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転職を繰り返す女性の特徴は?飽き性でも長く働ける?自分に合う仕事の見つけ方
この記事のまとめ
- 転職を繰り返す人が自分に合って長く働ける仕事を見つけるには、転職によって叶えたいことを明確にする
- 自分の強みや得意・不得意を知り自身の特性にマッチする仕事を探すことで、長く働ける可能性がある
- 企業の職場環境や社風、事業内容の理解を深め自分が働く姿を具体的に想像して合うかどうかを判断する
- 転職を繰り返す人に合う仕事はないと不安な場合、転職エージェントに相談するのも一つの方法
転職を繰り返す人のなかには、「長く勤めたい気持ちもあるけど仕事に飽きてしまう…」「職歴に一貫性がない自分が長く働ける仕事なんてない…」と不安に感じることもあるでしょう。
結論からいうと、転職を繰り返している方も、自分に合って長く働ける仕事に出会える可能性があります。自己分析や企業研究を通して、自分の価値観や求める働き方を見つけましょう。
このコラムでは、転職を繰り返す女性の特徴を紹介します。また、転職を繰り返すことのメリットやリスクもまとめました。自分に合って長く勤められる仕事を見つけたい方は、ぜひご一読ください。
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転職を繰り返す人の特徴
転職を繰り返す人の特徴は、「指導されることに耐えられない」「飽き性である」などが考えられます。ただし、ここで紹介する特徴は、必ずしも転職を繰り返す人に当てはまるとは限らないので、参考程度にご覧ください。
指摘や批判に耐えられない
転職を繰り返す人の特徴として、「指導されることに耐えられない」ことが挙げられます。たとえば、上司から軽く注意されたり改善点を伝えられたりしただけで、「自分が否定された」と感じてしまい、すぐに不満を持つ場合があります。そして、「この職場は合わない」と判断し、また次の職場を探し始める…という流れになることも。
周囲の意見を受け入れたり、「成長のチャンス」と捉える姿勢が欠けていると、転職が続いてしまう原因になりやすいでしょう。
飽き性である
転職を繰り返す人の特徴として、「飽き性である」ことも考えられます。
最初は新しい仕事や環境にワクワクしてやる気が出ますが、しばらく経つと刺激が減り、「つまらない」と感じることも。仕事のモチベーションが下がり、「もっと自分に合う仕事があるかも」と考え、転職を考える場合もあるでしょう。
コミュニケーションを苦手に感じている
転職を繰り返す人は、コミュニケーションを苦手に感じている傾向にあります。ハタラクティブの「若者しごと白書2025 正社員の仕事を退職した理由【男女別】」によると、正社員の仕事を退職した理由で最も多かったのは、「人間関係がうまくいかなかった(31.6%)」でした。
コミュニケーションを苦手に感じている人のなかには、職場の人たちとの距離感を掴めなかったり、相手の反応や失敗を恐れて発言できなかったりする場合も。そのため、「会社に自分の居場所がない」と感じ、転職を繰り返すことにつながるようです。
仕事内容に不満がある
転職を繰り返す人は、仕事内容に不満があることも考えられます。たとえば、自分の能力が足りず業務内容についていけなかったり、スキルや経験を活かせずやりがいを感じられなかったりする場合もあるでしょう。仕事に不満があることによってモチベーションが下がり、転職を考えるきっかけとなることもあるようです。
給与など労働条件に不満がある
労働条件に不満がある場合も、転職を繰り返すきっかけにつながります。ハタラクティブの既出の同資料によると、正社員の仕事を退職した理由として上位に挙げられているのは、「人間関係がうまくいかなかった(31.6%)」以外で以下のとおりでした。
正社員の仕事を退職した理由 | 男女計の割合 |
---|---|
労働環境・時間が不満 | 30.8% |
思っていた仕事内容と違った | 27.6% |
健康上の理由 | 23.7% |
結婚・出産などのライフステージの変化 | 15.1% |
給与が低かった | 14.4% |
参照:ハタラクティブ「若者しごと白書2025 1-3. 正社員の仕事を退職した理由(p.7)」
労働時間や給与など、労働条件に関する退職理由は45.2%と、ほかの理由と比べて多いことが分かります。
たとえば、入社前に面接官から聞いていたより昇給がなかったり、月の休日の半分は休日出勤していたりなど、労働環境に対する不満が溜まることで転職を考える場合もあるようです。
仕事に飽きて転職を繰り返すのは「わがまま」と思われる?
