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面接で最近のニュースについて聞かれたとき
更新日
この記事のまとめ
- 面接で最近のニュースについての質問をされるのは、応募者の情報に対する感度や、どのような話題に興味を持っているのかを知りたいから
- 回答のポイントは関連企業や業界など、なるべく企業に関係のある話題に触れるようにしよう
- 回答の流れを事前に整理し、深く突っ込まれても自分の意見をしっかりと述べられるように準備をしよう
就職・転職活動の際、面接では志望動機や自己PRのほか、応募者のパーソナルな部分を知るためにさまざまな質問をされることがあります。
よくある質問の1つが「最近のニュースで印象に残っていることや興味を持った話題はありますか?」のような、時事関連について問うもの。
テレビや新聞・インターネットなどでこまめにニュースをチェックしている方ならば問題なく答えられるかもしれませんが、ニュースを観る機会がない方であれば、突然最近のニュースについての質問をされると戸惑ってしまったり、上手く答えられなかったりするでしょう。
面接ではなるべく全ての質問に対してスマートに回答したいと思うもの。
時事関連の質問にスムーズに回答するためには、日頃からアンテナを張って事前に対策することが大切です。
そこで、当コラムでは面接で最近のニュースについて質問されたときの回答方法や、上手く答えるためのポイントなどをご紹介します。
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◆最近のニュースについて聞かれる理由は?
就職・転職の面接時に最近のニュースについて聞かれる主な理由として、以下のようなことが挙げられます。
・応募者の情報に対する感度を知りたい
・応募者の興味の方向性や価値観を知りたい
・応募者がニュースに対して自分の意見を持っているかを知りたい
・時代の流れを読む力やビジネスセンスがあるかどうかを知りたい
上記のように、最近気になるニュースについて質問することで、社会情勢を読み解く力や興味を持つ話題、それに対してどのような意見を持っているのかなど、応募者のビジネスセンスやパーソナルな部分を知ることができます。
では、最近のニュースに関する質問をされた場合、どのような点に気をつけると良いのでしょうか。
◆回答のポイント
最近のニュースについて聞かれた場合、以下のポイントを押さえて予め回答の準備をしておきましょう。
【新しいニュースをチョイスする】
このような質問をされた場合は、新しいニュースをチョイスしましょう。
もしも古い情報ばかりを挙げると「最近のニュースに対して興味がない」「世の中の流れに疎い」と評価される可能性があります。
質問事項にも「最近の」というワードが入っているので、なるべく直近で起こった事柄について述べることをおすすめします。
目安としては、過去1年以内に起こったものの中で気になるニュースをチョイスすると良いでしょう。
【なるべく企業に関連する話題を挙げる】
業界や競合他社、関連企業のニュースなど、なるべく志望する企業の事業領域に関する話題を挙げましょう。
自分がどういう仕事をしたいのか、どのようなことに興味を持っているのかを知ってもらえる機会になりますし「(ニュースを受けて)この会社でどのようなことに挑戦したいか」など、将来の展望についても同時に述べることができるため、自己PRに繋げやすいというメリットがあります。
また「(そのニュースに対して)御社ではどのような展望を掲げていらっしゃるのでしょうか」といったように、企業の取り組みなどについてこちらから質問をしやすいため、面接官との会話も自然と盛り上がるでしょう。
〈例〉
・アパレル企業を志望する場合
「アパレル企業のA社が海外展開」や「世界的なファッションショーが開催」のように、アパレルに関連するニュースを取り上げる
・海外展開している企業を志望する場合
「国際情勢の最新動向」や「海外メーカーの新市場参入」など、ワールドワイドなニュースを取り上げる
・公務員を志望する場合
「地域や自治体の取り組みで話題のもの」や「日本の社会が抱える課題」など、社会的な話題に関するニュースを取り上げる
