- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- フリーターもホワイト企業に就職できる?就活のポイントをご紹介
フリーターもホワイト企業に就職できる?就活のポイントをご紹介
更新日
この記事のまとめ
- フリーターからホワイト企業に就職することは可能
- ホワイト企業の特徴には、離職率の低さや福利厚生が充実していることが挙げられる
- フリーターからホワイト企業へ応募することに負い目を感じる必要はない
- フリーターからホワイト企業へ就職するには自己分析や企業、職種の研究が効果的
フリーターの方のなかには、「ホワイト企業に入りたい」と考えている方もいるでしょう。
フリーターからホワイト企業に就職することは可能です。ホワイト企業には、いくつかの特徴があるため、求人応募を進める前に特徴を知れば、自分に合う企業を選びやすくなるでしょう。
このコラムでは、ホワイト企業の特徴や内定を獲得するためのアドバイスをご紹介します。就職の確率を上げる方法も解説しているので、参考にしてみてください。
フリーターからホワイト企業に就職できる?
フリーターからホワイト企業への就職は可能です。
企業ニーズによっては、正社員からの転職や各業界の経験者のほうが有利になることがあります。しかし、自分の適性に合った求人を探し、就職活動の対策をしっかりと練ることで、フリーターからホワイト企業の内定を獲得できる見込みはアップするでしょう。ホワイト企業を探すコツや求人の選び方については、「仕事探しのコツを詳しく解説!正社員求人で事前に確認すべきポイントも紹介」のコラムも参考にしてみてください。
「ホワイト企業」とは?
ホワイト企業にはっきりとした定義はありませんが、一般的には以下の特徴をもつ企業を指します。
・福利厚生が充実している
・離職率が低い
・残業時間や残業代が明確に示される
・柔軟な働き方ができる
・社員のスキルアップを支援する制度がある
ほかにも、「パワハラやセクハラに悩む可能性が低い」「社員のワークライフバランスを重視している」といった企業も、ホワイト企業として注目されています。残業時間が少なく社員の心身の健康に配慮したり、育休や産休がとりやすかったりと、社員のライフスタイルを尊重しているのも特徴です。現在は、ホワイト企業になるために社内環境の整備に注力する企業も増えています。
しかし、ホワイト企業とされていても、配属先の部署によっては「自分のやりたいことと違う」「上司の考えが悪い意味で体制に影響する」といったこともあるので注意が必要です。入社後に後悔してしまわないよう、企業研究を入念に行いましょう。ホワイト企業の特徴については、「優良企業とはどんな会社のこと?」のコラムもあわせてご覧ください。
ホワイト企業に多い求人の特徴
ここでは、ホワイト企業に多い求人の特徴をご紹介します。フリーターからホワイト企業の内定獲得を目指すための参考にしてみてください。
求人を出す頻度が低い
ホワイト企業は、求人を出す頻度が低い特徴があります。求人掲載の期間も短い傾向にあるため、募集の締め切りが早い求人は働きやすい職場の可能性があるでしょう。職場環境が整っているホワイト企業は人手不足になりにくいため、働き手を確保する必要性がないのが理由といえます。
ただし、「求人を出す頻度が低い=必ずしもホワイト企業である」とは限らないため、一つの判断材料として覚えておくと良いでしょう。
欠点を隠さない
会社の欠点を隠さずに掲載している求人は、ホワイト企業である可能性が高いです。たとえば、求人に「月に△時間の残業有り」「△ヶ月間は契約社員扱い」と具体的に書いてあるものなら、求職者が働くうえでのイメージをしやすい求人であるといえます。
反対に、明らかに残業時間が少なかったり給料が高かったりする求人は、都合の悪い情報を隠して人を集めようとするブラック企業であるリスクに注意しましょう。求人情報からホワイト企業を見分ける方法については「ホワイト企業の見分け方とは?働きやすい環境に転職しよう」でも解説しているので、あわせてご覧ください。
ホワイト企業に就職したいフリーターが気をつけること
ここでは、フリーターからホワイト企業に就職したい場合に気をつけてほしいことを解説します。就職・転職活動がなかなか終わらず焦っているときに注意したいポイントでもあるので、ぜひご覧ください。
