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大学進学を考えるフリーター向け!就職と受験で迷ったら確認したいこと
更新日
この記事のまとめ
- フリーターが大学進学を目指すなら、目的を明確することが大切
- フリーターの場合、就職のための大学進学は必須ではない
- フリーターは大学進学以外にも、資格を取ってスキルを身につける方法もある
- 学歴不問や高卒に向けた求人も多くある
- フリーターが就職するには、適性や強みに合った職業を選ぶのがポイント
フリーター脱出のため、大学進学と就職で選択に迷う人もいるでしょう。就職のために大学卒業は必須ではありません。進学するなら必要性をよく検討し、目標を明確にするのが重要です。
このコラムでは、フリーターが就活と受験で迷ったら確認したいことをご紹介します。大学以外でスキルを身につける方法や進学せずに就活する場合のポイントも解説するので、納得のいく選択をするための参考にしてみてください。
フリーターが大学進学を目指すときの注意点
大学進学を考えたとき、なぜその大学に行く必要があるのか目的を明確にすることが大切です。フリーターのなかには、高校卒業後しばらくの空白期間を経て大学進学を考える人もいるでしょう。年齢がほかの学生と1~2歳しか変わらないのなら、一考の余地もあるかもしれません。大学受験では一浪や二浪も少なくないためです。
しかし、それ以上に年齢差が広がっていくと、同級生とはいえ壁を感じる可能性も出てきます。周囲との壁がプレッシャーになり、結果的に中退してしまう人もいるようです。
進学したからといってスムーズに卒業できる保証はなく、就活がうまくいくとも限りません。就活のための進学と安易に考えず、時間やお金が無駄になることのないよう目的をもったうえで進路を選択しましょう。
フリーターの就職に大学進学は必須ではない
就職するために大卒の資格は必ずしも必要ありません。高卒者が応募できる求人も数多くあるからです。
なお、スキルを身につけてから就職したい人は資格を取得するのも良いでしょう。
高卒者向けの求人状況
厚生労働省の「令和5年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ(令和6年3月末現在)」によると、新卒者を対象とした高卒向け求人は48万2,000件あり、求人倍率は3.98倍です。
この数字から、高卒向けの求人が多くあることが分かります。また、この調査の求人数はハローワークに掲載された高校新卒者向けの求人数のため、実際の高卒者向けの求人数はさらに多いでしょう。
参照元
厚生労働省
若年者雇用対策関係公表資料一覧
大学以外のスキルを身につける方法
「就職先の選択肢を増やすためにスキルを身につけたい」という理由で大学進学を希望している場合は、大学以外でスキルを身につける方法も検討してみましょう。
資格をとる
大学以外でスキルを身につける方法として、資格を取得する手段があります。企業によっては、資格を取得している人に手当がつくことも。たとえば、事務職のなかでも簿記の資格がある人には資格手当がプラスされるようなケースです。希望の職業に関係する資格を調べてみましょう。
また、企業によっては、社員が働きながら資格取得を目指せる制度を設けているところもあります。よほどの専門性を求められる仕事でない限りは、進学ではなく就職を選ぶのがおすすめです。遅かれ早かれ就活する予定なら、必ずしも大学進学を選ぶ必要はないでしょう。
フリーターにおすすめの資格は「フリーターにおすすめの資格を職種別に解説!取得時の注意点や勉強法も紹介」のコラムで紹介しています。
フリーターが大学進学せずに就職するには
フリーターから就職するには、フリーターになった理由をまとめたり、適性に合った仕事を選んだりすると良いでしょう。以下で詳しく紹介します。
アルバイト経験で得たことをまとめる
アルバイトで働いた経験がある人は、そこで得たことをまとめておくと良いでしょう。アルバイトも立派な社会経験です。学んだことや得意なことなどを説明できるようにしておくと、アピール材料になるでしょう。
フリーターになった理由を説明できるようにしておく
面接ではフリーターになった理由を聞かれる場合があるため、回答を用意しておきましょう。その際、事実であってもネガティブな内容をそのまま伝えるのは避けたほうが無難です。
たとえば、「社会に出るのが嫌だったから」という理由だとしたら、企業は「長く働いてくれるのか」「仕事に真剣に取り組んでくれるだろうか」などと疑問をもってしまいます。企業は働く意欲がある人を採用したいと考えているので、長く働きたいという熱意をアピールしましょう。
強みや適性に合った仕事を選ぶ
