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履歴書にメールアドレスは書いたほうがいい?書き方のポイントを解説
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この記事のまとめ
- 基本的に履歴書にはメールアドレスを記載するのが望ましい
- 履歴書に書くメールアドレスは間違えやすい文字にふりがなをふるなど工夫をする
- 履歴書に書くメールアドレスはフリーメールで問題ない
- 履歴書に書くメールアドレスは「名前+数字」などのシンプルなものがおすすめ
- 会社で使用しているメールアドレスはマイナスイメージを与える恐れがあるので避ける
履歴書へメールアドレスを記入する際に書き方が分からず悩む方もいるでしょう。メールアドレスは、長くても履歴書の記入枠内に収まるように書き、間違いやすい文字にふりがなをふっておくと安心です。
このコラムでは、就職・転職活動のさまざまな場面で必要となるメールアドレスについて解説。「履歴書にメールアドレスを記入しないのは問題ないか」や「履歴書への記載に使えるメールアドレス」など、分かりやすくご紹介します。
履歴書にメールアドレスを書かないのは問題ない?
基本的に、履歴書にはメールアドレスを書いておいた方が良いでしょう。採用担当者が面接の日程調整や選考結果の連絡手段としてメールを想定している場合、メールアドレスを記入しておかないと企業からの情報が得られない可能性も。企業とのやり取りをスムーズに進めるためにも履歴書にはメールアドレスを書くことをおすすめします。
電話番号の記載だけでは不十分な場合も
履歴書に電話番号しか記載していない場合、企業とのやり取りが滞りやすくなるでしょう。仕事中などで応募先企業からの電話に出られないこともあるためです。
また、電話でのやり取りのみだと、聞き間違いや認識違いが生じる可能性もあります。メールであれば文面として証跡が残るため、言った言わないのトラブルを避けることが可能です。
連絡は履歴書に記載したメールアドレスで行う
応募先企業とメールでやり取りをするときは、履歴書に記載したメールアドレスで連絡を行うようにしましょう。
履歴書に記載したものとは別のメールアドレスで連絡をした場合、どちらのメールアドレスに連絡をすべきか、企業側を混乱させてしまう可能性があります。また、どちらのメールアドレスに企業側からの連絡が届くか分からないため、両方の受信メールを確認しておく必要があり、企業側からの連絡を見落としてしまう場合もあるでしょう。
余計な混乱を防ぐためにも、履歴書に記載したメールアドレスを使用してやり取りを行うことが大切です。
履歴書に記載したメールアドレスから変更したいときは?
基本的に、就職・転職活動の途中でメールアドレスを変更することは避けたほうが無難です。やむを得ない事情でメールアドレスを変更した場合は、必ず応募先企業の採用担当者へ変更の連絡を入れるようにしましょう。
履歴書へのメールアドレスの書き方
履歴書にメールアドレスを書くときは、判別しにくい文字にふりがなをつけたり、誰にでも読みやすい字体を意識したりするのが大切。分かりにくい書き方をして企業からのメールが届かない状況になれば、選考参加のチャンスを逃すことにつながります。
履歴書へのメールアドレスの書き方
- 間違いやすい文字にふりがなをふっておく
- メールアドレスはブロック体で丁寧に書く
- メールアドレスが長くても履歴書の枠内に収める
間違いやすい文字にふりがなをふっておく
「0(ゼロ)」と「o(オー)」、「1(イチ)」と「l(エル)」、「u(ユー)」と「v(ブイ)」などアルファベットや数字には似た文字があります。企業側が履歴書に記載されたメールアドレスの登録を間違えてしまうと、自分宛てのメールが届かず大切な情報を受け取れなくなってしまう恐れがあるでしょう。事前に防ぐためにも、間違えやすい文字にはふりがなをふると安心です。
メールアドレスはブロック体で丁寧に書く
履歴書にメールアドレスを書く際は、文字の形が明瞭で認識しやすいブロック体を使いましょう。筆記体は文字間がつながっているため、人によっては文字の認識間違いを起こしてしまう恐れがあります。ブロック体ではっきり記載しておけば、メールアドレスの間違いが起きにくいでしょう。
メールアドレスが長くても履歴書の枠内に収める
メールアドレスが長い場合でも、履歴書記入欄の枠内に収まるように小さい文字で書きましょう。文字が小さくなると読みにくくなるため、より丁寧さを心掛けて書くことをおすすめします。
どうしても一行で収まりきらないようであれば、二行にするか、そもそも短いメールアドレスを使用することも検討してみてください。
メールアドレスの記入欄を自由に設定したい場合は、履歴書を自作する方法もあります。「履歴書は手書きが好印象?自作する際のポイントを解説」のコラムでは履歴書を自作する際のポイントを紹介しているため、あわせてご覧ください。
履歴書へメールアドレスを書く際に悩むパターン
履歴書へメールアドレスを記入する際、メールアドレスの記入欄が1つとは限りません。ここでは、メールアドレスの記入欄がない場合と2つある場合の対処方法を紹介します。
履歴書にメールアドレスを記載する欄がない場合
履歴書の様式によってはメールアドレスを記入する欄がない場合もあります。その場合でも企業の採用担当者からメールで連絡がくる可能性を考えて、空いているスペースにメールアドレスを書いておきましょう。連絡先の欄に余裕があれば、そちらに「メールアドレス:」と付け加えておくことをおすすめします。
履歴書にメールアドレスを記載する欄が2つある場合
