履歴書を郵送するときのマナーとは?

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この記事のまとめ

  • 履歴書は折らずに入れられるA4サイズ(定形外)の封筒がベター
  • 50gまで120円・100gまで140円・150gまで210円が定型外の料金
  • 余裕を持って普通郵便で送るのが基本だが、期限が迫っている場合は速達にすると良い
  • 履歴書を郵送する際、書留は企業側の負担になるので避ける
  • 「必着」とは締切日までに相手先に書類が届いているということ
  • 「消印有効」とは締切日当日の消印が押してあるものまで受け付けるということ
  • 「消印有効」は締切当日の集荷に間に合えばOKだが、余裕を持って送付するのがマナー
  • 宛先や自分の住所に間違いがないことも、履歴書を郵送するときの大切なマナーの一つ

「履歴書の郵送にマナーはあるの?」「封筒の書き方が分からない」といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。履歴書の郵送には、覚えておきたいマナーがあります。このコラムでは、郵便料金や郵送方法、消印について紹介。また、封筒の書き方のマナーについてもまとめています。応募企業に好印象を持ってもらうためにも、ぜひ押さえておきましょう。

郵便料金について

封筒は、履歴書を折らずに入れられるA4サイズの封筒がおすすめです。日本郵便株式会社の「手紙(定形郵便物・定形外郵便物)の基本料金」によれば、A4サイズ(定形外)の郵便料金は下記のとおりです。

  • ・50グラムまで・・・120円
  • ・100グラムまで・・・140円
  • ・150グラムまで・・・210円

料金が不足している場合、返送されるか郵送料を応募企業が負担することになります。後者の場合、企業側にマイナスイメージを与えてしまう可能性もあるので注意が必要です。料金計算が不安な場合や量りがない場合は、郵便窓口で受け付けてもらうのがおすすめです。土日や夜間にも営業している窓口があるので、近くにあるか調べておくと良いでしょう。郵便料金については、「履歴書を郵送する際の切手料金は?注意点やマナーも紹介」のコラムでも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

参照元
日本郵便株式会社
手紙(定形郵便物・定形外郵便物)の基本料金

郵便の種類について

郵便の種類はさまざまですが、履歴書を送る際にはどれを選んだら良いのか解説します。

普通郵便か速達か?

期限にゆとりがあるのなら、普通郵便で問題ありません。書類の提出期限が迫っている場合は、速達で郵送するのが安心です。ただ、速達も確実に期日に着くかは分かりません。転職活動をスタートしたら、スケジュールに余裕を持ち、何事も早めの準備を心掛けましょう。

書留が安心?

履歴書が確実に届くように、書留を利用したいと思う方もいるかもしれませんが、書留は応募企業の負担になる可能性があるため避けた方が良いでしょう。なぜかというと、書留は、受け取る側が受領印を押さなければならないからです。応募企業にきちんと履歴書が届いたか知りたい場合は、書留ではなく配達完了メール通知サービスが利用できる「特定記録郵便」がおすすめ。日本郵便株式会社の「特定記録」によれば、インターネット上で配達状況を確認したり、配達完了メール通知を受け取ったりすることができます。特定記録郵便の場合は、受け取り相手に押印を求めないため企業側の負担にならないのがポイントです。

履歴書の郵送方法については、「履歴書の郵送方法とは?正しい送り方や添え状と封筒についても解説」のコラムもあわせてチェックしてみてください。

参照元
日本郵便株式会社
特定記録

「必着」と「消印有効」の意味

履歴書を郵送する際は、提出期限が「必着」なのか「消印有効」なのかをチェックしておきましょう。必着とは、「指定された日付まで」に到着した履歴書のみ有効だということです。期日までに到着するように、早めに郵送しましょう。

一方、消印有効とは、「捺印された消印の日付が、指定された期日まで」の履歴書を受け付けるという意味です。そもそも消印は、郵便切手やはがきなどが使用済みであることが分かるように捺印される印を指しています。郵便ポストに投函する場合は、取り集め最終時刻を過ぎてしまうと翌日の消印になってしまう可能性があるため注意が必要です。指定された日付の消印が必要な場合は、郵便窓口で「当日の引受消印が必要である」ことを伝えるようにすると良いでしょう。

「必着」であれ「消印有効」であれ、提出期限ぎりぎりに出すのではなく、余裕を持って郵送するのが賢明です。

履歴書を郵送する際の封筒マナー

履歴書を封筒に入れたら、封筒の裏面に自分の住所、氏名を記載します。封筒に関してもマナーがあるので、おさらいしておきましょう。押さえておきたいポイントは、以下のとおりです。

  • ・住所は省略せず、正式名称を記入する
  • ・宛先である応募企業の社名も正式名称を記載し、(株)などは「株式会社」と省略せずに書く
  • ・封筒の表面の左下に、赤字で「応募書類在中」と記入する
  • ・封筒は液体のりで封をし、閉じ目の中央部分に〆印をつける

郵送する前に、上記の項目について再チェックを心掛けましょう。履歴書を郵送する封筒のマナーについては、「履歴書はどんな封筒に入れればいい?適切な色やサイズを紹介!」のコラムでも詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

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