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ショップ店員の仕事内容とは?向いている人の特徴やメリット・デメリットを解説
この記事のまとめ
- ショップ店員の仕事内容は接客や会計、在庫管理など多岐にわたる
- ショップ店員の年収は業種や企業によって異なるが、デパート店員の場合は平均約369万円
- トレンドに敏感な人や体力がある人はショップ店員に向いている
- 資格は必須ではないため、ショップ店員の仕事は未経験から挑戦しやすい職業といえる
- ショップ店員への就職を目指すなら、就職・転職エージェントのサポートを受けるのも有効
あなたにおすすめ!
就職先・転職先の候補として、ショップ店員の仕事が気になる方もいるでしょう。ショップ店員は、アパレルや日用品を取り扱う店舗で販売業務を行うのが一般的です。このコラムでは、ショップ店員の仕事内容やメリット・デメリット、平均年収、求められるスキルなどを解説します。志望動機を作成する際のポイントもまとめているので、ショップ店員の仕事に興味がある方は参考にしてみてください。
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ショップ店員の仕事内容とは?
ショップ店員とは、アパレルショップやインテリア・雑貨ショップなどで、接客や店舗運営業務などを行う人を指す言葉です。「ショップスタッフ」「販売員」とも呼ばれています。
ショップ店員の例として、「デパート店員」の概要を以下の表にまとめました。
仕事内容 | 接客、商品販売(レジ)、在庫管理、ディスプレイなど、売り場の運営を担当する |
---|---|
平均年収 | 369.4万円 |
向いている人 | ・体力がある人 ・トレンドに敏感な人 ・顧客のニーズを把握し、それに合ったコミュニケーションをとれる人 |
ポイント | ・シフト制のため休日が不規則になることが多い ・ファッションや雑貨が好きだと活躍しやすい ・商品の包装や配送の手配を担うことがある |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト デパート店員」
参照元
厚生労働省 職業情報提供サイトjob tag
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ショップ店員にはアパレルショップやインテリアショップ、ペットショップ、家電量販店など、さまざまな種類があるでしょう。基本的な仕事内容には共通点が多いため、ここでは一般的な仕事について解説します。
ショップ店員の仕事内容
- 接客
- レジ周りの対応
- 店舗の清掃
- 在庫管理
- ディスプレイ
接客
接客では、お客さまへ商品の説明や提案、店内のご案内などを行います。たとえば、お客さまが商品を探している際に該当の場所まで案内したり、買おうか迷っているお客さまに色の組み合わせや便利な使い方をアドバイスしたりすることが挙げられるでしょう。
ショップ店員の接客は、お客さまが快適に店内を回れるようサポートする役割といえます。自分の好みやトレンドなどを一方的に伝えるのではなく、お客さまのニーズに合わせた提案が必要です。
レジ周りの対応
レジ対応は、商品の購入を決めたお客さまへの会計や、商品の梱包などを行います。お客さまが購入する商品を受け取ってレジまで運んだり、雨が降っている日は商品が濡れないようビニールを被せたりするなど、丁寧さや心配りが大切な業務です。
また、レジ周りに電話を置いている店舗では、電話がかかってきた際に対応をする必要があります。
店舗の清掃
お客さまが少ないタイミングや開店前・閉店前に、店舗の清掃を行うのもショップ店員の仕事です。
店内の掃除のほか、商品に汚れやホコリがついていないかの確認、商品の整理、忘れ物の確認、ゴミ出しなどを行い、店内を清潔に保ちます。
在庫管理
在庫管理は、店内に陳列した商品の補充や整理、新しく届いた商品の検品、タグ付けなどを行う業務です。商品が届いたら、傷や汚れがないかを一点ずつ確認し、品出しの際に分かりやすいよう色やサイズ、種類ごとに分けてバックヤードに保管。商品は、店内に陳列するものとバックヤードへ保管するものをそれぞれ把握するために、点数を記録しておきます。
在庫管理はショップ店員が担う業務のなかでも裏方的な作業となりますが、お客さまの需要を満たす店舗運営には大事な仕事です。
ディスプレイ
ディスプレイは、店内に商品を陳列する仕事です。商品を並べる際は、お客さまの目を引くレイアウトを考える必要があります。
たとえば、「トレンドを取り入れたコーディネートをマネキンに着せる」「新作や人気の商品を目立つ場所に並べる」「色の見栄えを考えて商品を配置する」など、商品や店舗を魅力的に見せるディスプレイが求められるでしょう。
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ショップ店員として働く4つのメリット・やりがい
ショップ店員の仕事のメリットには、接客に必要なスキルが身につくことや、自社が取り使う商品やトレンドに詳しくなるといったことが挙げられます。以下で、それぞれの内容を確認してみましょう。