履歴書内にメールアドレスを書く欄が2つ用意されている場合もあります。メールアドレスを1つしか持っていない場合は、2つ目の欄には「同上」と記載しましょう。
PCと携帯のメールアドレスが同じでない場合は、記載できるメールアドレスが2つ以上あるため、別々のメールアドレスを記載しておくことをおすすめします。万が一採用担当者がメールアドレスの入力を間違っても、2つあればどちらかに連絡が届きやすいでしょう。
メールアドレスの書き方以外にも、履歴書の基本的な作成マナーや記入ポイントを詳しく知りたい方は、「履歴書の書き方!【見本付き】職歴・学歴・志望動機などの作成方法を解説」のコラムも参考にしてください。
履歴書への記載に使えるメールアドレス
履歴書にメールアドレスを記入する際、「どのメールアドレスを書いたら良いか分からない」と悩む方もいるようです。ここでは、就活や転職活動において、履歴書への記載に適しているメールアドレスの種類を紹介します。
履歴書への記載に使えるメールアドレス
- パソコンで受信できるプロバイダのメール
- フリーメール
- 学校のメールアドレス
パソコンで受信できるプロバイダのメール
履歴書に記載する際におすすめなのが、ネット契約をしているプロバイダのメールアドレスです。フリーメールに比べてセキュリティが強かったりサーバーに残ったりと、メリットが大きいのが特徴として挙げられます。
ただし、就職・転職活動の途中でインターネット契約先を変更してしまうと、プロバイダメールが使用できなくなる恐れがあるので注意しましょう。
フリーメール
フリーメールは個人用アドレスとして広く認知されているため、就活で使用してもマナー違反や非常識にはあたらないとされています。
フリーメールはスマホだけではなくパソコン、タブレットなどさまざまなデバイスから閲覧が可能です。そのため、企業からの連絡を見落としにくいメリットがあります。
学校のメールアドレス
大学では各学生に個人のメールアドレスを与えられるのが一般的なため、在学中であれば大学から付与されているメールアドレスを使用するのもおすすめです。大学専用のメールアドレスであれば、企業側は学生からのメールであることに気づきやすく、「どこの大学の就活生か」を面接官や採用担当者も判断しやすい利点があります。
しかし、大学のメールアドレスは、卒業後には使えなくなるというデメリットも。また、大学によってはスマホでメールチェックができない場合があるため注意が必要です。
企業とメールのやり取りが始まった後のポイントについては「転職活動でメールを送るときの注意点は?返信方法についても例文付きで解説」をご参照ください。
履歴書への記載がおすすめできないメールアドレス
この項では、履歴書への記載をはじめ、就活・転職活動で使用するのに適していないと考えられるメールアドレスを紹介します。企業からの情報を漏らさずキャッチするためにも、以下で注意点を把握しておきましょう。
キャリアメール
履歴書に書くメールアドレスで避けたいのが、契約している携帯会社名がドメインに入っているキャリアメールです。マナー違反ではありませんが、キャリアメールはスマホでの閲覧を前提としているため、パソコンから送信されたメールは書式崩れを起こすことがあります。また、パソコンからのメールを拒否する設定になっていたり、送られてきたファイルが開けなかったりする場合もあるようです。
履歴書にキャリアメールのアドレスを記載するのは避けるのが無難ですが、「キャリアメールしか持っていない」という方は、スマホの設定や企業からのメールをしっかりチェックするよう心掛けましょう。
会社で使用しているメールアドレス
転職活動をする際に、現在所属している会社のメールアドレスを使用することは避けましょう。
転職活動は自己都合であり、会社のメールアドレスで応募先企業と個人的にやり取りをすることは不適切です。応募先企業の採用担当者からも、「仕事と個人の事情を分けられない非常識な人」と思われてしまうリスクがあります。
また、転職活動が職場の同僚に知られてしまう可能性もあるため、必ず個人のメールアドレスを使いましょう。
意味がない文字の羅列で構成されたメールアドレス
メールアドレスを作成する際に、初期設定で「意味がない文字の羅列で構成されたメールアドレス」が設定されてしまうことがあります。
<意味がない文字の羅列で構成されたメールアドレスの例>
kjdyrlndo6mhhi4nkp7@~~~
上記のようなメールアドレスは入力しにくいため、企業の採用担当者がメールアドレスを間違ってしまいメールが届かないリスクが高まります。また、応募先の企業に迷惑メールと間違えられてしまう恐れもあるので注意しましょう。
ビジネスシーンにふさわしくないメールアドレス
就活・転職活動も、立派なビジネスシーンです。ビジネスの場において、キャラクター名や恋人、ペットの名前が入っているメールアドレスは、採用担当者に「公私混同する人なのでは?」といったマイナスイメージを与える恐れがあるのでおすすめできません。また、メッセージ性の強いメールアドレスの使用も、就活にふさわしいとはいえないでしょう。
ほかにも、長過ぎたり、アルファベットと数字が入り混じったりして入力しにくいメールアドレスは、入力ミスの原因になりやすいため避けたほうが良いとされています。
メールアドレスはビジネスシーンにあわせた配列に
履歴書用にメールアドレスを作成する際は「氏名@〇〇.com」など、自分の名前を入れたシンプルなものがおすすめ。同姓同名の人がいないか心配な方は「氏名0513@〇〇.com」と、自分が覚えやすい数字を入れても良いでしょう。
履歴書に書いたメールアドレスを使う場面は?
