サザエさん症候群かも?その原因や乗り越え方を知っておこう!

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この記事のまとめ

  • サザエさん症候群とは、休日終わりや休日明けに仕事について考え憂鬱になること
  • サザエさん症候群になると「ぐっすり眠れない」「倦怠感」などの症状が出ることもある
  • サザエさん症候群になる原因は、仕事のプレッシャーや人間関係などのストレス
  • サザエさん症候群を乗り越えるには、休日や休日明けの過ごし方がポイントになる
  • 仕事そのものがサザエさん症候群の原因なら、転職も検討しよう

「サザエさん症候群」という言葉を耳にしたことがある人も多いでしょう。サザエさん症候群とは、休日の終わりに憂鬱になることをいいます。このコラムでは、サザエさん症候群に見られる症状やなりやすい人の傾向をご紹介。また、サザエさん症候群の乗り越え方についてもまとめました。サザエさん症候群かもしれない…と感じている方は、一度こちらのコラムに目を通して確認してみましょう。

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サザエさん症候群とは?

サザエさん症候群とは、日曜日の夕方に放送されているアニメ『サザエさん』を観たあとに、翌日から始まる仕事のことを考えて憂鬱になってしまうことです。就業の有無、日曜日に限らず、休日の終わりに憂鬱になってしまう症状の総称として「サザエさん症候群」と呼ばれています。また、同じく日曜日の夕方に放送されるアニメから「ちびまる子ちゃん症候群」という人もいるようです。

月曜日が憂鬱と感じている人は多い

年代・性別にかかわらず、働く人の多くが月曜日を憂鬱に感じているといわれています。また、英語でも「Sunday Scaries(日曜日の恐怖)」「Blue Monday(月曜日の憂鬱)」といったサザエさん症候群と似たような言葉があり、休日の終わりや一週間の始まりに気分が落ち込んでしまうのは世界共通のようです。そのほか、専業主婦にも「月曜日は憂鬱」と感じている人が多いといわれています。仕事の有無だけでなく、休日のリラックスした時間が終わること自体が気持ちを憂鬱にさせるといえるでしょう。

就活中にも感じることがある

サザエさん症候群を「就職してからの悩み」という認識を持つ人もいるようですが、就活中の人も例外ではありません。就活中は面接や会社見学会・就職合同説明会、就職セミナーへの参加に加え、複数の企業の選考を同時進行で進めるため多忙です。スーツ代や交通費を稼ぐため、フリーターをしながら就活する人はさらに忙しくなります。そのため、休日の夜に翌日からの就職活動やバイトのことを考えて憂鬱になるのも、サザエさん症候群の一つといえるでしょう

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サザエさん症候群によくある症状

サザエさん症候群になると、ただ憂鬱な気分になるだけでなく、身体的に症状が出ることもあるようです。以下、よくある症状をご紹介します。

・胸がザワザワする
・ぐっすり眠れない
・食欲が減る
・頭が痛くなる
・胃がキリキリする
・倦怠感
・熱が出る
・意味もなく涙が出る

いずれも重症ではなく、会社を休むほどの症状ではないのが特徴です。そのため、「なんとなく調子が悪い」と思いながら出社する人も多いようです。人によっては、ただ気分が落ち込むだけで、特に影響が出ない場合もあります。ただし、サザエさん症候群の症状が出るのは、休日の終わり、または休日明けに限定されます。曜日や時間に関係なく調子が良くないときは、専門家に相談したりしっかりと休息を取ったりする必要があるでしょう。

サザエさん症候群になる原因を探ろう

サザエさん症候群になる原因は、ストレスといわれています。仕事や人間関係などで悩みがあるときにストレスを感じてしまい、サザエさん症候群と呼ばれる憂鬱な気持ちになってしまうようです。

体が疲れている

仕事が忙し過ぎて身体的に疲れていると、サザエさん症候群になりやすい状態といえます。やらなければならないタスクが多く、やってもやっても終わらない状態が続くと、体だけでなく精神的にも疲れてしまうでしょう。常に次の仕事が控えている状態は、心も追い込んでしまいます。さらに、休日に疲れが取れないまま翌日に仕事となると「もっと休みたい」と憂鬱になってしまうでしょう。

プレッシャーを感じている

仕事でのプレッシャーはストレスになり、サザエさん症候群の原因になります。難しい仕事を任されたり、高い目標を設定されたりすると不安を感じ、仕事へ行くのが憂鬱に感じるでしょう。過去の失敗が忘れられない人は、「また失敗したらどうしよう」と大きなプレッシャーを感じてしまうこともあるようです。「仕事のプレッシャーで成長するコツ」のコラムではプレッシャーとの付き合い方を紹介しています。仕事のプレッシャーが原因でサザエさん症候群になっている人は、ご一読ください。

人間関係で悩んでいる

職場の人間関係が悪いと仕事そのものが楽しめなくなり、「会社へ行きたくない」という気持ちになってしまいます。特に、一緒に仕事をする相手との関係に問題がある場合は、勤務中ストレスを感じている状況が続くため、サザエさん症候群になりやすいと考えられます。人間関係は1人で解決できる問題ではないため、改善策を見出しにくいのが難点です。サザエさん症候群が続くようなら、上司に相談したり、転職を検討したりするのも対処法の一つといえます。人間関係の悩みを解消する方法について「職場の人間関係が辛いときの対処法とは?ストレスを感じる要因を知ろう」のコラムで詳しく解説していますので、ご覧ください。

サザエさん症候群に陥りやすい人とは?