フリーターから就職するには、自分の強みや適性に合った仕事を選ぶのがおすすめです。給料が高いから、募集人数が多いからなどの理由だけで仕事を選んでしまうと、長く続かない可能性があります。
そのため、自己分析から導き出された自分の得意や強みを活かせる仕事を選ぶと良いでしょう。自己分析の方法は「フリーターが自己分析するのは何のため?やり方がわからない方へのヒント集」のコラムを参考にしてみてください。
フリーターにおすすめの業界や業種を検討する
フリーターから就職しやすい業界や業種を検討するのも一つの方法です。人手不足の業界や未経験歓迎の職種は、採用が決まりやすい傾向にあります。フリーターにおすすめの業界や業種は以下のとおりです。
IT業界
IT業界は急速に需要が拡大しており、人手不足の状態にあります。そのため、フリーターから正社員を目指しやすいでしょう。
IT関係の資格はいくつかあるので、就職前に取得するのもおすすめです。基礎知識をつけておけば就職しやすくなるでしょう。
建設業界
建設業は学歴を問わない求人も多くあり、フリーターからの就職におすすめです。体力が必要な現場での仕事が多いため、体力に自信のある人や人と協力して作業するのが好きな人に向いています。
福祉業界
福祉業界も人手不足なので、求人が多くあり、自分に合った条件の職場を見つけやすいでしょう。未経験歓迎の求人や働きながら資格取得を目指せる職場もあります。人の役に立つ仕事がしたい人や体力がある人に向いている仕事です。
接客業
接客業は未経験から応募できる求人が多く、フリーターからの就職におすすめです。アルバイトで接客の仕事をしていた人は、経験を活かせるでしょう。人と接するのが好きな人におすすめの仕事です。
「フリーターから正社員を目指そう!採用されやすい職業と就活のコツを解説」のコラムでもフリーターからの就職におすすめの職種を紹介しているので、ご一読ください。
フリーターが大学進学せずに就活を進める際のポイント
就活を進める際は、仕事に就きたい気持ちや若さを最大限にアピールしましょう。就活が不安な人は、就職をサポートしてくれる機関を利用するのも一つの方法です。以下で詳しくご紹介します。
仕事に就きたい気持ちをアピールする
就活では、仕事への意欲を強くアピールしましょう。フリーターを採用する際、企業が確認したいのは働く意欲です。志望動機や自己PR、面接の回答などから、「長く働いてくれるのか」「熱意はあるのか」を見ています。
若さをアピールする
就活において若さはアピールポイントになります。企業は、「年齢が若い人のほうが育成したあと長期で活躍してくれる」「成長するポテンシャルがある」と考えるものです。
若ければ必ず希望の就職先に就けるとは限りませんが、フレッシュさはアピールポイントになるでしょう。
正社員登用制度を検討する
正社員を希望しているものの条件に合う求人が見つからない場合は、正社員登用制度がある求人も視野に入れるのがおすすめです。正社員登用制度とは、非正規雇用の労働者を正規雇用に切り替える制度のこと。非正規雇用で入社し、それから正社員を目指す方法もあります。
正社員登用制度については、「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」のコラムで詳しく解説しています。
ハローワークやサポステを利用する
就職を支援してくれる公的機関を利用するのも一つの方法です。フリーターからの就活をサポートしてくれる公的機関には、わかものハローワークやジョブカフェ、地域若者サポートステーションなどがあり、求人紹介や就職相談が受けられます。
なかでも、「地域若者サポートステーション」では就業体験やビジネスマナー講座などが受けられ、就職のために必要なスキルを身につけることが可能です。
参照元
厚生労働省
地域若者サポートステーション
就職・転職エージェントを利用する
就職・転職エージェントを利用するのも一つの方法でしょう。エージェントのなかには、学歴や経験不問の求人に特化したサービスもあります。プロのサポートを受けることで、よりスムーズに就職できるでしょう。
フリーターからの就活が不安な人は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、若年層向けの就職・転職エージェントです。未経験歓迎の求人も多く取り扱っています。仕事探しはもちろん、面接対策や応募書類の書き方など、就活に必要なさまざまなポイントを手厚くサポート。キャリアアドバイザーによる一対一のカウンセリングで、適性や強みを見つけるお手伝いもしています。「進学せずに働きながらスキルを身につけたい」「フリーターから抜け出したい」と考えている人は、ぜひ一度ご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。