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面接で遅刻した場合の謝罪の仕方は?伝え方やメールの例文を紹介!
更新日
この記事のまとめ
- 面接に遅刻しても必ず不採用になるわけではないが、謝罪は行うべきである
- 遅刻した際はまず電話で謝罪し、面接開始前と終了後にもお詫びの気持ちを伝える
- 面接に遅刻をしたら、面接後にお詫びのメールを入れる
- 面接に遅刻して謝罪する事態を回避するためには、早めに行動する
「面接に遅刻したらどう謝罪するべき?」と不安になる方は多いでしょう。遅刻することが分かった時点でまず電話で謝罪連絡を行い、面接会場への入室時と退室時にも改めて謝意を伝えます。このコラムでは、面接に遅刻した場合の謝罪の仕方を解説。NG行動や謝罪メールの例文、リスクを回避する方法などもまとめました。予期せぬ事態が起こった際も冷静に対処するための予防策として、ぜひ参考にしてみてください。
面接に遅刻すると即不採用になる?
採用面接に遅刻しても、すぐに不採用だと判断される訳ではありません。ただし、態度によっては面接の機会を失ってしまう場合もあるため、注意が必要です。下記で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
面接に遅刻しても必ず落ちるわけではない
面接での遅刻はマイナスイメージにつながるものの、即不採用になる確率は低いでしょう。なぜなら、企業側は「遅刻した応募者がどういった対応をとるのか」を見ているためです。「遅刻しそうなときは電話を入れる」「会場に着いたらきちんと謝る」など、遅刻後の行動によってその後の印象は大きく変わります。対応次第では、「不測の事態にも冷静に対処できる」と評価される可能性もあるでしょう。
とはいえ、遅刻することで面接官の時間を奪っているという意識をもつことも大切です。遅れてしまったときの対処法を知っておくことも重要ですが、まずは面接に遅刻しないように事前準備を怠らないことがベストといえます。
態度によっては面接を断られる場合もある
遅刻したにも関わらず反省の色が見られなければ、面接自体を断られてしまう恐れも。下記のようなNG行動は避け、さらなるイメージダウンを防ぎましょう。
身だしなみが乱れている
身だしなみは普段から気をつけるべきポイントですが、面接に遅刻した場合は特に気をつけましょう。遅刻をすると慌ててしまい、走ったり動いたりして身だしなみがさらに崩れてしまう恐れがあります。
遅刻して急いでいる場合も、髪型や衣服が乱れていないか、汗をかいていないかなど、入室前に一度身だしなみを確認しておきましょう。ただし、遅刻をしているのであまり時間をかけすぎないよう注意が必要です。
謝罪せずに言い訳をする
面接に遅刻したら、まずは謝罪することを最優先にしましょう。謝罪せずに遅刻の理由を伝えてしまうと「言い訳をしている」と見なされてしまい、面接官の良い印象にはつながらないからです。遅刻理由については私情を挟むことなく簡潔に伝え、すぐに面接に入れるようにすることが大切です。
急いだ様子が見受けられない
面接に遅刻しているにも関わらず、急ぐ素振りが見られない場合もイメージダウンにつながります。担当者を待たせているのに反省している様子が見られなければ、誠意がないと思われてしまう可能性も十分にあるでしょう。慌て過ぎて心の準備ができないまま面接に臨むのも避けたいところですが、申し訳ない気持ちを態度で表現する必要があります。
面接に遅刻しても諦めない
面接に遅刻した場合も、「遅れたからもう諦めよう」と考えず面接に臨んでみてください。内閣官房の「企業の採用活動に関する実態調査(概要)図表2採用したい学生の人物像(p.2)」によると、採用したい学生の人材像には「誠実である(63.4%)」「責任感がある(30.7%)」という回答も。面接官は応募者の振る舞いを総合的に考慮したうえで合否を判断しています。遅刻をしても誠実な態度を示せれば、採用される可能性を高められるでしょう。
面接官に好印象を与えるポイントを詳しく知りたい方は、「面接の流れやマナーを受付・入室・退室の場面別で解説!」のコラムをご覧ください。
参照元
内閣官房
就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議 幹事会(第2回)議事次第
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
面接に遅刻した場合の謝罪はどう伝える?
