フリーターから事務職の正社員は目指せる!採用されやすい求人の特徴とは?

フリーターから未経験職種にチャレンジしたい…事務職になれる?

現在、フリーターから正社員を目指して就職活動をしています。 仕事の経験は、アルバイトでの接客業のみです。

事務職であれば自分にもできそうだと思い仕事を探していますが、なかなか内定をもらえません。 自分には何が足りないのでしょうか?

事務職は、データ入力や書類作成など、簡単なパソコン操作による業務内容が一般的なため、「自分にもできそう」「簡単に受かりそう」と思う方が多いようです。 

しかし、事務職は人気の高さに反して正社員での応募が少ないため、未経験のフリーターから目指すのはハードルが高いのが実情といえます。

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フリーターから事務職の正社員は目指せる!採用されやすい求人の特徴とは?

フリーターの方のなかには、「正社員として就職するなら事務職が良い」「事務なら未経験から挑戦できそう」と考えている方も多いでしょう。事務職は目指しやすい職種と捉えられがちですが、実際の求人量を見ると厳しいのが実情です。

このコラムでは、事務職の有効求人倍率やフリーターの方におすすめな求人の特徴などを解説します。事務職にこだわり過ぎずに、幅広く仕事を探しましょう。

社会人未経験のフリーターにとって事務は難しい可能性が高い

事務職は、人気が高く求人数が少ないこともあり、未経験からチャレンジするのは難しい可能性が高いです。

しかし、「未経験歓迎」と記載のある求人に絞って応募すれば、採用される可能性は高まります。まずは次の項目で、事務職の現状と有効求人倍率をチェックしておきましょう。

事務職の現状

事務職の正社員募集は年々減少傾向にあります。事務処理のシステム化が進み、これまで事務スタッフが行っていた業務をロボットやコンピューターが処理できるようになったからです。

なお、定型的な業務内容や人件費といった面から、正社員ではなくアルバイトや派遣社員といった雇用形態で事務職員を募集している企業も多いようです。

事務職の有効求人倍率

厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和5年9月分)について」によると、事務職の有効求人倍率は0.42倍です。1.0倍を下回っているため、求人よりも求職者の数が多いことが分かります。

以下は、事務職とほかの職業との有効求人倍率の比較をまとめたものです。

職業有効求人倍率(倍)
管理的職業1.10
専門的・技術的職業1.80
事務的職業0.44
販売2.06
サービス職業3.09
保安職業7.02
農林漁業1.21
生産工程1.73
輸送・機械運転2.26
建設・採掘5.39
運搬・清掃・包装等0.82

引用元:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年9月分)について 参考統計表7-1

上表のなかで、事務職の有効求人倍率は最も低いです。
さらに、事務職のなかでも細かい結果を見ていきましょう。

種類有効求人倍率(倍)
一般事務0.35
会計事務0.67
生産関連事務1.59
営業・販売事務1.05
外勤事務2.84
運輸・郵便事務3.25
事務用機器操作員0.39

引用元:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年9月分)について 参考統計表7-1

生産関連や外勤、運輸・郵便事務など、事務職のなかでも専門性の高い職種は求人倍率が高めです。

一方、一般事務員や事務用機器操作の職業といった専門性の高いスキルを必要としない事務職は求人倍率が低くなっており、競争率の高さがうかがえます。

参照元
厚生労働省
一般職業紹介状況(令和5年9月分)について

有効求人倍率とは

有効求人倍率とは、企業が出している求人数に対して「求職者が何人いるか」を示すものです。

たとえば、求人倍率が2倍の場合は「5人の求職者に対して、10件の求人票がある」ということになります。1人あたり2件分の求人があることになるため、競争率が低く就職しやすい環境といえるでしょう。

つまり、求人倍率が1.0倍より高ければ、求職者の数よりも求人数が多いということです。

有効求人倍率をわかりやすく解説!年度ごとの推移や職種別の値もご紹介」では有効求人倍率について詳しく解説しています。興味のある方はこちらもご一読ください。

未経験のフリーターにおすすめな求人の特徴

正社員経験のないフリーターの場合、事務職に限らずほとんどの職種に未経験から応募することになります。そのため、「未経験歓迎」と記載のある求人に応募するのがおすすめです。
 

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未経験歓迎の求人

未経験で応募できる求人には、「業績が伸びている=業務拡大のために人材を確保したい企業」や、「本人の頑張り次第で実績が出せる仕事」といった傾向があります。具体的には、IT業界、建築業界の技術職、接客や営業職などです。これらの職種は、募集求人も増加傾向にあります。