ショップ店員として働くメリット
- 接客に必要なスキルが身につく
- 取り扱っている商品やトレンドに詳しくなる
- アパレル業界ではセンスを磨ける
- 好きなブランドに携われる
接客に必要なスキルが身につく
ショップ店員として働くメリットの一つは、仕事を通して接客に必要なスキルが身につくことです。
具体的には、ビジネスマナーや礼儀作法、お客さまの状況を把握する観察力、商品の提案をするプレゼンテーション能力などのスキルを身につけられます。
ショップ店員としての経験を積み重ねることで、接客対応をスムーズに進められるようになるでしょう。
取り扱っている商品やトレンドに詳しくなる
自社で取り扱っている商品の知識が身についたり、トレンドに詳しくなったりするのも、ショップ店員として働くメリットです。お客さまに質問や相談をされたときに的確に答えられると、あらためて商品に対する理解を深められます。
商品に関する知識やトレンドを掴めるようになれば、お客さまに適切なアドバイスができるほか、プライベートでも真っ先に新作を取り入れられるといったメリットがあります。
アパレル業界ではセンスを磨ける
アパレル業界でショップ店員として働く場合は、センスを磨けるのもメリットになるでしょう。アパレル店員は、マネキンにコーディネートをしたり、お客さまの好みに沿って商品や組み合わせを提案したりするのも重要な仕事です。
また、自身が自社商品の服を着て接客することで、お客さまの購入意欲につなげる必要があります。日常的にファッションやコーディネートに触れたり考えたりする機会が多いため、自然とファッションセンスが磨かれていくでしょう。
ファッションセンスが身につけば売上に貢献できるだけでなく、プライベートでもセンスを活かしたおしゃれを楽しめるようになります。
好きなブランドに携われる
好きなブランドがある人は、ショップ店員として働くことでそのブランドに携われるのもメリットです。自分の接客やディスプレイがお客さまの好印象につながり、ブランドが愛されていく様子を目にできることがあります。
好きなブランドの売上に貢献できれば、仕事のやりがいにもつながるでしょう。また、会社によって制度の有無や割引率は異なりますが、ショップ店員が自社商品を購入する際に社員割引が適用されることも。好きなブランドのアイテムを通常よりも安く入手できる点もショップ店員として働くメリットといえるでしょう。
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ショップ店員として働く4つのデメリット
ショップ店員の仕事には、メリットだけでなくデメリットもあります。以下で詳しく解説するので、デメリットも踏まえたうえで自分に合った仕事かどうかを考えてみましょう。
ショップ店員として働くデメリット
- 体力が求められる
- 業界によってはお金がかかる
- バックヤード業務と接客を両立する必要がある
- 基本はシフト制が多く土日祝日に休みにくい
体力が求められる
ショップ店員は店頭での接客や商品棚の整理のように、基本的に立ち仕事が多いため体力が必要です。特にセールやイベントの開催や土日祝日になると来客数が増え、休憩が取りにくい状況になることも。
そのため、体力がないと途中で疲労して仕事に支障が出てしまったり、仕事の疲れがなかなか回復しなかったりする可能性もあります。
業界によってはお金がかかる
ショップ店員の仕事は、業界によってはお金がかかることもデメリットになるでしょう。たとえば、アパレルの企業で自社の商品を購入して着用する決まりがある場合は、社割があったとしても自分でお金を払って商品を購入しなければならないこともあります。
また、シーズンごとに商品を購入する必要がある場合、保有数が増え過ぎて収納場所に困ることも考えられるでしょう。
バックヤード業務と接客を両立する必要がある
「ショップ店員の仕事内容とは?」でも述べたように、ショップ店員は接客だけでなくバックヤードでの業務も両立しなければならないため、その点を大変と感じる可能性があります。
お客さまに接客をしつつ、陳列されている商品が減っていないか、破損がないかなども気にかける必要があるため、神経を使う場面もあるでしょう。
基本はシフト制が多く土日祝日に休みにくい
ショップ店員の仕事は基本的にシフト制であることが多く、土日祝日にお客さまの来店が増える傾向にあるため、カレンダー通りの休みを取りづらくなります。そのため、家族や友人の休みが土日祝日に設定されている場合、予定を合わせづらくなる可能性があるでしょう。
繁忙期は集客や準備の対応に追われることもある
繁忙期になると、集客や準備をはじめとした対応に追われることも、ショップ店員の仕事の大変な面といえます。職場によっては、お客さまの来店が途絶えなかったり、朝早くの出勤や遅くまでの残業になったりすることも考えられるでしょう。
しかし、セールやイベントで売上に貢献できる可能性があるので、人によってはやりがいを感じられる部分でもあるでしょう。
ショップ店員の仕事に向いている人とは?