面接に遅刻すると分かったら、まずは電話で企業に連絡を入れて担当者に謝罪しましょう。会場に着いた時点でもう一度謝罪の気持ちを伝え、面接後にも遅刻を改めて謝罪すると好印象です。以下で遅刻した場合どのように対応するか解説しますので、参考にしてみてください。
遅刻の連絡と謝罪は電話で行う
面接の時間に遅れそうなら、できるだけ早く電話で企業に伝えましょう。電話では遅刻の理由と、どれくらい遅れそうかの見込み、謝罪を伝えます。担当者は応募者の報告からその日のスケジュールを見直すため、「○時○分過ぎには到着できる見込みです」のように具体的な時刻を伝えましょう。
伝えておいた時間より遅れる可能性が生じた際は、再度電話でその旨を説明してください。電話では「相手が仕事中である」という意識を持って、遅刻の理由や謝罪の気持ちを簡潔に伝えましょう。
電車に乗っている最中に遅刻が確定したときは?
電車で遅延の告知があり遅刻が確定した場合は、一度メールで連絡と謝罪をしておき、電車を降りてから電話しましょう。焦って電車内から電話をかけるのはマナー違反であるほか、企業に「マナーを守れない人材」と見なされる可能性があります。メールだけで終わらせず、電車を降りたらすぐ電話をかけるようにしましょう。
遅刻が1分でも連絡はするべき?
1分でも面接に遅れる可能性がある場合は、必ず担当者に連絡します。たとえ1分でも、連絡せずに面接に遅刻してしまうと、「時間にルーズな人」という印象を与えかねません。「間に合うだろう」と考えずに、早めに遅刻の連絡をすることが大切です。
面接会場に着いたら遅刻を謝罪する
面接会場に遅れて到着したら、まずは遅刻したことへの謝罪をします。「本日は、面接の機会を設けていただいたにも関わらず、遅れてしまい大変申し訳ございませんでした」など、丁寧に謝意を伝えると良いでしょう。
なお、面接が開始したら気持ちを切り替えて質疑応答に集中します。遅刻したことをいつまでも引きずっていると、動揺してミスをしてしまったり、緊張で頭が真っ白になってしまったりすることも。せっかく与えられたチャンスなので、気持ちを切り替え、最後まで諦めない姿勢を貫きましょう。マイナスを前向きに捉える力がある人材として評価され、採用につながる可能性があります。
面接後にも改めて謝罪する
遅刻した場合、面接後にも改めて謝罪しましょう。「改めまして、この度は遅刻してしまい申し訳ございませんでした。遅れたにも関わらず面接の機会を設けていただき誠にありがとうございました。」のように、謝罪とともに感謝の気持ちを伝えます。良い印象で面接を締めくくり、遅刻でのイメージダウンを挽回しましょう。
体調不良の場合の連絡の仕方は?
面接当日に体調不良を申し出る際も、電話で連絡を入れることが基本です。ただし、担当者が電話に出られなかったり、風邪で声が出なかったりする場合は、メールで連絡しても問題ありません。無断での欠席は避け、辞退連絡や日程変更依頼をしましょう。体調不良の場合の連絡方法は、「面接日に体調不良に!連絡は電話?メール?辞退や日程変更の例文も解説」のコラムで紹介しているので、ぜひご一読ください。
面接後は遅刻に対する謝罪のメールを入れよう
面接に遅刻した場合、終了後にメールで謝罪と感謝の気持ちを伝えます。面接で印象に残った話題や入社意欲をアピールするような文言なども盛り込むと、好印象を与えやすいでしょう。
ここでは、面接後に送る謝罪メールの例文を紹介しているので、自分なりの文面を考える際にお役立てください。
メールには謝罪と感謝の言葉を入れる
無事に面接が終わったら、なるべく早いタイミングでお詫びと感謝のメールを担当者に送りましょう。メールには、遅刻への対する謝罪と、面接への感謝の言葉を添えると好印象です。
遅刻したときに何より大切なのは、相手に誠意を伝えること。なぜ遅れたのかを詳細に説明するよりも、心から申し訳ないという気持ちを一番に伝えましょう。マナーと誠意のある対応ができれば、遅刻が不採用に直結する事態を避けられるでしょう。
面接後に送る謝罪メールの例文
以下は、面接が終わったあとに担当者に送る謝罪メールの例文です。
「大変お世話になっております。
本日、□□時より面接していただいた○○大学の△△と申します。
本日は、貴重なお時間を頂戴しているにも関わらず面接に遅刻したこと、心よりお詫び申し上げます。お忙しい中面接の時間を設けていただき、大変感謝しております。面接でお聞きした貴社の事業内容への興味が一層深まり、入社の意欲もより高まりました。
本日は誠にありがとうございました。今後も何卒よろしくお願い申し上げます」
面接後に謝罪メールを送る場合、件名にも気を配りましょう。たとえば、「遅刻の謝罪と面接のお礼/所属・氏名」のように、誰がどのような用件で送ってきたメールなのか面接担当者が一目で分かるような件名にします。
面接後に送るメールの書き方を詳しく知りたい方は、「面接後にメールは送るべき?書き方やマナーについて解説」のコラムをご確認ください。
面接を辞退する場合のメールの書き方は?
