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履歴書の備考欄には何を書くの?書き方や記載例をご紹介
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この記事のまとめ
- 履歴書の備考欄には、希望職種や希望勤務地といった企業へ伝えたい要件を記載する
- 履歴書の備考欄は、「特になし」と記載したり空白にしたりするのは避けよう
- 履歴書の備考欄に無理な条件や自分勝手な希望を記載すると採用に影響が出る
「履歴書の備考欄に何を書くべき?」「書き方が分からない」という方は多いでしょう。履歴書の備考欄には、希望職種や希望勤務地といった企業へ伝えたい要件を記載します。なお、「特になし」と記載したり空白にしたりするのはマナー違反です。
このコラムでは、履歴書の書き方や記載例をご紹介します。記載する内容がないときの書き方や、記入の注意点も解説しているので、履歴書を作成する際の参考にしてみてください。
履歴書の備考欄には何を書く?
履歴書の備考欄(本人希望欄)は、希望職種や希望勤務地といった企業へ伝えておきたい要件を記載しましょう。経歴や資格、自己PRなどは、備考欄ではなく該当する記入欄が設けられています。選考に関することや働くうえで企業に知ってもらいたい内容で、ほかの欄に書けないことがあるときに使用するイメージです。
たとえば、企業側が複数の職種に対して採用を行っている場合、希望職種を記載する欄として履歴書の備考欄を使用できます。また、支店が多く勤務地が複数ある場合は、希望勤務地を記載しておくと良いでしょう。
シフト制の場合は希望勤務時間を記入しておくと、企業側が条件に合っているか判断しやすくなります。特に、週に何回勤務可能か、夜勤が可能かどうかなど、細かな情報も書くことで、企業の担当者が希望と条件が合致するかを正確に判断できるようになるでしょう。
履歴書に関する基本的な情報を知りたい方は、「履歴書作成の基本!学歴や志望動機の書き方と封筒を使うときのマナー」のコラムをぜひチェックしてみてください。
勤務可能開始日や連絡のつく時間帯の記載もおすすめ
やむを得ない事情ですぐに勤務を開始できないときは、履歴書の備考欄に勤務開始可能日を記載しておきましょう。また、連絡のつく時間帯を書いておけば、企業の担当者とスムーズにやりとりがしやすくなります。
履歴書の備考欄は空白でも良い?
履歴書には、空欄を作らないのがマナーです。備考欄に書くことが特に思い当たらないという場合でも、空欄のまま提出しないように気をつけましょう。空欄や余白が多いと、担当者に「就業意欲がない」と思われ、評価が下がってしまう恐れもあります。
特に希望がなく書くことがない場合は、「貴社規定に従います」や「貴社の規定に準じます」と記載してください。記載がなくとも採用に支障があるわけではありませんが、応募先への配慮や前向きな姿勢をアピールできるとよいでしょう。
「備考欄」ではなく「本人希望欄」の場合もある
履歴書の種類によっては、「備考欄」ではなく「本人希望欄」や「特記事項欄」となっている場合もあります。3つとも役割は同じなので、備考欄がない場合は、本人希望欄や特記事項欄を使用して就業や業務に関する希望を記入しましょう。「履歴書の本人希望欄は『特になし』でもOK?好印象を与える書き方とは」のコラムでも、記載例や注意点を解説しているので、あわせてご参考ください。
履歴書の備考欄の記載例
履歴書の備考欄に特筆事項を記載する際は、以下を参考にしてみてください。
事務職を希望いたします。 勤務地、待遇面などは貴社規定に従います。 現在就業中のため、平日は17時半以降にご連絡をいただけますと幸いです。
履歴書の備考欄を書くときの注意点
履歴書の備考欄には、書かないほうが良い内容もあります。「本人希望欄だから」と捉えて勤務地や勤務時間に関する過度な要求など、無理な条件や自分勝手な希望を記載した場合は、採用のチャンスを狭めてしまう恐れもあるので十分に注意してください。
「どうしても譲れない」という条件以外であれば、履歴書の備考欄に記載するのではなく、面接で伝えましょう。履歴書はあくまでも、求職者一人ひとりの基本情報やその企業に合う人材かどうかを把握する書類です。履歴書に無理な条件をを事前に書いてしまうと、書類審査の段階で不利になることがあるので注意が必要です。
履歴書の書き方に悩んでいる方は、「履歴書の志望動機の書き方とは?例文とともに転職次のポイントを解説」や「自己PRがない・書けない原因と対処法は?転職やニート向けの書き方も解説」のコラムも参考にしてみてください。
履歴書の作成につまづいたときには、エージェントに相談するのも一つの手です。 20代の既卒や第二新卒、フリーター、ニートに特化した就職・転職エージェントのハタラクティブでは、求人紹介だけでなく、履歴書作成の基本はもちろん、求職者の強みをよりアピールできる履歴書の作成をサポートします。また、給与や勤務地といった譲れない条件がある場合も、ぜひご相談ください。 未経験OKの求人を多く取り揃えているハタラクティブの求人は、実際に企業への取材を行った信頼性の高いものです。就活や転職活動に関するお悩みがある方は、ぜひハタラクティブにお問い合わせください。
履歴書の備考欄に関するお悩みQ&A
「履歴書の備考欄に何を書けば良い?」とお悩みの方は多いでしょう。ここでは、備考欄の書き方に関する疑問をQ&A方式で解決していきます。
履歴書の備考欄は何のためにあるの?
履歴書の備考欄は、基本的に「ほかに何か伝えたいことがある場合に使用する欄」です。
応募先企業が複数の職種や勤務地の採用情報を出している場合などに、希望を伝える欄として活用できます。また、担当者に向けて、応募者本人と連絡が取れる時間帯や勤務可能開始日を記入する欄としても利用可能です。「履歴書の本人希望欄を活用!在職中の転職活動をスムーズに行うポイント」も参考にしながら、企業にあなたの希望を伝えてみましょう。
特記事項欄や本人希望記入欄とは何が違う?
「備考欄」「その他特記事項欄」「本人希望記入欄」などの項目は、履歴書の書式によって名前が異なるだけですべて同一の目的で使用して問題ありません。記入する項目名や項目の種類は履歴書の書式によって異なりますので、備考欄がない場合は特記事項欄や本人希望記入欄を活用しましょう。
履歴書の備考欄は空白でも大丈夫?
履歴書の備考欄に書くことがなかったとしても、何も書かずに提出するのは避けましょう。
備考欄が空欄のままだと、採用担当者は「書くことがないから空欄」なのか、「記入漏れがある状態」なのかが判断できません。また、空欄があることで就業意欲が低いと判断されてしまう恐れもあります。特筆事項がなければ、「貴社規定に従います」や「貴社の規定に準じます」と記入しましょう。「「貴社の規定に従います」はどう使う??履歴書の本人希望欄の書き方を解説」でも詳しく触れていますので、参考にしてください。
履歴書の備考欄に書かないほうが良いことは?
備考欄で条件を挙げ過ぎると「図々しい」という印象を与えたり、「この条件が通らなければ入社しないかも」と判断されたりする恐れも。備考欄に記入する希望条件は、どうしても譲れないものだけに留めておきましょう。
そのほか、備考欄の書き方について不安な点がある場合は、若年層向け転職支援サービスのハタラクティブまでご相談ください。就活アドバイザーが履歴書の添削やアドバイスをいたします。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。