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働く自信がないときの対処法!相談先はどこが良い?ニートも卒業できる?
更新日
この記事のまとめ
- 「働く自信がない」と感じる原因には、人間関係の不安や仕事でのミスなどがある
- 「働く自信がない」と感じる際は、他人と比べずに自分のできることに注目してみよう
- 正社員として長く働くためには、人とのコミュニケーションをこまめにとるのが大事
- 「働く自信がない」と悩む場合、ハローワークや就職支援サービスを利用するのも手
働く自信がないと思う背景には、人間関係のトラブルやニート歴が長いなどの理由があります。しかし、考え方や仕事への姿勢を工夫することで、働くことへの不安を軽減できる可能性があるでしょう。
このコラムでは、「働く自信がない」という方に向け、悩んでしまう理由や状況を改善するポイントを解説します。また、資格取得の注意点や正社員として働き続けるために重要なこともご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
「働く自信がない」と感じる原因
働く自信を失う原因には、人間関係や仕事でのミス、ブランクなどさまざま挙げられます。以下で、「働く自信がない」と感じる原因の代表例を解説するので、チェックしてみてください。
人間関係で失敗したことがある
人間関係で失敗したことがあると、「働く自信がない」と感じる原因になる場合があります。仕事は自分一人で行うものではないため、部署やチーム内の連携やコミュニケーションが求められるでしょう。人間関係が悪化すると職場の居心地が悪くなるだけでなく、業務に支障をきたす原因にもなりかねません。
ハタラクティブの「若者しごと白書2024 2-3. 仕事に満足している理由」では、仕事に満足している理由のなかで「人間関係のよさ」を選んだ人の割合が正社員が39.0%、フリーターは28.7%と最も多い結果となっています。この結果から、職場の人間関係が悪いと「仕事がつらい」と感じやすくなるといえるでしょう。
職場でコミュニケーションがうまく取れず、スムーズに業務が行えないと、「足を引っ張っている」「自分はいなくても良いのでは」と自信喪失につながる可能性があります。ストレスを我慢し続けると体調不良にもつながる恐れも。職場の人間関係は、部署を異動したり、転勤したりすることで改善される可能性もあるため、上司や人事部に相談してみましょう。
仕事で同じミスを繰り返している
ミスを改善できないことや周囲の反応などが原因で、「働く自信がない」という状況に陥ることがあるでしょう。同じミスを何度も繰り返してしまうと、売上や業務の進捗に影響を及ぼすほか、周囲に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
ミスが続くと「自分だけ仕事で何度もミスをする」「周囲に迷惑がかかるので退職したほうが良いのでは」と気持ちがネガティブになり、自信をなくす原因になるでしょう。
ミスを防ぐために、メモを取ったり、不明点をすぐ質問したりすると改善される可能性があります。それでも改善されない場合は、業務内容と適性がマッチしていない可能性があるので転職を検討しても良いでしょう。
ブランクがある
職歴にブランクがあると、新しく入った会社に馴染めるか不安を抱く人もいるようです。体調不良や結婚・出産などのライフイベントにより離職期間が長引くほど、「いきなりフルタイムで働く自信がない」「仕事を覚えられるか」といった不安から自信が持てなくなることもあるでしょう。
ブランクは長引くほど就活で不利になる可能性があるため、早めに行動するのがおすすめです。
いきなり正社員になるのが不安な場合、自分のペースで働けるアルバイトから始めて、仕事に慣れていくのも良いでしょう。「ブランクがあると就職に不利?内定につながる空白理由の伝え方」のコラムでは就職は不利になる理由やブランクの理由を聞かれたときの回答ポイントを解説しているので、チェックしてみてください。
ニート歴が長い
ニートであることに後ろめたさを感じていたり、マイナス面ばかりに目を向けたりして、働く自信を取り戻せない原因になるでしょう。ニート歴が長いほど、馴染みのない社会生活や仕事への不安は増す傾向にあります。
また、仕事に対する悪いイメージばかりを想像してしまい、不安な気持ちが悪化してしまう恐れもあるでしょう。「収入を得たら旅行に行ける」「一人暮らしがしたい」など自分なりの働くメリットや実現したいことを考えてみるのもおすすめです。
「働く自信がない」状況を改善する7つのポイント
自信がもてない原因によって対策は異なります。自信を身につけたいときは、自分の状況に合った方法を選ぶことが大切です。