面接を辞退する場合は、メールでの連絡でも問題ありません。辞退の理由には、「一身上の都合により」「諸事情により」などの文言を記載します。応募者の都合による辞退への謝罪と、選考に時間を割いてもらったことへの感謝を忘れずに伝えましょう。詳しくは、「面接辞退の伝え方を解説!理由は?連絡方法は?当日でもOK?」のコラムをご覧ください。
面接に遅刻して謝罪する事態を回避する方法
面接に遅刻しないためには、「事前に行き方をチェックしておく」「余裕をもって予定を組む」「当日は早めに行動する」などを意識することが大切です。以下で3つの方法を解説しているので、面接当日に遅刻する可能性をできるだけ低くするための参考にしてみてください。
1.面接会場までの行き方をチェックしておく
面接会場までの行き方は、あらかじめチェックしておきましょう。地図アプリで検索すれば、出発地から目的地までのルートを調べられます。初めて行く場所で迷うと焦ってしまうため、スムーズに会場に着くための工夫が必要です。地図が苦手な方は、下見をしておくのも良いでしょう。
また、最寄り駅までの交通ルートは、複数の経路を調べておいてください。事前に複数の経路を調べておくと、「当日の交通トラブルで予定していた電車に乗れない」「バスが時間どおりに来ない」などの不測の事態にも対処できます。
面接のマナーや持ち物も確認しておこう
面接では、マナーや持ち物も事前に確認し、漏れや忘れがないようにしておきましょう。直前に慌てて確認すると、必要なものを当日までに用意できなかったり、練習が不十分なまま面接に臨まなくてはいけなかったりして、練習の成果が発揮できないかもしれません。余裕をもって面接の準備をしておきましょう。「面接当日の流れやマナーは?必要な準備についても解説」のコラムでは、面接当日の確認事項を紹介していますので、最終的なチェックを行う際にお役立てください。
2.余裕を持って面接の予定を組む
面接の予定を組む際には、余裕をもったスケジュールにすることも、遅刻を回避するのに効果的です。「面接会場が近いから同じ日にしよう」と複数の予定を同日に入れてしまうと、予想外に長引いた場合、遅刻の可能性が高まります。
また、企業から日程を指定されてしまっても、変更を依頼することは可能です。詳しくは、「面接日程確定メールに返信は必要?注意すべきマナーや例文を解説」のコラムをご一読ください。
3.当日は早めの行動を心掛ける
面接当日は、早めの行動を心掛けて遅刻を回避しましょう。おおよそ1時間前には面接会場付近に到着するように行動するのがベストです。1時間の余裕があれば、道に迷ったり交通トラブルがあったりしても対応しやすく、面接に向けて気持ちを切り替える時間を確保できるでしょう。ギリギリの時間に家を出るのではなく、「何かあった場合」を想定して早めに動くことが重要です。
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面接での遅刻に関するQ&A
面接に遅刻に関する疑問をQ&A方式で解説します。就職活動・転職活動をしていくうえでの参考として、ぜひチェックしてみてください。
面接に遅刻して謝罪なしだとどうなる?
遅刻しても謝罪をしなければ、面接の機会がなくなってしまう恐れがあります。また、面接を受けられたとしても「マナーが備わっていない」「時間が守れない」と、面接官にマイナスイメージを持たれる可能性も。
まずは遅刻をしっかり謝罪して誠意を示すことが大切です。詳しくは、このコラムの「面接に遅刻すると即不採用になる?」をご覧ください。
面接当日に日程変更してもらうことは可能?
面接当日であっても、日程変更を申し出ることは可能です。必要が生じたら、変更を希望する旨と理由を電話で担当者に伝えましょう。
日程が確定したら、変更についての謝罪と調整に応じてもらえたことに感謝するメールを送ります。詳しくは、「面接当日の辞退は可能?メールでも良い?正しい連絡方法と伝え方を解説」のコラムをご一読ください。
面接に遅刻した場合の気持ちの切り替え方は?
「遅刻したあとにどう振る舞うかも面接官から見られている」と考え、気を引き締めましょう。焦った気持ちのまま面接を受けると、入退室のマナーがおろそかになったり、面接に向けて準備した内容を忘れてしまったりする恐れがあります。
深呼吸して気持ちを落ち着けて、基本的な面接マナーを思い出しましょう。詳しくは、「就職面接を成功させる方法!基本的マナーやよく聞かれる質問例などを解説」のコラムを参考にしてみてください。
面接当日にうまく対応できるか不安
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。