サザエさん症候群に陥りやすい人には、共通の傾向があるようです。原因となるストレスは誰にでもあるものですが、うまく発散できる人と、溜めこんでしまう人に分かれます。この項では、ストレスを溜めこんでサザエさん症候群に陥ってしまう人の傾向を紹介するので、自分が当てはまるかチェックしてみましょう。

責任感が強い

真面目で責任感が強い人ほど、サザエさん症候群に陥りやすくなると考えられます。責任感が強い人は、「どうしても期限を守らなければならない」「必ず成功させなければならない」と自分にプレッシャーを掛けてしまい、ストレスを溜める傾向にあるようです。真面目に働くのは良いことですが、サザエさん症候群が重症化して仕事ができなくなっては本末転倒といえます。適度に手を抜くことも、ときには必要といえるでしょう。

1人で頑張ってしまう

人に「助けてほしい」といえず、1人で頑張ってしまう人もサザエさん症候群に陥りやすいといえます。仕事だけでなく、悩みや不安も1人で抱えてしまうと辛くなる一方です。「人に迷惑を掛けてはいけない」「愚痴を言ってはいけない」という姿勢は一見すると立派ですが、ストレスを溜め込んで身体的に症状が出てしまった場合、周りへの影響が大きくなってしまいます。信頼できる相談相手を見つけて、ときには助けてもらうのもサザエさん症候群への対策として重要です。

やりたい仕事ができていない

今の仕事が、そもそもやりたいことではない場合は、会社へ行くのが憂鬱になり、サザエさん症候群の原因の一つになると考えられます。やりたくない仕事を行うためストレスが多くなり、モチベーションも上がりません。また、そのような状態で仕事をするとミスが増え、さらにストレスを抱えてしまう状況になってしまいます。就活の際に自己分析や企業研究が足りずなんとなく就職してしまうと、「こんなはずではなかった」とギャップに悩んでしまうこともあるでしょう。
仕事そのものがストレスになっている人は、転職してやりたい仕事に就くことがサザエさん症候群にならない方法の一つです。やりたい仕事が分からない人は「やりたい仕事がない…転職に向けてできる準備や求人の見つけ方をご紹介」のコラムを読んで、自分の適正やキャリアプランについて考えてみても良いでしょう。

サザエさん症候群を悪化させる2つの行動

サザエさん症候群の症状があるときに、やってはいけない行動があります。誤った対処は症状を悪化させる恐れがあるため、以下の行動に注意しましょう。

1.オンオフの切り替えをしない

休日明けが辛いからといって、休日も仕事に当てるのは症状を悪化させてしまう恐れがあります。自宅に仕事を持ち帰って週末も仕事をしたり、休みの日もメールやSNSの返信をしたりして、常にオンの状態でいるとサザエさん症候群が悪化してしまう可能性が考えられます。休日は体を休め、気持ちをリフレッシュするために大切です。オンオフの切り替えをしっかり行い、休みはしっかり取りましょう。休日の過ごし方については、次の項で解説します。

2.休日に予定を詰め込む

体が疲れているときは、休日の予定を詰め込むことが良い対処法になるとは限りません。「友人と遊びたい」「好きな映画を見たい」という気持ちがあっても、体を休めることを優先したほうが良い場合もあります。好きなこと・楽しいことをするのはストレス解消になりますが、その結果疲れが溜まってしまうとサザエさん症候群は悪化しやすくなります。自分の体調と相談しながら、ゆとりのある予定を組むことも大事です。

サザエさん症候群の乗り越え方

サザエさん症候群を乗り越えるためには、休日や休日明けの過ごし方がポイントです。工夫次第で症状が改善される場合もあるので、この項で紹介する乗り越え方を試してみましょう。

休日に寝溜めしない

平日の疲れを取ろうとして、休日に昼過ぎまで寝溜めをするのは逆効果といえます。睡眠サイクルが変わってしまうと寝つきが悪くなり、休日明けに体調が悪くなる恐れもあるからです。休日明けに体調が悪いとサザエさん症候群を悪化させてしまう恐れもあるため、普段通りの起床を心掛けましょう。
また、休日は日中に軽く体を動かすのもおすすめです。適度に運動をしたり、太陽の光を浴びたりすることは睡眠の質を向上させ、結果的に疲れが取れやすくなります。また、趣味やショッピングなどに時間を当てるのも良いでしょう。こちらのコラム「社会人の休日の過ごし方は?充実した日々を送るためのコツ」でも休日の過ごし方について具体的に紹介しています。ぜひ参考にしてみましょう。

休日明けの日に楽しみを作る

大きなイベントでなくとも、お昼に美味しいものを食べる、仕事帰りにカフェに寄るなど、小さな楽しみを作ると憂鬱な気持ちを解消しやすくなります。家族や友人とおしゃべりする時間を作るのも良いでしょう。自分が最も憂鬱と感じる日にご褒美となる予定を作り、「楽しいことが待っている日」に変えるのもサザエさん症候群の乗り越え方の一つです。

軽めのタスクでスタートを切る

休日明けから重いタスクばかり入れると前日に憂鬱になってしまいます。重要な商談や、プレッシャーが掛かるプレゼン会議など、重めのタスクは休日明けに入れないようにしましょう。サザエさん症候群は休日の夜、または休日明けに発症するものなので、重いタスクは週の半ばに入れるのがおすすめです。仕事のスケジュールをうまく調整して、サザエさん症候群の乗り越え方を身につけてみてください。

思い切って転職する

さまざまな対策を取ってもサザエさん症候群が続く場合は、思い切って転職することも視野に入れてみましょう。前述のとおり、やりたい仕事ができていない場合は、仕事そのものがサザエさん症候群の原因となっている可能性があります。サザエさん症候群が重症化すると転職活動にも響くため、症状が軽いうちに行動を起こしたほうが良いでしょう。1人で判断するのが難しい場合は、転職支援サービスに相談するのもおすすめです。

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