以下で、働く自信がない状況を改善するポイントを7つ解説するので、自分にとって自信がもてない原因が解消できそうな方法がないか探してみてください。
「働く自信がない」状況を改善するさせるポイント
1.他人と比べない
自信をつけたい場合、自分と他人を比べないよう心掛けてみましょう。自分に自信がもてないと他人と比較したときに「うらやましい」「自分にはできない」と落ち込んでしまう傾向があるためです。
どうしても他人と比べてしまう場合、「自分自身の目標や課題を達成できているか」に注目してみてください。過去の自分からの成長を知ることで、働くことへの自信が芽生える可能性があるでしょう。
また、活躍している同僚が身近にいれば、自分のできない部分と比べるのではなく、できそうな部分を参考にするためのお手本として捉えてみるのもおすすめです。
2.誰でも最初は未経験で失敗もすると考える
「ミスしてしまうのでは」と不安を感じる方は、最初は誰でも失敗すると考えることで「働く自信がない」という現状を脱却できる可能性があります。今はベテランの先輩や上司にも、新入社員だった時期があります。
当時の状況を聞けそうな方がいれば、入社時に失敗したことはないか、失敗した際はどう対処して改善したかなどを質問してみるのも有効です。回答やアドバイスを今後の仕事に活かせるほか、「最初は失敗するもの」と心に余裕のある考え方ができるようになる可能性があるでしょう。
3.考えるよりまずはやれることをやる
自信をもつためには、やれることをやることが重要です。「良好な人間関係を築けるだろうか」「成果をあげられるだろうか」などマイナスに考えるよりも、できることに着手していきましょう。
不安を抱え込んだまま「失敗したらどうしよう」と考えてしまうと、なかなか改善への一歩が踏み出すのが難しくなります。自分の仕事や課題に精一杯取り組んでいるうちに、いつの間にか不安が解消されていることもあるでしょう。
4.全力を尽くす
目標を達成できずに「働く自信がない」と感じる人は一度、失敗を恐れず全力を尽くして仕事に臨んでみるのも方法の一つです。苦手意識のあった業務にも全力で取り組むことで成功すれば、自信が身につく可能性もあるでしょう。また、全力でやっても成し遂げられなければ、「これだけやってもできないなら仕方がない」と気持ちが切り替えやすくなるでしょう。
5.ハードルを下げる
仕事のハードルを下げれば、自信につながりやすくなるでしょう。自信が持てないのは、「働くなら実績を残さないとダメ」「仕事は休まず出勤する」など働くことへのハードルが高すぎるのが原因になっている可能性があります。
たとえば、ミスなく1日を終えることを目標にしたり、体調が悪いと感じたら我慢せずに「休んだぶん頑張れば良い」と考えてみたりするなど最初のハードルは下げておき、少しずつ難易度を上げていくようにしてみましょう。「働く自信がない」現状を変えるためにも、最初のうちは小さな目標を掲げて成功体験を積むことが大切です。
6.ニートの場合は生活リズムを整える
ニート歴が長く生活リズムが乱れている場合、まずは規則正しい生活を心掛けてみましょう。寝る時間を決めたり、朝ごはんを食べるようにしたり、簡単なことから始めてみるのが大切。家族や友人とコミュニケーションを取ったり、外出の機会を積極的に設けたりするなど、人とかかわる機会を増やすことも重要です。
日常生活を通して仕事に必要なコミュニケーション力を高められれば、「働く自信がない」という気持ちが改善される可能性があるでしょう。
7.アルバイトで慣れる
「働く自信がない」という方は、アルバイトから働くことに慣れていくのも良いでしょう。アルバイトは、正社員に比べて自由に勤務日数や勤務時間帯を選べるのが特徴です。単発や短期の仕事もあるため、ブランクやニート歴が長い場合も自分のペースで働けるので負担になりにくいでしょう。
また、アルバイト経験は仕事の適性や得意分野を判断できるうえに、就活でのアピールポイントにもなります。ニートを脱するためにおすすめのバイトについては「ニート脱出におすすめのバイトは?正社員として就職できる?」のコラムをご一読ください。
正社員登用制度があれば将来正社員を目指しやすい
正社員登用制度とは、アルバイトやパートなどの非正規雇用から正規雇用の正社員にキャリアアップできる制度です。アルバイトやパートなどの非正規雇用で一定期間勤務し、面接や筆記試験などを受けることで正社員になれます。「正社員登用制度あり」と記載されている求人を探してみると良いでしょう。ただし、正社員登用制度があっても、条件が厳しかったり実績がなかったりすることも。正社員になるための条件や正社員登用の実績などは、事前にしっかり確認しておきましょう。
働く自信がないと感じるときは資格を取得すべき?