「仕事に飽きて転職を繰り返すのは、わがままと思われる?」と不安に感じている方もいるでしょう。確かに、採用担当者から見ると、「入社してもすぐに辞めるのでは?」「責任感が弱いのでは?」などの不安につながりやすいのは事実です。
ただし、転職を繰り返すのは必ずしもネガティブなこととは限りません。自分に合わない仕事を無理に続けるより、「もっと自分に合った仕事がしたい」「新しいことに挑戦したい」と前向きに考え行動する人もいるでしょう。
大事なのは、「なぜ飽きるのか?」「どんな仕事にやりがいを感じるのか」を分析し、それをもとに転職先を選ぶことです。
そして、面接では転職の理由をポジティブに説明しましょう。「なぜ転職したのか」を明確に伝えることで面接官を納得させられ、「わがまま」といったネガティブなイメージを避けられる可能性があります。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
転職することで得られる可能性があるメリット
転職することで得られる可能性があるメリットは、「キャリアアップを狙える」「新しいスキルを身につけられる」ことなどです。以下で詳しく説明していきます。
キャリアアップを狙える
転職にはキャリアアップを狙えるメリットがあります。たとえば、営業職の場合、インセンティブ制度を採用している企業に転職することで、年収アップを目指せたり、結果を出せば昇格できたりする可能性も。「より自分が成長できる環境に身を置きたい」といったポジティブな理由により、転職を繰り返す場合もあります。
新しいスキルを身につけられる
新しいスキルを身につけられることも、転職することで得られる可能性があるメリットの一つです。たとえば、一般事務をしていて経理に転職する場合、新しいスキルを身につけられるでしょう。転職先で新しいスキルを身につけることで、できる業務の幅が広がります。
自分に合う職場環境を見つけやすくなる
転職することで得られるメリットのなかには、自分に合う職場環境を見極めやすくなることもあるでしょう。福利厚生や働き方、社風などは会社ごとに異なるため、複数の職場を経験することで「自分にとって働きやすい環境」が見えてくることも。転職は、自分らしく働ける場所を見つけるためのチャンスともいえるでしょう。
短期間での転職を繰り返す人を「ジョブホッパー」と呼ぶ
短期間での転職を繰り返す人のことを、「ジョブホッパー」と呼ぶことがあります。これは、一つの職場に長くとどまらず、次々と仕事を変える傾向のある人を指す言葉です。近年では多様な働き方が受け入れられつつあり、経験を積んでステップアップする目的での転職は、必ずしもネガティブに捉えられるわけではないようです。
ジョブホッパーについて詳しく知りたい方は、「ジョブホッパーとは?企業からの印象や転職を成功させる方法を解説」のコラムを参考にしてみてください。転職を繰り返すことで生まれるリスク
転職を繰り返すことで生まれるリスクには、辞め癖がついたり組織に馴染めなかったりすることが考えられます。また、スキルが定着しないといったリスクもあるようです。ここで紹介するリスクをしっかり把握しておきましょう。
辞め癖がつく
転職を繰り返すなかで知っておきたいのは、「辞め癖がついてしまう」リスクです。少しでも合わないと感じたときに、「また転職すれば良い」と早まった判断をしやすくなり、次第に困難から逃げる癖がついてしまうことも。もちろん、転職自体が悪いわけではありませんが、「本当に今、辞めるべきか?」を自分に問いかけ、冷静に判断することが大切です。
組織に馴染めない
転職を繰り返していると、採用担当者に「組織に馴染めない人なのでは?」と見られるリスクがあります。人間関係や職場の雰囲気が合わず何度も職場を変えていると、「どんな環境にも馴染めないのでは」と不安に思われることも。合わない職場から離れることは悪いことではありませんが、人間関係の築き方や馴染む努力を意識していくことも大切でしょう。
スキルが定着しない
転職を繰り返すと、一つの職場や業務に十分な期間携わることができず、スキルが定着しない可能性があります。また、企業側からは「腰を据えて働けない人材」と評価されるリスクもあるでしょう。
転職を繰り返さず長く勤められる仕事を見つけるコツ
転職を繰り返さず長く勤められる仕事を見つけるコツは、転職活動の目的を明確にしたり、自分の強みやスキルを洗い出すことが考えられます。また、企業研究を行い実際の社風や労働環境を確認するし、自分が働く姿をイメージすることも大切です。
転職活動をする目的を明確にする
転職を繰り返さず長く勤められる仕事を見つけるコツは、転職活動の目的を明確にすることでしょう。たとえば、「キャリアアップしたい」「年収アップを目指したい」「ワークライフバランスを整えたい」など、転職することで叶えたいことを洗い出します。
「転職によってどのような仕事に就きたいのか」「何を達成したいのか」などの目標を設定することで、転職活動の軸が定まり、自分に合う仕事や企業が見つかりやすいでしょう。
自分の強みやスキルを洗い出す
自分の強みやスキルを洗い出すことも、転職を繰り返さず長く勤められる仕事を見つけるコツです。過去の経験や得意だと感じたこと、周囲から褒められたことを思い出してみましょう。そうした振り返りを通して、自分にとって「働きやすい環境」や「やりがいを感じるポイント」が明確になっていきます。