未経験歓迎の求人の場合、スキルよりも人柄や熱意を評価されやすく、入社後のフォローも充実している傾向にあるようです。働きながらスキルアップできる環境が整っているため、フリーターや既卒、未経験者もチャレンジしやすいでしょう。

未経験歓迎の求人が多い仕事を知りたい方は、「未経験のフリーターから正社員に就職できる?おすすめの仕事や求人を紹介!」のコラムをぜひご覧ください。

フリーターから正社員の事務職を目指す方法

前述したように、事務職に正社員として就職するハードルは高めなので、事務職だけではなく、フリーターとして働いた経験を活かせる職種も検討してみましょう。

事務職を目指す理由が「接客経験しかないから、自分でもできそうな事務職を選んでいる」といった方は、もう一度、自分のやりたいことやできそうなことを考えてみてください。

経験を活かせる職種を検討してみる

まだ正社員として働いたことがない場合は、事務職というイメージにとらわれず、得意なことや目指したい将来像などを軸として仕事探しをしてみてください。

たとえば、接客業務の経験がある方は、販売職や営業職で活かせるコミュニケーションスキルが身についているでしょう。これから新しいスキルを身につけるだけでなく、自分がすでに持っている強みを活かした働き方をすることで、自身の長所をさらに伸ばせるメリットがあります。

就職・転職エージェントを利用する

就職・転職エージェントを利用するのも有効です。転職エージェントとは、専任のエージェントが仕事探しから内定獲得までをサポートしてくれるサービスのこと。プロの助言を受けながら、自分の希望に合った仕事を探せるのがメリットです。

実際の仕事内容や職場環境を確認すると、「自分の思い描いていた事務職に近い職種だった」と気づけることもあります。たとえば、受付や営業をメインとする事務職を目指している方は、接客業や営業職、コールセンターのオペレーターなど、コミュニケーションスキルを活かせる職種を目指しやすいでしょう。

また、「どうしても事務職を目指したい」という方も、どのようなステップを踏めば良いのか転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。「転職エージェントの賢い使い方を解説!基本の流れと使い倒すコツ」では転職エージェントの使い方をご紹介しています。まだ使ったことがない方は、ぜひご参照ください。

就職活動に不安を感じているフリーターの方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、若年層に特化した就職・転職エージェントです。

専任のアドバイザーがあなたの希望やお悩みを丁寧にカウンセリングし、一人ひとりに合った求人をご紹介します。また、応募書類の添削や模擬面接といった選考対策も実施。

就職活動に不慣れな方も安心です。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

フリーターから事務職になりたい方のお悩みQ&A

就職を目指す際は、まず職種ごとの仕事内容を深く知ることが大切です。ここでは、事務職への就職を検討しているフリーターの方が抱きやすい疑問を取り上げました。

事務職の種類を知りたいです。

ひとくちに事務職といっても、営業職をサポートする営業事務、伝票や帳簿を扱う経理事務、オフィスの備品管理や防災対策などを行う一般事務、貿易関係の書類を作成したり輸送先倉庫を手配したりする貿易事務など、さまざまな種類があります。

未経験から事務職を目指して大丈夫?業務内容と求められるスキルをチェック」でも事務職の種類を紹介しているので、参考にしてみてください。

事務職に必要なスキルは何ですか?

事務職の種類を問わず重視されるのは、パソコンスキルです。たとえ未経験OKの求人であってもパソコンを全く触ったことがない人の場合、事務職に就くのは難しい可能性があります。パソコンでメールやインターネットを日常的に利用していることに加え、「Word」「Excel」「PowerPoint」のようなソフトが使えるのが望ましいでしょう。

パソコンスキルについては、「基本的なPCスキルとはどこまで?履歴書の記載方法とスキルの身につけ方」もご覧ください。

事務職におすすめの資格はありますか?

事務職に就くのに資格は必須ではありませんが、自身のスキルを客観的に証明するのに役立ちます。「MOS(Microsoft Office Specialist)」は、先述したソフトのスキルを測る資格です。それ以外では、「秘書検定」や「日商簿記検定」などが事務職関連の資格として挙げられるでしょう。

なお、「一般事務におすすめな資格」では、一般事務を目指す場合におすすめな資格を紹介しています。

事務職に向いているのはどのような人ですか?

事務職に向いているのは、「縁の下の力持ち」として他職種をサポートするのが好きな人です。また、基礎的なパソコンスキルがあり、社内の多様な要望に対し臨機応変に対応できる人も、事務職向きであるといえます。

「事務員ってどんな仕事?事務職のメリット・デメリットを解説」でも事務職に向いている人の特徴を解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

自分に向いている仕事が分からない場合は、転職エージェントのハタラクティブに相談するのも手。プロのアドバイザーがあなたと一緒にキャリアプランを考えます。

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