ショップ店員の仕事に向いている人の特徴には、「ファッションや雑貨が好き」「接客力やコミュニケーション能力が高い」「細やかな気配りが得意」などが挙げられます。以下で、それぞれの内容を確認してみましょう。
ショップ店員の仕事に向いている人
- ファッションや雑貨が好き
- 接客力やコミュニケーション能力が高い
- 細やかな気配りが得意
ファッションや雑貨が好き
ファッションや雑貨が好きで、商品知識を積極的に学んだり、「より便利に使える方法は?」「より長く使える方法は?」といった探求心をもっていたりする人はショップ店員に向いています。
ショップの規模やジャンルにもよりますが、販売アイテムが頻繁に入れ変わることも多いなかで、ショップ店員はお客さまからの問い合わせに対してしっかりと説明をしなければなりません。そのため、商品について興味をもち、率先して商品知識を得ようとする姿勢が必要といえるでしょう。
接客力やコミュニケーション能力が高い
店舗によく来るお客さまだけでなく、はじめて来店するお客さまとも笑顔で会話できるコミュニケーション能力がある人は、ショップ店員の仕事に向いているといえます。どのようなお客さまともすぐに打ちとけられるような社交性があれば、特技を活かして活躍できるでしょう。
細やかな気配りが得意
ショップ店員の仕事は、細やかな気配りが得意な人にも向いています。困っているお客さまへの声がけや売り場からなくなりそうな商品の品出し、ほかのスタッフのフォローなど、状況に応じた行動が大切な仕事だからです。
お客さまへの気配りや周囲への細やかなフォローによって、サービスの質や満足度の向上だけでなく、スタッフ同士が快適に働ける雰囲気づくりにもつながるでしょう。
アパレル店員の場合はセルフプロデュース能力も武器になる
ショップ店員のなかでも、アパレル店員の場合はセルフプロデュース能力があると、より仕事がスムーズになるでしょう。
アパレル店員は、自身が実際に商品を身につけることで、お客さまに商品を着用したイメージを見せたり、購買意欲を高めたりする役割もあります。トレンドを取り入れつつ自分に合ったコーディネートができれば、商品をより魅力的に見せられ、お客さまの目を引くきっかけになるでしょう。
また、好印象を与えるうえでは、笑顔や立ち振る舞いもあわせて研究すると効果的ですよ。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
ショップ店員になるには
ショップ店員は、未経験から目指すことが可能です。ショップ店員になるために、求められる必須の資格もありません。
実際に、ショップ店員を募集している求人では、要項に「未経験者歓迎」や「学歴不問」の記載が見られる傾向にあります。
就業までの流れ
志望するブランドや企業がある場合は、求人情報サイトや企業のWebサイト、採用ページなどから、気になる求人に応募できます。また、就職・転職エージェントを活用して希望に合う求人を紹介してもらうのも手です。
内定が決まったら就業前に、勤務先が扱っている商品の基礎知識や接客マナー、業務の進め方などを研修で身につけていきます。先輩社員から指導やアドバイスを受けながら、実際に接客業務やレジ対応などを行うことで徐々に業務に慣れていくでしょう。
アルバイトから正社員登用を目指すのも一つの手
正社員登用制度がある企業であれば、アルバイトや派遣社員から始めて正社員を目指すという方法もあります。ただし、正社員登用制度がない場合や、あったとしても企業の定める条件に達していない場合には、利用できない可能性もあります。
プラスになるスキルや素養
「販売職の経験がある」「商品知識が豊富」「英語力がある」などは、ショップ店員として働くうえで評価される可能性があります。また、お客さまの好みに合わせて商品を提案する必要があるため、コミュニケーション能力は必須です。
ショップ店員の仕事に自分の経験・能力がどう活かせるのかを見極め、効果的に強みをアピールしましょう。
ショップ店員になるための学校はある?