資格を取得するために勉強したり、努力したりすることは自信につながる場合があります。自信を持って就活を行うには資格取得は有効な手段なので、前向きに検討しても良いでしょう。
ただし、どのような資格でも有効に働くわけではありません。就職に役に立つ資格や取得時の注意点について知っておきましょう。
就職にプラスになる資格
資格取得を検討するなら、希望職種や業界に役立つものを選びましょう。仕事にあまり関連のない資格は、就活でのアピールポイントにならない可能性が高いため注意が必要です。
事務職なら「日商簿記」、不動産業界に入りたいなら「宅地建物取引主任者」というように、入社後に活かせる資格を取得するのがおすすめ。資格を取得することで入社後に資格手当が支給されたり、任される業務の幅が広がったりする可能性もあります。就活だけでなく就職後も長期的に役立つほか、「働く自信がない」状況の改善にもつながるでしょう。
「高卒でも取れる資格はある?おすすめ31選と就活事情をご紹介」のコラムでは、学歴や経歴にかかわらず取得可能な資格をご紹介しています。目指す業界や職種に適した資格を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
資格取得を目指す際の注意点
資格があれば就活に有利に働くことがあるものの、合格までに時間をかけ過ぎないよう注意しましょう。なぜなら、年齢が上がるにつれてスキルや実績が求められやすくなり、就活が困難になりやすいからです。資格取得を目指すときは、「△ヶ月以内の取得を目指す」「△歳までに取得できなかったら諦める」など、いつまでに取得するか目標を定めましょう。
また、資格によっては年に1度しか試験を実施しないものもあります。資格取得を目指す前にしっかりスケジュールを立て、試験に落ちたらどうするかまで考えて取り組みましょう。
「資格の勉強よりも仕事探しをした方が良い3つの理由」では、資格勉強より就活による仕事探しが重要な理由を解説しています。資格取得を真剣に考えている場合は、こちらのコラムも参考にメリット・デメリットを比較してみてください。
正社員として働き続けるために重要なこと
正社員として長く働くためには自信を持つことも大切ですが、周囲への配慮することも意識してみましょう。「周りとのコミュニケーションを大切にする」「成果を出せるように工夫する」などの正社員としての心構えを覚えておきましょう。以下で、それぞれ解説します
ほかの社員との関係性を良好に保つ
正社員として働き続けるには、ほかの社員との関係性を良好に保つことを心掛けましょう。コラム内の「人間関係で失敗したことがある」で解説したとおり、仕事を進める上で周囲とのコミュニケーションは不可欠です。
挨拶は欠かさない、笑顔で接する、人の意見や指摘は素直に聞くなど、ちょっとしたコミュニケーションを意識してみるのがおすすめ。小さなコミュニケーションの積み重ねで職場での人間関係を良好に保てれば、働く自信をなくして「迷惑をかけているのでは」と悩むことが減るでしょう。
得意分野で結果を残せるよう取り組む
「働く自信がない」と悩む場合、自分の得意分野を突き詰めて結果を残せるように取り組んでみてください。自分に合った仕事や能力が活かせる業務なら、目標や課題にもポジティブに向き合えるでしょう。
まずは得意分野で目標達成を意識することで、これまで以上の結果を残せる場合も。次第に自信が回復し、会社からの期待や評価にもプレッシャーを感じなくなる可能性があります。今の職種で活躍できないと感じる場合、自分の強みを活かせる会社への転職を検討してみるのも良いでしょう。
「働く自信がない」と悩むなら就職支援機関に相談しよう