・建設業界を志望する場合
「オリンピック開催地の道路・施設の整備」や「天災による建設物の被害」など、建設業界に関連するニュースを取り上げる
海外のニュースを取り上げる際は、ウォール・ストリート・ジャーナル日本版やロイター通信、CNNなど、日本語に対応している情報媒体を利用すると良いでしょう。
【経済全体のニュースを取り上げる】
もしも志望する企業との関連性の高いニュースがない場合は、経済・ビジネスのカテゴリから業界問わず、影響が大きいニュースを選びましょう。
〈例〉
「近年、〇〇に観光客が集中しているが観光目的は何か」「新しい商業施設の経済効果は」「海外ブランドが日本に上陸」のような、国内外の経済ニュース など
また、取り上げたニュースに関して面接官から深く追求されても大丈夫なように、ニュースの概要を前もって整理しておくことも大切です。
また「そのニュースに対して今後どうなると思うか、自分はどうしていきたいか」など、自分の意見を用意しておきましょう。
◆覚えておきたい回答の流れ
ここで、最近のニュースについての質問に対する回答の流れを簡単に説明します。
(1)気になったニュースの概要を述べる
まず最初に、気になったニュースの概要を述べましょう。
前述の通り、志望する企業に関連する話題、もしくは経済全体のニュースを取り上げるのがベターです。
(2)そのニュースに関心を持った理由を説明する
次に、取り上げたニュースに関心を持った理由を簡潔に説明します。
この質問では「応募者はどのような感性を持っているのか」「なぜそのニュースに関心をもったのか」という部分を見られます。
「私は以前〇〇をしていたので~」といった自身の経験談や「私が〇〇を志望するきっかけとなったのは~」のように、その職種を志願するきっかけとなった話などを交えて説明するのも良いでしょう。
(3)ニュースを受けてどう感じたかなどを述べる
最後に「このニュースを受け、私は〇〇と感じました」「今後は〇〇となっていくのではないかと思っています」など、取り上げたニュースに対する意見を述べます。
このとき「〇〇と感じたので、御社では△△に挑戦したいと思います」のように、志望する会社でどのような仕事をしたいかなど、将来の展望につなげる形で具体的に述べると良いでしょう。
面接官はたくさんの応募者と面接を行っているので、その意見が応募者本人のものであるかどうかを見抜くことができます。
前述にもある通り、人の意見を真似て話したり、付け焼き刃の知識を話したりすると、面接官からその話題に対して深く追求された際、回答に詰まってしまうことも。
質問に対してきちんと答えられるように事前に準備をしておきましょう。
◆回答する際の注意点
取り上げたニュースに対する意見には正解や不正解はありません。
そのため、自分が感じたことを素直に話しましょう。
ただし、ニュースに対して過激な意見を述べたり、誰かを侮辱するなどの非常識な内容・極端な内容に傾いてしまったりすると、悪い印象を持たれてしまう可能性があるので注意が必要です。
◇政治や宗教、芸能界のゴシップなどの話題は避けよう
政治や宗教、スポーツについては、面接官の考えと相対する可能性が予測されます。
万が一批判的な意見や侮辱するような発言があると、面接官の意見と食い違いが起こり、空気が悪くなったり悪い印象を持たれたりするので、このような話題は避けるようにしましょう。
また「芸能人の不倫報道」のようなビジネスとかけ離れた芸能界のニュース・ゴシップや、特定企業の不祥事などのニュースを取り上げると、面接官から不信感を持たれてしまう可能性があります。
前述しましたが、ニュースに関する意見は人それぞれなので正解や不正解はありません。
しかし、このようなニュースは取り上げず、企業の雰囲気や特色を考慮した話題をピックアップし、常識の範囲を超えた過激な内容にならないように発言しましょう。
上記のような問題については基本的に自分から言及せずに、面接官から話題を振られた場合にのみ反応するのが無難です。
◆あらかじめ質問のニュースが設定されている場合は
企業によっては「〇〇のニュースについてどう思いますか?」など、あらかじめ質問のニュースが設定されていることがあります。
