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就活で差をつける!エントリーシートの自己PRの書き方
更新日
この記事のまとめ
- エントリーシートの自己PRを書くときには、上限の文字数を守る
- エントリーシートの自己PRで、求める人物像と一致しているか確認されている
- エントリーシートの自己PRは、周囲と差別化を図ることが大切
- エントリーシートの自己PRでは、長期的に発揮した力をアピールする
エントリーシートの自己PRを書くとき、どのように書けば良いか悩む方もいるでしょう。エントリーシートは、誰が読んでも分かりやすく簡潔にまとめることが大切です。自分の強みをアピールするために、具体的なエピソードを盛り込みましょう。
このコラムでは、エントリーシートの自己PRで好印象を与えるコツや見られるポイントを解説。書くことが思い浮かばないときの対処法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
エントリーシートの自己PRを書くときの5つのポイント
エントリーシートの自己PRを書くときには、分かりやすく書くことを心掛けたり、文字数の制限を守ったりしましょう。
ここでは、エントリーシートの自己PRを書くときのポイントを解説します。
1.誰が読んでも分かりやすい文章にする
複数の採用担当者にエントリーシートを読まれる可能性があるため、誰が読んでも分かりやすい文章を心掛けましょう。
「これまでに●●の経験をして、△△に関心をもった。◆◆の分野をより深く理解するために、御社での経験を積みたいと思った」と結論と理由をセットにすると説得力が増すでしょう。企業側は、エントリーシートを通して、自分の意見を分かりやすく伝えるスキルがあるか確認しています。そのため、簡潔に分かりやすくまとめられたエントリーシートを目指しましょう。
2.文字数の制限を守り周囲と差別化を図る
文字数の制限を守れないと「ルールを守れないのでは」とネガティブな印象を与える恐れがあるため、上限の文字数を守り、自分の言葉で書きましょう。文字数を超える場合は、不要な部分を削ることを検討してください。
複数のエピソードを書いている場合は、本当に伝えたことがブレてしまう恐れがあるため、一つのエピソードに絞り詳しく書きましょう。
アピールする部分とエピソードがズレないようにする
アピールする部分と根拠づけるエピソードがズレていると、「結局何が強みなのだろう」と採用担当者に伝えたいことが伝わらない恐れがあります。「私の長所は主体性です」とアピールしていても、「前職では●●を円滑に進めるために周囲の人とコミュニケーションをとることを心掛けていました」と協調性をアピールするエピソードだと、混乱を招く可能性があるようです。
3.手書きの場合は丁寧に書く
雑な字で書くと「時間を掛けておらず、志望度が低いのでは」と思われる恐れがあるため、手書きの場合は丁寧に書きましょう。
丁寧に書くと「物事を丁寧に進められる」と好印象を与えられます。雑になると誤字・脱字が増えたり、ミスに気づかなかったりし、ネガティブな印象を与える恐れがあるようです。
ミスを防ぐために、鉛筆で下書きをすることが大切になります。
4.誤字・脱字がないか確認する
エントリーシートを雑に書いたと思われる恐れがあるため、誤字・脱字がないか確認しましょう。
誤字・脱字を見直すと、文章の矛盾や表現の間違いにも気づけます。文章にミスがあると悪い印象を与える恐れがあるため、ミスがないか見直すことが大切です。
5.周囲の人に確認してもらう
ミスを防ぐために、エントリーシートが完成したら提出する前に信頼できる友人や家族など、周囲の人に確認してもらいましょう。
自分で何度も確認をしていると、文章を見慣れ、間違いに気づきにくくなります。客観的な視点で確認してもらうと、文章の矛盾や言葉遣いの間違いに気づけるようです。
周囲の人に確認してもらい、誰が読んでも分かりやすい文章を心掛けましょう。
「自己PRの基本の書き方は?新卒と転職での違いや例文を紹介」のコラムでは、上記のほかに自己PRを書くときのポイントを解説しているので、参考にしてみてください。
エントリーシートの自己PRで採用担当者が確認していること
エントリーシートの自己PRで文章力があるか、求める人物像と一致しているかなどを確認しています。
ここでは、エントリーシートの自己PRで採用担当者が確認していることをまとめました。
1.文章力があるか
自分の言葉で分かりやすく説明できる人材を求めているため、簡潔に自分の考えや強みを伝える能力があるのかを確認しているようです。
入社後にプレゼン資料を作成したり、取引先に説明をしたりする場面で、分かりやすく簡潔に伝える能力は必要になります。エントリーシートの自己PRが分かりやすいと、分かりやすく伝えられるスキルをアピールできるでしょう。
分かりやすく書くポイントが知りたい方は、「ESの書き方とは?避けた方がいいことと好まれる文章」のコラムをあわせてご一読ください。
2.求める人物像と一致しているか
企業は「長く活躍してほしい」と思い選考を行っているため、これまでの経験や強みが企業が求める人物像と一致しているかが大切です。
アピールした強みが企業が求める人物像と一致していないと「長く働くことは難しいのではないか」とネガティブな印象をもたれる恐れがあります。求人サイトや企業のWebサイトで企業が求める人物像を事前に確認し、志望度の高さをアピールしましょう。
3.入社後に活躍ができるか
企業は選考で入社後に活躍できる人材を求めているため、入社後に挑戦したいことやこれまでの経験をどのように活かしていくかアピールしましょう。
「これまでの△△の経験を活かして、入社後も周囲の人と密にコミュニケーションを図り△△の開発に携わりたい」と、これまでに培った能力を入社後どのように活かしたいと考えているのか明確に伝えることが大切です。また、挑戦したいことを伝えることで「積極的に活躍してくれそう」と好印象を与えられるでしょう。
エントリーシートの自己PRで好印象を与える8つのコツ
エントリーシートの自己PRで好印象を与えるために、企業が求める人物像と一致させたり、周囲の人と差別化を図ったりすることを心掛けましょう。