ここでは、就職・転職活動で履歴書に書いたメールアドレスを使う主な場面を3つご紹介します。
面接の日程調整
面接の日程調整を電話で行うと、電話に出られなかった場合に折り返しが必要になるなど、スムーズに日程調整が進まない可能性があります。そのため、企業によっては履歴書に記載されているメールアドレスを使用して面接の日程調整を行うことがあるでしょう。
メールの場合は、双方の都合を合わせなくてもやり取りができ、メールの履歴も残るため、日程を忘れてしまっても見返すことができるなどのメリットがあります。
なお、就職・転職活動で採用担当者とやり取りをする際は、できるだけ24時間以内にメールの返信をするように心掛けましょう。
選考に必要な情報や入社資料の送付
選考に必要な情報や入社資料などを、メールでやり取りする場合もあります。郵送と比べて、「パソコンから簡単に送付できる」「すぐに相手に届く」というメリットがあるため、履歴書に書かれたメールアドレスを活用して、情報や資料のやり取りをする企業も多いでしょう。
選考結果の連絡
面接の選考結果をメールで連絡する企業は一定数存在します。そのため、メールアドレスの書き間違いや書き忘れがないように、履歴書の書き方には気をつけることが大切です。
応募先企業から「採用・不採用に関係なく、〇日までに履歴書に書かれたメールアドレス宛てに結果を連絡する」と言われたにもかかわらず、期限日を過ぎても連絡がない場合は、迷惑メールに届いていないか確認してみてください。
迷惑メールにも届いていない場合、データが残っていれば履歴書に記載したメールアドレスに不備がないか再確認し、状況に応じて応募先企業に問い合わせる必要があるでしょう。
履歴書に書く際に迷ったら就活専用のメールアドレスをつくろう
今や誰でも簡単に作成できるメールアドレス。中には、学校用や友達用など、用途に応じてアドレスを使い分けている人も少なくありません。しかし、就活や転職活動用のメールアドレスに関しては、取得していない方もいるでしょう。
もちろん、既存のメールアドレスを使用することはできますが、就活関連のメールとプライベートのメールが混ざってしまうと見落としや返信ミスの原因になりやすいため、できれば避けたいもの。就職・転職活動中は、企業から大量のメールが届く可能性もあるため、専用のメールアドレスがあるほうが管理しやすいでしょう。
履歴書にメールアドレスを書く前に、自分のアドレスが就活に使うものとしてふさわしいのかチェックすることが重要です。メールアドレスをはじめ、履歴書の書き方に不安や疑問がある方は、就職・転職エージェントへ相談してみてはいかがでしょうか。
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履歴書にメールアドレスを書く際の疑問に関するFAQ
ここでは、履歴書にメールアドレスを書く際の疑問点や不安を解消するためにQ&A方式でアドバイスを解説していきます。
履歴書のメールアドレスを書き間違えたらどうすればいい?
履歴書を書くときは、1文字でも間違えてしまったら最初から書き直すのが基本のマナーです。メールアドレスを書き間違えてしまったときは修正テープなどを使わず、すべて書き直しましょう。詳しくは、「履歴書は訂正して良い?書き間違えたときの対処法とミスを防ぐコツを紹介」のコラムでも解説していますので、ぜひご覧ください。
メールアドレスを書き忘れたことに気がついたら?
応募先企業の採用担当者へ履歴書にメールアドレスを書き忘れたことを謝罪し、メールアドレスを伝えましょう。
メールアドレスの書き忘れが原因で企業からの連絡を受け取れないと、面接の日程調整ができず、選考に進めない場合があるため注意が必要です。
応募先企業へ電話で謝罪をするときは「就活中の電話対応で気をつけたい点やマナーを解説」のコラムを参考にしてみてください。
携帯のメールアドレスしかない場合は?
携帯のメールアドレスしかない場合は、携帯のメールアドレスを記載しておくのが良いでしょう。
人によっては受信制限をかけていることもあるため、迷惑メールの設定を確認して採用担当者からのメールを確実に受信できるよう設定し直しておくことが大切です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。