「ショップ店員になる」ために特化された学校はありません。正社員として働く前に接客のノウハウや基本的なマナーを身につけたい場合は、アルバイトとして働いてみるのがおすすめです。
なお、アパレルショップであれば服飾系の学校、インテリアショップなら建築や空間デザインを学べる学校など、販売する商品やサービスに関連のある分野を学んでいた場合は、選考で有利になる可能性もあります。
ショップ店員を目指すうえで役立つ資格や知識
ショップ店員の仕事に資格は必要ありませんが、販売士検定やファッション販売能力検定を取得していると、仕事での成果を上げやすくなることもあります。下記でショップ店員として働きたい方におすすめの資格を紹介するので、参考にしてみてください。
販売系全般に役立つ「販売士検定」
ジャンルを問わず販売系の仕事を目指す方には、「販売士検定(正式名称:リテールマーケティング検定)」がおすすめです。レベルは3~1級まであり、3級はマーケティングや流通の基本的な知識や考え方、2級はマーケティングに関する高度な知識、1級は責任者やコンサルタントに必要な経営の知識が問われます。
レベルが上がるごとに、接客や売り場づくりから店舗のマネジメント、責任者としての実践的な知識を身につけられるため、業務に反映するうえでも役立つ資格です。
アパレル業界を目指すならファッション販売能力検定
アパレル業界を目指す場合は、「ファッション販売能力検定」を取得しておくと面接でアピールできるでしょう。ファッション販売能力検定も3~1級のレベルで構成されており、3級はファッション関連の商品を販売するうえで必要な基礎知識、2級は専門的な知識やスキル、1級はファッション関連の高度な知識やスキルのほか、マネジメントや人事管理に必要な知識が問われます。
3級と2級は年2回、1級は年1回のペースで試験が行われるため、受検の際は試験日をよく確認しておきましょう。
アパレルショップへの就活で覚えておきたい用語
アパレルショップへの就活準備として、業界でよく使われる用語を知っておくと、面接での会話がスムーズになったり、採用担当者に「勉強している」という印象を与えられたりする可能性も。
以下で、アパレルショップへの就活で覚えておきたい用語を紹介します。
用語 | 意味 |
---|---|
メーカー | 原材料を加工し、製品を製造する製造元や、製造業者のことを指す。 |
ブランド | 自社商品やサービスに対して高品質や信頼性などのイメージを構築し、同カテゴリー内の競合他社との差別化をはかるための名称や記号、デザイン、シンボル、あるいはこれらの組み合わせのこと。 なかには、メーカー名とブランド名が同じという場合もあるため、混合しないように注意が必要。 |
マネキン・ボディ・トルソー | 商品を着用したイメージやコーディネートを紹介するために、実際に服を着せる人形のこと。いずれも同じ役割ながら、以下のような特徴がある。 「マネキン」…全身人形のこと。全身のコーディネートを見せるのに適している。 「ボディ」…頭部や四肢がなく胴体部分のみの人形。一部に着用する洋服やアクセサリーを見せるのに適する。 「トルソー」…ボディとほぼ同じ意味でイタリア語。 |
キャッシャー | 店舗の会計場所、レジそのもの、会計業務を行うレジ係などを指す言葉。 |
サンプル | 商品の見本のこと。化粧品などの試用品では、テスターと表記するところもある。 |
ショップ店員の平均収入
ここでは、「デパート店員」を例に、平均年収・平均月収・平均賞与をご紹介します。なお、実際にいくらもらえるかは業界や企業、地域によって異なるため、一つの目安として参考にしてみてください。
平均年収
以下は、厚生労働省の職業情報提供サイトjob tag「デパート店員」で発表されている年齢ごとの平均年収です。
年齢 | デパート店員の平均年収 |
---|---|
20~24歳 | 303万9,800円 |
25~29歳 | 350万6,400円 |
30~34歳 | 372万3,200円 |
35~39歳 | 398万5,600円 |
40~44歳 | 409万2,900円 |
45~49歳 | 412万2,200円 |
50~54歳 | 402万700円 |
55~59歳 | 377万800円 |
