質問
ここでは、コミュニケーション能力を活かす仕事に関する疑問に、Q&A形式でお答えしていきます。
コミュニケーション能力が高い人に向いている仕事は?
コミュニケーション能力が高い人には、飲食店・ホテル・アパレルショップといった接客をともなう仕事がおすすめです。また、営業職やファイナンシャルプランナーなど、お客さまの要望を聞いたうえで的確な商品・サービスを提案する仕事にも向いているでしょう。
「聞き上⼿な⼈に向いている仕事は?より強みを活かすポイントも紹介!」では、聞き上手な人に向いている仕事11選をご紹介。また、このコラムの「コミュニケーション能力を活かせる仕事の種類10選」でも、コミュニケーション能力を活かせる仕事の特徴を紹介しているので、チェックしてみてください。
人と話す仕事で高収入を目指せる職種は?
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。