ここでは、エントリーシートの自己PRで好印象を与えるコツを解説します。
1.企業が求める人物像と一致させる
企業のWebサイトで求める人物像を確認し、人物像に結びつく強みをアピールしましょう。
「周囲の意見を集約して、チームを引っ張ってほしい」と協調性がある人材を求めている企業に対して、「自分で考えて積極的に動ける」と自主的なことをアピールすると、「ここで活躍するのは難しいのでは?」とネガティブ捉えられる恐れがあります。
時間を掛けて企業研究を行い、企業が求める人物像を把握し、人物像にあった自己PRをしましょう。
2.周囲の人と差別化させるために強みを言い換える
自己PRでは周囲の人と差別化を図るために、強みを言い換えるように心掛けましょう。
たとえば、「協調性」は「周囲の意見を汲み取れる」「傾聴力を活かしてチームをまとめられる」「相手の立場になって物事を考えられる」などと言い換えられます。
このように言い換えると、強みを活かした場面をより具体的にイメージできることにつながるでしょう。
3.自分のキャッチコピーを考える
周囲の人と差別化を図るために、キャッチコピーを使ってアピールすることも手です。
たとえば、チームをまとめられる協調性をアピールする場合は、「私は周囲の人の意見をまとめられる『指揮者』です」のように、キャッチコピーを使うと「続きが気になる」と興味が湧きます。
自分では思いつかない場合は、自分のことを良く知る周囲の人と一緒に考えることも有効な手段です。
4.数字や固有名詞を使って具体的に伝える
数字や固有名詞を使って具体的に伝えると、採用担当者はイメージしやすくなります。
たとえば、「●●では△△を行い、15%売上を上げました」のように具体的な数字を使って説明すると、分かりやすく成果が伝わるようです。
5.具体的に表現に工夫する
「興味が湧いたので志望します」「△△が好きだから応募します」と伝えると漠然としていて、採用担当者に伝わりにくい恐れがあります。
「なぜ興味が湧いたのか」「なぜ△△が好きなのか」など、さらに考えを深掘りし、具体的に表現しましょう。
6.長期間発揮した能力をアピールしている
「年間で10%売上を上げるために」「△△を成功させるために」のように、長期間で発揮した能力を整理しましょう。
長期的に発揮したスキルをアピールすると、入社後も積極的に活躍してくれると期待してもらえる可能性があります。
7.苦労して乗り越えたことを盛り込む
「うまくいかなかったことも、同僚からアドバイスをもらい△△を達成できた」のように、苦労して乗り越えたことを盛り込みましょう。
困難なことを乗り越えるために、諦めずに行動したことを伝えれば、粘り強く業務と向き合う姿を評価してもらえる可能性があります。
8.周囲と協力したエピソードを盛り込む
社内外問わず多くの人と関わりながら業務を進めていくため、周囲の人と協力して達成したことを盛り込むと良いでしょう。
個人の能力やスキルも重要ですが、一般的に業務はチームで進めていきます。周囲と協力したことをアピールすると、良好な関係を築きながら円滑に業務を進められることをアピールできるでしょう。
協調性のアピール方法を「自己PRで協調性をアピールするときのポイントを例文付きで解説」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。
エントリーシートの自己PRで書くことがない場合
エントリーシートの自己PRで書くことが見つからず悩んでいる方は、就職・転職エージェントの利用も視野に入れましょう。就職・転職エージェントは民間企業が運営する就職・転職支援で、サービスによって支援対象や求人を扱う業界が異なるのが特徴です。
「転職エージェントを利用するメリットとは」のコラムでは、転職エージェントを利用するメリットを解説しているので、参考にしてみてください。
若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブでは、経験豊富なキャリアアドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行い、求人紹介を実施しています。一人では難しい企業選びや選考対策をサポートいたします。登録・利用はすべて無料なので、お気軽にご相談ください。
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エントリーシートの自己PRに関するQ&A
ここでは、エントリーシートの自己PRに関するお悩みをQ&A形式で紹介します。
自己PRは指定の文字数を超えてもいいですか?
指定された文字数内でまとめることを心掛けましょう。文字数を超えると「注意書きを見ていないのでは」「ルールを守らない」とネガティブな印象をもたれる恐れがあります。
指定された文字数内でまとめて、8割以上を目指しましょう。
自己PRは幼少期のエピソードでもいいですか?
自身の強みを見つけるために幼少期からの振り返りは有効ですが、直近のエピソードのほうが入社後の活躍をイメージしやすい傾向にあります。そのため、高等教育以降のエピソードを採用するのが望ましいでしょう。
自分の強みを根拠づけるエピソードを具体的に伝えることが大切です。
強みは一つに絞ったほうがいいですか?
自分の能力やスキルを十分にアピールするためにも、エピソードを詳しく書くことに重点を置くことがおすすめです。複数の強みを書いてしまうと、「どれが最もアピールしたい強みなのか分からない」「何を伝えたいか分からない」といった印象になってしまうことも。
また、自己PRを書く欄は一般的に上限の文字数が指定されています。そのため、文字数が超える場合や詳しく書けない場合は一つの強みに絞ったほうが良いでしょう。
自分の強みが見つけられないと悩んでいる方は「自分の強みを見つける方法と面接時の伝え方を探ろう!」のコラムもあわせてご一読ください。
自己PRと頑張ったことの違いは何ですか?
頑張ったことは、どのような能力があるのかを確認しているので、どのような成果を得られたのか伝えることが大切です。
一方、自己PRは人間性が見られているため、自分の強みや価値観をアピールしましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。