このような質問をする意図は「現在の社会の流れを把握しているか、またそのニュースに対して自分はどう思っているのか」という点を見るため。
誰もが知っているような大きなニュースを取り上げるのがほとんどなので、ニュースで大々的に取り上げられている話題は必ずチェックしておきましょう。
もしも質問されたニュースを知らないときは「勉強不足でした」「今勉強いたします」のように、正直に面接官に伝えましょう。
知ったかぶりや前の人の発言に乗っかるような適当な答えをしてしまうと、面接官から深く追求された際に上手く答えられず、かえって悪い印象を与えてしまう可能性があります。
◆日頃から情報収集をしておくことが大切
冒頭でも述べた通り、就職・転職の面接では志望動機や自己PRのほかに、応募者のパーソナルな部分を知るための質問をされることがあります。
例えば、筆記試験を設けている企業であれば、時事問題を答えることもあるでしょう。
そのため、現在の社会情勢や流れついて、いつ問われても答えられるように、日頃からニュース番組や新聞、インターネットから情報を収集し、常にアンテナを張っておくことが大切です。
また、上記の例のほかにも「今朝のニュースで気になったことは?」と、今朝に限定して質問をされることもあるので、面接当日のニュースも忘れずにチェックしておきましょう。
◇情報収集する際は
インターネットを介して情報を収集する際は、収集元の媒体によって情報の食い違いがあったり、筆者独自の批評や推測が織り交ぜられていたり、間違った情報が書かれていたりするので、新聞社などが提供している信頼性の高い情報源を利用しましょう。
通勤・通学時間などで簡単にニュースをチェックしたいときは、スマートフォンなどでニュースアプリをインストールして利用したり、ニュース番組やテレビ局、新聞社のSNSアカウントをフォローし、情報を収集したりすることもおすすめです。
しかし、数多くあるニュースをひとつひとつ詳しく見る時間を設けるのは難しいかもしれません。
そのときは、ニュースのトピックを軽くチェックして、自分が気になったニュースをピックアップし、そのニュースについて詳しく調べると良いでしょう。
インターネット媒体のほかにも、経済誌や業界誌など、特定の専門分野についての記事が掲載されている専門誌を活用してみるのも良いかもしれません。
専門誌には、その業界ならではの論文や用語解説などが分かりやすく書かれているので勉強にもなりますし、最新の業界動向をチェックしておくことは逆質問を考える際にも役立つでしょう。
◆「最近読んだ本」を聞かれたときは?
最近気になるニュースのほかに、最近読んだ本を質問されることもあります。
このような質問をする意図としては、応募者の価値観や学習習慣、人柄、興味の方向性を知るため。
つまり、最近のニュースについての質問と同様に、応募者のパーソナルな部分を知るきっかけとなります。
上記のような質問を受けたときは、最近読んだ本の中かた自分が興味を持っていることや好きなものなど、自分の感性に合う分野を取り上げて回答をしましょう。
ノンフィクションやミステリー、純文学、経済学など、本のジャンルは基本的には自由です。
しかし、「漫画や雑誌などは本ではない」と考える面接官もいるので、ビジネスシーンに合った書籍を回答することをおすすめします。
あくまでこれは「企業の面接」の中での質問であることを忘れないようにしましょう。
ただし、出版業界やエンタメ業界など職種にもよるので、志望する企業の職種を考慮し、臨機応変に対応しましょう。
もしも何を読めば良いか分からない方は、経済学の本や自己啓発本、芥川賞や本屋大賞などを受賞した本をチョイスしてみてはいかがでしょうか。
大切なのは「本を読んだことでどのような影響を受けたのか、また何を感じたのか」ということ。背伸びをして難しい本を答える必要はありません。
読書の習慣がない方は、就職・転職活動期間中は最低でも2~3冊読んでおき、人に内容を紹介できるようにしておくことをおすすめします。
ここまでは、面接で最近のニュースについての質問を受けたときの対処法をご紹介して参りました。
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