「働く自信がない」と感じても行動に移せないときは、ハローワークや就職エージェントなどの就職支援機関に相談するのがおすすめです。以下で、それぞれの特徴や利用するメリットを解説するので、自分に合ったサポートを受けられるよう参考にしてみてください。
ハローワーク
「ハローワーク」は公共職業安定所の通称で、雇用支援を行う公的機関です。求人紹介や職業訓練など多様なサービスが受けられます。基本的にハローワークは平日の8時30分から17時15分まで利用可能。なかには、平日夜間や土曜日に開庁している施設もあります。受けられるサービスや開庁時間の詳細は、最寄りのハローワークにお問い合わせください。
ハローワークを利用するメリット
ハローワークは全国500ヶ所以上に設置されているため、立地する地域および周辺地域の求人を豊富に取り扱っています。地元での就職を希望する方にとっては仕事を探しやすいでしょう。
また、ビジネスマナーや面接対策といった就職に関するセミナーが開催されているため、役立つ知識を身につけられるのもメリットといえます。
「働く自信がない」という大学生は新卒応援ハローワークへ
ハローワークには、大学生や新卒向けの「新卒応援ハローワーク」があります。不安や疑問を専属スタッフが丁寧にヒアリングするため、それぞれの適性や状況に応じた就活のサポートを受けられるでしょう。「正社員で働く自信がない」「いきなりフルタイムで働けるか不安…」と悩んでいる大学生の方は、ぜひ利用を検討してみてください。公的職業訓練(ハロートレーニング)
すぐに就職に踏み出す自信がない方は、「公的職業訓練(ハロートレーニング)」の利用もおすすめです。職業訓練とは、都道府県・市区町村が運営している公共職業訓練施設で、ハローワークで申し込むと利用できます。
失業中の方は、ものづくり分野や事務系、介護系などの多様なコースから好きな講義を無料で受講可能。受講期間も6ヶ月未満、6ヶ月、1年以上とさまざまなため、講義の内容や受講期間などから自分にあった講座を比較してみてください。
職業訓練を利用するメリット
失業中の方が職業訓練を受ける場合、基本手当や受講手当、通所手当などを受け取りながら希望する職種で活かせる知識を勉強できます。条件を満たせば「就職の前に知識や技術を得たいけどお金がない…」という方も、手当を受けながら受講できるでしょう。ただし、テキストなど一部の費用は自己負担となるので注意が必要です。
参照元
厚生労働省
雇用
就職・転職エージェント
民間の企業が運営する就職・転職エージェントでは、職業紹介をはじめ、応募書類の作成指導・添削、面接対策・模擬面接などの充実した就活のサポートが受けられます。専門職に特化した支援や、新卒向け、第二新卒向けなどが展開されており、自分の就業状況や希望などによってサービスを選べるのが特徴です。
就職・転職エージェントを利用するメリット
就職・転職エージェントでは、経験豊富なキャリアアドバイザーによるマンツーマンのサポートが受けられます。非公開のものも含めて、多数の求人のなかから希望や適性にぴったりの求人情報が見つかるでしょう。また、面接の日程調整といった会社側との連絡も代行しているところもあり、無理のないスケジュールで就活を進められるのもメリットです。
「働く自信がない」「このまま働けないのではないかと心配」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、フリーターやニート、第二新卒など若年層に特化した就職支援サービスです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。