面接に遅刻しそう…どう対応すればいい？

電車の遅延や会社の場所が分からない…など、様々な理由で面接に遅刻してしまう！という事態は起こってしまうもの。
面接に遅刻する理由や、時間に遅れる場合の連絡方法などをまとめました。
できれば防ぎたい遅刻ですが、万が一してしまったときのためにも対応方法をしっかり押さえておきましょう。

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面接の遅刻は許される？

面接時の遅刻は、基本的には厳禁。
面接という大切な日に時間に遅れてくるということは、仕事でも同じようなことをするのではないか…と思われてしまいます。
しかし、遅刻してしまう人はいるようです。遅刻の理由としては、下記のようなものが挙げられます。

交通機関の遅延

電車の遅延や車の渋滞はある程度予測できること。よほど大規模なものでない限りは、時間に余裕を持って行動していない、計画性がないと捉えられてしまうことが多いでしょう。
念には念を入れ、最寄り駅には30分前に到着するスケジュールならば多少の遅延があっても遅刻することなく到着できます。
駅から会場までにかかる時間を考慮した上で、到着時刻を設定しましょう。

道に迷った

わかりづらい立地にある企業へ面接に行く場合、最寄り駅には余裕を持って到着したのになかなかたどり着かない…ということもあるかもしれません。その場合も、事前の確認を怠っているということからマイナスな印象を与えてしまいます。
可能であれば面接日の前に一度下見に行っておくのが理想。無理な場合は、道に迷うことも考慮したスケジュールで行動しましょう。

寝坊や前の面接が押してしまった…などの自己都合

正直に話したほうが良いという意見と、上手くごまかしたほうが良いという意見の両方がありますが、どちらの場合であっても遅れることがわかった段階ですぐに連絡するのが大切です。謝罪の気持ちをきちんと伝えましょう。
タクシーを使えば間に合うかも…という場合は、思い切って活用するのも一つの手です。

遅刻は社会人としてNGですが、理由やその後の対応によっては内定を得られることも。
間違っても「どうせ遅刻するならバックレてしまおう」などと思わず、誠実な対応を心がけるようにしましょう。

面接に遅刻！事前連絡で伝えること

面接に遅れそうだと思ったら、遅れることがわかった段階ですぐに電話連絡をしましょう。
担当者が確認できないこともあるので、メールでの連絡はNGです。

電話では、謝罪と遅刻する理由を簡潔に述べ、到着予定時刻を報告します。
到着時刻は最短時間を伝えたくなってしまいますが、それでは間に合わなくなってしまう可能性も。その時間にも遅れてしまっては印象が悪くなってしまうので、余裕を持って伝えるようにしましょう。

電話で遅刻を連絡する際の例

「お世話になっております。本日○時から面接のお約束を頂いておりました、○○大学の○○と申します。大変申し訳ございませんが、現在○○線が人身事故の影響で遅延しており、会場への到着が20分ほど遅れそうです。○時ごろの到着となりそうなのですが、このまま伺わせて頂いて問題ございませんでしょうか」

30分以上など、大きく遅れそうな場合は別の日に変更という場合も。また、企業によっては面接が中止となってしまうこともあるので、到着する時刻を報告し、支持を仰ぎましょう。

面接・面接後の対応

遅刻しても面接を受けさせてもらえた場合、到着後はすぐに謝罪の言葉を述べましょう。
理由を尋ねられた場合、言い訳をするのは責任感のない印象を与えてしまうので絶対にNGです。理由を簡潔に述べましょう。

面接後にはお詫びとお礼のメールや手紙を送るのがマナーとされていますが、相手によっては慇懃無礼と受け取られてしまうことも。
面接の雰囲気や企業の風土に応じて判断しましょう。

遅刻後のお礼・謝罪メールの例

株式会社○○　採用担当者様

お世話になっております。
○○大学の○○です。

この度は私の不注意で時間に遅れてしまったにも関わらず、面接の機会を頂いてありがとうございました。
ご迷惑をおかけしたことを、大変申し訳なく存じております。
今後はこの度のような失敗を繰り返さないよう、時間には余裕を持った行動を心がけたいと思います。

面接では○○様に（具体的な面接のエピソード）といったお話を伺い、ますます入社意欲が高まりました。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

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○○大学○○学部
氏名とふりがな
mail：laddress@mail.com
携帯：000-0000-0000
自宅：00-0000-0000
住所：○○県○○市○○
============

謝罪だけの文章ではなく、入社意欲も伝えられる内容にします。ただし、自己PRや志望動機を長々と書くのはNG。
忙しい担当者が目を通すことを考え、簡潔な内容にまとめましょう。

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監修者：後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています！

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格

• 国家資格キャリアコンサルタント
• 国家資格中小企業診断士

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