参照:厚生労働省 職業情報提供サイトjob tag デパート店員」
ショップ店員としてデパートに就職した場合、20代前半の平均年収は約304万円、20代後半になると約350万円であることが分かります。
つづいて、バイトやパートなど非正規雇用として、デパート店員に就いた場合の平均年収を見てみましょう。
バイトやパートなど | |
---|---|
平均年収 | 約240万円 |
※ハタラクティブ調べ
ショップ店員として働く場合、業種や企業によってはインセンティブがもらえる可能性があります。インセンティブとは、会社やスタッフ個人の売上目標を達成した際に、給料とは別に支払う報酬のこと。
年収アップを図りたい方は、応募企業を選ぶ際にインセンティブの有無に注目してみるのもおすすめです。
平均月収
以下は、厚生労働省の職業情報提供サイトjob tag「デパート店員」を参考に、月収を算出し表にまとめました。
年齢 | デパート店員の平均月収 |
---|---|
20~24歳 | 18万9,988円 |
25~29歳 | 21万9,150円 |
30~34歳 | 23万2,700円 |
35~39歳 | 24万9,100円 |
40~44歳 | 25万5,806円 |
45~49歳 | 25万7,638円 |
50~54歳 | 25万1,294円 |
55~59歳 | 23万5,675円 |
※平均年収を月収に換算した金額
デパート店員の平均年収を月収に換算してみると、20代前半は約19万円、20代後半では約22万円であることが分かります。つづいて、バイトやパートなど非正規雇用で働いた場合の平均月収を見てみましょう。
バイトやパートなど | |
---|---|
平均月収 | 約20万円 |
※ハタラクティブ調べ
先述したように、ショップ店員の仕事には、インセンティブがもらえる場合があります。1ヶ月・3ヶ月・1年などの区切りで売上目標が設けられ、達成の度合いに応じて給料に上乗せされるのが一般的です。
ただし、バイトやパートなど非正規雇用の方はインセンティブ支給の対象にならないケースも。「バイトでショップ店員の経験を積みたい」と考えている場合は、事前に応募企業へ確認しておくのがおすすめです。
平均賞与
以下は、厚生労働省の職業情報提供サイトjob tag「デパート店員」を参考に、賞与(ボーナス)を算出し表にまとめました。
年齢 | デパート店員の平均賞与 |
---|---|
20~24歳 | 37万9,975円 |
25~29歳 | 43万8,300円 |
30~34歳 | 46万5,400円 |
35~39歳 | 49万8,200円 |
40~44歳 | 51万1,613円 |
45~49歳 | 51万5,275円 |
50~54歳 | 50万2,588円 |
55~59歳 | 47万1,350円 |
※平均月収の2ヶ月分として算出
デパート店員の場合、20代前半では平均約38万円、20代後半になると約44万円の賞与をもらえることが分かります。賞与は正社員のみ対象で年2回の支給が一般的ですが、企業規模や個人の成果によって回数や金額は変動するでしょう。
参照元
厚生労働省 職業情報提供サイトjob tag
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ショップ店員のスケジュール
ショップ店員のスケジュールは、百貨店やショッピングモール、路面店など、働く店舗によって勤務時間帯や年間休日数が異なります。一般的な店舗では土日祝日に来客数が多く、平日に休みを取ることが多いでしょう。早番・遅番などのシフト制で勤務するのが基本です。
年間休日数
ショップ店員の年間休日数は、90〜110日程度が一般的です。多くの店舗が土日祝日に営業しているため、休日は平日に取得することが一般的。また、セールなどの繁忙期には出勤が増えることもあります。
1日の流れ
以下では、ショップ店員の一般的な1日の流れ(早番)をご紹介します。仕事内容は店舗によって異なる部分もあるため、一つの参考としてご覧ください。
時間 | 主な仕事内容 |
---|---|
8:30~9:00 | 出勤、朝礼 |
9:00~10:00 | 開店準備(清掃・商品整理・レジ準備) |