抽象的なキャッチフレーズを使う求人
ホワイト企業を探すときに気を付けたいのが、抽象的なキャッチフレーズを使っている求人です。たとえば、「目標に向かって努力できる環境」「アットホームな雰囲気の職場!」といったキャッチフレーズが該当します。
こういったフレーズは、一見するとポジティブで明るい職場をイメージできるでしょう。しかし、あまりにも抽象的な文言を使っている求人は、提示できる具体的な例や実績がない会社の可能性があります。
企業についてよく調べないまま聞こえの良いキャッチフレーズに惹かれると、ブラック企業に入社してしまいかねません。
求人情報が緻密で多くを語る企業
多くの情報を緻密に書いた求人は一見完璧に見えますが、ブラック企業である可能性があります。情報量の多過ぎる求人を書く企業は、社員にも多くの条件や完璧な仕事を求める傾向があり、過剰な仕事量とプレッシャーを押しつけられてしまう場合も。
細かく書かれた求人のすべてがブラック企業というわけではありませんが、よく注意して応募を決めるようにしましょう。
ホワイト企業を目指すフリーターの就活でのポイント
ここでは、ホワイト企業を目指すフリーターの方向けに、就職活動のポイントをご紹介します。「ホワイト企業に入社したいけど、そもそも就職活動が不安…」というフリーターの方は、参考にしてみてください。
1.フリーターに負い目を感じず希望の企業に応募する
フリーターであることに負い目を感じず、入社したい企業があれば応募しましょう。就職や転職をするうえで、「ホワイト企業に勤めたい」と多くの人が希望しています。「就職したことがない自分は、応募しても良い?」とマイナス思考になったり妥協したりするのではなく、入社したい企業の選考に積極的に臨みましょう。
選考を受ける回数を重ねて就職活動の経験を積むと、次第に面接に緊張せず臨めるようになったり、受け答えの内容を充実させられたりするメリットも期待できます。
2.ハローワークの求人は仕事内容や待遇をチェック
ハローワークで求人を探すときは、仕事内容や待遇を細かくチェックしましょう。ハローワークには優良企業もありますが、無料で求人を掲載できるという点から、採用コストを節約したいブラック企業も紛れていることがあります。
求人を出す場所や求人表の内容も、ブラック企業かどうか判断する材料になるので、一見魅力的に見える企業も、応募の前によく調べてみましょう。
3.就職説明会に参加する
応募したい求人に就職説明会を開催している企業があれば、積極的に参加しましょう。
説明会に参加するメリットは、「企業についてより深く知れること」「人事担当者にアピールできる可能性があること」です。
特に、説明会の中で質疑応答の時間があれば、意欲を見せるチャンス。志望先に就職したい気持ちを伝えられるよう、説明のなかで分からなかったことやより詳しく知りたくなったことをメモしながら話を聞きましょう。
フリーターがホワイト企業の面接でするべきこと
ここでは、フリーターがホワイト企業の面接でするべきことを解説します。
書類選考を通過できたら、次は面接です。ホワイト企業に入社するために、面接時と面接前に以下の2つを行いましょう。
会社の雰囲気・契約条件を確認する
就職後にギャップが生まれるのを防ぐためにも、給料や業務内容、就労・残業時間などの契約条件をしっかりと確認しましょう。
また、面接で実際に企業へ足を運ぶ場合は、「社員が疲れていないか」「社内は清潔で明るい雰囲気か」といった点をチェックできる機会です。担当者の人柄や社内の雰囲気、社員の表情などを見て、自分にとって働きやすい環境かどうかを判断しましょう。
面接前にフリーターが聞かれやすい質問の対策をする
ホワイト企業で面接を行う前は、フリーターが聞かれやすい質問の回答を事前に考えて対策しましょう。「なぜ今までフリーターだったのか」「アルバイト経験で得たものは何か」「将来のビジョンはあるか」などは高確率で質問されます。
また、志望する企業が属する業界についても調べ、時事問題にも答えられるようにしておくと良いでしょう。
フリーターからホワイト企業に就職する確率を上げるには
ここでは、フリーターからホワイト企業の内定を獲得する確率を上げるための方法をご紹介します。自己分析を行ったり、就職支援のエージェントを利用したりするというように、積極的に行動することで少しでも採用の可能性を高めましょう。
自己分析や企業研究をする