自分の強みやスキルを洗い出す際には、自己分析を行うのがポイントです。自己分析とは、自分の経験や考え方から長所や短所、価値観などを分析し、自身を深く知る作業のこと。自分の強みやスキルを活かせる仕事を見つけるうえで役立ちます。
「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」のコラムでは、自己分析のやり方について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
企業研究を行い自分が働く姿をイメージする
企業研究を行い自分が働く姿をイメージすることも、長く勤められる仕事を見つけるコツの一つだといえます。企業研究とは、転職活動や就職活動を行う際に気になっている企業の社風や強み、事業内容などをWebサイトや口コミサイトで調べ、理解を深めることです。企業研究で得た情報と、自分の強みやスキルがマッチしているかを確認しましょう。
また、「転職を繰り返す人の特徴」でも触れたように、転職を繰り返す方は人間関係に悩む方もいる傾向にあるため、職場の雰囲気が良いかどうかもチェックしておくのがおすすめです。企業によっては職場見学を実施しているところもあるので、気になる方は事前に問い合わせてみましょう。
企業研究の方法を詳しく知りたい方は、「企業研究のやり方とは?情報収集の方法や得られるメリットなどを解説!」で紹介しているので、ぜひご一読ください。
具体的に自分が働く姿をイメージできるかがポイントです。
辞めた仕事の共通点を振り返り、応募企業に同じリスクがないか検討しよう
企業研究を行う際には、これまでに辞めた会社や仕事、労働環境を振り返り、共通する理由やパターンを探してみましょう。そうして見つけた共通点が、応募先の企業にも当てはまるかを確認することで、転職の繰り返しを防ぐ手がかりになります。
ハタラクティブではキャリアアドバイザーが求職者一人ひとりの経歴や希望をもとに、ぴったりな仕事をご紹介します。「もう転職を繰り返したくない」「自分に合って長く続けられる仕事がしたい」といった方は、私たちハタラクティブにご相談くださいね。ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
転職を繰り返さないために転職エージェントに相談するのも一つの方法
転職を繰り返さないためには、自分ひとりで抱え込まず、転職エージェントを利用するのも一つの方法です。転職エージェントとは、求職者の転職活動を支援する民間のサービスのこと。求職者と人材を募集する企業との間に立ち、マッチングを行っています。第三者の視点からアドバイスをもらえることで、自分では気づかなかった強みや適職が見えてくることも。迷ったときは、プロの力を借りるのも選択肢の一つでしょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、既卒や第二新卒など若年層に向けた転職支援サービスを行っています。
求職者一人ひとりに丁寧なヒアリングを行い適職選びをサポートするため、「転職を繰り返していて自分に続けられる仕事なんてない…」と悩んでいる方も安心できるのがメリットです。強みを引き出す自己分析を一緒に行うので、自分だけでは気がつかなかった長所を発見できる可能性もあります。
そのほか、応募書類の作成や面接対策のサポートなど、ご利用はすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
「転職を繰り返す」「女性」「特徴」に関するよくある質問
「転職を繰り返す」「女性」「特徴」に関するよくある質問をまとめました。ぜひご一読ください。
仕事が続かない女性の特徴は?
仕事が続かない女性のなかには、自分でコントロールできない理由によって転職を繰り返す人もいるため、特徴を一概にはいえません。
たとえば、妊娠や出産、育児といったライフイベントがあったり、配偶者が転勤族でついていく必要があったりする場合も。面接の際には、そういった背景を採用担当者に伝えることで、「仕事が続かないのには理由がある」ことを明確に伝えられ、納得を得られるでしょう。仕事が続かないことをネガティブに捉え過ぎず、新しい仕事でスキルを身につけるチャンスと考えるのが大切です。
転職を繰り返す女性は結婚できる?
転職を繰り返しているからといって、結婚できないわけではありません。
転職を通して自分の価値観や理想の働き方を見つけてきた女性は、自分をしっかり持っているという印象を与えることもあります。ただし、相手やその家族が「安定」を重視する価値観の場合、職が安定していないと不安感を与えることがあるかもしれません。しかし、転職の理由や背景に納得感があれば、理解してくれる人もいるでしょう。
転職を繰り返す人はわがまま?
わがままというわけではありません。
転職を繰り返す背景には、その人なりの事情や思いがあるものです。たとえば、自分に合った働き方を模索していたり、人間関係や体調の問題、ライフステージの変化に対応していたりと、やむを得ない理由も考えられます。一概に「転職を繰り返す人はわがまま」と決めつけるのは避けましょう。
ハタラクティブでは、既卒や第二新卒などの若年層に向けた就活支援サービスを行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。