10:00~13:00 | 開店、接客開始 |
13:00~14:00 | 昼休憩 |
14:00~17:00 | 接客・商品補充・在庫確認 |
17:00 | 引継ぎを行い退勤 |
繁忙期や新商品の入荷日などは、通常業務に加えて商品ディスプレイの変更やセール準備などが入るため、忙しくなることがあるでしょう。
ショップ店員の仕事は立ち仕事が中心のため、日頃の体調管理も大事です。また、急なシフト変更やお客さまの対応で予定通りに進まないこともあるため、柔軟な対応力も求められます。
ショップ店員のキャリア形成
ショップ店員は、さまざまなキャリアパスを描ける仕事です。接客や販売のスキルだけでなく、顧客対応力やコミュニケーション能力など、多くの職種で活かせるスキルを習得できるからです。
日々の業務を通じてこれらのスキルを意識的に磨くことで、店舗内でのキャリアアップはもちろん、異業種への転職も可能になるでしょう。
ショップ店員が活躍できる場所
ショップ店員は、百貨店やショッピングモール、路面店などの場所で活躍することが可能です。都心部では、ファストファッションや海外大手のインテリアショップなど、大型店舗が多く立地しています。
メンズやレディース、キッズ、雑貨(アクセサリー・時計・かばん・靴・帽子)などのファッションをメインに扱うアパレルショップのほかにも、ジュエリーショップ、インテリア・雑貨店、スポーツ用品店、CD・DVD販売店などのアイテムに特化した店舗も。自分の興味や得意分野に合わせて就職先を探してみましょう。
未経験からのステップアップ図
ショップ店員として経験を積み実績をつくることで、副店長や店長、エリアマネージャー、ブランドマネージャーなどへのキャリアアップが目指せるでしょう。
未経験からショップ店員として就職した場合の、一般的なキャリアステップは以下のとおりです。
未経験からのステップアップ図
- 入社~1年目:接客やレジ操作、在庫管理の基礎を学ぶ
- 1~3年目:売上目標の達成を意識し、新人指導の補助を行う
- 3~5年目:シフト管理や売り場の責任者、新人教育を担う
- 5~7年目:売上管理や店長補佐を任されるようになる
- 7~10年目:売上やスタッフの採用など、店舗オペレーション全般の管理を担う
- 10年目以降:複数店舗の管理や担当エリアの売上責任者を任されるようになる
ショップ店員のキャリアアップは、実力と実績次第で昇進のスピードが変わります。特に優秀な成績を残せば、店長などへの昇進が早まる可能性もあるでしょう。
ショップ店員のキャリアチェンジ例
ショップ店員の経験は、さまざまなキャリアチェンジに活かせます。たとえば、顧客対応力や提案力を活かして営業職へ、顧客ニーズの理解を活かしてマーケティング職へ転身する道もあるでしょう。
また、新人教育の経験から人事担当へ、商品知識を活かしてECサイト運営に携わるケースもあります。
ショップ店員を目指すときの志望動機例
この項では、ショップ店員を目指す場合の志望動機のポイントを、未経験者・経験者それぞれの状況にあわせて解説します。志望動機の書き方に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
未経験者の場合
ショップ店員は未経験からスタートしやすい職種です。必要な資格や経験は特にないため、自分の興味や強みを仕事でどう活かせるのかを伝えましょう。また、応募する企業の商品についてどのようなところが好きなのかをアピールするのもおすすめです。
【志望動機の例文】
囲み枠
「学生の頃から貴社のブランドを愛用しており、デザインや品質の高さだけでなく、スタッフの方がいつも親身になってくださる点に惹かれ、自分も大好きな商品をより多くの方に届けたいという思いから応募しました。業務未経験ではありますが、飲食店でのアルバイト経験を通して、お客さまとのコミュニケーション能力を磨いてきました。このスキルを活かし、お客さまに最適な商品の提案や楽しいショッピング体験を提供したいと考えています。また、日々ファッションに関する知識を深めながら、貴社の一員として貢献していきたいと思っています」
未経験者の場合は、入社後に学ぶ姿勢や熱意をしっかりと伝えることが大切です。
経験者の場合