フリーターの方がホワイト企業に就職するには、しっかりと自己分析と企業研究をして、自分が向いている仕事や職種をよく理解したうえで就職活動を始めるようにしましょう。自分に合わない企業や業務内容だと、ホワイト企業であっても就職後ミスマッチに悩むことに。ハタラクティブの「若者しごと白書2023 2-3.仕事に満足している理由」では、正社員の29.9%が、仕事に満足している理由として「仕事の面白さ」を挙げています。
企業の方針や業務内容、業績などをしっかり把握し、自分に合ったホワイト企業を見つけましょう。満足度の高い環境で仕事ができるかは、作業効率や業績へ直接的に影響することもあります。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2023
就職・転職エージェントを利用する
ホワイト企業かを自力で見極めるのは難しいと感じる場合は、就職・転職エージェントを利用すれば、プロの意見を通じて多くの求人情報が手に入ります。
就職・転職エージェントには、フリーターやニートを中心とした未経験者向け、正社員から転職したい経験者向けなど、さまざまな層に特化したサービスがあるのが特徴。自分の傾向や特性を分析したうえでホワイト企業の求人を選べる可能性が高いので、就職活動が不安な方は利用してみると良いでしょう。
フリーターから正社員を目指す際は、就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。経験豊富なキャリアアドバイザーが、フリーターやニート、既卒、第二新卒などの就職活動をサポート。
自己分析やカウンセリングを行いながら、適性に合った求人をご紹介。将来のビジョンを見据えた就職先や職種を見つける支援をします。
また、ハタラクティブでは、性格から分かる適職診断や、応募書類の添削や模擬面接といった選考対策を受けることも可能です。気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
フリーターがホワイト企業にするためのQ&A
ここでは、フリーターの方向けにホワイト企業の就職に関する悩みをQ&A方式でご紹介します。ホワイト企業の内定を獲得したい方やフリーターの方は参考にしてみてください。
フリーターもホワイト企業に就職できるの?
可能です。現在フリーターの方や、就職したことがない既卒の方もホワイト企業に入社できる可能性はあります。就職活動の際は、手当たり次第に応募するのではなく、ホワイト企業の特徴を理解してから求人を探しましょう。
ホワイト企業の見つけ方については、「20代でホワイト企業に転職できる?働きやすい会社の特徴と見つけ方」のコラムをご覧ください。
ホワイト企業の定義は?
明確な定義は決まっていません。離職率の低さや福利厚生の充実、残業時間と残業代が明確であるといった、働きやすい企業を「ホワイト企業」と呼ぶことが多いようです。
ただし、「給与が良い=ホワイト企業」ではないので、求人を選ぶ際は額面だけに惹かれないよう注意してください。どのような企業がホワイト企業なのかは、「ホワイト企業の特徴。満足できる職種を見つけるには」にも掲載されているのであわせてご覧ください。
ブラック企業の求人に引っかからないためには?
ブラック企業は、求人に抽象的なキャッチフレーズを多く並べて、都合の悪い情報は隠す傾向があります。そのため、魅力的だと思った求人があってもすぐに応募せず、企業のWebサイトや就職・転職サイトの口コミで情報を集めてから応募するかどうかを決めましょう。
ブラック企業の特徴については、「ブラック企業の特徴とは?入社前に見極める方法と対処法を解説」も参考にしてみてください。
1人でホワイト企業を見つけられないときは?
1人での就職活動がうまくいかないときは、就職・転職エージェントを利用しましょう。エージェントでは、ホワイト企業を紹介してもらえるだけでなく、面接対策や書類添削をしてもらえるため、効率的な就職活動ができます。
フリーターやニートを含む若年層向けの就職エージェントのハタラクティブは、ホワイト企業の求人紹介も行っているのが特徴。すべてのサービスが無料なので、「エージェント利用が初めて」という場合も、お気軽にお問い合わせください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。