経験者の場合は、「前職でどのような実績があるのか」「どのようなことを学んだのか」を伝えると良いでしょう。また、経験や販売スキルをアピールするだけでなく、ゆくゆくはどうなりたいのかという「将来のビジョン」を明確にしておくことも大切です。
【志望動機の例文】
囲み枠
「前職では、3年ほどアパレル販売員の経験があり、特に店頭ディスプレイや新しいスタッフの育成に力を注いできました。これまでの経験を活かし、貴社のショップでさらに魅力的な売り場づくりやスタッフの成長をサポートしたいと考えています。将来的には、店舗運営全体をマネジメントできる立場を目指し、売上向上とチームのモチベーションアップに貢献したいと思っています」
前職での実績や学んだ点は、具体的に伝えるのが大切です。取得した資格やコンクールでの入賞、売上率をアップさせたなど、エピソードや数字を入れ込んでアピールすると説得力が増します。
説得力のある志望動機を作るには自己分析が大切
説得力のある志望動機を作成するためには、自己分析を行うと良いでしょう。自己分析をすることで、自分の強みや価値観が見えてくる可能性があります。自分の信念やアピールポイントから志望動機につなげられれば、志望動機に説得力が出たり、採用担当者に人柄が伝わったりするでしょう。
まとめ
ショップ店員は、洋服や雑貨などさまざまな商品の販売を通じて、お客さまとのコミュニケーションを図る仕事です。レジ対応や商品管理、ディスプレイの工夫など、お店の運営に関わる幅広い業務を担います。
未経験から挑戦でき、接客スキルや提案力を磨くことでキャリアアップを目指せるほか、営業やマーケティングなど異業種への転職も可能です。自分の強みを活かして、将来の選択肢を広げられるやりがいのある仕事といえるでしょう。
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ショップ店員の仕事に関するQ&A
ここでは、ショップ店員の仕事に関する疑問やお悩みに、Q&A形式でお答えします。
アパレルショップ店員の仕事で活躍するには接客術が必要?
必要です。接客時の対応は、ブランドや店舗の印象を決める重要なもの。アパレルショップ店員として活躍したいのであれば、笑顔や礼儀作法などの基本的なマナーを守ることはもちろん、お客さまの好みに合った提案を心がけ、快適に買い物をしていただくことが大切です。
アパレルショップに来店するお客さまは、「自分の好きな服を買う」「自分に似合うコーディネートを考える」といった目的があります。お客さまを第一に考え、押し付けるような接客をしないことも大切です。
アパレルとファッションの違いはなんですか?
アパレルは「衣服」を指す言葉で、ファッションは服装や髪形、アクセサリーなど、身につけるスタイル全般を指す言葉であるという違いがあります。混同されがちな言葉なので、アパレルショップの店員として働く際は、2つの違いを明確に理解して使い分けることが大切です。
ショップ店員の求人を確認する際に押さえておきたいポイントは?
「自分の性格やライフスタイルに合うか」「福利厚生は整っているか」「従業員の定着率はどうか」などの点に着目し、企業のWebサイトやインターネットで調べてみるのがおすすめです。
勤務体制や休日の日数が希望と合わないと、好きなショップでも長く続けるのは難しくなることも。福利厚生は、内容とともに利用しやすい雰囲気かも確認しておきましょう。
ショップ店員には未経験から挑戦できますか?
ショップ店員は、未経験から挑戦しやすい職種といえます。未経験者歓迎の募集が比較的多く、採用において資格や学歴を問わない傾向にあるためです。とはいえ、転職の場合は、接客販売の経験があると優遇されやすいでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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携帯販売職
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ショップスタッフ
岐阜県/愛知県/三重県
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